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スーパーセブンが欲しい。（発言していると叶うらしい）

とうとう？、12話目となりました。
セブンが欲しいと思って早20年

色々と遠回りをしてきました。

セブンが持てるかなと思えるくらい
給料を貰い
環境が整い
運転技術もそれなりに向上し
常識ある運転が出来る
大人になってしまった。

セブンに乗るにはちょっと遅いかもしれないが
自分で決めたハードルを1つづつ超えて来た結果だ。

環境が揃ったとは言ったが、その手のクルマを２台持つまでには
至っていない。

今乗っているロードスターも捨てがたい
なんせ、色々手も入ってるし思いれもある

どうしたもんか？・・・

セブンは形とその作りが好きだ。
色々な会社からニアセブンが発売されている。
外観はどれも似てるが中身は千差万別
それ故にアフターパーツが少ないのも悩みの種である

そこで考えたのが
「光岡自動車のゼロワン」だ

和製セブンだ
外観はセブン、中身はロードスターだ。
国産だし機構部はロードスターなのでよく知ってるし
なんてたって、今乗っているロードスターを移植できる。

セブン乗りからはそんなのって言われそうだが
最初に乗ったのがロードスターだから仕方ない。

今所有のロードスター生かさない手はない

ＬＳＤ、６速ＭＴ、軽量強化クラッチ、オーリンズＤＦＶ、ハンドル、シート、
ホイル、スタビライザー、エンジン、ラジエター、ブレーキ
色々使えそうだ。

欲を言えば、エンジンを1.8Lから2.1LにＯＨし低速のトルクを
増やしドリフトを有利にしたい。
そのための強化クラッチであり、ＮＢターボ用６速ＭＴ、ＯＳ技研のＬＳＤ、容量ＵＰラジエターである

しかし、こんな夢の様なモディファイを自分でするのは不可能だ。
やってくださるショップも皆無と言っていい。

さぁ、どうやって実現しようかな。

スーパーセブンが欲しい。（発言していると叶うらしい）

やっと？、11話目となりました。
セブンが欲しいと思ってクルマを探し始め
調べるに連れ、まだ持てるような人間ではないと悟り
ロードスターを購入した。

当時の選択は良かったのか？
今でもその答えには出ていない
何故ならば、未だにセブンを所有していないからだ。

しかし、ロードスターを所有して得るものは多かったと思う。
ライトウエイトとは何か
オープンとは何か
走ることの楽しさ
滑ることの怖さ
滑ることをコントロールする楽しさ

など、色々と経験しました。

それにもまして、ロードスターを通じて出会った方々が
僕にとって、とてもいい人ばっかりだったことだ。

一緒に走りに行ったり、
練習会で一緒になったり
運転を教えてもらったり
みんカラで出会ったり
道ですれ違ったり

色々と感動を与えてくれた。
もらうばかりだったけど。

こんなこと書いてるとロードスターを手放すんではないかと思われますが
そんなことはしません。
何とか持ち続けたいと思っていますが

しかし、ロードスターに乗れなくなってもう２年が経ちました。
海外赴任のため日本になかなか戻れなく
まったくロードスターにのってません

昨年の１０月には、とうとう車検も切れ、まったく走れない状態に
エンジンだけは週に一度かけてもらっていますが
ほかの駆動系なんかが心配です。

２月に一度、日本に戻ったのですが、仕事が忙しく
家にも寄れませんでした。

仕事が終わり戻った頃には動かない車になってしまいそうです。

そこで、誰かにロードスターを預けて乗ってもらおうかと考えました。

実際考えてみると難しそうな問題がいくつかありました。

車検が切れているので誰が費用を負担するか？
保険の問題や
預けるにしても保管場所と車庫証明はどうしようか？
保管場所は幌が逝っちゃってるので屋根つきがいいし

まぁ、物理的、金銭的な理由もそうですが
気持ち的な問題が・・・

自分の知らないところで自分の車が走っている。
なんだか変な気持です。

だって、新車から乗り始めて17年間いろいろとモディファイしてきたし
不具合も経験してきました。
歴史があるのです。

癖というか自分にしかわからない調子というかそんなところです。

自分じゃない人がのってしまうとロードスターが自分色じゃなくなってしまいそうです。
自分のしらない癖がついてしまいそうで嫌なんです。
そんなにシビアなのかと言われますがそんな感じがします。

単なるわがままです。

それにしても何とかしなければなりません。

スーパーセブンが欲しい。（発言していると叶うらしい）

ん？、10話目となりましたが夢じゃなくて
今までの遠回りを書き連ねている様な・・・

様じゃなくてそのままなのですが、この伏線が最後のドラマへと
続けばいいなぁ
という希望です。

サーキットにドライビングレッスンを受けに行って
色々と問題点が見えてきたのですが

チューニングに関しては、恥ずかしい思い違いが多々あるので
書くのやめました。

と言うことでドリフトに目覚め辛い修行を積んでいく様を赤裸々に綴って見ました。

ドリフトについては流行りつつもあり、某漫画でもそれなりには知っていたのですが
頭で考えるのと実際やるのでは全く違っていました。

ドリフトをやろうと思った目的ですが、滑ったら怖いので滑っても対処出来るように
と考えていました。最初のうちは。

色々とジムカーナ場とかで開催されている練習会に参加してきました。

最初の１年は、定常円旋回ばっかりやってました。
パイロンが有るだけで回れない。
アクセルとステアリングの関係が上手くいかないと無理です。
また、回転半径も自由に変更出来るようになるまでは
かなり難しい、未だに上手くできない。

