
15年ほど前ですが、ビュッフェスタイルの食事をするならと始めたホテル巡り。
折角なら美味しいものをと、高級なホテルを調査することにしました。
日本で高級なホテルとして、まず思い浮かんだのが帝国ホテル東京、ホテルニューオータニ、そしてホテルオークラ東京の御三家です。
歴史でいえば、帝国ホテル東京が圧倒的に古く、ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニと続きますが、最近ではホテルオークラ東京は少し目立たない印象です。
だから、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニと巡った後、ホテルオークラ東京に行ったのは少し後になったという記憶があります。
場所も虎ノ門の高台にあって最寄駅から少し離れていて不便です。
それに、1962年当時に地上11階地下2階のホテルは眺めも良かったのかもしれませんが、今や周りに高層のビルが並んで遠くから見ることができません。
その本館も明日で営業終了です。
2019年春に地上38階地下11階の新本館開業に向けて取り壊しが始まります。
本館にあるオーキッドルームの最後のプレミアムビュッフェの座席がリザーブできたので、いざ出陣です。
少し早めに到着しましたが、本館正面の駐車場が一杯だったので北側に回るように指示されます。
DB9ヴォランテを見つけたので、お隣のスペースに停めました。
内装は白系にブルーを使ってツートンに纏めてあり、内外装とも綺麗に纏められていました。
ヴォランテを選ぶ方の色合わせは、オシャレで良いものが多いですね。
初めて訪れたとき、この北翼から入ったのでこれも何かの因果です。
地階にはこんなスペースが準備されていることを初めて知りました。
この階段も落ち着く感じです。
北翼の玄関から入るとこの廊下を見渡すことになります。
高級ホテルといわれる雰囲気としてどうでしょう。
私はこの廊下を歩いたときにビビッときたことを忘れません。
他の高級ホテルでは感じない何かを感じました。
懐かしいというか落ち着くというか。
天井が低くて壁が木なので暖かくて柔らかい。
オーキッドルームに入るといつもより賑わいを感じます。
まずは、伝統の一品であるコンソメスープを頂きます。
このスープ、何も知らずに飲んでみて美味しいと言える方はグルメだと思います。
何度か飲んでいるうちに、何か分かってきたと言いたい味です!
プレミアム・ビュッフェという普段よりお値段は少々張りますが、いつもより良いものもでているのでしょうか。
オーダー式のフォアグラも頂きます。
ファイナル・ビュッフェにふさわしい魅せられる料理が多いです。
肉塊の生ハムも普段は出ていません。
ロースト・ビーフはいつも食べませんが、写真は記念に撮りました。
この位置にある定番の4品の中には、お気に入りの小エビのアヒージョがエントリーしていました。
涼しかったおかげでポトフも美味しく食べられます。
こういう料理は食材の良さが分かりますよね。
スイーツはこんな感じです。
ケーキを撮り忘れてしまいましたが、特別なものはありませんでした。
いつもは13時ともなると席が空き始めますが、今日はゆっくりとされている方が多いです。
13時半過ぎても半分ほど残っていたかなあ。
全景は1か月ほど前のものを使っています。
正面ロビーの生け花の前ではひっきりなしに記念撮影が行われていました。
今日はあちこちでカメラ撮影が・・・私もその一人です。
ロビー周辺が人で溢れかえっているのは初めてです。
こちらの世界時計も1か月ほど前のものです。
純和風のホテルとしての評価が高いということが伝わったでしょうか。
スタッフにお聞きしたところ、正面ホールの雰囲気はこのまま残すという話もあるようです。
新本館もこのオークラランターンと呼ばれる照明が似合う建物だったらと期待しています。
本館は日本で初めての三ツ矢式建築だそうです。
上空から見ると東翼、南翼、北翼と3つの翼が三ツ矢の形になっています。
E63 630iが良い場所に止まっていました。
ここで記念撮影できたら良かったです。
左側のDB9はいなくなっていましたが、女性が運転していた右側のZ4ロードスターはまだ止まっていました。
折角なので愛車との1枚を残そうと場所を移動させて記念撮影です。
雨交じりの1日だったので、117クーペで写真が撮れなかったのが心残りです。
Posted at 2015/08/31 00:05:46 | |
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