
①からの続きです。
ネットで色々と情報を集めてみます。
ググってみますと結構沢山出てきます(笑)
社外アームの変更でも検索して出てきたページによって、改造申請が必要とか、パーツに付いてきた書類を出せばOKだとか、情報がゴチャゴチャです^^;同じ県内だと思われる方の書いた記事で以前は書類を見せるだけで大丈夫だったのが最近は改造申請を出さないとダメと言われたというのがあったので...
とりあえず書類を作って陸事に持っていってみる事にしました。
で、書類を作るわけですが、実際に作った書類をPDFとかでアップしてくださってる親切な方が何人かいらっしゃったのでソレを参考に。
キャンピングカー登録とか、ミッション載せ替えとか、ハイキャスキャンセルとかで、アーム交換っていうのは見つかりませんでしたが、書き方がわかったので助かりました。
改造車検の申請に使う書類は、用紙を買ってきて記入する物と自分で作製するものがありました。
まず用紙が必要な物を買いに陸事に行きます。
改造自動車等提出書
改造概要等説明書(改造自動車等審査結果通知書)
というなんだかスゴイたくさん漢字が並んでいるタイトルの用紙です(笑)
買える場所はユーザー車検とかの用紙を買うところでは無く、他の建物(ネットで調べた情報だと陸事の敷地外にある場合もあるそうですが、所沢の場合、敷地内の他の建物でした)の自動車整備商工組合(ってとこだと思いました)の、用紙を販売しているとこで替えました。確か数十円でした。
改造自動車等提出書は提出する書類の表紙と裏表紙になるような感じの色付の物で、コレにそれぞれの改造内容で添付が必要な書類の一覧が載ってます。試作車や組み立て車っていう項目もあって、それだと全部の書類をコンプリート(笑)しないといけないようです。
で、今回のアーム変更は緩衝装置という物になります。
この緩衝装置は(7)という番号になるのですが、
さらに
(7)-① 緩衝装置の種類の変更 と
(7)-② 緩衝装置の懸架方法の変更 の2種類に分かれます。
(7)-①の方は、普通のバネのサスからエアサスにした場合や、その逆、だったり、板バネからエアサスにした場合とかいったサスペンションの仕組み全体を変更したときの変更のようです。
(7)-②は今回の様なサスペンションアームの変更とかリーフスプリングの変更(板バネのクルマでローダウンする時とかですね。)
という事で、この(7)-②に必要な書類を用意します。
改造自動車等提出書
さっき出てきたやつです(笑)表紙というか一枚目というか、宛先を書いたり自分の名前書いたり連絡先書いたり、多分見れば書く内容はわかる感じです。
改造概要等説明書(改造自動車等審査結果通知書)
2つ折りになっています。
片側が主要諸元比較表という物で、標準車、改造車のそれぞれの物を記入していく(変わらない部分は隣に←をしておけばOK)のですが、コレを記入するのに、結構資料が必要です。
車検証、新車時のカタログで結構埋まるのですが、最大安定傾斜角度なんて初めて聞いた項目があったり(新車解説書に載ってました)積車時タイヤ荷重割合とか積載時前輪荷重割合なんていうのは、計算しないと出てこない数字なのですが、コレはネットで計算式を載せてらっしゃる方がいらっしゃったので、それで計算。タイヤサイズが純正でないので、元のサイズと今のサイズの両方計算しました。
今回、根性で全部埋めましたが、関係ないところは空白でも大丈夫とかいう情報もあったので、もしかすると関係ないところは埋めなくて大丈夫なのかもしれませんが、よく分かりません。
その下には能力強度等検討書という欄があり、ますが、今回は社外アームについてきた書類で強度を証明という形だったので、省略しました。
強度に関しては、必要な強度の1.6倍以上に耐えられるというのが基準のようです。(省略したとこなので詳しくは分かりません^^;)
そして、2つ折りの反対側は 改造等の概要 という項目です。
目的 という欄と それぞれの改造内容の欄があり、目的の所には、改造をする目的を書きます。
青いアームでカッコイイから とか ブログのネタ的に面白いから
とか書くと怒られると思いますので、 走行性能の向上の為 と書いておきました。
そして緩衝装置の欄に
リアアッパーアームを純正部品MR197604からクスコ製510 474 Lへ変更 と記入しました。品番は書かなくてもよいのかもしれませんが、社外アームの書類にそれぞれの品番が書いてあったので書いてみました。
ここまでが、専用の用紙に記入するとこです。ここからは用紙が無く、それぞれ作製するとこです。
外観図
改造する部分の見た目(?)を説明する書類です。
ボクの場合、アームの図で、アームの寸法(縦横だけとかでなく、取り付け部分の長さとか結構色々測って記入しました)を書いたり、取り付け時のアーム全体の写真、ボディ側の取り付け部の写真、トレーディングアーム側の取り付け部の写真とかの画像も載せました。
改造部分詳細図
リアサスペンション全体の図を載せてどの部分を交換したかの説明の文章を載せました。
図は、整備解説書をデジカメで撮って載せました。
強度検討書
コレはクスコのアームに付いてきた書類で大丈夫なんですが、ボクの場合、適合がCE9A用のアームをCJ4Aに取り付けしてるので、CE9A用の書類じゃダメなんです^^;
で、CE9AのエボⅢとCJ4Aミラージュって純正のリアッパーアームが同じ品番なんです。コレを証明することと、ランエボより重量もエンジン出力も少ないミラージュに流用するので強度的に問題ないですというのを説明する文章と表を作ります。
まず純正アームの品番が同じという事を証明するのなんですが、ボクの場合、純正部品のCDパーツカタログでアームの画面でリアアッパーの部分を選択した画面と自分の車のシャシNOを打ち込んでアームの品番と部品名称とかを表示した画面と、CE9Aで検索した画面のそれぞれを書類に載せました。こんな方法で合っているのかわからなかったですが、他に資料を持ってなかったので。
それと、CJ4AのサイボーグZRとCE9Aのエボ3GSRの重量、エンジン出力、トルクを対比表にして載せました(エンジン出力とトルクはいらなかったかも(笑))
で、このそれぞれの資料が、自分でテキトーに作った物ではないですよという事を説明するため、パーツカタログのCDと、ミラージュの新型車解説書の表紙とランエボ3の新車カタログの表紙(エボのカタログ自体は持っていなかったのですが、エボ1~6のカタログが全部載っている「ランサーエボリューションのすべて」という本を持っていたので、その本の中のカタログの表紙部分)をデジカメで撮影してその画像を載せました。資料集めの趣味が役にたちました(笑)
ちなみに、陸事には、それぞれの車種の諸元とか寸法とか、さまざまなデータが入ってるパソコンがあるので、ウソを書いたらバレるようですよ。もちろんボクはウソは書いてないので問題ないです♪
ああ、このブログ文章ばっかで見難い^^;
で、次は書類を持っていく編の③へ続きます。
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ミラージュ | クルマ
Posted at
2008/10/30 23:51:21