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2015年02月21日 イイね!

試乗記 Aston Martin Vanquish Coupe (model year: 2015) & V12 Vantage S Coupe

試乗記 Aston Martin Vanquish Coupe (model year: 2015) & V12 Vantage S Coupe今日の試乗会には4台の試乗車がラインナップされていました。
Vanquish Coupe、V12 Vantage S Coupe、DB9 Volante、V8 Vantage S Coupeです。
リクエストしたのはVanquishです。

会場に予約した時間より少し前に着くと、すでに試乗車が並べられていました。
やはり、Vanquishは先日試乗したTungsten Silverで同じクルマです。
以前のブログでも2015年モデルのスペックは紹介していますが、次のとおりです。
最高出力:576ps/6,650rpm
最大トルク:64.2kgm/5,500rpm
0-100km/h加速:3.8秒
最高速:324km/h
エンジンは、5,935ccの V12型DOHCです。



試乗まで少し時間があったので、Vanquishを中心にしばらく写真撮影で時間を過ごします。
それにしても、このTungsten Silverという色はエッジの効いたVanquishのデザインを見事に引き立ててくれます。
硬い金属の塊りから削り出して作ったモデルに見えます。
中身が詰まっていて重量感を感じます。



アストンマーティンは、斜め上に開くスワンスイングと呼ばれるドアの開き方をします。
Vanquishの場合は12度とのことですが、かなり上方に開く印象があります。
ドアノブもボディーの外側に出ておらず、ノブのクルマの前側の部分を指で押し込むとシーソーのように後側の部分が出てくるので、ここを掴んで引っ張って開けます。
手のひらを上に向け、人差し指で前側を押して出てきた後ろ側のノブを中指から小指を使って握って引っ張るのがやりやすいです。
逆に手のひらを下に向け、小指で前側を押して出てきた後ろ側のノブを親指から中指を使って引っ張り出す方法もあります。
後者の方法は慣れないとやりにくいですが、よりスマートで格好良く見えるかもしれません。



色々と写真を撮っていると声がかかり、試乗コースに向かうことになります。
アストンマーティン独特のイグニッションスタートは何度やっても楽しめます。
ブレーキを踏みながらリモコンキーをセンターコンソールの上部中央にある差込口に指で長めに差し込むと、ガォーンという大きな咆哮を轟かせてエンジンが始動します。
センターコンソールに差し込みかけているリモコンキーはサブ・キーなのか、頭の部分がクリスタルになっていません。
ちなみに、セカンドグラスキーという86,400円のオプションを選べば、サブ・キーもクリスタルになります。



シート右手にあるシフトレバーを手前に引いてサイドブレーキを解除して、リモコンキー差込口の並びにある右側のDボタンを押すと準備完了です・

ミッションがTouchtronic IIIという8速AT車なので、ブレーキから足を離してクリープを使って静々と走りはじめます。
今回の試乗コースは、2車線道路で直線部分が長い箇所があるので楽しみです。
前回の試乗でもすぐに気になった部分ですが、Touchtronic IIの 6速モデルと違って変速に対する排気音の反応が合っていてスポーティーな印象です。
しかも、2速や3速での加速感がスムーズでクルマが滑るように加速していきます。
E63 M6でドラッグレースしても勝ち目がないなあと。



アストンマーティンはパドルを使ってギアチェンジするとマニュアルモードに変わります。
マニュアルモードから戻したければ、センターコンソールにあるDボタンを押せばボタン上部にある小さな赤いダイオードが光ってオートマモードであることを教えてくれます。

しばらく運転を楽しんでいると2車線の直線道路でトンネル部分が近づいてきます。
シフトダウンしながら速度を十分に落として3速に入れます。
どうも、シフトダウンによる速度レンジが決まっているみたいで、2速に入れるにはかなり速度を落とさないと入らないと思います。
さて、トンネル部分に突入してアクセルを踏み込みます。
もう、気分は「007慰めの報酬」のオープニングでアルファロメオ159に追われてアストンマーティンDBSで振り切ろうとするダニエル・クレイグです。
アストンマーティンならではの高音のパリパリという音は本当に痺れます。

ただ、前回に同じ場所をV12 Vantage Sで走ったときは背中をグググッとシートで押していくような強い加速感を感じましたが、Vanquishはスイスイと加速してしまう印象です。
トンネルと出ると路面は少し凹凸でうねっているのですが、ここもV12 Vantage Sと違ってコツン、コツンとしっかりとした足回りを感じさせるくらいのマイルドな印象です。



ハンドルの切りはじめが少し軽いかなあ。
普段はこれでも良いのですが、思わず腕に力が入るような場面でハンドルが浮いているような感じがして気になりました。
この点は、E63 M6はどっしりしていて好印象です。

試乗時間がまだあるのでもう1周しても良いと提案いただいたので、スポーツモードにしたりやサスペンションを硬くして2周目に臨みましたが、今回もその違いは分かりませんでした。
鈍感なのか、もう少し乗り慣れないと気が付かないかなあ。



