
12/2~3に岐阜県 大垣市周辺のお城巡りをしてきました。
岐阜には過去、北の高山、南の岐阜、東の恵那と訪ねましたが、西は未でした。
さらに、土日両日晴れマークだったのと、遅い紅葉が見頃であろうことを期待して選択。
まさに期待通りの結果となり、大満足の旅となりました。
高速道路で横浜町田ICから関ヶ原ICまで一気に。
まずは、関ヶ原の古戦場の東側にある垂井町に8時頃到着。
羽柴秀吉の軍師 竹中半兵衛の地元です。
「菩提山城」
登山道の入口に駐車スペースあり。このときは1番目でしたが帰りは6台くらい埋まっていました。

城跡まで1.3kmの登りです。

登山道は良く整備されており、距離の割にストレスなく散策できました。

登るにつれ広葉樹の黄と橙色の紅葉がパーッと広がり、テンションアップです。

城跡は構造が良くわかる程度に木が伐採されており、十分な整備具合でした。
出曲輪からの麓の眺め。

本曲輪。

ここからの眺めは、遮るものが何もない180度の大展望で解放感が凄かったです。
写真ではなかなか伝えられませんが、かなり感動的でした。

反対側。下に西曲輪。丁度木で見難いですが奥は冠雪した山です。

十分堪能して下山しました。途中の白山神社。
麓の観光駐車場に停めて散策。

「竹中氏陣屋」
半兵衛の子が創建。敷地は学校になっており遺構はほぼ消滅していますが、ほんの一部、門、石垣、水堀が残っています。

「菁莪記念館」
和洋折衷な建物。中はプチ博物館になっていて、竹中氏関係などの資料や陣屋の推定ジオラマが展示されています。入館無料。

「禅幢寺」
半兵衛の墓があります。
南の方へ10km程移動。
「上石津郷土資料館」の広い駐車場に。

展示は充実。西高木家陣屋の推定ジオラマもありました。

「西高木家陣屋」
資料館の敷地の外れにあります。江戸時代の旗本の陣屋跡です。

長屋門が唯一見学できる建造物。
中は非公開なため、ちょっと物足りない感じも。

門の横の立派な石垣が見所。
再び北上し「お茶屋屋敷」へ。
駐車場は広いのですが、連絡道が車一台分の狭い路地で車両感覚が試されます(^^;)。

名前が笑ってしまうような無個性ですが、徳川家康が創建。
将軍の休憩施設として使われたそうです。
今は個人宅になっており、公開していただけていることに感謝ですね。

ここもモミジの紅葉が竹林とのコントラストで素晴らしかったです。
鎌倉の古刹のような、とても良い雰囲気でした。
ただ、この時間帯は、丁度ここのエリアだけ雲がかかってしまったのが残念。時々意地悪のように周りは快晴なのにピンポイントで雲が・・・ということがあるんですよね~。

当時の遺構の、土塁と空堀が良く残っています。
まだ時間があったので岐阜市へ移動して「黒野城」へ。
駐車場は専門学校用が土日のみ解放されています。下調べしていないとわかりにくいですね。

高い土塁と深い空堀で囲まれた正方形の本丸のみ残っており、公園化されています。
この時は城内で少年野球をしていました。確かに丁度いい形と広さでしたねぇ。

ヤクザみたいなコーチの怒声をBGMに土塁の上を一周(^^;)。
子供たちは楽しめているのかな・・・
16時には撤収。陽が傾くのが早いのですよね。
大垣市内の宿へ。
Posted at 2017/12/07 22:57:36 | |
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ドライブ・城 東海・北陸 | 日記