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2008年12月19日 イイね!

ALISYNとEVOエンジン

前回、ビューエルのギアオイル交換の記事で「プライマリにエンジンオイルはあまり良くないかも」と書きましたが、よくよく考えると「そうでは無いのでは無いか」というより
「アリシンに対する認識が甘かった」
のでは無いかと思い至りました。
(先日の記事には修正入れてます)


ALISYNの日本総代理店でのアナウンスには下記のように紹介されています。

*********************************************************************

「アリシンProシリーズ」は「エステル+PAO」の100%化学合成油で、
メーカーサイドが製品としてのオイルに事前に添加している添加剤成分としては全体にすれば微量ながらも
ギアオイル、エンジンオイルにはどの粘度にも非常に高価なアンチモンを添加した特許パッケージだけでなく
「特に厳選された比類のない高価な添加剤をふんだんに用いた添加剤パッケージ」がメーカーの自慢です。

***********************************************************************

ここで大文字にしたアンチモンってのを少し調べてみると、極圧剤としての役割があるようです。

(一般的なオイルにはモリブデン系の極圧剤が使われているのでしょうか。)

しかも、これはギアオイルだけでは無くてエンジンオイルにも添加されているとあります。

つまり、エンジンオイルにも極圧剤が入ってるという事になるのかな。

アリシンのエンジンオイルをバイクに入れてもクラッチが滑らないってのは国産SS(スーパースポーツ)でも証明済みなんやから、同じくアンチモンが入っているギアオイルでもクラッチは滑らないって事なんかもしれへんと思い至った訳であります。


当然、エンジンオイルとギアオイルでは添加剤の質や量の違いが有るやろけど、少なくとも馬力100ps程度でトルク10kgちょっとの車両ではクラッチが滑る気配は御座いません。
(当方のビューエルにはVPクラッチという遠心力に比例して圧着力が高まる特殊なものが付いています。これをご覧になって「試してみたら滑った」と言われましても責任は持てませんけれども。)


実際に、アリシンのギアオイルであるPROGEARシリーズは所謂ギアオイル臭さは全く有りませんし、見た目や臭い、手触りなんかもエンジンオイルであるPRODRIVEシリーズと見分けが付きません。
(ひょっとして同じものだったりして・・・笑)


そう考えると、「ハーレーEVO系エンジンのプライマリーにPROGEARを入れたらクラッチが滑るかもしれへん」なんつうのは杞憂に過ぎなかったっちゅう事になるかも。

うじうじ悩んでいたのが馬鹿馬鹿しいよな話や(笑)


ほんなら、こないだプライマリーからドレンアウトしたオイルの汚れはなんやねんって話になるねんけど、これは
ALISYNの持つ驚異的な清浄分散能力
ってのが遺憾なく仕事をした結果と考えるのが自然や。

ビューエルを入手した際に元々入ってたんは恐らく純正指定のフォーミュラー+である。

ALISYNに交換するまで何キロ走ったのか定かでは無いけど、俺の手元に来てから少なくとも300km以上走ってるにも関わらず、抜いたオイルは綺麗だった。

それが100キロも走らないでプライマリーからドレンアウトしたALISYNはご覧の通り↓



つまり、既存のギアオイルは
「全くお掃除してくれていなかった!」
という証拠でもある。

事実はまったくアベコベで、ALISYNはとても良い仕事をしてくれていたからこそ、ここまで汚れを溶かしだしてくれたのである。

それをPRODRIVEが悪者であるかのように書いてしまったのは早計でありました。

#それにしても、ミッションの内部ってこんなにも汚れるんやね。
ハリアーも数年前に交換して以来抜いてへんけど、大丈夫やろか・・・汗



PROGEARに交換してからのシフトタッチは前回記述したとおり、ギアがヌルヌル入るかのようであり、尚且つエンジンの振動が随分とまろやかになっている事から、潤滑っちゅう仕事においても存分にアリシンらしさを発揮してくれているようだ。


少なくとも、うちのBUELL X1 Lightningに積まれているEVOエンジンとALISYNの相性は良好であると言えるだろう。
2008年12月19日 イイね!

