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ラガーあきのブログ一覧

2014年09月21日 イイね!

試乗記 BMW WHY"M"MEETING

試乗記 BMW WHY"M"MEETINGカービュー社が主催するイベントに参加してきました。
応募した記憶すら定かではありませんが、応募資格はMモデルのオーナー限定だったような・・・
厳正なる選考の結果の当選とのことですが、座談会で参加者が乗っているクルマからするとM6乗りの代表だったような気がしました。
M135やM3比べるとM6は少ないので、車種ごとに枠があったとすれば幸運が働きやすかったかもしれません。

私は午前の枠で当日のプログラムは次のとおりです。
7:30 受付
(集合場所は天王洲アイル クリスタルヨットクラブ)
8:00 挨拶
(モータージャーナリストの五味康隆氏が紹介され、試乗で注目したい点のアドバイスがありました。)
8:30 試乗開始
(F80M3が先導車となり、3台のF82M4に乗り込みます。3組に分かれて1組あたり約30分。)
10.05 座談会開始
(簡単な自己紹介と試乗した感想、Mモデルに乗っている理由など。)
11:15 ランチビュッフェ
11:45 トークショー
(五味康隆氏にBMW社の優れている点をお話いただきました。)
12:15 終了

<試乗コース>
天王洲アイル→高島(首都高速入口)→鈴ヶ森(首都高速出口)→国道15号線
 →平和島(首都高速入口)→高島(首都高速出口)→天王洲アイル

天王洲アイルの所定の地下駐車場にはE92M3やF10M5も止まっていたので、乗り比べするのかなあと思いましたが、今回のイベントに参加されている方のクルマでした。

ご存知の方も多いですが、F82M4のスペックを簡単に記しておきます。
エンジンは2,979cc直列6気筒ツインスクロールターボです。
最大出力:431ps/5,500-7,300rpm
最大トルク:56.1kgm/1,850-5,500rpm
0-100km/h:4.1秒

外装は、シルバー・ストーン、オースティン・イエロー、サキール・オレンジの3色が準備されていて、私が乗ったのはタイトル画像にあるサキール・オレンジです。
ちなみに、先導車のF80M3はヤス・マリナ・ブルーです。

私は2組目で最後尾だったので、3台が迫力あるうなり音を上げているのを何度も聞きました。

試乗し始めればどうせギアを積極的に変えたくなるはずなので、まずはDレンジ(オートマモード)にして運転を始めました。
ここでとても驚いたのは、Dレンジでのギアチェンジがスムーズで違和感があまりありません。
さすがにアクセルを強く踏むとギアダウンするまでのラグを感じるので、M4の性能を考えると運転するには遅さを感じますが、普通にアクセルを踏んでいる分にはそれほど気になりません。
少なくとも、過去に試乗した何台かのセミオートマ車と比べ物にならないほどギアチェンジがスムーズです。
私の愛車もそうですが、Dレンジで走ろうと思っても不自然なギアチェンジに耐えられず反射的にパドルでギア操作してしまいます。
それが、このクルマはパドルに手がかからずに走れます。
また、ステアリング特性をコンフォートにするとハンドルが軽くなって遊びが生まれるので、速度域の低い街中ではむしろストレスを感じずに運転できます。
さらにDレンジだとアイドリングストップしてくれるので、街中では燃費向上にも繋がるという優れた点もあります。

さて、首都高が近づく前にパドルによるギアチェンジも練習します。
これまたスムーズですし、とにかくシフトチェンジが早い。
アクセル操作をしながらシフトを変えると思うがままに加速できます。
すぐに感じたのはターボラグがないこと。
加速に段付き感がなくエンジンが自然に吹け上がっていきます。
これには本当に驚きました。
こんなガソリンターボのクルマは初めてです。
以前に試乗したM6グランクーペでも不自然とはいいませんが、ターボが効きはじめたなあと思われる瞬間がありました。
それが、このM4では感じません。
あまりにも吹け上がりがスムーズで早いので、1速で加速するとあっという間にレブリミットの7,600回転にぶつかってしまいます。

