
2007年12月15日(土)、富士スピードウェイにて行われたアルファロメオチャレンジ全国統一戦に参戦。
クラスはこれまでの2007年関西戦と同様、AR150-4。
関西戦はこのクラスの台数が少ないこともあって、チャンピオンカップの出場権を得ることができた。
天候は晴時々曇、気温はソコソコ寒いくらい。一日を通じて路面はドライ。
なお、2月のETCC3時間耐久に比べると気温は穏やかな方であった。
- プラクティス
空気圧については、初17インチで、16インチの時よりもタイヤのハイトが低くなったことから、低めで行ってみようと考えた。
出走前: F1.8、R2.0
出走後: F2.3、R2.3 → F2.2、R2.2へアジャスト
減衰については、F;-2、R;-4とした。
とにかく2月以来の富士で、その時もラインがシッチャカメッチャカだったことから、こんな感じというところを探るのに精一杯の状態であった。
当初はタイヤをなじませること、温間空気圧を見出すことに集中する予定であったが、あっちで出て、こっちで出てしまい、それどころでなかった。
近くに関東勢と思われる155の方がみえたので、前に出たり、出てもらったりして参考にさせていただくことが多かった。
プラクティスでのベストタイム: 2'21.138
- 予選
空気圧、減衰はそのまま。
コースの感触としてはプラクティスでだいたい思い出していたのだが、まだ不安。
そこで、関西Rd.4同様、速い人に引っ張ってもらうことにした。
隣のピットのS村さんと僕は、プラクティスで20秒台を出したM尾さんに引っ張ってもらうという姑息な作戦を出走前に画策。
しかし、M尾さんの出走準備を待ちきれず、ついついピットアウト。
別のチームのピットから萌え~なGTの方が出たそうだったので、たしか以前A&Rにも掲載されていたクルマだし、JTS+デジテックパワーにどれだけついていけるかみたかったので、興味本位で前に入っていただく。
(有名人に会ってしまったときのような、田舎モノ根性丸出しな僕…。)
そうこうしているうちに、ネッツあたりで赤旗。しかも振りまくっていたので即ピットイン体勢へ。
ピットに戻ると、身内が1台足りない!!!
戻ってきたのは…2台。あぁ、お二人とも良いタイム出してたのに、残念なことになってしまいました。かける言葉が見つかりませんでした。
予選結果:
総合 24位/42台 クラス 3位/6台
ベストタイム 2'21.752
- 決勝
ローリングスタートということで、インラップはペナルティを取られない程度に前走車との車間をキープ。
しかし、先導車がドラミ通りの「とっとと」加減であったため、ついて行くのに必死。リアタイヤを温めてる場合じゃない!!
なんとか前走車につかず離れずでスタートを切る。
まずまずペースで周回を重ねるうちに、前に同クラス予選2位の方(このブログを作成する前にみんカラを探したら、masac147さんでした)のお尻が見えてきたため色気づく。
しかし後ろからは、バトル体勢に入っている車が…。お互いにグリグリしあっているうちになぜかペースが上がり、クラス2位の方に追いつくことができた。
ホームストレート~1コーナー進入で、自己分析と前走、後走の観察を行っていたところ、ドライバーがヒート気味になってくるシチュエーションではオーバーランする車が多いことから、いつもより右足親指付け根に意識を集中して周回を重ねる。
前走の方はタイヤがつらそうな動きになってきたが、僕はしっかり抑えられている。後走とは少しずつ離れてきた。ここから前走車に集中できることになり、我慢と牽制を繰り替えすうちに…1コーナーで前走車オーバーラン気味、僕も若干やらかし気味。
ちょっとの差で、なんとかオーバーテイク。
その後は、100R後のヘアピンなどでミスするも、なんとかチェッカーを受けることが出来た。
決勝結果:
総合 19位/41台 クラス 2位/6台
ベストタイム 2'19.899
- レースを終えて
表彰式では、クラス1位のSさん、クラス3位のmasac147さんと握手を交わすことができた。
お二人ともハイレベルな走りで、僕はSさんのお尻を拝むこともかなわなかったし、たまたまmasac147さんより僕の方が状態の良いタイヤで参戦することができたことが結果に結びついただけであったように思える。
- 最後に
文章の量が多くなったことからも、今回のレースが如何に面白かったか、興奮したかが、自分ごとながらうかがえる。2007年のARCを最後の最後まで無事に楽しむことができたことをいろいろな方に感謝したい。
Posted at 2007/12/17 21:54:42 | |
トラックバック(0) |
サーキット | クルマ