2009年09月13日
F1第13戦イタリアGPの決勝が先ほど終了しました。
高速サーキットとして名高いモンツァサーキット、スタート序盤はKARSを搭載したフェラーリ、マクラーレン、ルノーが有利と見られています。しかし、スタート直後ルノーのアロンゾが出遅れ、ブラウン勢をかわすことができませんでした。
さらに、マクラーレンのコバライネンは1コーナーの混乱で順位を落とし、トップ争いから脱落。
上位はハミルトン、ライコネン、スーティルに続きブラウンのバリチェロ、バトンという大勢でスタートしました。しかし、レースは早くも13周目付近から動き始めます。
上位3台は2ストップ作戦のため次々とピットイン、そしてブラウンの2台は1ストップ作戦を選択、これが見事にはまりました。その後、28~9周目にブラウンが最初で最後のピットイン。
その後も無事に走行を続け見事1-2でフィニッシュ、コンストラクターズチャンピオンに王手をかけました。
なお、ハミルトンは3位走行中にファイナルラップの1周前にターン6で縁石に乗りオーバーステア、クラッシュを引き起こしセーフティーカーが導入。そのままレース終了となりました。
このクラッシュでライコネンが3位表彰台、そしてフォースインディアは前戦に引き続き見事なパフォーマンスを披露しました。
上位陣の順位とタイムは以下の通りです。
1 23 R.バリチェロ ブラウンGP 1:16:21.706
2 22 J.バトン ブラウンGP +2.8 secs
3 4 K.ライコネン フェラーリ +30.6 secs
4 20 A.スーティル フォースインディア +31.1 secs
5 7 F.アロンゾ ルノー +59.1 secs
6 2 H.コバライネン マクラーレン +60.6 secs
7 6 N.ハイドフェルド BMW +82.4 secs
8 15 S.ヴェッテル レッドブル +85.4 secs
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10 17 中嶋一貴 ウイリアムズ +162.1 secs
決勝結果(FIAオフィシャル)
Posted at 2009/09/14 00:09:52 | |
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F1 | 日記
2009年08月30日
F1ベルギーGP決勝が終了しました。
予選でも波乱含みの展開でしたが、決勝も荒れたレースとなりました。
スタート直後の混乱で、バトン、ハミルトン、グロージャン、アグスエルアリの4台がクラッシュ、リタイア。そしてオープニングラップの混乱や接触でトゥルーリとアロンゾもリタイアとなりました。
1周目のクラッシュのあと、セーフティーカーが投入されたために、ポールポジションのフィジケラのアドバンテージは失われ、セーフティーカーが外れて6周目には6番手スタートのライコネンがフィジケラを交わしてトップに立ちました。
そしてそのまま見事に逃げ切り、ライコネンが久しぶりの勝利をおさめました。フィジケラは惜しくも勝利を逃したとはいえ、フォースインディア初の表彰台獲得に、観客席は沸きに沸きました。
予選4番手のバリチェロは、スタート時にエンジンストールしかかり、大きく順位を落としましたが他車の混乱やリタイアなどにより、徐々に順位を上げ、7位でゴールしました。
予選で下位に沈んだ中嶋一貴は燃料を満載し、最初のスティントをできるだけ引き延ばすというギャンブルに出ましたが、直線での速度がものをいうスパでは、上位陣の速さに遠く及ばず完走14台中13位という結果に終わりました。
上位陣の順位とタイムは以下の通りです。
1 _4 K.ライコネン フェラーリ 1:23:50.995
2 21 G.フィジケラ フォースインディア +0.9 secs
3 15 S.ヴェッテル レッドブル +3.8 secs
4 _5 R.クビカ BMW +9.9 secs
5 _6 N.ハイドフェルド BMW +11.2 secs
6 _2 H.コバライネン マクラーレン +32.7 secs
7 23 R.バリチェロ ブラウンGP +35.4 secs
8 16 N.ロズベルグ ウイリアムズ +36.2 secs
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13 17 中嶋一貴 ウイリアムズ +54.2 secs
決勝結果(FIAオフィシャル)
Posted at 2009/08/30 23:54:13 | |
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F1 | 日記
2009年08月29日
先ほどF1第12戦ベルギーGPが終了しました。
今回注目されるのは、ベルギーGPをターゲットにマシンをセットアップしてきたマクラーレンの2台。先週のヨーロッパGPでも結構いい走りを見せているだけに期待されています。
また、ここ数戦パッとしないブラウンGP。本当に調子が悪いのか否か?この予選で明らかになるだろうといわれているだけにこちらも見逃せません。
金曜のフリー走行~土曜にかけて、フォースインディアがいい走りを見せています。しかし、各チームタイムは拮抗しており、見逃せません。
ベルギーGPに自信を見せていた中嶋一貴はマシンのセッティングが決まらずフリー走行ではいい所を見せられません。一方最近不振だったトヨタがトップチャートに度々姿を見せるなど、今回のベルギーでは久しぶりの表彰台獲得を目指します。
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予選ではフェラーリの2台が早速コースに飛び出していきます。その後各マシンがQ1セッションに次々と挑戦していきます。
Q1ではトップから16番手までが1分45秒台に入るという激戦の中、トロロッソの2台と中嶋一貴、デビュー2戦目となるルノーのグロージャン、そしていきなり交代か?といわれたバドエルが早くも脱落となりました。
予選Q2ではさらにマシンはスピードアップ。トップ10は1分44秒台に突入していきます。
このセッションでは、なんと期待のマクラーレン2台がタイムを伸ばせずに2台ともノックアウト、このほかにQ1からタイムが出ないバトンが脱落、このほかスーティルとアロンゾがQ2脱落となりました。
そして最終セッションに突入。
このセッションではこれまで下位に沈んでいたトヨタとBMWが予想以上の好走を見せます。しかし、それらを押さえてトップに立ったのは、フォースインディアのフィジケラ。
ベテランの意地を見せた予選となりました。
上位陣の順位とタイムは以下の通り。
1 21 G.フィジケラ フォースインディア 1:46.308
2 _9 J.トゥルーリ トヨタ 1:46.395
3 _6 N.ハイドフェルド BMW 1:46.500
4 23 R.バリチェロ ブラウンGP 1:46.513
5 _5 R.クビカ BMW 1:46.586
6 _4 K.ライコネン フェラーリ 1:46.633
7 10 T.グロック トヨタ 1:46.677
8 15 S.ヴェッテル レッドブル 1:46.761
決勝は明日(8/30)21時スタートです!
