
先週土曜、茨城つくば市の方へ。
梅雨明け後の典型的な夏空でした。
空のスカッとした濃い青と、くっきりした白い雲。暑いけど気持ちよかったです。
まずは「小田城」へ。
筑波学園都市と筑波山の中間あたりの平地にある城跡です。
数年かけた再現整備が4月末に終わったばかり。
過去、初訪問したときは工事の真っ只中、という感じでしたが、完成後はとても綺麗になっていて感動しました。
少し外れたところに、併設の資料館と専用駐車場もできていました。
ここにたどり着くまで、カーナビを盲信して前回と同じく狭い路に入ってしまい抜け出すのに苦労したり(我ながら情けない)、周辺をウロウロしてしまいました・・・
直近の侵入路への案内板が目立たないので要注意ですかね。
ここで少し予習した後に城を周りました。

大手口の案内板。
整備される前は、方形の郭の対角線上に線路や道路が貫通して破壊されていたそうですが、郭内はそのような痕跡は無くなっています。

水堀と高い土塁で防御されているのが良くわかるアングル。

出郭もかなり見事に再現されていました。

鎌倉時代から戦国末期まで現役で、何度も改修され続け、北条氏の滅亡後に廃城となりました。
改修の歴史がそのまま関東の城の進化を刻んでいるそうです。
晩年の北条支配のときに構築された数少ない石垣跡。

かつて郭を貫いていたのはサイクリングロードだったそうで、今は郭の周囲を迂回するルートになっています。見学中、結構な頻度で自転車の通行がありました。

一通り周ったのち、再度資料館へ。
紹介ビデオを含めじっくり見学。この城の歴史は波乱万丈で面白い。理解も深まり十分楽しめました。

整備後のここは、夏場でも問題なく散策でき、オススメのスポットです。
筑波学園都市の方へ。
「筑波実験植物園」

実験って何だろう?と思いつつ、基本は普通の植物園です。
上野の国立科学博物館の分館、という位置付けなのですね。温室と広大な敷地内に、熱帯から寒冷地まで様々な植物を網羅しているところは博物館的。

夏休みのイベントの一つ。ラフレシア。
生命感が薄くて、第一印象はプラスチック製のニセ物かと思ってしまいました(^^;)。
隣の土浦市の「上高津貝塚」。
博物館が併設。

貝塚は広場になっています。

定番の縄文時代の復元家屋。

広場の周辺にむき出しの貝塚。
展望台から少し離れていますが、露出した貝が見られました。

広場の入口に貝塚の断面が展示されていました。
Posted at 2016/08/01 22:24:52 | |
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ドライブ・城 関東 | 日記