《その1》 ”匂いフェチ”について
唐突ですが、私はにおいフェチです。
魅力的な男性にお会いすると、
「どんな匂いがするのか」
がまずはじめに気になります。
電車で偶然となりあわせになった中年男性にときめくこと数知れず…。
そもそも「におい」とは?
簡単に言うと、鼻の奥にある「感覚細胞」という細胞にさまざまな物質が出会うことによってにおいは感じられます。
人によって好きなにおいは様々ですよね。
柑橘のさわやかなにおい、お料理の香ばしいにおい、雨上がりのコンクリートのにおい…。
(干したお布団については諸説ありますね…)
このようにいろいろなにおいがあるのは、細胞に到達する物質の種類によって感じるにおいが異なるためです。
ヒトが嗅ぎ分けられるにおいの種類は何百種類にものぼると言われています。
そんななか、私を魅了してやまないにおい物質…。
それが
「ノネナール」です。
何百種類のにおい物質のなかでダントツの一位。
「えっ、何?なんのにおい?」
と思った方は、ググっていただければすぐにわかります。
あ、ググらなくてもタグでなんとなく予想できてしまいそうですね(笑)
ちなみに、純粋なノネナールよりも、多少別なにおいが混じっているほうが好きです。
男性用シャンプーのメントールと、整髪料のにおいが加われば100点。
職場の少しホコリっぽいにおいが微量混じればさらにポイント2倍!(なんのこっちゃ)
そういえばよく、
「私においフェチなんです!芳香剤とかパフュームとかめっちゃこだわってます☆」
という方をお見かけします。
これはあくまで持論なんですが、芳香剤とかパフュームにこだわるだけならフェチではなく「アロマ好き」ですよね。
(意見には個人差があります)
においフェチは「フェチ」です。「フェティシズム」なんです!
以下、世界大百科事典 第2版(コトバンク)より一部抜粋。
フェティシズム【ふぇてぃしずむ】
異常性欲,性倒錯の一種。性愛の対象が異性の存在の全体ではなく,その肉体の一部(毛髪,手,足,指,爪,耳など。通常は性器を除く部分)や,異性が身につけている物(靴,靴下,下着,ハンカチ,指輪など),あるいは異性の象徴となるもの(コイン,皮革,毛皮など)を性対象とする傾向をいう。
異常性欲というのは少し笑えますが…。
そう。フェチとはすなわち性的倒錯。
いわゆる「グッとくる」というやつです。
もちろん、芳香剤や香水のにおいでグッとくる方もいらっしゃるでしょうから、それについては異論ありません。
え、私ですか。
おじさんの首筋のにおいで異常にグッときますがなにか?

黒さんは残念ながらにおわないみたいです(笑)
Posted at 2014/04/09 15:31:16 | |
理系のひとりごと | 日記