ヘッドアップディスプレイの回転数表示はもう少し分かりやすくても良いかもしれません。

このクルマの難点を挙げるとすれば、自然吸気とは違いエキゾーストの音色変化に乏しくドスの聞いた低い音しか発しないこと。
これが自然吸気のV10エンジンを搭載しているクルマに乗っているものからすると残念なところ。
自分のクルマから聞こえる音もそうですが、前車から発せられる音を聞いていても官能的とは言い難い。
ただ、これも好みですので評価は人それぞれということで。

試乗して少し感じは掴めたもののもっと首都高速が走れると良かったかなあ。
行きに使った高島入口と鈴ヶ森出口はとても近接していて、加速しながら右車線から本線に合流したと思ったらあっという間に右車線から出口ですから。
費用はすべて主催者持ちですが、これで500円とは贅沢な使い方です。

五味康隆氏はF82M4を“原点回帰”したと評しておりました。
先代V型8気筒エンジンから直列6気筒エンジンになって、フロントが軽くできるようになったので必然的にクルマの運動性能を上げやすくなったと。
前後の重量配分が運転しやすいクルマ作りの基本であるかということを中心テーマにして色々と解説いただきました。

私にとってとても意義のあるイベントでした。
特に、五味康隆氏の豊富な知識と経験、そして初心者でも分かりやすい説明で色々なものを吸収することができました。
また、機会を見つけて話を聞きたいと思っています。
それから、イベント会場だけでなく地下駐車場までたくさんのスタッフの方々がいらっしゃいました。
そのおかげで安心してイベントに参加することができました。
この場を借りて陰ながらイベントを支えていただいたスタッフの皆さまへも感謝の気持ちを伝えたいと思います。

帰り道は愛車を運転しながら、3,500回転を超えたあたりから自然吸気ならではの官能的な音が聞こえてくるなあと実感。
そして、昨日に続いて熱病にうなされているクルマを見に行くことに・・・




昨日と違って強い太陽光のもとでは目の前の強く紫がかった色を上手く捉えられませんでした。
このクルマは当分の間は頭から離れそうにありません。
勇気を振り絞ってロールス・ロイスの販売員に声をかけようと思っていたのですが、テントには誰もおりませんでした。
きっと、これ以上は近づいてはならないという天の声なのでしょう。
Posted at 2014/09/21 22:14:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2014年09月20日 イイね!

展示会 British Car Fair 2014 in Tokyo Midtown

展示会 British Car Fair 2014 in Tokyo Midtown20日(土)と21日(日)に東京ミッドタウンの芝生広場で開催されています。
開演時間は11時から18時で無料です。
出展しているメーカーは以下のとおりです。
Aston Martin
Jaguar
Bentley
McLaren
Range Rover
Lotus
Rolls Royce

現行モデルを中心に各メーカーとも3~5台出展していますが、目玉の特別展示のクルマが用意されています。
会場に着いた頃に小雨が降りだしたようで、特別展示のクルマに透明のビニールカバーが掛けられていました。
写真を撮りながら2時間ほどウロウロしているうちに雨があがり、ビニールカバーが外されすべてのクルマがお披露目されると…
タイトル画像のRolls Royceの特別展示車両のSilver Wraithがお目見えしました。
1950年製のクルマで4.5ℓ直列6気筒エンジンを搭載しているようです。

Lotusの特別展示車両は1989年のF1マシーン。



V型8気筒3,496ccのDOHCエンジンの出力は610ps/11,000rpmだそうです。
車両重量が500kgとありましたので、どんなエキゾーストを残しながらどれほどの加速をしていくのか興味があります。

次は大好きなメーカーAston Martinの特別展示車両はDB5です。



そう、先日のブラジル旅行の飛行機往復で「007スカイフォール」を3回観ていました。
Mを守るためにジェームズ・ボンドが選んだ彼の生家であるスカイフォールで敵役を迎え撃ちますが、このときにボンドが逃走用に使ったクルマと同じです。
このボンドの愛車DB5のシルバーにちなんで、外装のラインナップとしてSKYFALL SILVERという色がスペシャルカラーとして準備されています。
映画とボディーカラーのことでいうと、「007慰めの報酬」で使われたガンメタのDBSにちなんでQUANTUM SILVERという色も準備されています。
ジェームズ・ボンドと同じ色のアストンマーティンに乗りたいと思えば、乗れるのですよ!

