TTロドスタ、早速ディーラーにお邪魔して実車を観察してきました。
クーペの独得の雰囲気そのままに、意外とコンパクトにまとまってました。
個人的には、ナカナカのものです。
TTロードスターは展示車としてディーラーに入庫したばかりなので、まだ試乗車は用意されていないとのこと。(やっぱり)
その代わりにTTロドスタのベースである、2,0TFSIに試乗させてもらいました。
これに乗れば、大体イメージがつかめるでしょう。
前回試乗した4WDの3,2に対し、これは2リッターターボのFF。
スペックは直4の2リッターターボで、200ps/5100-6000rpm、28.5kgm/1800-5000rpm
重量は1340㎏
3,2quattroと比べると、スペックで50ps劣るが、130㎏軽い。
乗り味はどう違うだろうか?
前回の3,2quattroと展示車のTTロードスターの内装は、文句の付け所がないほど質感が高かったんですが、この2,0TFSIの試乗車にはレザーが装備されておらず、少し物足りなかったです。
レザーを選べば、シートだけでなくセンターコンソールまでレザーに、それとは別のOPでメーターフードのレザーまであるので、この差はデカイと思います。
買うとするなら、OPのレザーは必須だと思いました。
さっそく路上に出てアクセルを踏み込む、いきなりつんのめるような加速。
3,2quattro同様の、超スムーズなSトロニックの即効レスポンス。
アクセル踏んだらいきなり最初からブーストみたいな感じで、ターボラグも感じない。
高回転域まで続くトルク感では3,2だが、出足のレスポンスの鋭さは2,0だと思います。
控えめなカタログスペックに騙されますが、舐めてかかると驚きの加速力です。
しかしこの速さは、以前試乗した3,2ブレラを軽く上回り、ボクスターの2,7よりも確実に速い(驚
やっぱり1340㎏という軽量なボディと、1800rpmという低回転域から発生する最大トルクが利いているのだと思います。
ハンドリングもニュートラルですが、コーナーでアクセルを踏み込むと、やっぱりFFだ~と感じた一面も・・・
しかしこの刺激的な走りをオープンで味わえるTTロードスター、改めてイイと思いました。
(ちなみにTTロードスターは、1410㎏でクーペ+70kg)
多分、同価格帯の輸入車クーペで、この車の敵はいないと思います。
旧型のTTロードスターは、カッコだけで性能は・・・という印象でしたが、今回のTTロードスターはその外見に見合う以上の走行性能を有したと思います。
でも確かにとてもいい車で欲しいと思うんですが・・・、FRでMTのオープンに乗ってきたジョーにとって、この車はFFでMTがないというのが最大のネックなので、微妙なところです。
Sトロニックは2ペダルMTという位置づけですが、感覚はトルコンATなので・・・
それと、このステアリングの形状にも抵抗があります。
3,2quattroも導入されれば、選択の幅が広がるんですけどね。
これを選ぶのは、少し考えどころかな・・・?、とか思った本日のジョーでした。
Posted at 2007/06/17 18:51:21 | |
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