カルディナその後

二極プラグが付いていた為にインデクシング出来なかった会社のカルディナ(ST210)でしたが、先日やっとの事で実行して昨日初めてまともに乗りました。

調整直後には改善しきれていなかったアイドリング時のブルブルは綺麗に消えていて、尚且つスロットルペダルには足をちょこっと載せてるだけで走っていく状態。

始動直後は二速に入った瞬間、ポンッと前に飛び出すので注意が必要。

少しラフに踏むと、駆動輪は簡単にトラクションを失うし、平坦路では追い風が吹いてるみたいやし、上り坂も楽々登ってしまうし。

既に施されていたDLUGのライトチューンと相まって、周りの交通の流れに合わせるのは一苦労な程。

インデクシングの効果は絶大と言わざるを得ない。

そうなると二極プラグなんつぅもんの存在意義を疑ってしまうのだが。




でもって給油がてら、先日のSSの兄ちゃん(AZT24#)にも感想を聞いてみたところ、

「あれ、スゲェ~っすよぉ。あれから150km程走りましたが、アイドリングのガクガクブルブルが全く出なくなってるんすよ。ディーラーでも「この車はガクガクブルブルする車なんです」って言われたのが嘘みたいです」

との事。
(あんましディーラーの言う事なんか信用したらアカンでぇ~と言っておきました)


肝心の走りのほうはどうなったか尋ねると、

「いや、走りの違いはあんまり判りませんでした・・・・・」

これには別の意味で驚かされました。

例の変則3極プラグが悪さをしているのか、素抜けに近い吸排気系による弊害なのか、元々のプラグの向きがそれなりにエエ方向を向いてたからなんかはわからへんけれども、これまでぎょーざん施工してきた中では最も薄い反応であった・・・・

いずれにせよ、SSの兄ちゃんは終始満面の笑みで「兎に角凄いっす」と仰られていましたので、それはそれで良かったんかな。
Posted at 2008/12/19 08:50:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | Dlug Systems | クルマ
2008年12月17日 イイね!

ハイブリッド3極イリジウムプラグ

先日、ひょんな事から弄ったSSの兄ちゃんのカルディナ(AZT24#)に付いてた珍しい変則三極プラグ、少し気になったので調べてみました。

NGKのサイトで調べてみると、AZT24#の純正はHB6AIX-11Pという品番で、うろ覚えですが件の車両に付いていたのも、この品番やったように思う。

これはハイブリッド3極イリジウムプラグというモノで、説明文を見る限りは万が一の失火を抑える目的で作られた模様である。

所謂多極プラグに比べれば、混合気の流れを阻害し難いとは思われるものの、邪魔なものは邪魔やと思うねんけどな。

しかも、メインの電極が少し調子悪いとサイドの電極に飛火するわけやろから、その場合は燃焼具合が一々変わってガクガクブルブルしそうなもんやけどどやろか。

なおかつ、取り外したプラグのサイド電極は一部溶けて変形したような跡が有って不気味やったんやけど・・・・


不思議なのは同年式のST24#にはBKR6EIX-Pが純正指定されてる点。

なんで普通の1極プラグやったらアカンねやろか。

少々ガクガクブルブルしても取り敢えず動けばエエねんって腹なんやろか。



え?件のカルディナはどうなったかって????

まだ、SSの兄ちゃんに会うてないんで分かりまへ~ん。


元々3/4がエエ方向を向いとったし、サブ電極の絡みも有るから、銅グリスによる導通向上程度の差しか無かったかもしれへんけどなぁ
Posted at 2008/12/17 12:55:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | カルディナ | クルマ
2008年12月15日 イイね!