さて、私の最大の目的は初めて目にしてから頭を離れないVanquishです。
展示車両にラインナップされていたので何色なのだろう、CoupeかVolanteか楽しみにしていました。
用意されていたのはホワイトのVanquish Volanteでしたが、おそらくパールのようなMORNING FROST WHITEではなく、程よくメタリックの入った少し落ち着いたSTRATUS WHITEだと思います。
本来はここで足を止めてじっくりと眺め始めるところなのですが…

その奥の空間に並べられた重厚なクルマのうち1台が私を呼んでいます。
初めて観ました。
Rolls Royce Wraithです。



この色はなんというのでしょう。
美しすぎです。
インテルラゴス・ブルーと同じ系統ですが、もっと明るめのブルーに紫が入っています。
しかも、シルバーのデコラインが入っています。
中を覗いてみると、シートやドアの内貼りは白い革で統一されていて、パネル周りも高級感一杯のボタン類が付いています。
そして、ボンネットの上にあるエンブレム(スピリット・オブ・エクスタシー)はフォグガラス製のような半透明のものです。
このクルマの設定に完全にやられてしまいました。

雨もしたたる・・・いや、雨粒をふき取って輝くボディーカラーを見てみたい。

車両価格は3,333万円(税込)と縁起の良さそうな価格です!
Vanquish Volanteが3,500万円超なので、こんなに高級感に溢れているのにそんなに安いのと思ってしまいました。
何といってもフラグシップのPhantomなら5,000万円超のメーカーですし。

折角なのでWraithのスペックを記しておきます。
ボディーサイズ:5,280×1,945×1,505mm
ホイールベース:3,110mm
車両重量:2,430kg

エンジンは、V型12気筒6,591ccのDOHCです。
馬力:632ps/5,600rpm
トルク:81.6kgm/1,500-5,500rpm

ちなみに加速は、0-100km/h 4.6秒だそうです。

明日は朝からカービューで募集していたBMW WHY “M”MEETINGに当選したので参加してきます。
最新のMモデルに試乗できると思うのですが、…
午後はミッドタウンに行ってしまうかもしれません。

夢遊病はひどくなるばかり。

最後までお付き合いありがとうございます。
Posted at 2014/09/20 23:19:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ
2014年09月15日 イイね!

試乗記 Maserati Ghibli & Ghibli S

試乗記 Maserati Ghibli & Ghibli S昨日、ブラジルから帰国しました。

旅行は9日間ですが、現地泊は5日のみ。
残り4泊は飛行機の中ということになります。
地球の裏側まで遠くて時間がかかると言いたいところですが、印象としては乗り継ぎが悪い。
10年ほど前にペルーに行った時もそうでした。
どうも南米方面に向かうときのネックに思えます。

飛行機はデルタ航空でしたが、成田空港から約11時間のフライトを経てデトロイト・メトロポリタン空港にてアメリカの入国手続きをしました。
デトロイトでの乗り換え時間は約7時間。
(厳密には入国手続きや乗り継ぎの手続きで2時間ほど潰れます。)
次に、デトロイトからサンパウロ・グアルリョス空港へ向け約10時間のフライトでようやくブラジルに入国です。
さらにイグアスの滝のあるフォス・ド・イグアス空港まで国内線に乗り換え、約1.5時間のフライトで目的地に到着です。
ただし、サンパウロ・グアルリョス空港での乗り換え時間も約6時間。

これを全部足すと35.5時間。
もう少し真面目に考えれば、成田空港へは出発の3時間以上前に到着していたし、家から成田空港まで1.5時間と見ればサンパウロ・グアルリョス空港まで39時間かかったことになります。
フォス・ド・イグアス空港からイグアスの滝まではバスで30~40分ほど。
休憩を挟まずイグアス国立公園に向かったのでドアtoドアで40時間ほどかかります。
飛行機に乗っている時間だけでいうと23時間なのに。



