プラグホールオーリング交換② ／カムシャフトシール交換前、プラグ交換

バルブカバー脱着の為、
まずは
タイミングベルト側から取り外しを
行ってます。

自分の2000年モデルは、
可変タイミングバルブが着いているのですが、

ノンターボは、
インテーク側にソレノイドが着いているので、
カムシャフトのプーリーが特殊です。

丸印が
可変タイミングプーリーのプラグになります。
今回はコレも新品交換しました。
(走行距離が距離なので、パーツ担当に
交換を薦められました。)

可変タイミングバルブ機構の場合、

特に可変タイミングプーリーの
着いている側、
↑
ノンターボならインテーク側、
ターボならエキゾースト側になりますが、

カムシャフトのオイルシールを交換するには、
写真のSSTにて、
カムシャフトを固定しなければなりません。



コレが面倒くさくて、
片方しかオイルシール交換していない方も
いらっしゃいます。

基本、ディーラーはSST持っていますが、
ボルボ専門店が持っているかどうかは
確認しましょう。
工賃金額は恐らく大して変わりません。

エンジンアッパーマウント側には、
オイルシールは使って無い様です。


その代わり、
ココにはCAPが着きます。

＊密封式の為、
必ず破壊して取り外しするので、
再利用不可。
http://minkara.carview.co.jp/userid/2055417/car/1558358/7104708/parts.aspx

価格は1460円税別。
少し値上がり。

＊写真はシール交換前。



インテーク、エキゾースト、
リヤのカムシャフトシールは、

2015年8月に
純正新品で、1度交換しています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2055417/car/1558358/3338931/note.aspx


当然ながら
オイル管理もキッチリやってたので、
オイルシールからの漏れは
全く有りませんでした。

カムシャフト(インテーク)の中心から、
オイルが垂れてますが、

(写真は交換前です。)



ココに
プラグが捩じ込んであるのかな？
(後日、パーツ担当に再確認しときます。)




ディーラーで聞いた話ですが、
稀に、
プラグからのオイル漏れ事例があると。


原因としては、
インテーク又はエキゾースト側の
(可変タイミングプーリー側)
オイルシールからの漏れが
進行していた場合に、


ココのプラグに
漏れたオイルが侵入、
オーリングをダメにするらしいです。

前回のカムシャフトシール交換の時には、


特に何も言われてなかったので、
(請求内容には、確かプラグ交換は無かったと思う。)

殆どの875や285では、
積極的には交換はされない部品かと思います。


外したプラグも
特に漏れは無かったと言ってました。

プラグ(1275364:税別1460円)

オーリング単体で
部品が出ません。

値段も高くないので、
多走行距離の後期875や285で、
カムシャフトシール交換を考えている方は、

タイベル1式交換と同時に
行っておくのが無難かと思います。



【続く】