
SL230にモタード用ホイールを入れました。
3年ほど乗ってませんでした、復帰にあたり気分転換にモタードホイールとロードタイヤを履せてみました。
少しSL230というバイクを紹介します。
↑ヤフオクで購入後、初林道にて・・・。
ホンダ版のセロー・・・・あるいは、ガンダムで言うところのGMに相当します。
入門者向けと言う位置づけなんですが、実は結構コダワリの部分もありましてね。
開発者の中にトライアル関係の方が居たのでは無いかと想像します。
トラ車の要素が結構入ってるんですよ。
ステップ位置とかチューブレスリムとかエンジンガートが標準とかすごく粘るエンジンとか・・・サスのリンクがコンパクトで丸太越えが楽にできるとか。
トライアルタイヤを履かして、キャブを直引きタイプに変えるとステップ位置と相まって、獣道やアタック系の林道に威力を発揮します。
フレームなんかも軽量化の為かダウンチューブが無いんですよ。
今や殆ど見かけないモノバックボーン(モンキーかよ!)・・・ステップ付近にアルミの鋳物でスイングアームを囲んで剛性を増すようにしていますが・・・・。
でもセールス的には失敗だったようですね・・・逆を言うと軽量化が仇になって車体が弱かったみたいです。
ロードでのツーリングを考えるとフレームの弱さは問題だったんじゃないかな?。
ほとんどのユーザーはロードで使うはずですしね。
あとダートを走るとノーマル足は結構辛い・・・獣みち、アタック系林道と言うコンセプトを理解しないと結構使い勝手悪いです。
SL230は一代限りで終了し後継モデルは名前をXR230に変更してスタイルを一新しました。
しかしSL比で重量は8Kgぐらい増えたんじゃないでしょうか・・・XR230は主要部品をSL230から引き継いでいます。
車体前半は同じフレーム構成なので、XRタンクとシートはSLにボルトオンで付きます。
リヤフェンダーはSLとXRとではシートレールの作りが違うので外装の入れ替えはレールの一部作り変えが必要です。
エンジン、サスもほぼSLとは同一です。
さて、アタック系林道で楽しんでいたSLなのですが、自転車趣味に時間を取られ3年ほど乗らずにいました。
このまま放置しても邪魔ですから、乗れるように復帰させました。
そのまま復帰では芸がないのでXR250モタードのホイールをヤフオクで安価に入手しました。
乗り出す前は
キャリパーが錆びてて、動かなかったり、リヤのガスが完全に抜けてて、充填したり。
他にもグリスアップするので足とステムを結局ばらす羽目になったり何だかんだで1っ月ぐらい仕様変更にかかったね~。
小ネタを紹介・・・。
CRMのサス(初期型、ジョイントをXL、リザーバーをTLの合体作)に変えているのでリザーバータンクが付きます。
タンクを止めているのは
イケアのストルメンの金具を流用してます(笑)。
アチェルビスのカウルで片目をLEDにしてます。
ネタなのは
家庭用のスポットライトの電球を流用してるので¥1500ぐらいで済んでいる。
380ルーメンなのでハロゲン20W程度に相当するかな。
チャリのキャットアイLEDライト(600lm)より少し暗いぐらい。
でも消費電流が4Wでかなりの電力の削減になります。
しばらく使ってみて不具合無いようだったらもう片方もLEDにします。

ブレーキフルードの交換は注射器を使うとすっごく楽ですよ。
ワンマンブリーダーとかより全然楽。
さて今日は組みあがって初日なので色々テストしに下田まで工具背負ってツーリングでした。
キャブをVM26に変えているのですが、ジェットがオフロード走ってた時より大幅に小さくなって驚きました・・・ロードだとスロットを丁寧に操作するからね・・・今までじっくりスロット開度を固定してなんて乗り方してなかったもんですから・・・今までのセッティングがいい加減だったって事ですね。
スロージェットが5番ほど落ちてモンキーのジェットより小さくなったのは驚きだったです。
200kmほど走って昼食は下田でアジのタタキ丼。
ラジアルのハイグリップを何も考えないので履いたので明らかにオーバースペックでした。
アンダー気味でタイトターンが苦手になってしまいました。
リヤは120か110ぐらいの方がニュートラルステアに近い感覚で走れるでしょうね。
300kmほど走って・・・高圧洗車で今日は終了。
フレーム剛性って大事なのね・・・タイヤが温まってグリップが良くなってくると、荒れた路面だと食ったタイヤの力の逃げがなくてフレームがブルンブルンします。
調子にのってるとフレームにクラック入るかな~。
SLにロードのハイグリップはやはりミスマッチでした。
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モーターサイクル | クルマ
Posted at
2014/04/28 21:22:06