次に向かった観光地が、サンルイス、そしてレンソイス白砂漠です。
これも一旦、飛行機でイグアスからフォス・ド・イグアス空港に戻り、サンルイスに向かうので大変です。



帰りのことを言うと、レンソイスからサンルイスへバスで4時間走ってから飛行機に搭乗となるので、行きよりさらに時間がかかります。
金曜日の朝7時30分に現地を出発して成田空港に着陸した時点で46時間経過。
家までだとほぼ48時間です。

誰かのブログと一緒でタイトルと内容が合っていないという突っ込みを受けそうですね。
そう、今回の旅行記はブログにしません!
iPhoneで撮った写真を現地でWi-Fiを使って「何シテル?」に10枚以上をアップしています。
もし、興味があれば「何シテル?」をご参照ください。

さて、そろそろ本題。
ということで、どうやら時差ボケになっているらしく、今日は朝4時に起床。
目が冴えて寝ていられません。
クルマも2週間以上運転していないのでハンドルを握りたくなっていて、朝から辰巳&大黒ふ頭と立ち寄りながら首都高を走りました。
昼ごはんは日本食のビュッフェです。
ここらへんも「何シテル?」で書きましたね。

次こそ本当に本題です。
午後は時間があるからさてどうしよう、まだGhibliの試乗をしていないのでお付き合いのあるディーラーへ連絡することにします。
Ghibli Sとの違いを知りたいので両方を試乗したいと申し入れます。

了承が得られたので、ショールームへ向かいます。
担当の営業マンが商談中とのことで、別の営業マンにお相手いただきました。
試乗コースは実に短く一般道で1kmほどだと思います。
これで何が分かるということもありますが、…
Ghibli Sは高速道路も含めて以前に試乗したことがあるので、そちらのブログを参照ください。

今回は両者の違いに注目です。
ちなみにエンジンは同じV6 3lツインターボですが、スペックは次のとおり。

Ghibli S
最大出力:410ps/5,500rpm、最高トルク:56.1kg・m/1,650rpm、0-100km/h:5.0秒(後輪駆動のS、四輪駆動だと4.8秒)、最高速:285km/h(後輪駆動のS、四輪駆動だと284km/h)

Ghibli
最大出力:330ps/4,750rpm、最高トルク:51.0kg・m/1,600rpm、0-100km/h:5.6秒(後輪駆動のみ)、最高速:263km/h

まず、Ghibliに乗り込みますが、Ghibli Sに装備されているパドルシフトがありません。
今や高性能車のギアシフトはハンドル周りでというのは共通しているような気がします。
Ghibliでちょっと本気を出したいと思っても、意識的にギアチェンジするにはいちいちシフトレバーに手を伸ばして前後に動かさないとなりません。
MT車乗りの方には慣れた動きかもしれませんが、パドルシフト付きセミAT車乗りには面倒です。(少なくとも私には面倒)
どうやらGhibliにもパドルシフトをという話もあるそうです。

それから、決定的なのが加速感。
Ghibliはアクセルを1/3以上深く踏み込まないと加速感に乏しい。
2/3くらい踏み込むとやっと本格的な加速が始まったな、という印象。
一方、Ghibli Sはアクセルの踏み加減を少し変えただけで速度が変わる感じ。
ちゃんとアクセルの踏み加減に連動して加速してくれます。
だからドライバーからみると、加速感が素早く体感的に全く違います。

とはいえ、2t近い車重があるGhibliも330馬力ですから十分なパワーはあるはずです。
どこにメルクマールがあるかによりこの感覚も違うかもしれません。
もちろん、Ghibliで加速も十分という意見もありえます。

価格はGhibli S よりGhibliのほうが133万円安く設定されていて837万円です。
もし、1,000万円以内で抑えようとすれば選択肢はGhibliしかないでしょう。
でも、私なら何とか133万円頑張ってGhibli Sに乗りたいというのが結論です。
ちなみに、標準装備が少し異なっていてGhibliをGhibli S並にしようとすると50万円ほどかかるそうです。

エキゾーストの違いとかも知りたかったのですが、今回の試乗コースでは分かりませんでした。
したがって、試乗記はここで終了。

内容が薄いですね。
ここまで、長文にお付き合いいただきありがとうございました。
Posted at 2014/09/15 23:35:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2014年08月31日 イイね!

