
後半に続きます。
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4/30 長岡市内の城を堪能
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「与板城」
大河ドラマ 天地人の主人公 直江兼続の居城。
放送は2009年だそうで、もう9年も経ったのかと驚きです。
当時の賑わいはいざ知らず、このときは誰にも出会わず独り占めでした。
綺麗な無料駐車場におさまりました。

法立寺から登城道が延びています。
寺の入口に、お城の解説と散策に最適な縄張図が完備されたパンフレットが置かれていました。

少し登ったところからの眺めが一番良かったです。

本丸。

その先の二の丸から。凄い高低差の堀切ですが歩道が付いていて楽々。

パンフにある城域は千人溜まで。なんとなく物足りなかったので、さらに先ののろし台まで行ってみることに。

一旦 森を抜けて林道を跨いで再び森へ。

これが のろし台の郭。木々で囲まれて眺望は無く、この標識が無いと全くイメージできなかったですねぇ(^^;)。
下山して町中へ移動。
「兼続お舟ミュージアム」は、なんと休館でした。祝日なのに(;_;)。

移築された与板城の大手門が見られたので、来て良かったです。
「与板藩城館跡」

雰囲気のある冠木門。
長岡市街の「さいわいプラザ」へ移動。

館内の長岡市立科学博物館と牧野家史料館を見学。
内容充実しているのに、なんと無料です!
長岡藩主つながりで、長岡城のジオラマも。
「栖吉城」
長岡駅から東4km位の悠久山公園のさらに東2km位。
普済寺の駐車場を利用。

手前の道を上がると未舗装になり左手に登山口がありました。

鳥瞰図のある説明板のところから城域。
左が城へ、右が八方台へ分岐しています。もちろん左へ。

三の丸から本丸までは綺麗に整備されておりました。
特に、パッと開けた二の丸から本丸は、とても気持ちの良い空間でした。

本丸には、縄張図のある説明板が。

ここでお昼を。
二の丸の外周が木々で遮られて眺望は今一つなのが残念でした。
本丸の裏の巨大な空堀。まだまだ奥に遺構がある筈ですが、草木で覆われており、侵入する気力は持てませんでした。

諦めきれず、前述の分岐点から八方台への遊歩道へ。
城の麓を迂回するルートになっていましたので。
右手は絶景、

左手に城を見上げながら歩け、縄張図と照らし合わせて位置が類推できるくらい地形ははっきり見えました。しかし、とても直登は厳しそうな切岸の連続。
無茶すれば登ることはできそうでしたが、降りるのが困難な可能性が高くリスキー。

縄張り図に城道が描かれていた最端部の堀切、ここも結構高さがあり危険。
手前が、詰ノ城。

他に登坂ポイントも無さそうで侵入はできず、ここで引き返しました。
看板は無かったですが縄張り図から「首切り清水」と思われる所。
神社へ下る分岐道にあり、遊歩道からもよく見えました。

こういうところには決まってコップが置かれているのですが、どうしても不安で飲めません(^^;)。
手と顔を洗ってサッパリするに留めました。
城を出て、悠久山公園内の「長岡市立郷土資料館」へ。

建物は天守閣風。
長岡出身の著名人にフォーカスした展示です。さいわいプラザの展示と被るところもありましたが、なかなか興味深く楽しめました。
これでこの日は終了。
長岡に泊。
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5/1 栃尾から帰路へ
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「栃尾城」
長岡駅からR351で15km程 東へ。長岡市の東端。
中央公園の無料駐車場に停めました。月極と自由枠の混在なんですね。朝から既に9割方埋まっておりました。
奥に見えるのが目指す城山。

雁木通りから諏訪神社へ。

神社の裏手に登城口があります。
面白味のある縄張りで、郭を繋ぐ遊歩道もしっかりしており、散策して楽しいお城でした。

特に、本丸の高所感と眺望が最高。
下から見上げたところ。

本丸に到着。

上から見下ろしたところ。
下山したのち、帰路へ。
流れの良いR290~R17で、道の駅で休憩入れつつひたすら南進。
R17沿いの「名胡桃城」に15時頃着。

5年前に初訪問したときも十分整備されていて感激したものですが、大河ドラマ効果でさらに手が入ったそうで再訪してみたかったのです。
ガイダンス施設は16時までなので、ひとまずパンフ類をゲットして散策開始。戻ってきたときは時間を過ぎていました。(読みが当たった(^^;))

本当にパワーアップしておりましたね~。平地だった郭に土塁が盛られ、郭間の連絡が土橋だったのが普通の橋になっていたり。
この時は地元の方達で草刈りの真っ最中でした。

ささ郭はツツジが見頃で、八重桜も残っておりました。
これで予定を全て終了しました!
あとは帰るのみ、ですが、下道で行くのはつらいので月夜野ICで関越道~圏央道。
19時前には帰宅できました。