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2020年12月12日 イイね!

プロテクションフィルムを施工

プロテクションフィルムを施工極低走行のVanquish Sを購入して、プロテクションフィルムに関心を寄せました。
BMW M6は飛び石でかなりの傷モノにして、後悔していることも影響しています。
Youtubeを見ていると、アメリカでは超高級車にフルプロテクションで塗装面を保護するというのはよくあるらしく、10年保証というショップも存在するようです。



日本国内でフルラッピングすると値が張るお店で100万円位はするらしいと認識していたので、透明なフィルムを貼るだけだったらもう少し安くて70~80万円位、リーズナブルなお店だったら30~40万円位でいけるかも、などと勝手な予想をしていました。
オールペンでも30万円位で仕上げてもらえたりしますし、フルプロテクションが手頃にできるなら即決しよう、と。



プロテクションフィルムは国内外メーカーの主要なもので4つほどあります。
比較動画の解説を見ながら、透明度や光沢感の違い、そして何といってもフィルム上の傷が熱によって修復するという付加価値に注目してXPEL Ultimate Plusにすることに決めました。
最近は、車のデータから形状に合わせて予めカットしたフィルムを使用し、塗装面にできるだけカッターの刃を当ないように作業するという方法が主流になっているようです。



そうなると、クラフトマンの腕の見せ所になるのは、パネルの周囲部分をどう処理してフィルムを貼り込んでいくのか、ある意味で想像力との戦いになります。
流石にクラフトマンの哲学まで見定めて頼むわけにはいかないので、インターネットで検索して、自宅から近くて土地勘のある地域からショップを探すことにしました。



最初に興味を惹いたのは、整備が充実しており、高級スポーツカーの実績も豊富な自宅からそう遠くないお店です。
回答も迅速で丁寧だしサービスも悪くありませんが、料金は何と私の高め予想の倍以上。
クルマを納車するまでに相当なお金を使っているので、軽々しく頼むことができません。
決断を保留し、対象を都内のショップに広げて4店ほど照会をかけてみました。
残念ながら、いずれも予算をオーバー。
フロント部分中心のセットなら40万円程度で仕上がるので、フルプロテクションは止めようかと心が揺らぎます。



そこで、県外のお店だけれども気になっていたP‐Factoryに最後の望みをかけることにしました。
作業場が明るくて綺麗でしっかりしているし、良さそうだな、と。
見積は、今までで最もリーズナブル。
フルプロテクションであれば車両搬送もサービスして頂けるとのことで、P‐Factoryに作業をお願いすることに決めました。



クルマを預けた翌日に、早速に照会が入りました。
塗装面に塗装のブツや小さい傷があるが作業を続けますか、と。
高級自動車メーカーのAston Martinの職人が丹精込めて作業した塗装で最終審査も合格した品質なのに、日本のクラフトマンは見逃してくれません。
やはり、こういう細やかさに関して日本人は長けていると思います。
プロの意見を聞きながら、作業方法を擦り合わせて進めてもらうことにします。



代表の井上さんは業界での関りが長く、指導員的な立場で仕事をしているときもあったとのこと。
現在のショップは4名で運営しており、フルプロテクションともなると4名総出で作業するそうです。
みんなで力を合わせて一つの仕事をしている感じが良いです。
私もこういう一体感のある職場で働きたいなあ、と。



フルプロテクションの作業期間は1週間ちょっと。
進捗に合わせて作業画像を送ってもらいました。
もちろん、SNSで使用することの許可も頂いています。



井上代表は体も大きく怖い方に見えなくもありませんが、当たりの柔らかい方です。
とはいえ、話していると、この仕事は他の人には負けないという自負を感じます。
お客さまの声によく耳を傾けてくれます。



フルプロテクションといってもガラスは入っていません。
フロントガラスは飛び石も受けやすいので、一緒にお願いすることにしました。
ちなみに、ガラス用のフィルムはボディ用とは違うとのこと。
ボディ用は糊がたくさん付いているのでガラスに貼ると歪んで見えてしまうようです。



東京・神奈川でプロテクションフィルムを考えられている方は、候補に入れると良いと思います。
とりあえず、私と同じようにインターネットから照会すると特典が受けられるはずです。
施工証明書も発行していただき、1年間の保証が付きます。



プロテクションフィルムを貼ると艶感が増すというのも面白いところ。
とはいえ、素人が眺めるだけならフィルムが貼ってあるのか判別できません。
折り返し部分などの複雑な造形でのフィルムの貼り方で気が付く程度。



作業してから1か月経過したところでフィルムの状況を見てもらうことになります。
今回は往復で車両を搬送していただきましたが、次はショップに伺うつもりです。
そして、様子を見ながら、良ければM6のフロントに貼ることも検討しようと思っています。
傷だらけなので作業方法は要相談になるのと、それまで資金力が保てばという条件付きではありますが・・・
Posted at 2020/12/12 22:20:18 | コメント(6) | トラックバック(0) | Vanquish S | 日記
2020年12月07日 イイね!

