
今回が二度目の「金辰」です。
(このブログは備忘録であり、皆さまにとって有用な情報のない長文となっています。)
ほぼ1か月前に初めて金辰しましたが、顔見知りになれた方もできましたし、今日も楽しい時間が過ごせるかなあと期待と不安が交錯します。
湾岸線から辰巳第一PAに向かって箱崎方面に上がっていく坂道では強まる不安をかき消すようにアクセルを踏んで・・・
いつもは停まっているクルマを見ながら奥側の駐車スペースに狙いを定めますが、power to hearさんからの手前側も撮影のポイントとのアドバイスを覚えていたので、空きのあった一番入口に近いスペースに駐車することにしました。
ところが、この一番手前の駐車スペースだと背景となるマンションを標識が遮ってしまい、いい感じの写真が撮れそうにありません。
とりあえず、写真は二の次にして緊張を解こうとトイレへ。
それにしても、梅雨明けしてすでに真夏の熱帯夜という感じで、夕涼みという状況ではありません。
寒い時期には洗面台から出るほんのり暖かな水にほっと一息できましたが、今日は完全に温水です。ぬるま湯に近いくらい。
さて、駐車している車を偵察するために奥の駐車スペースに向かって歩くと、中央あたりに大きな羽根を付けたオレンジのBMW M3が停まっています。これはかの有名なCodaさんの車に間違いないと。
そのすぐ隣には黒いC63 AMGが停まっていて、CHRONO 63さんの「まっくろくろすけ」君なんだろうと。
隣のスペースが空いたので自分の車を移動させると、CHRONO 63さんに気づいてもらえました。
早速、Codaさんともご挨拶。
それにしてもCodaさんの車は皆さまの目を惹きます。
行き交う方々が、立ち止まるようにして視線を投げかけていきますから。
三脚を使って停まっている車の写真を撮っているCodaさんを見て、私も写真撮影を敢行。
車の後方からマンションに向かって3台を撮ろうとすると、クルマ止めいっぱいに停められないCodaさんのM3はやや隠れ気味になります。
そこで今回はフロントからの写真を採用しました。
ただ、こちらからの角度は電灯の明かりが上手く使いにくいので暗めになって、画像も荒くなってしまうことを知りました。(逆光みたいなもの)
特に、中央の「まっくろくろすけ」君のプレスラインまで出すのは至難の技になってしまいます。
やっぱり、三脚使ってマニュアルモードで撮影しないとダメなのでしょうね。
CHRONO 63さんの「まっくろくろすけ」君に質問を向けると運転しますかと。
とりあえず、助手席に乗せてもらうことにしました。
乗り込んですぐに目に入ったのが高級感に溢れたセンターコンソール。
Cクラスとは別世界なのですね。
そして、短いながらも低めの排気音でエンジンスタート。
辰巳の駐車場から離陸するかのように最初のコーナーに向かって猛烈な勢いで加速していきます。
やっぱり、AMGの音は普通のメルセデスと全く違います。
加速もギアチェンジのショックを感じることなく、息継ぎのない前に前に進むような力強さがありました。
タイヤは19インチの扁平率35でかなりスポーティーなものを履いているとその設定にも驚きましたが、乗り心地は速度感で考えると硬いというより安心して乗っていられるしっかり感がありました。
CHRONO 63さんもおっしゃっていましたが、敢えていうと60km/hくらいのときはもう少しマイルドな印象だと良いかなあという程度。
ルーフで風も取り込めるし気分は爽快です。
ハンドル握る機会があれば、ドライバーの立場で印象を書いてみたいと思います。
辰巳に戻って今度はCHRONO 63さんに愛車を運転してもらいました。
足回りの硬さやシフトのつなぎの速さなどいくつか設定できるので、まずは無難なデフォルトの400馬力のまま、足回りの硬さを標準、つなぎの早さもやや遅い2レベルでスタート。
オートマモードでパドルシフトを使わず運転されていましたが、やっぱり普段からC63 AMG 507Editionを運転されている方にはちょっとスパイスが足りなそう。
つなぎの早さを最速の5に変えるとつながりが早くなったとCHRONO 63さんのテンションが少し上がりました。次に足回りの硬さをハードにすると、自分の愛車みたいにしっくりくるとおっしゃっていました。
銀座を抜けて芝崎橋の合流地点でそろそろ頃合かと思い、禁断のMボタンを押すように薦めます。
右指でハンドルのMボタンを押すと、CHRONO 63さんのテンションがさらに上がりました。
もちろん設定はP500スポーツにしてあるので、この車としてもっともスポーティーな走りが可能です。
やっぱり、ハイパワー車にお乗りの方にはこのモードにしないと感動が高まりません。
ちょっとは満足いただけたかな。
辰巳に戻るとpower to hearさんが「まっくろくろすけ」君のハンドルを握ることに。
私は後部座席に座らせてもらいました。
座面が比較的平面的でしっかり反発してくれるシートだったので助手席のようなホールド感はありませんが、長距離でも疲れないと思います。
また、助手席よりとがった振動が伝わってこないし、排気音は良く聞こえるし特等席でした。
レインボーブリッジの坂道を上がっていくときに勝どき方向の夜景を眺めながらもっと乗っていたいなあとぼんやり考えていました。
この車は3,500回転を超えるとメルセデスの皮を脱いで高性能車であることを印象付ける音を強く発するようです。
こういう楽しみができるのも金辰の醍醐味かもしれませんね。
戻ると車はパーキングエリア内でいっぱいです。
すでに時刻は23時を超えていますが、それでも続々と車がやってきます。
ここからは顔見知りになった皆さまとコミュニケーションの時間です。
何を話しているのか、何を話したいのか、明確な目的があるわけではありません。
ただ、クルマが好きという1点で集まってきた人たち。
金辰にいらっしゃる方の中には、このみんカラにより繋がった人たちもかなり多く含まれると思います。
解散は25時。
そろそろ帰りますかの一言で皆さん自分の車に向かいます。
不思議な魅力をもつ時間だと思います。
最後までこのようなブログにお付き合い頂いたことに感謝いたします。