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2016年04月10日 イイね!

訪問記 大黒ふ頭PA・辰巳PA (Mercedes-Benz SLK350) 前編

訪問記 大黒ふ頭PA・辰巳PA  (Mercedes-Benz SLK350) 前編M6 Coupeが7年目の車検に入りました。
保証が切れる前にSMGだけは入念にチェックしてもらおうと気になる症状をディーラーに伝えておきました。
その他、室内の小さな異音の調査もお願いしますと。
ところが、このタイミングで予防的交換や下回りのアンダーカバーの交換にタイヤ交換まで見積に載り、2年点検としては遥かに想像を超える金額になりました。
結局、精査したうえで不可欠でない項目を見送ると価格は1/10近くになってしまいました。
そうなると拍子抜けでかえって不安になり、ディーラーのお勧めに従ってもっと積極的に交換したほうが良いのかもという気になってしまうところがマジックです。



とりあえず、整備項目を決めたので戻ってくるのを待つのみです。
この週末は軽快に走れるクルマがないので、カーシェアを使って2005年のMercedes-Benz SLK350をリクエストすることにしました。
ちょうど2週間前にいすゞ117Coupe 後期型をシェアして試乗記を纏めているところですが、ブログは先入先出になります。
フロントマスクはSLRマクラーレンみたいで精悍な顔つきです。



ルーフはメタルトップで開閉は電動式です。
開閉は22秒で完了するとのことですが、最近のクルマのように走行中は開閉ができないので信号待ちの場面で行うときにはその時間があるのか注意が必要です。
今回はオープンのまま走り続けて楽しみましたが、オーナーさんからの忠告どおり半日も乗っていると顔は軽く日焼けしますね。



エンジンは、V6 3.5ℓでスペックは次のとおりです。
最高出力:272ps/6,000rpm
最大トルク:35.7kgm/5,000rpm
0-100km/h加速:5.5秒



ミッションは7速ATになっていて、ステアリングの裏にあるボタンでマニュアルモードのギアチェンジが可能です。
ステアリングの左側にあるのがシフトダウン、右側にあるのがシフトアップです。
主流のパドルシフトではありませんが、アルピナのティプトロニクスと同じで使い勝手は良いです。
よほどの加速が欲しいときでなければ、アクセルのベタ踏みでも十分に速く走れます。



このクルマに乗って最初に驚いたのはブレーキが良く効くこと。
ブレーキペダルの踏み加減に効き具合が合っていて、しかもきっちりと止まってくれます。
スポーツカーらしいボディ形状の特性も生かして、曲がりくねって交通量も多い首都高速で思い切ってアクセルを踏んでみたいと思わせます。
オートマモードで走っていると、街中では2,000rpm付近まで上昇すると同時にスムーズにシフトアップしていきます。アクセルを意識的に強く踏むと、回転域がこの領域を超えて普通のクルマとは違ったパワフルな加速が楽しめます。
高速道路だと3,000rpmあたりが目安でしょうか。マニュアルモードで4,000rpm以上まで引っ張るとグーンと加速してスピードメーターは禁断の速度域を指してしまいます。
エキゾーストも2,000rpm付近までは低音が響きますが、3,000rpmを超えたあたりからチェロのような弦楽器が奏でたような美しく心地良い音がします。



せっかくシェアしたクルマなので撮影しようとカメラを向けますが、気が漫ろで落ち着けません。
すぐ近くに世界限定100台のAston Martin Vantage GT12が止まっていたからです。
市販のVantageは、リアがダッグテールで可愛らしさが漂うのが一つの魅力ですが、カーボン製の大きなリアウィングに立派なリアディフューザーが装着されるとレーシングカーの佇まいになります。



外装色は目を惹く見事なカラーです。
Qのバッチが付いていたので、特別オーダーのQ by Aston Martinで内装も含めて仕様を決めているかもしれませんね。
言わずもがなですが、ルーフ、ドアミラーキャップ、フロントリップ、サイドスカートとすべてカーボンパネルです。
ブレーキもカーボンが採用されています。



