
12/20に愛知の松平郷周辺を訪ねてきました。
R301沿いに、徳川家康の先祖の松平氏に関係する史跡が点在しています。
久々に新東名に乗りましたが改めて道の良さを実感。知らずスピードが出てしまいます。
遠州森町PAにて。6時頃。空が白み始めていました。

浜松SAで、朝食に「静岡おでんセット」。
具を3つ選ぶのですが、結構悩んだ割には静岡らしくないチョイスでした(^^;)。

浜松いなさICで降りて、長篠経由でR301へ。
R301は一部狭い所もありますが素晴らしい快走路でした。
まずは目玉の「大給城(おぎゅうじょう)」へ向かいました。
西進していると連絡道の案内表示などが何も無くて(見逃したのかなあ)、一度通り過ぎてしまいました。が、反対側には案内板がありました。

8時半頃に専用駐車場に到着。

左側の道を少し上ると登城口。
駐車場は空でしたが、この周辺は路駐車で埋め尽くされていました。
この手の山城は大抵無人なので、珍しいなと思いつつ城内へ。

途中の松平乗元の墓を見たのち、城の入口に。
この縄張図は良くできていて、城内に散在している石垣跡や巨石群の描写はかなり正確でした。

後で調べたら、その巨石めあてにフリークライミング愛好家も来訪される、とのこと。
実際その通りで、背中に大きな四角いマットを背負った集団がひっきりなしに現れました。そのときは素性がわからなかったので、なんとなく落ち着きませんでした(^^;)。
さらに、3の郭の方で銃声がしたので山狩り?でもあったのかな。
車が多かった理由はこれだったのね。
と、いつもと違うにぎやかな(?)中、しっかり見学してきました。
この城で特徴的な「水の手曲輪」
石垣の大きな壁が2段になっていてダムのよう。
一つ目の壁。
結構な高さと幅があります。草と泥に覆われてしまっているので綺麗にしたい衝動に駆られます。

壁の上から。

二つ目の壁。
上から。

壁の外側から。

ここは結構石が露出していて見事でした。

主郭の方。
仕切る石垣の壁。

ここから麓の眺めが素晴らしい。
左の巨石は展望台になっています。

全体に見ごたえのあるお城で満足度高かったです。
次は「松平城」へ。
R301沿いに立派な駐車場がありました。
白い車がある道を少し歩くと城へ。

登城口。

小さいお城なので、サクサク周れました。
次は「松平郷」へ。
ここから600m程度。歩き足りなかったので、車には戻らずそのまま向かいました。

このノボリが、あちこちに大量に掲げられておりました。

駐車場に到着。広いです。
観光地らしく整備されていました。

松平東照宮。
元は松平氏館の跡地だそうです。

資料館(無料)を見学。

舗装道ではなく山中の遊歩道へ。
最初に現れたのが、初代「松平親氏」像。
美化120%というか完全に想像の産物ですが(^^;)、不思議な魅力がありました。

石垣や階段は凄く年代を感じさせるのですが、東照宮設営時のものなのかな。

遊歩道を歩いていると、ここは城跡なんじゃないかと思えてきます。そういう説明は無いのですが。
左側は土塁で、右側は空堀に見えてきます。

ここも、左は土塁、右は腰郭、としか思えない。

切り出し跡のある石もあったりして。

遊歩道の終点。展望テラスに到着。

ここからの眺めは最高でした。

氷池跡への枝道でメイン道路に移動し「高月院」。
お昼は唯一の食事処の「天下茶屋」にて。
店内は綺麗で細部にこだわりのありそうなお店でした。

とろろと蕎麦のセット。

名物「天下もち」。
葵の紋の焼印が。一口サイズではなく結構大きくて食べごたえがありました。

東照宮まで戻ってきました。
次は、R301を西進し「丸根城」へ。
駐車場完備です。

住宅街の中に公園化して残されています。城前も個人宅。
綺麗に湾曲した郭と空堀が美しい。

主郭。
建物の跡のみ石で表現されていました。

円形の空堀の反対側も竹林になっていますが、しっかり空堀が見られました。

主郭と北曲輪を分ける掘はプチ遊歩道に。
次は、またまたR301を西進し「挙母城(ころもじょう)」
豊田美術館の広い無料駐車場。

だいぶ陽が傾いてきました。

城跡はほとんど消えてしまい、唯一現存する石垣に隅櫓が復元されています。

豊田美術館を中心に公園化されています。
「又日亭」

「童子苑」

「豊田美術館」入らずに外観だけ。

16時に駐車場に戻りました。
これで予定していた訪問先は達成。
充実した一日でした。
Posted at 2015/12/26 18:14:37 | |
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