
昨日、笛吹市の蜂城山へ登ってきました。
早朝の暗いうちに出発し下道で山梨へ向かいました。
車は少なくてスムーズに気持ち良くドライブできました。
道の駅 甲斐大和にて。7時頃。

R20の勝沼IC出口から一つ目の交差点で左折し県道に入ります。
春には一面が桃の花でピンク色に埋め尽くされるところです。
7時半頃に目的地へ到着。道路を挟んだ左奥が登山口で前後に広めのスペースがあり余裕で駐車できます。

快晴で空は明るいのですが、一帯は山の影になっています。
左の坂が登山口への道。

結構な急斜面ですが、つづら折れの登山道が付けられており楽に登れます。
やっぱり整備された山はいいなぁ~。荒れた山城ばかり散策していると心も荒んできて、一服の清涼剤のように普通の山を登りたくなったり、天守のある普通のお城を訪ねたくなるのですよね。
山の西側を進むため、朝はずっと山影になります。麓の町も半分影になっていました。

30分程で鳥居のある城域に到着。

ここからは緩斜面となり長い堀底道を進みます。だいぶ陽が射すようになってきました。

15分程で頂上に到着。

山名板と蜂城天神社の灯篭があるだけでお城を示すものは何も無いのですが、蜂城の主曲輪です。
結構な標高ですね。

社殿の裏手が土塁で囲まれており、東側にも土塁で囲まれた小さい曲輪があります。

さらに奥には3条の堀切のある細尾根が続いています。隣の山への縦走路になっています。

城域の東端の細尾根から主曲輪を望む。

甲府盆地を望む眺めが良くて、これもお目当てだったり。
北側。

西側。

下山途中の抜群の眺め。
白い高架の道はおそらく中央道。

10時頃に戻りました。
次は甲府の「山梨県立美術館」へ。

ミレーが常設展示されているのがウリですが、

今回は企画展がお目当て。

眼福でした。
変わって、本日も県内の美術館へ。
電車で茅ヶ崎駅へ。

「茅ヶ崎市美術館」

版画の小品を集めた企画展です。
一発芸的なアイデアとセンスの良さが光る逸品ばかりで、こういうの大好きでずっと見ていられます。
横浜の「そごう美術館」の中原淳一展。
観よう観ようと思っていて、ぎりぎり間に合いました。

結構な観覧料ですが、それに見合った盛りだくさんな展示内容で大満足でした。
戦前から戦後の変遷が網羅されており、お馴染みのイラストの他に雑誌の付録、油絵、人形など多彩。

戦後は1950年代の作品がメインですが、とても70年前のものとは思えないです。
個々のパーツは昭和なのですが、全体をまとめるセンスは古さを感じさせません。
画力もさることながら、モチーフに対する情熱や知識の高さが伝わってきて、魅力的に感じるのだと思います。
Posted at 2024/01/07 23:03:45 | |
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ドライブ・城 甲信越 | 日記