続いて、目の前を通り過ぎて行ったVantage Sのもとへ向かいます。
外装色はちょっと気になっているコバルト・ブルーでしょうか。
意味をなさない可能性が高いのですが、こういう色なのだと目に焼き付けます。
内装も茶系でオシャレな組合せです。



そのうち、目を惹く外装色のオープンカーが現れます。
フェイスリフト後のDB9かと思ったのですが、Virage Volanteでした。
フェイスリフト後のDB9とVirageはどこで見分けをすれば良いのでしょう。



DB9の最終モデルであるDB9 GTも止まっています。
外装色はタングステンシルバーでしょうか。
もしかすると、スペクター・シルバーという専用色を纏ったDB9 GT 007 Bond Editionというモデルかもしれません。
2003年当初に発表されたDB9に搭載されている6.0ℓ V12エンジンのスペックは、最高出力450ps/6,000rpm、最大トルク58.1kgm/5,000rpmでしたが、2015年に発表された最終モデルDB9 GTでは同じエンジンでも最高出力547ps/6,750rpm、最大トルク63.2kgm/5,500rpmまで性能が高められています。
また、トランスミッションも2009年モデルからタチトロニックからタチトロニックⅡに改良されており、0-100km/h加速も当初の5.1秒から4.5秒まで向上しています。
次期モデルのDB11は5.5ℓ V12 Twin Turboですので、DBモデルでの自然吸気は恐らくこれが最後になるのではないでしょう。



こんなにたくさんのアストンマーティンをみるチャンスはほとんどないとウロウロとしていると、世界限定100台のクルマがもう一台現れます。
メインカラーはソリッドの白のようです。



こんなに大きな羽を付けていて、横から突風でも吹いたらハンドルが取られないものなのでしょうか。
Vantageモデルの中でも最高峰であるV12 Vantage Sより100kgも軽量化されているようです。



すぐ後ろにはマットブラックのAventadorが翼を広げてアピールしているようです。
最初は人だかりの山だったので、少し落ち着いたところで撮影しています。



出口付近のスペースに止まっているAventadorはグリーンで目立ちます。
キャリパーまで黄緑色にして統一感を出しています。



もう一台にはリアに羽が付いていますが、Vantage GT12のインパクトが強すぎて720馬力を叩き出すクルマならもっと大きくても良いのではと感じてしまいます。



対抗するわけではありませんが、Ferrari陣営も負けていません。
Daytonaを見る機会なんてまずありません。
普段はカメラをすぐに向けてシャッターを切り始めますが、このクルマを見つけたときはしばらく鑑賞してしまいました。



こちらも希少なクラシックフェラーリといえます。
日曜日に大黒ふ頭PAに来ればDinoに出会えるチャンスはありますが、街中で走っているのをみかけることはほとんどありません。
17日は第三日曜日なので、旧車が続々と集まってくるのでしょうか。



最新モデルのV8ミッドシップ488GTBも止まっていました。
MclarenがMP4-12Cを世に出した頃は458より一歩前に出たかと思いましたが、実質的に後継モデルとなった650Sと488GTBは良い勝負をするのではないかと想像しています。



まだ色々と魅力的なクルマが止まっていましたが、きりがないのであと1台だけ。
Mモデルに乗る者にとっては敬意を表するクルマではないでしょうか。
1985年に発表されたE30M3から歴史は始まったわけですから。



現行Mモデルより硬派な印象です。
こんなに大きなリアウィングも付いていて、しっかりとチューンされたクルマであることを主張しているかのようです。
最近のMモデルもあと30年もすると同じように見えるのでしょうか。

少し長くなったので、SLK350との旅は次回以降に続きます。
Posted at 2016/04/11 22:59:06 | コメント(10) | トラックバック(0) | 訪問記 | クルマ

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