毎年、横浜〜福岡までを車で帰省しています、私ひとりで家族の荷物を乗せて。その距離は片道1,040km!、ということは帰りも同じ距離を走るワケで…家族からは変態扱いされています。その家族はエアプレーンという最速の有人空中移動機を使います。
今年は久しぶりにBEVに戻りましたので、その実力とやらを見せてもらおーかっ!
【出発:8月7日 横浜 11時 32℃ 458km/100%】
ACとシートベンチレーションをONにしてECOモードで出発!
湾岸線K7を走り東名高速へと入っていきます。ロードノイズや風切り音は気にならないほどで、路面のギャップによる突上げや跳ね上げも不快感はありません。また街中では軽快なハンドルもLKAのおかげで落ち着いた操舵感になり車線の真ん中をしっかりと辿ってくれます。そして、まるで水面を滑るような走りはBEVの真骨頂ですね。快適そのものです。

足柄SAの手前からダラダラと上り坂が続きます。これはBEVにとっていちばん忌まわしい条件で、以前のBEVでは命からがらで足柄SAの充電器に辿り着いたものでした。
しかし、コナは余裕で足柄を通過して更なる先を目指して走るのでした(スバラシー!)
【充電1回目:刈谷PA(愛知県)300km 15時 35℃ 電費7.0kwh 残147km//33%→90kw器 30分 347km/77%】
もう少し先まで行けたのですが昼食を兼ねての充電。
バッテリーコンディショニング機能のおかげで次の充電をする前に適温にしてくれるので充電効率を高めてくれます。
人も車も腹を満たして出発!
刈谷PAがある伊勢湾岸自動車道は豊田市から四日市市を結び、湾上の橋々を渡っていきます。名古屋港を見渡しながら走るこの道路は大好きです。
【充電2回目:福石PA(岡山県)291km 20時 28℃ 電費7.1kwh 残55km/12%→90kw器 30分×2回 402km/84%】
福石PAに向かう途中で、渋滞事故でダラダラ運転…約2時間ほどのロスタイム。事故はおそらく軽い接触のようでドライバーさんはご無事のようで良かった!ACCのおかげで渋滞のなか安全にきれいな夕焼けを堪能しながら走れたのであまりイライラせずに済んだかな。
福石PAで夕食を食べるため食券機に並んでいると、後ろから知らないおばさんが「カツカレーが有名だからぜひ食べて!」としきりに私に言ってくるので素直にボタンをポチっと…。でもそのおばさんは山菜そばを買っていた(なんでやねん!)
お店の方に聞いても別に有名ではないらしい。いったい何だったんだろう。。。と今も謎のまま(笑)
”有名な”カツカレーを完食して車に戻ると、他車の待ちがなかったのでオカワリ充電をしました。
あっ、カツカレーは普通に美味しかったですよ!
【充電3回目:下松SA(山口県)271km 8月8日 1時00分 26℃ 電費7.0kwh 残162km/32%→150kw器 30分 395km/76%】
福石PAから一気に九州入りしようかと考えましたが、この先の美祢(みね)が山間のクネクネで上り坂が待ち構えているので、ビビッて結局下松SAに立ち寄りました。しかも夢の150kw器があるので!でもコナはその恩恵を受け入れる能力がそもそもなかったんだ…
それでも31.8kwhほど入ったので、90kw器より少しだけ効率いいのかしらん?
ここからトンネルが増えてきますが、コナはトンネルに入る前にインフォが表示されて内気循環に自動で切り替わり、出ると再び外気導入に戻ります。こんな細かい配慮設備があるなんて嬉しくなります。
【充電4回目:壇ノ浦PA(山口県)119km 3時00分 28℃ 電費7.6kwh 残277km/55%→90kw器 30分 395km/78%】
九州の入口である壇ノ浦PA…ここを渡れば九州、福岡県!
ゆえに上陸する儀式として、毎回このPAに立ち寄って関門橋を見上げているのです。ちゃっかり充電はするんですけどね。
この時間だと車中泊の車で満車状態。でもEV充電エリアはがら空きなんです。
目的地まであと60㎞!安全運転で走って、先に到着している家族と笑顔で会おう!
柏原芳恵ちゃんのハローグッバイを聞いて、フリをマネしていたら関門橋を渡るときの肝心な写真を撮り忘れました…
午前5時前に目的地に着きましたが、家人はみんな当然就寝中、鍵も持っていないので家に入れず…
とりあえず庭に乗り入れて、車の中でリラクゼーションコンフォートシートで仮眠(というか爆睡)。エンジンがないのでACをつけたままでもウルサクないのがイイネ!。
想定以上に楽な車帰省でしたね。
今までのBEVからすると様々な面でメチャ進化していました。ハイブリット車のような超低燃費/長距離走行と並ぶBEVもちらほらと出てきているし、これからも新たなBEVが楽しみです。
また、お財布に優しかったのは今回がダントツで一番でした(高速道路代のみ、充電費用は新車特典でロハ!)。
ACCで概ね100~110㎞/hにて走りました。夏場ということもありエアコンの影響も穏やかだったので、電費は平均≒7.1kwという結果でした。
コナの色んな快適装備やADASに助けられて、予想以上に快適で疲れが少なかったのが一番の感想です。それと航続距離の心配を”頻繁”にしなくてよくなったことも大きかったですね。
些細なことかもしれませんが、乗り降りする際が楽なんです。身長180㎝の私ではセダンタイプだと長距離を走ってから降りる時にヨッコラショという感じですが、コナのようなSUVクーペタイプですとそれがありません。
ヒョンデ コナは長距離でも十分に活躍する実力を持っている快適なBEVであることが身をもって分かりました。
Posted at 2025/09/01 17:53:10 | |
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