
横須賀の「カスヤの森現代美術館」のタイトルの企画展を観てきました。
エゴンシーレの絵画をモチーフに立体化した作品群の展示会です。
行こう行こうと思っていたら最終日になってしまい慌てて訪ねました。素敵なサプライズもありました!
エゴンシーレは春先に上野で展示会が開催されたときに初めて知ったのですが、この美術館と企画展もテレビ(確か日曜美術館?)だったかネットだったかで見て知ったと思います。初めて尽くしでした。
小さな私設美術館ですが、館内(館外も)は、日常から切り離された、隅々までこだわりとセンスを感じられる空間でした。展示品は多くは無かったですが十分楽しめました。私が訪ねた時は展示室は貸し切り状態で、ゆっくりじっくり鑑賞できたのも小さい美術館ならでは。
館長様から色々興味深いお話も伺えました。
さらに、なんと作者様が来館されまして(最終日だからですかね)、対面でお話できてドキドキでした~
前乗りではなく本日岡山から新幹線で来られた、とのことで驚きましたが、私も日帰りで新幹線で明石旅行したことがあり結構余裕でしたね(^^;)。
10時少し前にJR横須賀線 衣笠駅に到着しました。
このときは青空が見え、晴れることを期待したのですが予報通り終始曇りでした。

駅から美術館までは1km少々、徒歩15分程でした。
住宅地の一角にあり、案内の看板が無ければ気付かないかも。

展示室の一部。
等身大の作品から小さい作品まで空間を贅沢に使って配置されておりました。
手前の作品は奥さんを描いた絵が元。球体関節でポージングできるようになっています。

こちらも等身大。後ろ姿だけで凛とした美しさを感じます。

表情の再現度が凄いのでしょうね。表情だけで二人のドラマがなんとなくわかる。

展示室以外にもあちこちに。
エントランスにはポスターの作品が。

壁にも。

ラウンジにも。
あれ?先客が(笑)。

リアル。特に目元の造形が手が込んでいて観ていて飽きないですね~
オリジナルは描線も色使いも荒々しい画風に対して、360度破綻無く整った造形の作品は真逆に感じるのですが、しっかりオリジナルの「らしさ」が再現されていて、とても魅力的です。
美術品や書籍に囲まれた空間。軽飲食可。

私はオシャレなカフェは落ち着かない性分なので見学に留まりましたが、好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
図書ルームも。
美術好きな人の「趣味の部屋」みたいな(^^;)。

別館は常設展。
かわいい建物と小物。こういう演出が好きなんですよね~

裏手は、館名の通り散策できる小さな森林と庭の空間になっています。

小さな仏像がたくさん配置されておりました。
曇りで多湿だったせいかヤブ蚊が多くて、狙われて大変でした。
11時過ぎに退館して帰路に着きました。
いいリフレッシュになりました。
Posted at 2023/05/21 18:25:14 | |
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