アホらしい社会

何気にテレビを眺めていると目に付くのが「追加経済対策」という名のアホらしい政策。

「家電やクルマを新しいものに替えれば環境にイイから税金と借金で援助する」
って、あほか。

本気でそう思ってる目出度い人間なら、まだ救いようが有りそうやけど実態は目先の利益追求で、結果的に問題を先送りして悪化させるだけやと思うねんけど。


「新しいモノをどんどん作ってどんどん消費しましょう」なんて仕組みが永久に続く筈無いやんけ。


クルマに関して言えば、13年以上も大事に乗ってる個体に関しては税金をタダにするとか、モノを大事に長生きさせる事の方が当然求められるべきやのに、政府のする事は毎度毎度正反対。

13年以上前のクルマは燃費が悪い？？？

同程度の車格の実燃費でどんだけ向上してんねん。
カタログスペックだけの話やろ。

使うごとに性能が劣化する仕組みのクルマを作ってる(と思ってるんだが)ねんから今新しい車買うても同じ事や。

ほんまに環境の事考えるねんやったら、旧い車の燃費を向上させる技術を普及させる事の方が正論やと思うで。


「ＥＶは排気ガスを全く出しません」
なんてのも呆れてあいた口が塞がらん。
そのクルマからは排気ガスは出ぇへんかもしれへんけど、電気を作るのにどんだけ排気ガス出しとんねん。
ランニングコストが安い？アホみたいな税金がかかっとるガソリンつかわへんねんから目先のコストは安いやろな。



新しい技術を否定するわけやないけど、目先の景気対策とやらに税金や借金してまで銭を突っ込んで環境にエエなんざ片腹痛いわ！


環境を語るなら大量生産大量消費から脱却してから言えっちゅうねん。

それは難しい？

難しい事やからこそ、おエライ政治家はんの仕事なんやろがい。


見とってみぃ、無能な政治家どもはそのうち
「お金が無いんで消費税上げさせて貰いまっせ」
とのたまうに違いないねん。

アホらしい社会やで、ほんま。