
先ほど今日の北海道知事会見の動画を見たのですが、ほんの少しだけ気になる変化がありました。
前半の会見は従前とほぼ変わらないことを伝えていましたが、後半の記者の質問に対し、知事が「退院・療養施設退所者数」に触れたことです。
昨日は大体210人くらいだったはず、と言及していました。
これまでは急激な感染増加に伴い、医療機関及び療養施設の受け入れが逼迫していたけれど、ここ最近感染拡大し始めた頃の軽症者が、10日遅れくらいで退院していけば、ある程度回転していける(回転って言葉は微妙ですが…つまりコントロールしていける)のでは、という主旨かと。
感染経路不明者率も5割を超えていたのが、37%くらいまでに下がっているそうで。(これは前半部分でも話していました)
立場上、楽観視するようなコメントは出来ないのでしょうが、こういうことを記者からの質問に対してではなく、初めからキチンと説明すると現在の状況が分かりやすくなると思うのです。
「リスクを回避出来ないと判断されるなら」外出を控えてという表現も、知事なりに経済界に気を使っているのかな…と思いましたね。今日の会見に関しては、少しだけトーンの変化を感じました。
退院者数に触れただけでも、ほんの少しだけ進歩したのかもしれないですね😅
ただ、相変わらず1日当たりの感染者数と累計患者数だけを主な指標にするやり方には、全く賛同出来ません。インフルエンザは「昨年12/9-12/15の1週間」に、全国で77,425人の感染者(国立感染症研究所調べ)ですからね。COVID19は発生してからの累計患者数が125,267人(厚労省調べ)ですから…インフルエンザ怖いな🥶
いつもどおり風邪は引きたくないという意味で、手洗いマスクちゃんとします🤣
今日の締めですが、会見後どこぞの記者が「リスクの回避」という表現に対して、「リスクは高いか低いかという意味で使うものであり、それを回避するということはリスクがゼロか否かを判断することなのですか?」というような内容の揚げ足取りをしていましたが、なぜこの場でそんなレベルの質問になるんだろ…不思議な人が紛れ込んでいます。ホント謎です。
Posted at 2020/11/20 23:47:06 | |
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