予選結果(FIAオフィシャル)
Posted at 2009/08/30 00:05:29 | |
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F1 | 日記
2009年06月19日
FOTA(F1チーム連盟)が、ついにFIAに対して新シリーズ立ち上げを宣言しました。
FOTAのメンバーは以下の通り
・スクーデリア・フェラーリ
・マクラーレン
・ルノー
・レッドブル
・ブラウンGP
・トヨタ
・トロロッソ
・BMW
(フォースインディアとウイリアムズは一時的に除名処分)
以下は公式声明文
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「昨年9月に結成以来、FOTAはメンバーである各チームが共に作業を行いFIAや商業権保有者とF1というスポーツの改善のために話し合いを行ってきた」
「しかし全世界的な経済危機の余波が、F1というコミュニティの前に大きな挑戦を与えた。FOTAはF1というスポーツの歴史上、コスト削減に関して最も適当な判断を行ったことを誇りに思っている」
「特に自動車メーカー系チームは独立系チームを手助けし、FOTAがなければそういったさまざまな事柄は達成できなかったであろう。FOTA参加チームは将来のチーム運営モデルになり得る任意のコスト削減案に同意していた」
「チーム側のこういった努力を経て、われわれはFIAと商業権保有者に対し、2012年末までの契約を認めてきた」
「しかしFIAと商業権保有者はFOTAを除外する行動に出た」
「主要チームの願いは無視されたのだ。加えて2006年以降の何千万ドルもの分配金が、商業権保有者からチームに支払われることがなされないままとなってきた。このような状況と環境を考慮し、FOTAは純粋に妥協を模索した」
「しかしついに問題はクリアとなり、チーム側は今後もF1の基本的な価値について妥協できなくなった。すでに提出した2010年F1世界選手権への条件付きエントリーを変更することするという妥協はできなかった」
「これにより、FOTAは今後新しい世界選手権開催のための準備を行うこととなる。その新シリーズは参加者とパートナーの重要さを反映させる。この新シリーズは透明性のある統治や1セットのレギュレーションを取り入れ、参加者を励ましつつファンの願いに耳を傾けることになる。さらに世界中の視聴者やパートナー、他の重要な利害関係者にとっても魅力的な価格を約束する」
「主なドライバー、スター、ブランド、スポンサー、プロモーター、そして歴史的に高いレベルでモータースポーツを支えてきた会社が、この新シリーズと関わることになるだろう」
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この事態を引き起こしたマックス・モズレーとF1の利権を吸い上げ続けてきたバーニー・エクレストンへの非難が予想されます。
『F1は主催者のものではなく、競技者のものでなくてはならない。
そしてルールを決めるのは競技者だ。技術面、速さ、安全面、全てが1番でないF1に
なんの未練があるのだろう』
こう聞こえますね。
Posted at 2009/06/19 21:39:20 | |
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F1 | 日記
2009年05月09日
F1第4戦スペインGP予選終了しました。
今回の予選はフリー走行でウイリアムズの2台が好タイムを連発する中、フェラーリとマクラーレンが全く振るわずという状態から、波乱もあるかと予測されました。
Q1~Q2は激しい闘いが展開されました。フリー走行では1分21秒台前後で推移していたタイムがどんどん更新されはじめ、最終的には1分20秒を割り込み19秒台まで飛び込みました。
中嶋は早々に好タイムをマークしたものの、他のマシンが中嶋のタイムを基準にアタックをした結果、どんどん順位を下げられてしまいQ2終了時にアロンゾに0.02秒差で抜かれてしまい、惜しくも予選Q2落ちとなる11番グリッドとなりました。
最終セッションはブラウン、レッドブル、トヨタの中に唯一フェラーリのマッサが割り込む形となりました。
FIA公式結果
Posted at 2009/05/10 21:46:01 | |
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F1 | 日記