プライマリーにALISYN75W90注入

プライマリーにALISYN75W90注入やっとの事でX1にALISYNのPROGEAR75W90を注入した。

詳細はコチラ


引き取った時には、恐らくフォーミュラープラスが使用されていたと思われる。

シフトの感触は正直言って粗雑な感じやった。

前回ALISYN10W30のエンジンオイル+Na10を20%という状態にした際に、極めてギアの入りが良好になって駆動ロスも大幅に減った感触であった。

んでもって、今回のギアオイルは更にエエ感じ。

最初の入りこそ渋かった(ミッションにオイルが周ってなかった?)ものの、その後はギアチェンジもウルトラマイルド。

前回は抵抗無くスコスコ入る感触やったんが、今度はギアの間にゴムが噛んだようなヌルヌル入る(なんかヤらしい表現やな・・・)よな絶妙な感触。

ニュートラル出す際もヌルッと入るのがタマラン。


1歳の娘を子守中やったんで、ほったらかして試走する訳にもいかず、チャリ用ヘルメットかぶせてタンクと腹の間に挟んで近所をうろついてみた。

1速でレブリミット迄回してみたが、クラッチが滑るような素振りは全く無い。

それどころか、エンジン音が、まるで「角が取れたかのような」マイルドな音に変わってる。

排気音も刺々しさが無くなってる?

エンジンオイルは弄ってないので、そんな筈は無いのだが。

予想するにミッションとクラッチ辺りからエンジンの振動に併せて出ていた打撃音が抑えられたのかもしれない。


いや、ホンマ、このマイルド感は堪らん。

今までウジウジしてプライマリーにALISYNのギアオイルを入れなかったのが後悔される程である。

勿論、この先も「クラッチが滑らなければ」という前提ではあるのだが。



参考までに、プライマリーに入れていたオイルは再使用したくなくなるような色合いだった。

でもってドレンボルトには結構な量の鉄粉が付着していた事から、プライマリーにエンジンオイルっちゅうのは余り良くないのかもしれない。


↑ALISYNに対する認識が甘かったので前言撤回させて頂きます。

そもそもALISYNのエンジンオイルの類希なる清浄分散性能を考えた時、これがデロデロに汚れたっちゅう事は、

プライマリー内に溜まっていた積年の汚物が一気に溶け出したと考えるのが自然でした。

鉄粉についても同様に、前回排出しきれなかったものが析出したと考える方が自然です。

何故なら・・・・実はオイル交換以来、殆ど乗っていないから・・・・汗

詳細についてはコチラ参照
2008年12月14日 イイね!

タイヤに窒素ガス

今日、実家に出向く用事が有ったのだが、そのついでにMRワゴンのタイヤとホイールを交換した。

我が家に棲みついてるMRワゴンは、色んな事情があって実は実家所有のモノである。

燃料代は我が家持ちだが、その他の経費は実家持ちという特殊な状況にある。


で、タイヤが磨耗してスリップサインが出ている旨を伝えたらアルミホイールとセットで交換するように指示が出た。(元々は鉄ちんにホイールキャップ)

タイヤを太くしたりホイールをデカくしたりって事には全く興味が無いんやけど、アルミホイールの軽さは魅力的である。

実家近所の嘔吐バック○に行くと、特価品のセットモノが3万円ちょっとであった。

が、あまりにもダサいデザイン。

ホイルなんざどうでもエエとは言いながらも、なんぼなんでもコレは頂けんっちゅう事で少しマシなホイールで見繕ってもろたら4000円程度の差だという。

銭を出すのは実家なので母親に説明して判断させた。

「コレは安いけどダサい、コレかコレがエエと思うねんけど値段はちと高くなるから、いっその事タイヤだけ交換にしてもエエんちゃうか」ってな按配だ。



で、こんな感じになったのだが、その前に俺は実家のパソコンを設置をする為に母親を店に残して実家に帰っていた。

パソコンの設置(昔俺が使ってたマシンに今日買ってきた液晶モニタを繋ぐだけ)が終わった頃に母親が帰ってきた。


母親「なんや知らんけど、窒素ガス入れてるからタイヤに空気入れる時は窒素入れろって言われたでぇ」

俺「はぁ?なんやて?窒素やとぉ????伝票見せてみぃ

伝票を見ると窒素ガス¥2,100円と書いてある。

確かに交換工賃やらナットやら処分費の話は聞いたけど、窒素ガス入れるなんて話は聞いてへん。

希望していないサービスを売りつけるのは詐欺である。

母親は「別に構へんでぇ」と言っていたが釈然としない事は明らかにする必要がある。

気弱でシャイな俺はこういう事は苦手なのだが、事実確認の為に店に電話を入れる。

特にクレーマーに成るつもりは無い。あくまでも事実確認がしたいだけや。


俺「おぅ、さっきそこでMRWのタイヤとホイール交換したもんやけど、担当者出してくれや!