Chiltern Greenという外装色

Chiltern Greenという外装色2016年11月に第二世代のVanquishを進化させたVanquish Sが発表されてから僅か1年。
そのファイルエディションとして、Vanquish S Ultimateが世界限定175台で発売されるというニュースがインターネットで流れます。
同時に次期モデルはターボエンジンと噂され、これがアストンマーティンのフラグシップとして自然吸気V型12気筒エンジンを搭載した最後のモデルになるであろう、と。
モデルサイクルを考えると、V12 DBSの後継モデルとして発表されてから5年が経過しており、生産終了も当然です。



しかしながら、国内でVanquish Sのデモカーが披露されてからまだ数か月しか経過しておらず、私にとっては驚きでした。
それに、初代Vanquish Sのように3年程度は製造されるのではという期待もあったわけですが、その淡い期待は儚くも消えてしまいました。
これからどう向き合っていこうか、と。



色々な希望と制約があるなか、エンジンスペックの違いもあり、本国から右ハンドルを並行輸入するシナリオをメインに置くことに決めます。
クルマを選定するにあたり最も重視したのは外装色。
Vanquish S Coupeのプロモーションビデオでも使われた新色のMing Blueは目を惹きました。
ただ、インテルラゴス・ブルーのM6とメタリック・ブルーで被ることもあり、英国車に乗るならやはりグリーンと私の好きな色を第一候補として探すことにしました。
この辺りまでの流れを、前回のプログに記しています。



2020年のゴールデンウィークが明ける頃、突如としてChiltern GreenのVanquish S Coupeが110milesという低走行で売り出されます。
実は、私の中では伏線があって、その少し前にVanquish S Ultimate EditionのCoupeとVolanteの2台が、売りに出されました。
最終モデルの世界限定175台、しかも2台とも200miles以下と低走行の好物件でした。
一度はオープンカーへとの夢と相まってVolanteに惹かれましたが、ネックなのは、外装色がXenon Greyであったこと、好みのオプションがいくつか付けられていなかったこと、そして高めに設定された車両価格です。
価格は、DBS Superleggeraの中古車価格につられるように、少しづつ下がり始めたものの、流石に予算オーバーかなと見送りの心境でした。
そのうち、Coupe、Volanteの順でSOLDとなり、低走行の中古車が市場から消えてしまいます。
そんな矢先、グリーン系のVanquish Sが低走行で出てきたとあっては、流石に心が沸き立ちます。



さて、このChiltern Greenとはどんな色でどんな謂れなのか、インターネットで色々と調べました。
結局、解説どころかヒントすら見当たらず、分からず仕舞いでしたが、こんな講釈をしてみました。



Aston Martinの由来は、バッキンガムシャー州のAston Clintonという村で1914年に行われたヒルクライムレースでLionel Martin大尉が優勝したことに始まります。
今では、このAston Clintonは、アストンマーティンにとっての聖地とも言える場所であり、ロンドン北西の郊外にオックスフォードシャー、バッキンガムシャー、ベッドフォードシャー、ハートフォードシャーと4つの州に広がるChiltern Hillsという丘陵地帯にあります。
そう、Chiltern Greenはこの丘陵に因んだ名前なのではないか、と。



Chiltern Greenは、DB7の時代にはラインナップされており、ペイントされた車両が中古車市場で確認できます。
2001年に登場した初代VanquishでもChiltern Greenの個体は確認でき、先日、国内でも中古車が売り出されていました。
このV8 Vantage Sには、最初のオーナーさんのこだわりでPrevious AMLシリーズからChiltern Greenを選んで塗装されているようです。



2012年に発表された二代目Vanquishのカタログにありません。
グリーン系にあるのは、全41色のうちContemporaryに設定されたAppletree Green、Viridian GreenそしてHardly Greenの3色のみです。
Vanquish Sでは、アストンマーティンのビスポークを担当するQ部門が手掛けるQ Specialと特注色扱いになっています。
そして、実車を見るまで確信が持てなかったのは、このQ SpecialのChiltern Greenは、目の前にあるV8 Vantage Sと同色なのかということ。



関係者の話を総合すると、同じChiltern Greenでも違う色になるようです。
Q Specialは、Q部門が特別に調合するので、オリジナルと同じではないということのようです。
このあたりは、アストンマーティンフリークの方にお話し伺ってみたい、と思っています。
現在、同時代に存在したBuckinghamshire GreenがQ Specialとして復活しています。
こちらは、アストンマーティン本社が現在のゲイドンに移転する前のニューポートパグネルがBuckinghamshire州にあり、名門ゴルフクラブであるBuckinghamshire Golf Clubの芝の色をイメージしたのではないか、との評釈がありました。
確かに写真で見る限り、V8 Vantage V550に塗装されているBuckinghamshire Greenとは全く異なり、かなり鮮やかなグリーンメタリックに変化しています。



ちなみに、ラインナップの多いシルバー系には、映画「007」から生まれたものもあります。
『Die Another Day』でボンドカーを務めたV12 VanquishをイメージしたTangsten Silverは因んだ名前が付されておりませんが、その後、V12 DBSをボンドカーとして採用した『Casino Royale』からはCasino Royale、『Quantum of Solace』からはQuantum Silver、そしてDB5がボンドカーに復帰した『Skyfall』からはSkyfall Silver、さらには映画用として専用に開発されたDB10をボンドカーに据えた前作『Spectre』からはSpectre Silverという具合です。



さて、次作『No Time To Die』の予告編では、007の任を解かれたダニエル・クレイグ扮するジェームズボンドは、DB5とV8 Vantageで登場するシーンが確認できますし、新しい女性ダブルオーがDBS Superleggeraに乗り込んでいるカットも挿入されております。
Aston Martinの活躍も楽しみですが、新色は登場するのでしょうか。

話が逸れて長くなってきました。
私は今回このクルマのオリジナルペイントを保護するため、プロテクションフィルムを全面に貼ることにしました。
その件はいずれ紹介したいと思います。
Posted at 2020/12/07 22:14:26 | コメント(6) | トラックバック(0) | Vanquish S | 日記

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