AT(AW55-50)オーバーホール(2022.9/17)①

経過報告です。

2022.9月17日(土曜日)
カーサポートKAWASEの社長さんから
連絡があり、
95%方、作業が完了したとの事。

写真の交換した部品を見ると、
相当大変な作業だったのが良く判ります😥💦


社長さんにお願いしまして、
交換した部品の写真を送って貰いました。

クラッチプレートは全て焼けていて、
表面の素材が完全に剥離していました。

(右端に写っているのが、正常品プレート)

クラッチハウジング(ハードパーツ)は
今回交換しました。

ハードパーツで
損傷がある物があると、
適切な作動が出来ないとの話なので、

交換の判断は、
社長さんに全てお任せしました。

インプットシャフトも
交換したとの事。

クラッチプレート、ハウジング組付後。

バルブボディも
ATオーバーホールの過程で
外してオーバーホールしています。

社長さん曰く、
268000キロ走行したバルブボディは、
油路がかなり汚れていたそうです。

参考例
↓↓↓
https://www.atf-pro.com/XC70/xc70valvub.html

元々
オイルパンからは大分前から
ATFがガスケットから滲んでいました。


バルブボディだけのオーバーホールも
KAWASEさんでは対応していますが、

上記のクラッチ焼けやハードパーツ損傷に
原因がある場合、
基本的にはショックや滑りは完治しないので、


多走行車両は結局、
オートマ本体を載せ替えるか、
オーバーホールした方が無難です。

今回のオーバーホールで
写真を送って貰い、
社長さんの説明に納得した次第です。

オイルパンは本来、
液体ガスケットでの接着をしてありますが、
それだけでは、経年劣化でオイル漏れや滲みが
起きてくるので、

カワセさんでは
OHキットに含まれている、
コルクガスケットを使用した上で、
カーブ部分の一部はシーリングで接着する事で、
従来のATより、オイル漏れが起きない様に
対策してくれてあります。

(続く)

詳しくはソレノイドのパーツレビューに追記。
オイルパン3箇所に穴開け加工して、ボルトをシーリングして止めてあります。

保証期間の1年後、
クラッチ滑りが時々発生しています。
※ノロノロ運転の後ろについてる時に起きやすい。