試乗記 Aston Martin V12 Vantage S

試乗記 Aston Martin V12 Vantage S久しぶりの試乗記です。
イタリア街・辰巳での楽しい一瞬からわずか数時間後の話です。

待望のアストンマーティンです。

前回のVanquish Volanteの試乗会のチャンスを逃していたので、是非とも実現したかったV12 Vantage Sの試乗です。
他に、DB9 CoupeとDB9 Volanteが用意されていましたが、乗るならM6よりスパルタンなクルマなので迷いはありません。
集合場所は京浜島の安田造船所というところ。

首都高を大井南ICで降りて首都高沿いに国道357号を走ると2車線で真っ直ぐな道をしばらく走ります。
白バイを2台も見かけ、そのうち1台はクルマを左に寄せて質問をしているところでした。
慣れない道路に不穏な雰囲気を感じましたが、無事に目的地に到達。

試乗車はメタリックが少し混じった白色の(確か)シルバーフォックスです。
内装はブラックが基調でセンターコンソールがピアノブラック、ステッチはシルバーです。

エンジンは、Vanquishと同じものが載っています。
5935cc V12DOHCで、最高出力573ps/6750rpm、最大トルク=63.2kgm/5750rpmを引き出します。
加速性能は0-100km/hが3.9秒、最高速が328km/hとアストンマーティンの市販車としては最高のパフォーマンスです。



さて、試乗のためにV12 Vantage Sに乗り込みアストンマーティン独特の儀式を行います。
クリスタルキーをセンターコンソールの上部中央にある差込口に指で長めに差し込み続けると、ライオンのようなガォーという大きな咆哮でエンジンが始動します。
シート左側のセンタートンネル側面のスイッチでドライビングポジションを調整しますが、座面が低いです。
ハンドル位置も少し上げます。
M6のシートを一番低くして鍛えているつもりでしたが、目線の違いは大きいです。
シートをボンネットにギリギリ目線がかかるくらいまで上げて走ることにします。

アルカンターラのステアリングはさらっとしていて手触り感がよいです。



シート右側にあるサイドブレーキを下ろして差込口左側のDボタンを押すと走りだします。
ただし、V12 Vantage Sはシングルクラッチの7速セミATですからアクセルを踏み込まないと前には進みません。
さっそく、軽くアクセルを踏んで走り出します。

すぐにゴロゴロゴロとアストンマーティンならではのエキゾーストが聞こえ始めます。
まずは、オートマモードです。
ギアチェンジでギクシャクして乗り心地が良くないのはすでに知っています。

そのうち、アクセル踏み込んでギアチェンジしたらアクセルを緩めてスムーズな加速を目指すようアドバイスをもらいます。
E63 M6に乗っているときと同じように運転してみますが、実践してみるとこれが案外と難しい。
運転が慣れてきて分かったことですが、これまたM6と同じで軽く踏んだ時はかなりスムーズに加速ができるのですが、フルアクセルにすると1速から2速、3速のつなぎでバタバタが出てしまいます。

どこが試乗コースだったのか覚えていませんが、2車線の国道357号を走ったときに色々と試してみました。
3速くらいからのアクセルベタ踏みの加速はかなり心地よく、背中をグググッとシートで押していってくれます。
この力加減はE63 M6よりかなり強くて印象的です。
トルクバンドが広いのが効いているのでしょう。
1つのギアで広い速度域をカバーできるので、ギアチェンジせずとも長く力強い加速が味わえます。

