腕時計の修理　ーベルトと電池交換ー

かなり以前から愛用しているカシオの電波時計Wave ceptor WV-57HDJ-7AJF．ベルトのピンが抜けて時計ごと落下するのを何回か繰り返したので放置していたが，ネットをググったら自分で何とか直せそうな気がしてやってみた．

ピンが抜けては腕時計にならぬ．


楽天で買った割りピン．0.9mmX17mm 20本入り．ステンレス製．安いチャイナ製セットもあったが，調べると粗悪品らしいので止めた．約600円．



交換法はこちら．
腕時計のベルト・バンド調整/割ピンの調整方法


工具はダイソーで300円．


交換した割りピン．ダイソーの工具の先で軽く押しただけで抜けたのが４本．これで暫くは大丈夫そう．


電池も切れていたので交換．買ってから５年程前に交換したが，やり方は全く憶えていない．
裏蓋のネジが固くて一苦労．なんとか開けた．


電池が見える．近くのホームセンターに買いにいったら，着いた頃には電池の型番を忘れている．デジカメの画面を拡大して読み取り．つーか，最初に型番読み取る時も，最早老眼では，老眼鏡をしても小さくて読み取れず．やはりデジカメで撮影して拡大読み取り．便利な時代になった（笑．CR1620だった．


さて，電池交換しようとしたが，このままでは電池押さえが外れない．
ムーブメントを斜めに少し引っ張りだして，電池押さえの端をピンセットか精密ドライバーのマイナスの一番小さいので少し拡げて外す．


裏蓋をねじ止めして，交換終了．


最後に，時計のオールリセットが必要だと知る．実は前回はしなかった（笑


何処がオールリセット端子か．老眼ゆえに肉眼では不明．
早速，撮影した画面を拡大．↓ACが示している金メッキの端子がそれ．直ぐ横手前がマイナス端子なので，この２つをピンセットかゼムクリップを歪めたブリッジで繫げばリセット完了．


無事，表示が復活した．最後にDボタン（矢印）を２秒ほどおすと，電波の手動受信が始まるので，窓際の受信状態のいいところに２分ほど放置すれば時刻合わせ終了．


以上，安物腕時計のベルト修理や電池交換は，その気になれば自分で出来るって話．割りピンのような，昔なら時計屋さんでないと入手困難なパーツが簡単にネットで買えるのは大きい．