今回の失敗は加速感を楽しもうと集中しすぎてリミッターに何度も当たってしまったこと。
ノーマルモードだとエンジン回転数がリミッターに達すると自動的にシフトアップしてくれるので、アクセルの踏込み具合だけで気ままに走ることは可能ですが、スポーツモードだとシフトが固定されているのでリミッターに当たらないようなシフト操作が必要です。
M6のようなヘッドアップディスプレイがないのでメーターパネルを見る必要がありますが、タコメーターを見るより中央上部に表示されるシフトポジションの数字がリミッターに近づくと赤く表示されるので、そのタイミングでシフトアップするのが実用的です。

最初にステアリングの位置を調整せずに走り始めてしまったので、シフトポジションの数字の一部がステアリング遮っている状況でした。
そこでステアリング位置を少し上げてシフトポジションの数字を見やすくしたら、失敗がなくなりました。
見やすさの観点からいえばヘッドアップディスプレイに劣後しますが、シフトポジションの表示は目線の正面やや下くらいなので少しでも軽いスポーツカーをと考えればアストンマーティンというクルマにはこれで十分なのかもしれません。

2周目も終わりに近づいたときに、他に気になっているクルマはありませんかと聞かれました。
V12 Vantage Sと乗り比べしたいという気持ちがあったので正直に伝えると、確認しましょうと。



結果的にあまり時間が確保できないので少しだけであればということで、すぐに乗り込みます。
こちらは、Speed Sportshift IIIという7速セミAT車です。
エンジンは2014年までのVanquishモデルと同じスペックですが、車重が1,665 kgと1,739 kgのVanquishに匹敵する加速性能と最高速度を実現しています。
最高出力:573ps/6750rpm
最大トルク:63.2kgm/5750rpm
0-100km/h加速:3.9秒
最高速:328km/h
グレイブルという名のボディーカラーはとても渋いです。



クルマの乗り込み方やエンジンのかけ方は全く同じです。
運転席からほんの僅かに見えるボンネットのシルエットがVanquishと違って小さなスポーツカーを予感させます。
アクセルを踏んでクルマを走り始めてオートマモードだとVanquishと違ってギクシャクするのですぐにパドルでギア操作を始めます。
こちらは、スムーズな加速が難しい。
排気音や室内の揺れ方が荒々しくて、フルアクセルをするとギアチェンジでギクシャクします。
加速時の滑るようにというよりハンドルや車体の揺れを感じながらといった印象です。
だからこそ、V12 Vantage Sのほうがパワー感を感じます。

Vanquishでホイルスピンしながら加速してもゆっくりな動きで安心感があります。
V12 Vantage Sはそういう安心感が頭の中で働かず、ドライバーに緊張感をもたらします。
ここから先の話は、クルマの使い方や好き嫌いなのでしょうが、運転を楽しむ遊びのクルマとしてV12 Vantage Sはとても良いと思います。
フェラーリのデザイナーとして有名なあの日本人の方がイエロータンのV12 Vantage Sを試乗してその場でサインして購入していったという話も納得できます。

どちらのクルマが良いのだろうと空想していると、担当の営業の方からAMGからエンジン供給という話もあり、自然吸気エンジンも長くないから決めましょうと持ちかけられます。
再来年あたりに、V8エンジンがターボ化され、次にDB9を皮切りにV12エンジンも変わっていくのではないかと。
アストンマーティンも時代の流れには逆光できずに遂にと立ちすくんでいると、今度は社長がやってきました。
名刺を頂戴して簡単な挨拶を済ませてクルマ談義に盛り上がっていると、アストンマーティンは経営危機のときもレースはやめなかった、V12エンジンを開発し続けると言っていると心強い話がありました。
さて、未来はどちらにシナリオになるのか。



今回の試乗で、VanquishとV12 Vantage Sがこんなにも違うクルマなのかと思い知らされました。
もう一度、冷静に考えないとダメですね。

それに、来週は禁断の地に足を踏み入れます。
予想どおり好印象なら他のクルマも選択肢へという評価につながり対象が格段に広がります。
もちろん、色々なクルマに乗ることで頭の中の整理が進みます。

試乗の帰り道にはE63 M6の素晴らしさをいつも実感します。
このクルマはなかなか手放せそうにありません。

自分なりの客観的なマッピングを作って、どういう結論にするかを考えたいと思っています。

長文にお付き合いいただきありがとうございます。
Posted at 2015/02/22 02:13:28 | コメント(10) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2015年02月15日 イイね!

