豊年祭その②3月15日、愛知県小牧市にある 『 田縣神社 』 にて 『 豊年祭 』 が行われたので、訪れてみた。参考)小牧市田県町152 0568-76-2906 GSを小牧駅に停め、名鉄電車に乗り、田県神社前で下車。時間が早いせいか、車中は空いているが、少し澱んだ空気が漂う。駅に到着すると、私を含めたオッサン連中が一斉に下車。明らかに目的は同じだ。改札口では、6人の駅員が臨時対応をしている。名鉄にとっても、稼ぎ時のようだ。改札を抜けると、露天が営業している。若くて可愛い女性が、一人で商品を並べているのだが・・・・・・。販売している物は、性器を模した大小各種の 『 さずかり飴 』 !軽くカルチャーショック(笑)。10メートル程歩くと、民家前で露店がお土産を販売しており、その商品に驚く。こんな物を並べててつかマラいや捕まらないのか?などと思いながら、田縣神社へ向かう。今日ばかりは、神社への道など知らなくても、皆と同じ方向へ歩いて行くと着くだろう。11時前というのに、結構な人手だ。(後に、その人出の多さにビックリさせられるのだが・・・・・・) ↓ 田縣神社の説明(本編書くのに疲れました)。人が移動するので境内から出てみると、神社に行列が入ってこようとしているところだ。小型トラックを大勢の男達が綱で引っ張っている。お神酒を飲んで酔っ払っているせいか、その多くは蛇行しながら。荷台に奉納する餅を乗せ、そのトラックの後にはお神酒を振舞う台車が続く。境内に入ってからある事に気が付いた。こんな所やあんな所にも・・・・・・おいおい(笑)。非日常の珍しい光景なので、アマチュアカメラや観光客が集まる。社殿内には、黒くテカッタ御神体。境内を奥に進むと、男性器をかたどった石が置かれている。突き当たりの奥宮にも、当然御神体が奉納されている。圧倒的な数。上を見上げると、鈴まで・・・・・・。地元のメディアだけでなく、海外からも取材に。更に右に進むと、祠(ほこら)がある。せっかくなので、賽銭を入れて、“ ちん ” と音をさせ、左の玉をさすっておいた。境内を散策すると、先日の大縣神社に引き続き、ここでも餅撒きがあるようだが、その前に帰ろう。きっと、電車が混むだろう。今日のスケジュール。外国人相手(?)のお土産屋では、こんな物を販売。さずかり飴を売っている露店には人だかり。特価の意味が良く判らないが・・・・・・(笑)。特価の特大サイズをお土産に購入。写真を撮っても良いかと尋ねると、店のおじさんから、“ ネットに載せて下さいね ” と言われる(笑)。さすが、商売人!熊野社で行われる13時からの午前祭に備えて、腹ごしらえ。ここでしか食べられない物をと考え、 『 珍宝焼 』 を選択。フランクフルトに薄いお好み焼きを巻いている。先端も切れ目で再現。味は、・・・・・・やはりフランクフルトには、ソースよりもケチャップの方が合う。デザートに、 『 ばなちん 』 。限定だそうだ(笑)。先端にかぶりつくと、芯として埋め込まれている楊枝で口を切りそうになった。注意が必要。腹ごしらえを済ませ、御神体行列の出発地、熊野社に向かう。(ちなみに、隔年で出発地が変わるらしい)鳥居をくぐって上に登ると、既に大勢の観光客と関係者で賑わっている。御神輿巫女さんそしてド迫力の御神体のぼり・・・・・・観光客相手の記念(?)撮影会が始まる。女性が御神体の前に立つと、写真を撮ろうと男が群がる・・・・・・(もっとも、私もその中のひとりだが)祭関係者のオヤジから、“ 下の部分が気持ち良いんだから、触ってごらん ” と言われるが、恥ずかしがってなかなか触れない。しかし、外国人女性は・・・・・・。ノリが違う・・・・・・。周りの観光客が盛り上がるので、楽しまなきゃといったところか。すぐ脇では、オヤジ連中が小ぶりの御神体を触らせている。写真以外の外国人女性もノリノリ!明る過ぎてイヤラシサが無い。出発前には、巫女さんが御神体の前に勢揃い。振り返ると、こんな輩も。14時前、肩にタオルを詰めた男達が集まり、行列の準備が整う。熊野社の急な斜面を降りる行列。一般道に出て、行列が始まる。凄い観光客の数。身動きがとれない。途中、線路を横断。パトカーが行列を先導。先頭の神主さん?が、道路脇の観光客に塩を与える。御利益があるようだ。5人の巫女さん達は、御神体を抱えて行列。重いだろうな。道中、観光客に御神体を触らせる。御神体は300㎏程度あるらしく、男達が交代で担ぐ。余裕がある時は、その場で回転したりも。約二時間をかけて行列を行い、御神輿と御神体は社殿内に奉納。高さが揃っていないので、社殿に入れる時がまた大変。餅撒きを見ると混む事が予想された為、今日はこれで帰る事に。3月11日から始まった私の中の豊年祭はこれで終了。また機会があれば訪れる事にしよう。※写真の編集やらBlogを書いていたら、貴重な一日が終わってしまった。トホホ。