
世界死亡交通事故マップ。
世界地図に10万人あたりの交通事故による死亡者数、その原因、事故に遭った時の乗り物といったデータが表示されるサイトです。
Roads Kill Map
WHO(世界保健機関)が集めたデータを元にしているそうなので信憑性はありそうですね。
2月ほど前メルマガで配信されたURLなのですが、みんカラ内を検索してノーヒットだったのでちょっと遅いですが紹介します。
サイトはカーソルを載せるだけで値が表示されるので使い勝手が良いです。
各国、クルマの普及台数だったり、平均車速だったり、民度だったり、クルマの安全基準だったりの違いが出ていて先進国になるほど死亡者数が減り、車の比率が高くなっていく予想通りの傾向がみられますね・・・。
米国などが良い例でクルマでの死亡事故が70%、自転車は2%・・・クルマ社会そのものですね。
その中で知らなかった・・・我が国日本で面白い傾向が見受けられます。
死亡に占める自転車の割合が16.2%と高く・・・マップ内を見た限りこの値は世界第二位なのです。(5.2人*0.162=0.84)
思ったより自転車で死んでいる人が多いんですよ。
ちなみに自転車死亡事故割合一位・・・・何処だと思います。
オランダです。
オランダは国策で自転車の使用を推奨しているので人口当たりの普及台数、乗車人数、乗車時間が他国より多くなりますので当然の値かと・・・。
3.9人*0.253=0.99
自転車の普及台数国際比較
意外にも普及台数比較ではドイツが2位なんですね。
ちなみにドイツの自転車の死亡事故割合は10.4%です。
4.7人*0.104=0.49
日本は普及台数も多いですが・・・死亡事故割合も多い。
先進国としては運用に弱点がありそうなデータです。
クルマは道路網と合わせて進化して死亡事故が減ってますからね、進化の頻度が低い自転車や歩行者の事故が目立ってくるのは当然だと思います。
自転車の場合、道路行政の管轄外・・・実体は市町村にまかされており、専門家が不在で従来から進化せず・・・・道路整備、法整備が疎かになっているように思えます。
そう言えば法改正でこんな事が最近ありました。
自転車の右側走行(逆走)が遅くとも12月13日から禁止に。違反者には5万円以下の罰金
自転車ブームでマスコミに取り上げられつつありますから徐々でも今後、改善もされてくんだと思いますが・・・。
それに当方が思うに最大の原因は使ってるユーザー意識にあると思っています。
自転車は免許不要ですし、自転車は車両であるという概念を持っている人は少ない・・・・モラルを期待できなのが辛いところだと思います。
日本で普及している自転車
当然「ママチャリ」です、コレは知る限り世界には無いカテゴリ・・・
・利便性
・入手性
・ノーメンテナンス(つまり買い替え)
に特化して進化してしまった異質の乗り物だと当方は思ってます。
なので走行性能と耐久性は低いです・・・・コレ・・・クルマのミニバンとか軽自動車にも言えますよね
それに整備不良を取り締まる仕組みも無いので、ノーメンテでブレーキが正常機能しない車両も多い。
今ママチャリ、価格が1~3万あたりの値段でしょうか。
入手価格を上回るメンテ費用は出さないし、やりたくない。
まあ原付スクーターでも同じ事がいえますからね・・・・。
メンテにお金を払うの嫌がる人多い・・・・だったら自分でやれば済む話なんですけどね。
でも安全を買ってるって意識を持てば、メンテもするしそんなに安い物も買わないでしょ。
Posted at 2013/10/20 21:50:09 | |
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