店員「担当者は現在接客中の為、私が変わりに用件を承りますけれども」

俺「なんや、伝票見たら、おまえら勝手に窒素ガス入れとるやんけ。そんな説明ちっとも聞いてへんで。エエ加減にせえよ、頼んでも無いもん勝手に売りつけるっちゅうんは詐欺とちゃうんかい!

店員「申し訳有りませんが、担当者に確認して折り返し御連絡差し上げます」

俺「あ?待ってるからさっさと担当者呼んで来いや!」

店員「申し訳有りません、接客が終わり次第折り返し・・」

俺「そんなもん関係有るか!今すぐ呼べや!そいつがアカンねやったら店長出せや!」

店員「すいません、その担当者が店長です」

俺「なんやとぉ!?他に責任者居らんのかぃ!おまえらの店どないなっとるんじゃ~」

~中略~

店長電話に出る。

店長「伝票を御覧頂けましたでしょうか?」

俺「おぅ、窒素ってなんやねん!?」

店長「窒素ガスというのは」

俺「窒素ガスの説明なんかどうでもエエねん、概ね知っとる。大体やな、大気中の窒素濃度が何%有るんか判ってんのか!!訳のワカランもん入れやがって。そういう胡散臭いもんは大嫌いなんじゃ(←おいおい)!説明もしてへんもん勝手に売り付けるってどうゆうこっちゃ!」

店長「申し訳有りません。説明不足でした。伝票を良く見ていただけると判ると思いますが、ホイールナットの金額をサービスさせて頂いた代わりに窒素ガスを入れさせて頂いております。窒素ガスの高価を是非体験して頂きたくて入れさせてもらっております。ホイールナットの方が高価ですのでお得には成っておりますが、こちらの説明不足でした。」

俺「ホンマか!?それやったらそうと最初にちゃんと説明せんかい。さっきの兄ちゃんにボロクソ言うてもぉたや無いかい。」

店長「誠に申し訳御座いません。以後気をつけますので今後とも当店を御贔屓下さい。」

俺「なんや、こっちも怒鳴り損やないかぃ。さっきの兄ちゃんに良ぉ謝ったってな」

店長「良く言っておきます。」

(いや~紳士的態度で接していて良かった・・・・汗)


だが実は店長の言った事も本当かどうかは判らない。

何故なら伝票に記載されたタイヤとホイールとナットは一式で計上されていたからだ。

適当に誤魔化されている可能性も有るが、この際それはどうでもエエ事である。

しかしブチ切れた客を相手にして円く納めてしまう店長さんのプロ意識には脱帽である。



かように無駄なやりとりをさせられた原因を作った「タイヤへの窒素ガス充填」っちゅうんは一体なんやねんって話や。

一番の効能は空気圧の低下を抑える働きみたいな事が言われてるけど、クロカンやってた人間はタイヤの空気圧には煩い。

少なくとも俺は空気圧管理を欠かさないので窒素ガスに拠る恩恵は無い。

それ以外にメリットは思い浮かばないし、調べても出てこない。

店長も窒素ガスには自信満々やったけども、鉄ちんからアルミに変えて、磨り減ったタイヤから新品タイヤに替えれば嫌が応にも感触は向上するっちゅうねん。

ほんで、これが窒素ガスの御蔭やと思い込む→次からも窒素ガス入れる→タイヤ以外で業界儲かる→ウマーっちゅう図式が成り立ちそうやねんけどどないやろか。


どのみちタイヤ交換したらWOZX+を注入したろって思とった人間にはホンマに余計なお世話やで~

Posted at 2008/12/15 00:14:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記:雑記 | クルマ

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元、クロカン野郎。今、普通の人。 元、淡水のルアーマン。今、釣れりゃ何でもOKの五目釣師! ”けったいな機械達”へようこそ! 更新頻度は極めて低い...
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