ウイリアムズFW14 B

フジミ 1/20 ウイリアムズ・ルノーFW14B・1992モナコ仕様が完成しました。
FW14Bは、アクティブサスペンション、セミオートマチックギアボックス、トラクションコントロールという当時のハイテクを駆使した最強のマシン。搭載エンジンはルノー製3.5リッターV型10気筒エンジン。最高出力は760馬力（1420rpm）。このマシーンが当時、無冠の帝王と呼ばれたナイジェル・マンセルをワールドチャンピオンに押し上げた。
マンセルは1992年シーズン開幕５連勝で、飛ぶ鳥を落とす勢い。そして望んだモナコ GPでも、PPからのスタートで、異次元の速さを観衆に見せつけた。しかし、マンセルのマシンに異変が起きたのは、レース残り８周のときだった。
タイヤのトラブルで想定外のピットインでタイムをロス。２番手を走行していた、マクラーレンのアイルトン・セナに抜かれる事になる。コースに復帰したマンセルは、グリップが十分なニュータイヤで、ファステストラップを更新しながら、セナを猛追する。しかし、ここはコース幅が狭く、高低差も大きく、コナーの連続が連続するため、抜きどころが少ないモンテカルロ市街地コース。そして、前を走るのはモナコマイスターのセナ。マシンを激しく左右に振り、アグレッシブにパスを仕掛けるマンセルだが、抜けない。
テール・トゥー・ノーズの激しいバトルを、ボクは瞬きをするのを忘れて見入ったものでした。そしてフジテレビで放映されたのTV中継を、真夜中に一人部屋で、時々感嘆の声を挙げていた。それは、F1史上最大のバトルでした。

制作はまずエンジン

ルノー製V10エンジンはマシンの心臓部


ボディをb塗り分け。しかし、この時にはまだミスに気づかなかった。


エンジンの後ろは、リアクティブサスペンション。


サイドポンツーンには電子制御装置が並ぶ。


車高の低さが良くわかる。


エイドリアン・ニューウェイの設計した魅力的なライン。


レッド５のナンバーが特徴的なフロントビュー。


狭いコクピットでマンセルは見事にマシンをコントロールしていた。


キャノンのロゴがやたら目立つ。その広告費は一体、何十億、何百億円かかかっていたのだろうか？


すでにお分かりでしょうが、黄色と青色のラインが思いっきりずれていたのです。


何故かキットには、キャメルのロゴもラクダシルエットのデカールも付いていませんでした。タバコだからか？