
MP4/5「さっきドアの内張りはがしてみたが、雨上がって3日目なのに、写真では分かり難いが、結構雨水が残ってるもんだな」
整備長「結構水はけ悪いですからね。この部分は。
特にインナーパネルとビニールの隙間に入った分は、雨水の逃げ道もないですからね。」
MP4/5「そういえば、プリウスαのドアを施工した時、屋根がある駐車場で施工していたが、施工箇所のドアが横からの雨が掛かってただけで、パネル内部は、フロントガラスぐらい雨が流れていて、施工が出来なかったのを思い出したよ。」
整備長「そうですね。台風接近中にも関わらず、施工しようとしたMP4/5は、今も昔も何も考えない所が変わりませんね(*´Д`)=3ハァ・・・」
MP4/5「しかし、デッドニングをする時、この雨水が大量に流れる部分に施工する素材は、水を吸収してしまう吸音材は使用は厳しいな」
整備長「そうですね。吸音材は気泡等、素材内に空気の層があり、その空気粒子の振動と素材の間に摩擦が生じ、熱に変換して音エネルギーを軽減させていますからね。空気が入る部分がないと効果がありませんね。
空気が入る=水も入るですから」
MP4/5「内部の反射音を減らして、少しでもマイルドにしたかったんだがな」
整備長「仕方ないですね。吸音材の性質上、空気層は必要ですから。
使うともちろん吸音材は、水を吸います。
風が抜けなませんので水の蒸発も難い場所になりますから、長時間素材に水が残る事になりますよ。」
MP4/5「スポンジを水に浸した状態と同じ様なもんだからな」
整備長「ですね。水を含んだ吸音材は空気の層が減りますので、吸音効果も落ちます。
それだけならまだしも、水を含んで長時間放置する事になりますから、素材にカビや腐食が現れるケースもありますよ。
最悪、鉄板を長時間水につけておくのと変わらないので、錆が出る可能性もありますよ。」
MP4/5「錆びたり、カビが生えたり腐ったりしたら、本末転倒だな(_ _|||)」
整備長「表面を防水加工をしている商品も一部出回ってますが、カット面はもちろん防水ではありませんし、防水加工されているのは、表面の素材と空気層の境目だけで、空気層を順に伝って、水がしみ込んで行きます。
水を吸いにくい素材もありますが、吸い難い=排水もし難いという事ですから、水が入ると中々ぬけませんよ。
MP4/5「吸音材と水は、お互い相容れない関係だな。施工プランをもう少し練らないと駄目だな。」
整備長「そうですね。昨日作った自作スピーカーの原理の箱は企画倒れでしたかし、無い知恵絞って考えても無駄ではないですかΨ( ̄∀ ̄)Ψケケケ」
MP4/5「やかましいわい!( ‘ ^‘c彡☆))Д´) パーン 」
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Posted at
2015/11/23 01:49:45