先日まで悩まされていた愛車フォレスターのブースト異常について、忘備録として記録しておきます。
"ブースト0.5病"
・・・ターボ車にお乗りの方ならば一度は耳にしたことのあるワードだと思います。
説明すると長くなるので割愛しますが、簡単に言うとある日突然ブースト圧がかからなくなる現象で不治の病とも言われているアレですよアレ...
自分がブースト異常に気付いたのは2017年の6月頃でした。
距離もちょうど10万キロ超えたぐらいの頃に高速道路に乗る機会があって合流にさしかかったのでアクセルをガッっと踏み込んだわけですよ。
・・・ん?!
・・・なんかいつもより加速感がない??エンジンはうなりまくってるのに全然加速していかん!!
って思ってブースト計を見てみると
案の定、針の位置は0.4を指していてそれからどれだけ踏み込んでも針はあがらず
「これがウワサのブースト0.5病か(滝汗」
となりつつ家に帰ってからネットで調べると同じ事例がまぁいっぱい出てくるわで・・・
パイピングのズレや切れ、ソレノイドバルブ、O2センサー、A/Fセンサー、ノックセンサー,エアフロ,インジェクター、燃ポン、燃料フィルタ、etc...
と可能性としてかなりの幅があります。
しかもエラーコード拾わないので片っ端から地道に探していくしか方法はありません。
とりあえず原因が分からないのでよく故障すると言われるソレノイドバルブ周辺を見てみることに
外見だけでは故障かどうかは分からないのでソレノイドバルブのカプラーを抜いて走ってみました。
当たり前ですが制御ができないのでブーストはかからないです。これは予想できた事です。
次にもう一度カプラー繋いで走ってみました。
結果はコチラもブーストかからず・・・
この時点でソレノイドバルブの故障だと断定し、スバルディーラーに部品を発注しに行くことに
そして無事、ソレノイドをゲットし交換してから試運転
踏み込む(1発目)→しっかりブーストは0.8ぐらいを指している(治ったと確信ww)
2発目→最初は0.8を指していたが何故か加速途中で0.4に落ち込む
3発目→踏み込んだ時点から0.4止まり
・・・ちょっと頭の中が真っ白になりあれこれ試してたんですが
どうやらバッテリーマイナス抜いて放置してから繋いだ1発目はしっかりかかるんですが2発目以降は落ち込むという謎の現象
まさかソレノイド生きてたのでは??というショックと無駄金支払った自分がアホらしくなりしばらく放置(笑
そしてしばらく経って立ち直ったのでソレノイドじゃなかったら何や??
と考えるも分からず
希望薄めだがなんとなくガソリンをシェルのハイオクにしてみるも効果なし
でも人間って不思議ですね。その当初は一瞬だけ治った気がしたんです(実際は治ってないw)
それで燃料系か??とまた間違った考えをしてしまい
燃料ちゃんと出てるんか??って思って交換歴が不明な燃料フィルターかえてみて同時にフューエルワンぶち込んで様子見したんです
・・・が
結果は変らず(おそらく燃料系はキレイになってるハズです)
「じゃあ次は燃ポンとインジェクター交換か。めんどくさいなー」
と思いつつ季節は冬になったのでこの件はいったん中断することに
しかししかし!!
中断期間中の冬季はよく高速に乗るのですが
何故かブーストがきっちりかかってすこぶる調子イイです。
1発目だけではなく何回踏み込んでもしっかり0.8まで過給してくれます。
おおおおおやっぱり燃料系やったかー!!と思いつつ完全に治った気でいました。
そして時は流れて2018年4月の事
恐れていた事が再発します。
・・・またしても過給不良
もう何が何だかサッパリ分からず
不治の病という言葉が重くのしかかります
ですがよく考えてみると
●冬の寒い時期は好調
●春以降の温かい時期は不調
この2つを考えてみて
「気温の差か??てかそもそもちゃんと空気吸えてる??」
と考えた私はとりあえず交換が容易なエアクリーナーを交換してみました。
納車時に交換したのでないだろうと考えてましたが、やはり結果変らず
次にエアフロ交換
普通エアフロ故障したらハンチングとか起きるしなにより診断機かけたときにエラーログ載るハズ(Dで診断機で見てもらって異常ナシ)なので可能性は低め
しかも新品で揃えると部品代が高いうえもし万が一エアフロ生きてた場合の心と財布のキズがデカくなる事を考えてヤフオクで程度よさげなレガシィ純正を購入
フォレスター純正は玉数少なくちょい高価
レガシィ純正ならいっぱい出てくるし安い。しかも品番一緒やからポン付け可
ということでエアフロ交換して試運転
コレがハマりました
しっかりブーストかかります!!何度踏んでもしっかりかかります。
ついに治りました!!
まあ結論はと言いますと
憶測でありますが
エアフロ故障(完全死ではなく経年劣化や汚れ付着による特性ズレ??)
↓
エアフロが間違った信号をECUに送る
↓
ECUがちゃんと空気吸えてないからソレノイド制御しよう(フェイルセーフ)
↓
ブースト0.5病
となったみたいです。おそらくね
故障発覚から原因究明までおよそ1年を要しました。まあほぼほぼ放置期間ですけどね(笑
今回はたまたまエアフロでしたが、ネットで同じような事例を見ると本当に原因が様々ですのでコレが当てになるのかといったところは不明です。
現在悩んでいらっしゃる方はこういう事例もあったよーって感じで見てくれたらなと思います。
いやーでもやっぱりエラー拾わないってのが一番タチ悪いですね。
今現在はフォレスターとても好調ですので愛車ライフを楽しみたいと思います。