2017年04月15日
以前からほしいと思っていましたがやっと購入できました。車本体で表示されないのはバッテリ温度だけですが、デジタル表示のおかげで次のことがわかりました:
(1)充電中もSOC+充電電流表示あり。充電電流は(SOC60-65%)で50Aから低下し始め70%で(25,30,42A)(それぞれ気温15,20,32℃)。1.5万キロ走行時(気温10度、70%で33A)。気温低下+劣化によって内部抵抗が増大し定電圧充電電流が低下?
(2)普通充電:普段98%たまに(10回に1回程度?)105%まで。105%時には無回生並びにEV走行距離が3-5Kmほど増大。セルバランスをとるため?105%充電は4月中旬に出た後、8月初旬まで出ませんでした(8月12日、8月2回目)。気温変化と関係?
(3)システムOFF前後でSOC変化:EV可能距離変化と対応。無負荷電圧をもとにSOCを補正?
(4)バッテリ温度=外気温+5度程度まで上昇:空冷強化の可能性?
(5)停止中はシフトポジション(N,D,B,P)にかかわらず1A(300W)消費:何のため?
(6)B0走行中はアクセルOFFでトルク0にもかかわらず速度に応じて2-3A消費:出力トルクを0にするために必要?
(7)EV時エンジン温度>外気温:モーター発熱のため?
(8)フロント駆動力配分比:加速時45%、回生時60%
(9)N+footBでは回生なし
(10)D,Bでは極低速でも回生あり
(11)45Km/hで14A程度。300Vとして4.2KW,10.7Km/KWhに相当。14AからB0時の電流3Aを差し引きモーター効率90%として駆動力を求めると、前輪モータートルク4Nmから計算される全駆動力244Nにほぼ一致。ただしモータートルクの表示が一桁なので最大25%の誤差。Cd=0.33、タイヤ抵抗係数0.007とした時の抵抗ともほぼ一致。駆動出力/バッテリ出力=0.7程度。
いろいろわかりましたが(?)も増えました。停止中や渋滞時には余計な電力消費を嫌ってできるだけNにしていましたが、(5)、(9)、(10)からはその必要もなさそうです。無負荷電圧からSOCが補正できるのであれば無負荷間の充・放電電力量からバッテリ容量の推定ができるのになぜこれを使わないのでしょうか?劣化によって主に放電終端付近の電圧が変わるため?確実なエンジン始動を保障するためには使用時間と累積充・放電電力量から推定したほうが安全なため?
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Posted at 2017/04/15 18:02:40 | |
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