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2022年05月27日 イイね!

クロスオーバーへの道(その1)

 どういうわけか車を買うときはいつも突然だ。まだ子供が小さかった頃から家族の車として長年乗ってきたトゥーラン。まだまだ乗るつもりで、昨年の夏にはバッテリー交換もしたし、冬には車検もとったばかり。その時点では当然乗り換える気は全くといっていいほどなかった。

 とはいえ、13年目を迎えて自動車税も加算される車齢となっている上に、湿式クラッチでトラブル知らずだった6速DSGもさすがにくたびれてきたのか発進の時にガクっとぎこちないつながり方をする事象が時々出るようにもなっていた。ボディにもフェンダーにちょっと錆が浮いてきたりもしている。

 トゥーランの車検を終えた頃、何とはなしに妻と次の車の話をした。すぐに買うような気はなく、本当に何とはなしの話。でも、もしかするとそんな話を始めた時点でもう買い替えのスイッチはオンになっていたのかもしれない。

 俺メインの車はまだしばらくパンダで行く。妻が使う車を考えた時、妻も四駆のマニュアルが欲しいと言う。四駆については一時期所有していたスズキハスラーの四駆の安心感が何にも買え難いと感じていたそうな。マニュアルは基本的にギアチェンジは好きだし。何ならパンダCROSSでもいいかなと言う。ただ、現実問題は夢のパンダ3の2台体制!?とはなかなかいかず、パンダが小さいだけにもう1台の車はある程度荷物が積めてリアシートも広い車である必要がある。

 どんな車があるのかちょっと見てみようかということで、軽い気持ちであれこれ調べてみた。国産車がだめなわけではないけど、ずっと輸入車に乗ってるし今度も輸入車がいいかな。手始めにやっぱイタフラかな、MTはあんまりないだろうななどと思いつつ調べてみると、驚いたことにMTはおろかATですら四駆は少ないことがわかった。ルノー、プジョー、シトロエンのSUVはみんなFF。フィアットに至ってはジープレネゲードと兄弟なはずの500Xにすら四駆モデルがなくなっている。世間のSUVブームとはいったい何なのだ!?

 ではドイツ勢ならどうか。アウディクワトロはもちろんベンツ、BMWも四駆健在である。さすがである。しかしなぁ、ベンツやBMWはちょっといかついし高いよね。おっさん的には四駆といえばアウディだけど、何故かどうも食指が動かない。そういえばMTといえばミニがあるな。モデルによっては四駆もあるらしい。そう、忘れてたけどミニは今やドイツ車だった。この時点ではミニに対する知識もその程度。ということで深掘りしていくと、なんと残念なことにミニですらMT車は輸入されなくなっていた。

 ここまでで、四駆のマニュアルは予想通りとはいえほぼ絶滅していた。中古でも買えそうなのは旧型R60ミニクロスオーバーかアウディS1くらいだとわかった。今ならまだ5年落ちくらいで買うことができる。これ以上古いと厳しくなるギリギリのところかも、ということに思考が行ってしまい、一時期かなり本気で中古のR60ミニを探し始めた。ところが、いろいろ見ているうちに妻が一言「いくらなんでもちょっと古すぎる気がする」と。

 うん、そうだよね。そうそう。ここでちょっと冷静になって考え直すことに。とはいえ、こうしていろいろやってるうちにいつの間にか気持ちはもうすっかり買い替えモードになっていた。
Posted at 2022/05/27 23:58:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニ クロスオーバー | クルマ
2022年05月07日 イイね!

空気圧

 先日、夏タイヤに交換をしたんだが、このタイヤは昨秋に購入したもの。ちょっと走っただけでスタッドレスに交換したので半年ぶりに履くことになる。

 いつものようにタイヤ交換は自分でやり、空気圧のチェックをガソリンスタンドでやってもらう。冬の間にどうしても空気が減ってしまうのでその分を補充して適正圧に調整してもらうのだ。ところが空気圧チェックをしてもらっていると、いつもと違う「プシュー」という音がする。???と思っているとガソリンスタンドの店員さんも
店員A「あれ?空気抜いてんの?」
店員B「そうなんすよ。なんか空気圧高いんすよね。」
と。その日は5月にしては暑くて25度近くあった。店員さんはそのせいかななどと言ってたが、いやいやそんなわけないよね。

