
叔父の勤務するある公共施設の見学へ行ってみたら休館日でした。電話すれば良かった^^;
京都の南端に位置するここは「けいはんな学研都市」
山を切り開いた広大な敷地の中に
大学や企業の研究施設などを誘致して
京都南部の文化や学術研究発信の場にする事を目的に造られ住宅やマンションもたくさん建ってます。
せっかく遠出したのに叔父にも会えず施設見学も出来なかったのでナビで近隣を散策。
目にとまったのは
「国立国会図書館」・・・見慣れない名前の図書館です。近所だったので行ってみる事に。
学研都市の中でもひときわ敷地が大きく、建物も近代建築で博物館のようにおしゃれです。
もしかして「一般人は無理なの?国会議員専用?」←それはあまりに税金が悲しい使われ方!
気になったら即確認です。とりあえず好奇心が全開(>_<)
敷地周りの道路を走っていると進入口を発見。
恐る恐る車で入っていくと警備員が走ってきます。
「あ。やっぱりダメなの??」←急に心細く^^;
職員専用入り口だったようで丁寧にガレージを教えて貰いました。
立体的に芝生の貼られた妙な前庭のような敷地を通りぬけ館内へ。
人影はほとんどなく、寂しい印象です。
受付で、館内の見学ツアーがあると聞いたのでお願いする事に。
3種類のツアーの中からお勧めの書庫案内を選択。
学術研究員さん?が案内してくれました。
解ったのは
・日本中で出版される本や雑誌(漫画とかも)を後世まで保管するための図書館
(出版先へお願いして1冊貰うのだそうです)
・貸し出しはなく、閲覧を申し込んで閲覧室で本や資料を見る事ができる
(自分で本を探すのではなく、書庫から機械が探し運んできた物を職員から渡される)
・有料でコピーサービスが有り、郵便で送って貰える。
・東京の国会図書館の保管場所にも限界があるので建てられた
(日本に2ヶ所しかないんですね。)
・変な芝生だと思った地下が書庫で地下4階、建物よりも大きい。
保管のために温度湿度管理されている。
30分のツアーは楽しくてあっという間に時間が過ぎてました。
地下の巨大な書庫にはケースに詰められた本がぎっしり。
バーコードで読み出しをすると目的の本の入ったケースが
小さな車で運ばれてきます。
書庫では人が働く場所は本が本棚に収納されている区画だけ。
地下シェルターのような印象でした。
他にも区画があり、製本作業等をされていました。
綺麗な建物で空調管理がされ、多分汗をかく事もない。
一日中、日差しの当たる事のない地下の職場。
黙々と作業されている職員の方がた。すごいです。
私にはちょっと無理かなぁ。
普通の図書館とは持つ意味合いが全然違うんですね^^;
著作権の切れた物について電子化もされてます。
ネットで検索できるので
最近は浮世絵を眺めたり
宮沢賢治やコナン・ドイルを久々に読んでます♪
すごく便利です☆(^o^)丿いいもの見つけました。
Posted at 2006/10/26 19:09:20 | |
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