ステアリング交換②
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回に続いて配線を整理します。
今まではホーン用の配線が1本あるだけでしたが、オーディオスイッチ用の配線で4本増えます。
スパイラルケーブル(表)に挿してあるカプラーは6Pですが、受け側の端子は4Pしか付いていません。
1Pはホーンで使用するので、スイッチで使用できる端子は残りの3Pになります。
私のだとなぜかもう1本端子が挿してあり、線が切られていました。
挿し間違えたんですかね?
2
スイッチ配線の名称は基盤を見ると、AU1、AU2、IL、EAUとなっていました。
AU1・AU2がスイッチ、ILがイルミネーション、EAUがアースです。
EAUをステアリング本体に接続してアースを取ることで、3Pで収まるようになります。
3
ホーンとスイッチ配線は12Pメスのカプラーに接続されているので、12P→6P変換ハーネスを作るのに12Pオスのカプラーを探しましたが配線コムでは取り扱ってないようです。
配線は切断したくないのでカプラーから端子を抜いて、使えそうな030のオス端子を付けた配線で延長します。
端子を直接接続し熱収縮チューブで絶縁処理、ついでに抜けないようにします。
延長した配線(アース線を除く)に090型メス端子(F090-SMTS)をつけて既存の6Pカプラーに挿し込みます。
アース線はクワ端子を付けてネジに共挟みにします。
4
エアーバックを載せ換えます。
ボルトのピッチが同じなので、無加工で大丈夫です。
5
車にステアリングを取り付け、ホーンとエアーバックの配線を取り付けます。
ホーン配線は平型端子をホーンの金属フレームに差し込む形になります。
接続が終わったら、パットを元に戻してステアリング側の作業は終了です。
6
今度はコンビネーションスイッチ裏にあるカプラーにステアリングスイッチへの配線を接続します。
こちらはステアリングと同じく6Pカプラーで使用できるのが4Pです。
1Pは既にホーン配線が繋がっているので、残りの3Pに端子を接続します。
この配線がスイッチのAU1とAU2、イルミ線となります。
端子はさっきとは違い、050型メス端子(F050-SMTS)を使用します。
片側は接続しやすいようにキボシ端子にしました。
配線は0.5sqを使用したのですが、6Pカプラーに端子を挿すとかなり窮屈になるので0.3sqを使用した方がいいです。
7
ステアリングスイッチを使用できるように配線の準備ができましたが、オーディオにはロータリーコマンダーを接続しているので必要ありません。
なので今回は地デジチューナ用に使用します。
付けているチューナーはcarrozzeriaのGEX-909DTVで付属リモコンでしか操作することができません。
夜間だとわざわざルームランプを点けないとリモコンのボタンが見えないので、煩わしく思っていました。
赤外線機器を操作できるように、ALCON ステアリング学習リモコン(赤外線)を使用します。
この学習リモコンは、ステアリングスイッチに機器リモコンの機能を記憶して操作ができるようになるものです。
学習リモコンのACC,GND,SW1,SW2、赤外線送信部をそれぞれ接続します。
SW1とSW2はステアリングスイッチのAU1,AU2を繋ぎます。
ついでにステアリング用のイルミ線も接続しておきます。
学習リモコンの送信部は地デジチューナのリモコン受光部付近に貼り付けます。
8
ステアリングスイッチはVol+/-、SEEK+/-、MODEで5ボタンあるので、5種類記憶させます。
割り当てる機能を考えましたが、チューナの音量はオーディオ側で調整すればいいので必要なさそうです。
ということで、Vol+は放送局スキャン、Vol-は初期スキャン、SEEK+/-は選局、 MODEは1セグ/12セグ切り替えにしました。
説明書通りにリモコンのボタンを登録し、ちゃんとステアリングスイッチでチューナを操作できたら本体を固定します。
本体はリモコンの登録時に見えるところ(リモコンの赤外線が届くところ)になくてはいけないので、画像の位置にしました。
ちなみに通電時は青LEDが点灯します。
夜間でもストレスなくチューナを操作できるようになり満足です。
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