
スバル・スズキが撤退しても今年もWRCは開幕しました。
そのレポートも載っているWRC+2009Vol.2は本日発売です。
さて今回は開幕戦のアイルランドの速報が入っています。
WRCの開幕戦がモンテカルロじゃないとなんだか違和感を感じます。
今年の主な変更点は開幕戦がモンテじゃないのと関係があり、今年から2年間で24の開催地を年12戦ずつ開催するというフォーマットに変更になりました。
よって今年のWRCではラリージャパンは無く2010年の開催になります。(2009年のラリージャパンはIRCでの開催ですよ)
あとテクニカルな面ではノルウェーで使われるスパイクタイヤですが従来の細いタイヤにスパイクを打ち込んだタイプから通常のグラベルタイヤと同じ太さに変わります。
これは専用ホイールを作らないようにして少しでもコストカットをしようという考えからだそうです。
もうひとつはサービスパークでマシンに触れる事が許されるメカニックの人数が6名から4名に変更されます。
減った分作業が間に合わなくなるのでは?と思いますが減った2名分はドライバーとコドライバーの2名もメカニック作業に参加することが出来ます。
個人的には競技でヘロヘロになったドライバー達にそこまでさせるのか?とも思いますけど・・・
マシンに関しては来年から新WRカーが導入される関係上シトロエン・フォード共に大きな改良は入れていないようです。
そして中盤の特集ではFIAにモノ申す!と記してラリー界の著名人のコメントが書かれています。
結構皆厳しい意見を延べていますがボク個人も同様の考えです。
観客が面白い・楽しいって言うのが無ければもはやスポーツではないと思う。
今のラリーは誰の為のスポーツなのだろうか…
FIAの・・・?モズレー氏の・・・?
数年前からそうだが、FIAはWRCのF1化をしようとしていると思う。
マシンをじゃなくイベントとしてだけど・・・
そもそもラリーとフォーミュラーは基本的な畑が違う。
フォーミュラーはクローズドサーキット内で予選が何分、決勝が何周または最大何時間と決めている。
しかしラリーは一般公道を使い競技を行う。また予選ではなくコースを2度下見するレッキだけで競技は3日間にわたる。
この違いをどうやってF1的なフォーマットに収めようとするのかだが、それは無理な話だと思う。
だがその反面ラリー独自の方針を上手く取り成功した例もある。それがIRCだ!
IRCではプロモーターの協力もあり1日6時間にも及ぶライブ放送も行っている。
また毎時IRCのダイジェストも放送として流しているのも参加するメーカーにとっては良い宣伝効果にもなり魅力的でもある。
しかし安価で効果の高い宣伝が出来るもので遠征費用がかかるイベントには参加する台数が減ってしまいイベント毎の均一化が良くないのも実情である。
だが均一化できればラリーも独自のイベントフォーマットとして高い宣伝力を身につけ自動車メーカーにも魅力的なイベントになるのではないだろうかと思う。
メーカーにとって魅力的なイベントになれば、それこそ観客やファンにとって魅力的で面白いラリーになると個人的に思うのですが・・・どうなんでしょうね・・・
話は逸れましたが魅力的なイベントという面ではラリードライバーの皆さんもがんばっています。
今年1月17日に開催されたアライモータースポーツ主催の八千穂レイク氷上走行会の模様も掲載されていました。
スパイクタイヤを履く新井選手のGRBの動きはすごかったです。
実はこの走行会のお昼時間のあとにちょっとしたサプライズがありまして・・・
Gr.N仕様のGRBのナビシートへの同乗走行がありました。
↓ちなみにその時の写真↓
ベルトの関係で身体のでかい奴からって事になり気がつけばボクが一番でかかったので先頭で乗り込みました。
乗り込んだ時に某編集のヒロさんに1枚撮られましたがまさかここに掲載されるとは・・・w
実際に同乗してみて動きに対して違和感を感じていたのですが、誌面での新井選手のコメントを読んでみて理解できました。
普通のタイヤの場合縦方向と横方向のグリップ力は同じじゃないので縦方向をメインに使っていきますが・・・
スパイクタイヤは縦横共に同じグリップ力だからグリップの使い方が違うから違和感を感じたのだと。
それにしてもヴィヴィオを使ったチームアライタイムアタックは・・・かっこよく書いていますがかなりセコく雪のあるトコを探して走っていましたよ。新井選手www
今年もいきなり誌面デビューを飾ってしまったボクですが・・・今年もいろんな事にチャレンジしたいなぁ~
しかしその前に仕事探さないと・・・今のままでは確実にやばいですw
Posted at 2009/02/06 19:27:07 | |
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