それに、トンネルの中でこの加速をするとエキゾーストの反響も楽しめます。
もうこれだけで欲しくなる要素十分です。

ただ、この道の路面は少し凹凸でうねっているところがあったので乗り心地もつかみました。
E63 M6のように時として感じるゴンという激しい振動はありませんでした。
その分、バネのようにピョンピョン跳ねるというか柔らかく路面を飛び跳ねていく感じがありました。
かといって柔らかいわけではありません。
結構、路面の状況をシートやハンドルを通じてお尻や掌に伝えてきます。
やはりGTカーとしての要素ではなく、スポーツカーの要素を入れたクルマなのだなあと感じた瞬間でした。

これは、2名乗りのクルマですが、実際は1名で運転して楽しむクルマだと思います。
女性を助手席に乗せるのはちょっと厳しいかなあという感じがします。

とにかく中間加速の素晴らしさとエキゾーストの美しさには大きな魅力を感じました。
さて、値段は車両価格が2,300万円で乗り出しが2,500~2,600万円だそうです。
実用性を求めてはならないとすると夢のようなクルマです。

アストンマーティンにはどうしても乗ってみたい。
最近、ヴァンキッシュが2015年モデルからリファインされ性能がアップされるというニュースを見つけました。
最高出力:573ps/6750rpm → 576ps/6650rpm
最大トルク:63.2kgm/5500rpm → 64.2kgm/5500rpm
0-100km/h:4.1秒 → 3.8秒
最高速:295km/h → 324km/h

ただ、私が気になったのがエキゾーストです。
以前の試乗記でも記している点ですが、ギアボックスがZF車のTouchtronic Ⅱの 6速ATからTouchtronic IIIの 8速ATになったこともあって、YouTubeで聞く限りはギアに対するエキゾーストの切れが良くなっているみたいです。
しばらくは妄想が続きます。

試乗が終わったらショートクルーズが用意されていました。
羽田空港から飛び立つ飛行機を見ながら優雅な気分で…V12 Vantage Sの背中をぐっと押す加速がしばらくは忘れられません。

Posted at 2014/09/01 00:10:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2014年08月30日 イイね!

訪問記 イタリア街(四回目)

訪問記 イタリア街(四回目)最近の金曜日夜の辰巳には凄い台数のクルマが集まってきます。
駐車スペースは22時にもなると見つからないほど。
今週は早く仕事を切り上げられず、辰巳に着くころにはクルマで溢れていることは必至。
そのうえ、疲れていてちょっと眠い。
「何シテル?」を見てもみん友さんが集まる兆しは見えない。
おそらく、今週もまた当局の見回りで辰巳を後にすることになるだろうと思い、早々に眠ることにしました。

しかし、翌日になって禁断症状が出始めます。
そこで、ひっそり走行さんの仕掛けとも思える「何シテル?」のつぶやきに反応します。
ところがこれに予想外の大物が反応します。F13M6さんが辰巳に出撃できそうだと。
メッセージを送ると話はすぐに纏まります。
power to hearさんも辰巳に向かうとのコメントを見つけ、これでお二人に会えそう。

ゴルフレッスンが終わり、家に戻って着替えたところで出発しますとコメントを入れます。
このときCHORONO63さんが集いを察知されていることを発見します。
お疲れとのことでしたので、無理せずと返信します。
ただ、CHORONO63さんのことだから奥さまの稟議決裁を受け、絶対にいらっしゃるだろうなあと確信ありました!

さて、お約束の22時を20分ほど遅れて着くと辰巳はクルマで溢れていました。
大型車用の駐車場も通路も埋まっていて、空きスペースを探してクルマがグルグルと周回しています。
みん友さんの一団を見つけると、power to hearさんの的確な誘導により愛車を周回するクルマの流れから退避させられました。
ここでF13M6さんと初めてお会いでき、挨拶をかわします。
また、F13M6さんのクルマを見学されていたhawaiisunさん夫妻もご紹介いただきます。

ところがその直後に当局が辰巳に到着してクルマの移動指示を出し始めました。
そこで、ちょうど到着したCHORONO63さん、F13M6さん、power to hearさんとイタリア街に移動することにしました。