 そこで、あっと思ったのが、昨秋にタイヤを変えた時のインプレッション。第一印象は「硬いな」で、コツコツと軽い突き上げがある、乗り心地は前のタイヤより悪いと書いている。
新しいタイヤ https://minkara.carview.co.jp/userid/2061594/blog/45546003/

 そうか、どういうわけかタイヤを購入した時にたっぷりと空気を入れてあったのか。指定空気圧よりかなり高い状態だから硬くてコツコツしてたのかと合点がいった。まさか空気圧が高すぎるなんて思いもしなかった。

 果たして適正空気圧になっての乗り心地は、硬いとは感じなくなった。半年ぶりなので、昨年の状態と比べてはどうかってのはちょっとわからない。空気圧って大事だね。
Posted at 2022/05/07 23:42:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | フィアットパンダ4x4 | クルマ
2022年05月06日 イイね!

サスペンション異音

 大型連休で遠出をしていた途中、オロフレ峠を走行中に突然どこかから異音がするようになった。道路の凹凸を越えた時、特に左カーブの時にキコキコキシキシ聞こえるので、多分、右のサスペンションじゃないかなとは思う。車を止めて車体をゆすった位では音はしない。凸凹の少ないきれいな道路では音はしないし、コーナーで不安定になったり、まっすぐ走らない感じがするわけでもないので家に帰るには問題ないと判断してそのまま旅行は続行した。

 幸い何事もなく無事に帰ってきて整備工場に持っていく。症状を説明して、とりあえず乗ってみて確認してもらった。果たして原因は右フロントスタビライザーリンクの消耗だった。社外品とは言ってたがパーツのストックがあったので交換したら異音が止まったのでこれだと思う。長期的には消耗部品なのでヘタるのはやむを得ず、いつかは交換が必要とのこと。今回は右のみ交換で、いずれ左も交換になるとは思うが、予防的に今回一緒に交換する必要もないでしょうとのこと。左もキコキコ言い始めてからでいいんじゃないかって。

 考えてみれば、コロナ禍の影響で旅行に行けず、道内を走り回っているせいでパンダはやたら距離を走ってる。異音がした時点では約69,000km。ルーテシア2は65,000kmで乗り換えたし、208は44,000kmだった。まだ3年半しかたってないけどそれらを越えた過走行車になってしまった。これからこんな感じでどんどん部品の消耗による交換って出てくるのかもしれない。カミサンにも「貴重なMT車なんだから大事に乗ってよ」と言われた。はい。
Posted at 2022/05/07 00:19:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | フィアットパンダ4x4 | クルマ
2021年12月22日 イイね!

ファイナルレシオ

 今回、パンダイージーを運転してみてあらためて感じたのは、ファイナルレシオの違いでこんなにも車の性格、味付けが変わるのかということ。

 パンダ4x4は、FFのパンダをベースにAWD化したものだ。四輪駆動の機構が追加されたり、サスペンションが変更されたり、タイヤサイズが15インチになって車高が上げられてたりはするけど、基本的には同じ車。トランスミッションはマニュアルとデュアロジックの違いがあり、4x4には6速が追加されているが、5速までのギア比はどちらも同じ。

 実際、イージーに乗ってみても各種スイッチ類、メーター類など運転席からの眺めもほぼ同じ。運転してみてのハンドリングも似たような感じに思うし、シフトチェンジもマニュアルモードにして自分でギアチェンジをすれば違和感も少なく普通に走ることができる。

 最初に書いたことと違うじゃないかと言えばそうなんだけど、イージーを運転している時は実際にそう思っていた。あんまり変わらないな、と。

 4x4とイージーでは大きく違っていることがひとつある。それがファイナルレシオ。ファイナルレシオは、イージーが3.867に対して4x4は5.308とかなり低い。狙いとしては、悪路や急坂で扱いやすいようにしたと思われ、ただの生活四駆とは違うのだということが垣間見える。

 タイヤサイズが違うので単純比較はできないけど、その分エンジン回転数も多くなるわけで燃費も悪くなる。高速道路で100km/h巡行のエンジン回転数はイージーより4x4の方が多い。代車であったイージーは満タン法での燃費はとれなかったけど、借りてすぐリセットしておいた車のコンピュータ表示では5.4L/100kmだった(設定km/Lに変更してないのね)。半分は高速道路走行で18.5km/Lなんて、4x4ではまず出ない値だと思う。

