![XC90中古車購入におけるグレード選択の考察 XC90中古車購入におけるグレード選択の考察](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/709/374/47709374/p1m.jpg?ct=d36ac9dcf431)
XC90の中古車購入にあたっては、グレード選択に悩みました。
もちろん、マイチェン後の2020-21年以降モデルの方が装備アップし、洗練されているが、価格もまだ高止まり。
なので、コスパと故障リスク面から私は3~4年落ちくらいをターゲットにしていました。
48VマイルドHVは大きな燃費効果もなく、基本エンジンもT5/T6とB5/B6に大差なしなので無理に選ぶ必要はないかなと。
T8は魅力があるが価格帯が高価であることと、純正装着のタイヤが21インチ超扁平、ブレーキ径も大径化されており、スタッドレスを履かせることやタイヤ消耗品コストを想定すると除外。
それでいくと、T5、T6、D5からの選択となりました。
【試乗でのインプレ特性とメリット・デメリット】
■T5ガソリン
・出足が遅く、パワー感には乏しいが、高回転まで気持ちよく回る。
・スムーズで静か、XC90の高級車格にはマッチするエンジン回転フィール
・CO2排出量、排ガスのクリーン度にはディーゼルに対し分がある。
・走り方による燃費の低下度合いが激しく、毎日燃料計の目盛りが減るのが分かる。
■D5ディーゼル
・車外音がややガラガラ感あるが、低回転から強烈なトルクがあり、スタートダッシュも2tの車重を感じない。
・アクセルの付きがよく、高速道路ではハイギアーのまま僅かなアクセルワークで加速できクルージングが楽。
・DFPメンテ、アドブルー補充が必要で、インマニ等への煤堆積の課題は抱える。(V60 D4オーナーとしての経験)
・2t超えのSUVとして、圧倒的な経済性。満タン1000Km走れる足の長さ。
【経済性とコスパの検証】
以下の前提条件でD5とT5/T6の燃費経済性を検証
・D5の軽油燃費を11Km/L、T5/T6のハイオク燃費を9Km/L
・軽油とハイオクの1L当たりの単価差を35円/L
計算結果としては、1万Km走行当たり約6.5万円の燃料費差がでる。
中古車で購入し、仮に5万Km走行すると仮定するとコスト差は32.5万円となる。
D5は2020年にカタログモデル落ちしているのでやや希少性もありタマ数がT5やT6に比べると少なめ。
中古車市場での価格もやや高めで、経済性からD5を選ぶという点では元が取れないことになる。
当初はD5で探していましたが、双方を試乗してみたのと、車両価格と燃費経済性の検討結果からガソリン車を選択することに。
贅沢装備の面から、T5 Nordic Ed.とT6 Inscriptionで絞ることにしました。
結果、運命の出会いは、T5 Nordic Ed.に。
ドライバビリティ、スムーズネス、騒音、使用用途、イメージなどからご自身に合ったグレード選択をされるとよいと思います。
XC90の中古車選びのご参考になれば・・・。
Posted at 2024/05/09 19:30:35 | |
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