F13M6さん、power to hearさんに私とCHORONO63さんが続きますが、power to hearさんのF10に付いていくのに難儀します。
ハイパワー車の運転で慣れているのか首都高のきつめのカーブも速度を落とさずそのまま駆け抜けていきます。加速の出足も早く、こちらが高ギアでパワーレンジを外したエコ運転をしていると差を詰めるのに時間がかかります。
途中にクルマが入らないようにと追っかけていくと、銀座方面との分岐直前で先頭を走るF13M6さんの前に黒いミニバンが強引に割り込み、接触しかねない危ない瞬間が…
細かくは見えませんでしたが、クルマの性能による貢献もあったのでは。

一団が銀座線に入ると最後尾だったCHORONO63さんがKK線へと先導しようと追い越し車線から先頭に回り、私はすぐ後ろに付いて走ります。
F13M6さんは分岐に気が付かれたようですが、power to hearさんのF10は…左車線を走っていたらしく現地集合となりました。
CHORONO63さんの後ろを走るのは楽しいです!
C63AMGは加速するときにグルグルグルと大音量のエキゾーストが聞こえてくるので追従しやすいですし。
もちろん、出足で離れますが、加速しますよとやる気を出すよう優しく合図をしてくれます。

さて、現地に着くと先週金曜日よりもかなり空いていました。
ほどなくJRAビル前のベストポジションも空いて皆さまから愛車の移動を勧められます。
一番若いということで遠慮せずに先輩方の指示に従うことにします。
クルマを停めてカメラと携帯便利な旅行用の三脚を持ち出すと、なんと皆さん立派な三脚です。しかも巨匠たちのカメラはとても立派です。
皆さん会話を交わすことなく黙々と写真を撮り始めます。



薄暗い中で皆さまだんまりなので、誰がどこから撮影しているのかさっぱりわかりません。
皆さまのお仕事の邪魔にならないように…



power to hearさんは長らく私のクルマにカメラを向けていただいていました。
初めてお会いしたときも写真を撮ってもらい、綺麗な写真をブログにたくさんアップしていただいていますが、今回も心のこもった写真が見られると思います。
(→power to hearさんの2014年6月29日付のブログで見られます。)
F13M6さんは腰痛を耐えての撮影とのことですが、現行M6オーナーさんがクリス・バングルをどう捉えたか楽しみです。
(→原稿を遂行している段階でアップされてしまいました。)

今回の私の使命は最初にブログをアップして皆さまの前振りは少なくすることだったのです。
そして、素人だとこういう写真になりますという見本にもなります。
今後は紳士協定を締結しておかないとダメですね。
じっくりと巨匠たちのブログをご覧になってください。

それだけのために書かれたブログにここまでお付き合いいただいてありがとうございます。

撮影会終了後、八ヶ岳から戻られ翌日(当日)出勤されるpower to hearさんとはお別れ。
深夜の2時を超えたにもかかわらず3名で再び辰巳に。
しかし、辰巳の夜はさらに盛り上がりをみせ、さらに満車状態。
何とか空きスペースにクルマを停めて、しばし歓談です。
F13M6さんには試乗しますかと何度もお声掛けいただきましたが、ちょっと条件が整わずに次回に持ち越ししてしまいました。
CHORONO63さんのC63AMG Edition 507を交えてぜひ実現したいですね。

みんカラを始めるときは想像していなかった世界。
CHORONO63さま、F13M6さま、power to hearさま、本当にありがとうございました。
Posted at 2014/08/31 20:05:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | 訪問記 | クルマ

プロフィール

「@プリマヴェーラさん、こんにちは。
ビルの合間から見える東京タワーに向かって頑張れ〜、と応援したくなる不思議な気持ち。
今日は良いことあるといいですね。」
何シテル?   12/16 13:04
自分が子供の頃に父親が購入したいすゞ117Coupeに乗っています。 この車なら悪くないし譲って貰えるならと免許の取得とともに軽い気持ちで乗り始めたのが私のカ...
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