2008年02月19日
こちらの言葉でお茶漬けのことを「ぶぶ漬け」と呼ぶ。
ぶぶとはお茶をさす。
話の最中に「ぶぶ漬けでもどうです?」と言われたら
「気のつかんおひとやな。はよぅお帰り。」と言う比喩なのだそう。
この言葉を使う人はさすがにもうないが
都人の心底に脈々と受け継がれてきた湾曲表現は世代を経て
若い世代にも深く根付いているらしい。
元々、こうしたやんわりとした気配り=警告は直接的な言葉で
相手の気分を害さないようにとの心配り。
女性同士のくどいほどの気くばりは時に、裏腹な言葉となって飛び交う。
排他的気質もよくある話で同じ群れになりたがる人も多い。←メンドクサイ(/_;)
子供が幼い頃、井戸端会議の話題はその場にいない人の夫の年収や学歴の噂話。
その場での目立つ言動は別の会議でゆがんで回る。
本心を話すものではない、賛同も反対もしてはいけない。
ご近所づきあいで初めて味わった「ぶぶ漬け」の洗礼。
一度でも私と面識を持たれた人には言わなくても分ると思うけれど
自分の思う事に夢中になり周りを気遣う事のない大雑把な性格のせいで
未だにやんわり表現に気づかず何でもストレートに受け止めて失敗してしまう。
こんな人は影で「気のつかないひと」と噂される。←ゴモットモ(/_;)
「気のつかないひと」私を心配して職場での人間関係や
ひとの裏面を影で教えてくれる人もいる。
先日、ある処理が私のミスにされてると電話で教えて貰った。
聞いたときには丁寧で優しく素敵な笑顔な彼女の裏面?が信じられなかったけれど
「ぶぶ漬け」が好きなのかな。それともそう言わないと辛い職場環境なんだろうか?
ふと中国人の女の子と一緒に仕事をした時のことを思い出した。
彼女は自分を守るために、言われた事以外の仕事は決してしない。
ミスをしてもそれは忠告しないボスが悪いと謝らなかった。
私は片言の英語で会話しながら彼女が必死で身を守る姿が切なかった。
少し考えて
「確かに自分でもやりそうなミスだし。」と電話で答えた。
それがドコでどう又回るのか?分らないけれど
一番の問題点は自分でもやりそうだと思う部分の改善の仕方が分らず・・・(>_<)
それにやっぱり「ぶぶ漬け」は苦手だし無理に食べたらお腹こわしそう。
真っ直ぐ「お茶漬け」じゃダメなのかな?
自分の不器用さに凹んでマス(>_<)
Posted at 2008/02/19 22:09:53 | |
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