オフ会 愛車deモーニング露天風呂 in 横須賀温泉 湯楽の里

オフ会 愛車deモーニング露天風呂 in 横須賀温泉 湯楽の里今日、ぼー&ぽーさん主催のオフ会に参加してきました。

参加台数28台という大きなイベントにもかかわらず、顔見知りの方どころかみん友さんすらいない状況なので不安は少しありました。
クルマも日・独・英・仏・伊と色々ですし、お子さま連れの方もいらっしゃるというオープンな会です。
場所は横須賀温泉 湯楽の里という温泉施設です。



少し早目に現地入りすると横須賀PAで見かけた赤いフェラーリ458Italiaが駐車場に停まっています。
これは、3年で14万km走行しているという”てっちゃん458さん”のおクルマだと確信。
隣りのスペースに停めさせてもらうことにします。
走行距離は稼いでいますが、見た目はとても綺麗です。



今回は幹事さんの指示に従い駐車するということになっておりましたが、事情があって当初予定外のスペースになってしまいました。
プラカードをもって誘導の準備をしていただいていたのに大変失礼しました。



少しずつ駐車場にクルマが入ってきます。
そして、大きな羽根とデカールで遠目からでもそれと分かるポルシェ911が登場します。
手を振って合図をすると、私のクルマの隣りへ。
”ザックスさん”の991GT3です。
これでM6の左右はスーパーカーで固められました。



スペースを空けて”hidecubさん”のフェラーリ430スクーデリア16Mです。
このトリコローレが綺麗で一番良いのではないでしょうか。



向いにも凄いクルマが停まりはじめました。
”neoclassic.^^/さん”のフェラーリF355とアウディR8の・・・
(ハンドルネームが判明したら記します。)
良い具合に手前にベンツが停まっていますが、ご参加の方ではなかったのでしょうか。



予約していた駐車スペースのほうにきちんと止められていた愛車を奥から順番に見てみます。



”NOMUNOMUさん”のスバルトラヴィックと”あっくん37さん”のポルシェカイエンです。



次が”田ご作さん”のトヨタアルファードと”BLGTBtさん”のフェラーリGTBTurboです。
フェラーリGTBTurboは製造台数が308台とフェラーリの中でも稀少車とのこと。



その次が”Katsu@kenさん”のトヨタライトエースノアG Limited 4WDと”ukkeyさん”のフェラーリ348GTSです。
Katsu@kenさんのおクルマがきちんとした写真でご案内できずに申し訳ありません。



続いて”将太@ZC3Sさん”のルノーメガーヌRSです。



その次が”たけダスさん”のスバルレガシーB4と”nobu-Dさん”のBMW320dツーリングM-sportです。



さらに”ほうらいさん”のアルファロメオ147です。



ご紹介はまだ10台残っています。
”yagi911さん”のロータス・エリーゼ111と”atsupiyo7さん”のスバルBRZです。



次が”大崎:BMW-E36-328iさん”のBMW328i(E32)と”ハマの裏番長さん”のレクサスRXハイブリッドです。



その次が”うにCP9Aさん”の三菱ランサーエボリューションⅤと”直線バカさん”の日産スカイラインR32GT-Rです。
うにCP9Aさんは何と新潟からいらっしゃいました!



さらに”コーチャマさん”の三菱アウトランダーPHEVと”kuddyさん”のBMW320iM-sportと続きます。
コーチャマさんのアウトランダーPHEVとは途中の横須賀PAで遭遇しています。
PHEV充電スポットで充電されていました。



そして、主催された”ぼー&ぽーさん”のフェラーリモンディアルTです。
こちらも稀少車で、自身のホームページで生産台数858台と紹介されていますね。



このゾーンの最後です。
”a_z(エージ)さん”のスマートロードスターです。



写真撮影の関係で小さくなってしまいましたが、ポルシェ993ターボ。



このクルマは関係ありませんが、目の前を通ったので追っかけてしまいました。
何とアルピナB12 6.0です。
低速でしたがイイ音を響かせていました。

今回、1台ずつきちんとおクルマをご紹介できませんでした。
大きなオフ会にも慣れてもう少し上手くクルマのお写真を・・・
そして、ほとんどのオーナー様とお話ができておりません。

少しずつ顔を覚えていきますのでよろしくお願いします。

さて、目玉のおクルマは何だったでしょうか。
私はスーパーなこの2台に惹かれました。



このデカールが奢られた911GT3は最高に格好良いです。
しかも、クラブスポーツパッケージです。
室内にはロールバーが・・・
カーボンブレーキですし、サーキットでは物凄いパフォーマンスを見せるのでしょう。



こちらはオシャレな16M。
アルジェントニュルブルクリンクというシルバーにボルドーの幌。
内装も赤系のシートです。
しかし、エキゾーストを聞いて夢から覚めました。
このクルマは音が大きすぎて乗っていく場所を選ぶなあ。

ドライバーはお二方とも素敵な方でした。

最後になりましたが、主催した”ぼー&ぽーさん”、幹事の”a_z(エージ)さん”、”kuddyさん”、”直線バカさん”お世話になりました。
また、じゃんけん大会に賞品を提供いただいた”てっちゃん458さん”、ありがとうございました。
CORNESの紙袋付きの雑誌を頂戴しました。

次は参加者の皆さまともう少しお話できることを目指します!

(もし、ブログに記載のお名前やおクルマに間違えがあれば申し出ください。)

Posted at 2015/02/16 00:33:50 | コメント(17) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記

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自分が子供の頃に父親が購入したいすゞ117Coupeに乗っています。 この車なら悪くないし譲って貰えるならと免許の取得とともに軽い気持ちで乗り始めたのが私のカ...
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