純正フォグランプ増設（①交換編）

いきなりの完成画像ですが、この画像に違和感を感じる方はどれくらいいるでしょうか？

私のA3 SBはLEDヘッドライト仕様なので、フォグランプの設定がなく、Audi曰くオールウェザーライトなるコーナリングランプ点けっぱなし的な機能しかなく、黄色いフォグを付けたくても純正OP設定はなく、社外品の後付けしかありません。

しかし、社外品はあまり好きになれず、やっぱり純正はデザインも秀逸で統一感があるので、HIDライト仕様の純正パーツを流用し、黄色いフォグランプを付けることにしました。

構想は半年前くらいからありましたが、配線をどうしようかと頭の中で悩みつつ･･･。
純正パーツの中古をネットオークション・フリマを徘徊しずっと探していました。
ついに予算内のフォグ本体とカバーのセットを発見し、購入。

なお、スポーツバックとセダン、前期・後期ではフォグ形状、カバーが異なりますので、注意です。

あと準備するものは、電源配線のリレーハーネスです。
IPFのRev.3の配線のみを流用します。
リモコンスイッチ式なので、配線引き込みがなく、エンジンルーム内で作業が完了するので便利です。

IPFのRev.3のフォグ配線は、ギボシ端子なので、純正フォグのH11コネクターに加工して差し替えます。

LEDヘッドライト仕様のダミーカバーはグリル側の先っぽに小さな穴が開いています。
ここにホイールボルトキャップを外す純正の治具リングを差し込んでひっかけ、車輛前方方向にまっすぐ力ずくで引っ張ります。
バコッ！と外れて焦りますが、慣れれば簡単です。

ダミーカバーを外しても、もぬけの殻なので、さっそくフォグランプを取り付けます。
中古で購入したパーツにはさすがにボルトは付属でなかったので、ディーラーから取り寄せて取り付けます。
フォグ配線をつないで、片側ボルト2本で留めるだけです。

ショルダーボルト
純正品番：WHT005764（4本で1500円ほど）

カバーを戻して外見の作業は終了。

フォグをON/OFFするリモコンは、直射日光を避け、この辺りかな～ぁなんて悩んでいる画像です。
両面テープで貼り付けるタイプなので、唯一の難点は一度つけると、電池交換の時は剥がさないといけません。

完全な自己満足の世界ですが、LEDヘッドライト仕様に、黄色いLEDの純正フォグランプを装着した何処にもない？A3特別仕様車の完成です。

同じA3の方で、すれ違っても気づく人は居ないでしょう･･･。（コンセプトとしては、それでいいのですが･･･）

なお、フォグには結構細かい保安基準があり、リモコン式は恐らく適合しません。
ディーラーでは車検に通らない可能性があります。
その時はフォグランプハウジングをはずして、純正のダミーカバーに戻せばいいと思っています。

交換後、初めて高速をフォグありで走行。
LEDヘッドライトととても相性が良いことが分かりました。
蒼白ですが少し照射ムラのあるLEDライトを、黄色LEDフォグが明るさを均一にして見易い色味に変えてくれました。
高速道路を安全・快適にしてくれる、非常に満足度の高いモディファイでした。