 しばらく代車のイージーを運転して車検が終わって自分の4x4に戻った時に、あっ、と思った。活発さが全然違うのだ。低いファイナルのせいでアクセルをグッと踏むとあっという間に吹けきっちゃうし、その分ギアチェンジが忙しいけど、活発でトルクフルなパンダ4x4はとっても楽しい車なんだなと再認識した。そもそも、ギアチェンジするためにわざわざマニュアル車に乗ってるんだもんね。
Posted at 2021/12/22 23:36:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | フィアットパンダ4x4 | クルマ
2021年12月02日 イイね!

デュアロジック

 車検の間、代車はパンダイージーだった。今までも試乗や点検時の短い間なら乗ったことがあったが、今回は一週間借りっぱなし。高速道路から郊外、街中までたっぷりと運転することができた。

 まずはオートモードで使ってみる。1速から2速へのタイミングがなかなか難しい。スッとシフトアップすることもあれば失速感を感じることもある。何となく慣れてきたところで、フルスロットルではないけど結構深く踏むくらいがいい感じなのか、元気に走れってことかなと理解した。ただ、とっさの時とかフル加速する時とか、車に合わせるのじゃなくて自分のリズムで運転しようとするととたんにギクシャクする。

 また、全体的に案外低いギアを使いたがる。街中を走ってる限りは3速止まりでまず4速に入らない。3速3,000回転くらいでの巡航はあたりまえにやるので、そんなときは手動で4速に入れてやったりした。高速でもその傾向はあって、スピードメーターを見てると85km/hくらいを境に4速と5速を行ったり来たりする。ここでも高速巡航中はそっとマニュアルモードにして5速固定で走行するのがベターだと思う。

 そもそも普段はマニュアルで乗ってるわけで、オートモードじゃなきゃいけない理由はひとつもない。結論はマニュアルモードで使うべし、となった。マニュアルモードでは、いつもやってる感じでギアチェンジをすればいい。クラッチがないだけ…と思ったら結構勝手が違った。

 普段乗ってる4x4と今回のイージーでは、トランスミッションのギア比は同じだけど、ファイナルレシオが4x4の方が低いので、全体のギア比が低くなる。逆に言えばイージーの方がハイギアードなので、4x4と同じ感覚でシフトアップを試みると「ピーッ」と警告が鳴って怒られ、シフトアップできなかったりする。これはほんと、しょっちゅうやっちゃってた。

 クラッチがないっていうのは、それはそれで面白い。交差点を左折する時なんかにわざわざシフトダウンしたりするのも楽しい。ヒールアンドトゥしなくてもブレーキしつつシフトダウンできるんだけど、タイミングを外しちゃうとデュアロジックが自動でシフトダウンした瞬間に手動でもシフトダウンしちゃってガクガクしたりもする。普通のATではこんなことしようと思わないのになんでかな。

 作法の違いに戸惑ったことも。まずはドアロックを解除したら何の音かわからないけど「キュイーン」って鳴るのにびっくり。また、駐車した時にシフトレバーを右上の位置である「N」に入れるんだけど、これが感覚的にはAT車の「P」に入れた時と混同してしまい、パーキングブレーキを引き忘れる。AT車で「P」に入れた時にはギアはロックされるんだけど、デュアロジックは「N」なのでフリー。必ずパーキングブレーキを引かなきゃならないんだけど、それを忘れがちになる。AT車ではめったにパーキングブレーキは引かないので(それがダメといえばそうだけど)。

 代車を借りて最初の駐車をした時、多分「D」のままエンジンを切ってしまったんだと思うが、キーのロックがかかってちょっとあせったこともあった。キーを挿してもまわらなくなったのだ。何をどうしたからそうなったのかは不明だけど、シフトレバーの位置を変えたりステアリングを動かしたりしてもどうにもならない。やべーっと思ったけど、一度ドアロックをして、ドアロック解除からやり直したらすんなり動いた。ロック解除したらキュイーンってなったりするところからも、その時に何かやってるんだとは思う。
Posted at 2021/12/02 17:28:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | フィアットパンダ4x4 | クルマ

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