知多半島単独ドライブ

やはり彼は凄かった



ということで、知多半島の小鈴谷（こすがや）までドライブしてきました。




はるか彼方にセントリャー（）を臨むこの地にあるのが、「盛田味の館」




この地に300年以上続く、盛田という醸造メーカーが運営している食堂となっております。




知多、三河は「八丁味噌」、「ミツカン酢」に代表されるように、昔から醸造が盛んな地域ですが、ここ小鈴谷の盛田の主力商品といえば「ねのひ」という日本酒です。




さすがに飲んで帰るわけにはいかないので、お土産で持って帰ったわけですが、この盛田味の館のもう一つの魅力が「十五代当主、盛田昭夫」さんの常設展示です。



盛田昭夫さんといえば、言わずと知れた「SONY」の創業者

盛田は盛田昭夫さんの実家なのです。

私はどちらかといえばPanasonic派だったので、今うちにあるSONYの製品は趣味で集めてるポータブルCDとテレビくらいしかありませんでしたが…




（どうりで検索してもヒットしなかったわけだ…違）




彼の生き様は凄かった😲‼️

例えば、トランジスタラジオを開発すると、それをアメリカに売り込むため、自らアメリカに移住してトップセールスを行ったこと（大胆すぎる‼️）


（真っ黒になったパスポート）




ありふれた（？）3児の父親でありながら、仕事にも私生活にも趣味にも全力であたっていたこと。
（ぐうたらしない生き様は勉強になる）




交友関係の広さ
（マイケルジャクソンやカラヤンは有名だと思いますが、ライバル・Panasonicの創業者からも慕われていたとは）




そして技術への造詣の深さ
（井深が技術に専念し、盛田が営業に専念していたと思っていたので、盛田さんが技術に詳しいのは知りませんでした）




色々な発見とお土産の日本酒を手に、盛田味の館をあとにしました。

SONYと縁遠い私でしたが、技術開発型ベンチャーだったSONYを世界企業に育て上げたのは間違いなく盛田昭夫さんでしょう。

そのほかにも盛田の「醸造にかける思い」「300年に渡ってチャレンジしてきた歴史」も紹介されており、本当勉強になりました‼️


そしてもう一つ、トヨタ中興の祖、石田退三さんの出身もこの小鈴谷だったので、痕跡を調べたかったのですが…



残念ながら、それを紹介する資料館は閉館してしまっていたので、またの機会にしたいと思います。




今回見つけたご当地スイーツ😋
（まだ食べてない）