
展示車両ありとのことでショールームに伺ってきました。
Carbon Editionは、従来のVanquishにオプションとして設定されているCarbonパーツを標準装備としてパッケージにしたクルマです。
メーカーが提供するお買い得モデルであり、限定車ではありません。
とはいえ、いずれはラインナップから外れるとのこと。
DBS Carbon Editionと同じイメージでしょうか。
車両価格は3,395万円とVanquishの標準価格3,285万円より110万円高いですが、オプション分は300万円に近いのではないかとのことです。
思いつくままに価格表から拾ってみます。
<エクステリア>
・カラードブレーキキャリパー 184,680円
・ブラックフロントグリル 86,400円
・カーボンファイバーサイドストレーキ 184,680円
・カーボンファイバードアミラーキャップ 184,680円
・カーボンファイバールーフパネル 369,360円
・ブラックメッシュ(ボンネット&サイドストレーキ) 86,400円
・ブラックテクスチャード・テールパイプフィニッシャー 69,120円
<インテエリア>
・センタースタックロータリー 51,840円
・ブラックハードウェアパック 86,400円
・ジュエリーパック 86,400円
・ヘリンボンカーボンファイバーフェイシア 369,360円
・コントラストカーペットバインディング 69,120円
・コントラストステッチ 69,120円
・ヘッドレスト刺繍(AM Wings or Vanquish) 86,400円
これだけで足し上げると200万円ほどになります。
その他、2015年モデルに合わせてリリースされた20インチの10スポークホイールがありますが、オプション価格が不明です。
他のホイール価格から推測すると安く見積もっても50~60万円にはなると思います。
乗り出しは3,600万円のあたり。
悩ましいのが内外装の設定です。
外装色はカーボンブラックかストラトスホワイトの2色のみ。
内装色はオプシディアンブラックのみで、ステッチに赤、黄色などを選択してワンポイントで装飾する程度に抑えられます。
やはり、ヴァンキッシュに乗るなら有彩色が良いなあ。
さて、今回の本題ですが、本当はVanquishの買い方とタイトルはしたかったです。
でも、これでは刺激的すぎです。
それに、買い方なんて書けませんよね。
お金を準備すれば良いでしょ、で終わりですから。
どちらかといえば、誰か賢い買い方を教えてくださいという話です。
このクルマを眺めていると一度はじっくりと乗ってみたくなります。
初めてリアをみたときに痺れました、求めていたデザインはこのクルマにあると。
黄金比をあちこちに使ってデザインされているそうです。
自分の中で異変が起こったのは、
憧れのヴァンキッシュに試乗したときのこと。
ちょっと低目で自然吸気独特の高く抜けていく感じに乏しく、シフトチェンジのときに籠るような排気音が好みと違うなあと。
それが、2015年モデルからトランスミッションがTouchtronicⅢが搭載され排気音が変わったのではないかとの期待がでてきました。
Youtubeで聞く限りは全体的に高くなって、籠る感じがありません。
実際のところを知りたくて仕方がありません。
これまでほとんど情報がないまま来ましたが、好みの音に変わっていたら…
このクルマにどのようにアプローチをするのが良いのでしょう。
お金がある方なら試乗して良ければすぐに買いですよね。
でも、私は3,000万円を超えるクルマをポンと購入できるようなお金持ちではありません。
仮に準備できたとして、どこかで手放さなければなりません。
どのような下取り価格になるのか、ランボルギーニやフェラーリよりは厳しいことは薄々わかっています。
みんカラにはランボルギーニやフェラーリを所有されている方は結構いらっしゃいますし、オフ会なども盛んに行われています。
色々な情報が集められると思います。
しかし、ヴァンキッシュオーナーと思しき方はみかけません。
どうやら、2015年モデルの試乗する機会はそのうちに巡ってきそうです。
自分の家を買うのも難しい選択ですが、価格が大きく目減りする高級車を購入するのはそれ以上に難しい選択が迫られるともいえます。
その中で、ヴァンキッシュはリスクの大きさを正しく評価するのが難しいクルマといえるかもしれません。
もちろん、リスクは冒さず近づかないというのも一つの考え方です。
皆さまはクルマを買うときに背伸びされたのでしょうか。
こんなふうに考えてクルマを買ったというのをぜひ教えてください。