次にサイドターンをまた、１年ほどやっていたと思う
最初は引くだけだと思っていたが、フットブレーキとの連携が重要だった。
クラッチも使った。ロードスターのサイドはかなり効きにくいようです。
180度ターンやスラローム、ドリフトの侵入のきっかけ、ロングサイドなど
色々と使えるアイテムだ。
滑っている時間がとても気持ちよかった。ちょっとＭっぽいです。

次にブレーキングからのドリフトを練習しました。
ブレーキだけでリヤを滑らせることは思ったよりも難しかった。
だって、ブレーキを踏むと前後同時にブレーキが掛かる。
どうやって滑らせてるのか？とても不思議だった。
ある程度車速を上げていきブレーキの踏み具合調整しステアリングできっかけを作ると
あら不思議リアが滑り出します。
そんな簡単じゃなかったけど滑っても動揺しないくらいにはなった。

ここまで来るのにおよそ７年かかりました。

自信も多少着いた気がします。

ロードスターを本能の赴くままに操れる様になったと思います

師匠からすればまだまだ何を言ってるとなると思います。
セブンに乗っても練習は続けていきたいと思います。

ドリフトに耐えるセブンを作りたいです。

スーパーセブンが欲しい。（発言していると叶うらしい）

えーっと、９話目となりました。

夢の話なのですが、もう少しお付き合いください。
あと１０年分くらいです。

サーキットで練習する事に決めたので、情報集めました。
インターネットも結構普及し練習会の情報もちらほら出てきた頃の話です。

プロドライバーの方が主催し、サーキットを一日借り切って行われる
練習会を見つけました。
茂木のジムカーナコースを使ってドライビングを教えてくれるのです。

近かったし、初心者もどんなクルマでもＯＫって言うことで参加してみた。
プロのドライバーに会えるということでとっても楽しみだった。

今回の講師は大井さんでした。
雑誌のコラムやビデオで知っていましたが会うのは初めてでした。

ドライビングレッスンが始まりました。
総勢３０名ほどの受講生がいました。
クルマも様々です。ロードスターは２台、他にシルビア、スカイライン、ＦＤ、Ｓ２０００
など国産スポーツカーに
ポルシェ、ツードアのベンツ、ＢＭＷなんかも居たかな。
自分は一番安いクルマでの参加でした。

なんせ何も付いてない走るためだけのクルマなので仕方ありません。

レッスンを始めるにあたって注意事項が言い渡されました。
安全に走るにはルールが必要です。
サーキットもルールがありました。無法ではありません。
しかし、アクセルはいくら踏んでもいいってことでした。コースをはみ出さなければ。

このあと速く走るのにアクセルを踏めばいいわけではないことを痛感したのでした。

まぁ、そんなことはさて置き

レッスンにあたって「目的を持って挑んでください」とのことでしたが
具体的に何も思い浮かびませんでした。
「速く走りたい」は目的ではあるが具体的ではなかった。
せっかく来たのに何を聞いていいか分からなかった。

最初、ジムカーナ場に設けたコースをそれなりのスピードで何周かした後
大井さんが自分のクルマを運転してくれた。
同乗走行だ。
この時、目的を聞かれた。
何も考えていなかったので、
「このロードスターの限界が知りたい」と言ってしまった。
すると、ちょっと考えた後、直線を勢い良く加速していった。

４速に入れた後、ブレーキングから３速に入れ左コナーへとアプローチ
このあたりの操作はこんな感じだと記憶している。

その奥のちょっとキツ目の左コーナーを２速でタイヤを鳴らしながらクリア

今まで味わったことのない減速と横Ｇが体にかかった。
シートから体が滑りそうなのを手で支えていた。

自分のクルマがこんなに速いのかとビックリした。

２周目、同じ１コーナーをドリフト状態で進入、これにも驚いた。
その後のことはよく覚えていない。

同乗走行が終わった時、クルマの感想を聞いた。

ハンドルが重いと言われ、タイヤの太さを指摘された。
ノーマルのバネにノーマルのショック、ノーマルのデフに対し
タイヤが太すぎる。バランスが悪いと

ハンドルが重いのは重ステのためだと思うが
太すぎるタイヤがマイナスになるとは思ってもいなかった。

要はトータルバランスだそうです。

また、課題ができた。
クルマのバランスを考えたチューニングが必要ということ

ドリフトは楽しいということがわかった。

スーパーセブンが欲しい。（発言していると叶うらしい）

はい、８話目となりました。

いい加減、セヴンの夢を語ったらいいんじゃないかななんて思い始めました。
しかし、物は順番が必要です。

仕事の８割は準備と片づけです。
しっかり準備しておけば間違いはありません。

まぁ、失敗も勉強のひとつですが、取り返しの付かない失敗をしない様に
準備です。

そのために安全な場所での練習です。

お山での練習は取り返しの付かない状態になることが幸い一回の失敗で
痛感したのでやりません
お山にはドライブに行くだけ、キレイな景色を堪能するだけとなりました。
お山で速くても誰も褒めてくれませんし。

失敗の先に有るものは課題です。
前回の失敗を分析するにタイヤが滑ったらクルマはどうなるのだろー？
どのような動きをするのだろー？
滑ったことないからよくわかりませんでした。

雑誌などで多少書いてあったが、タイヤが滑る領域、スピードまでクルマを
操る自信がなかった。
ただただ、怖かった。
また、まわるのではないか？今度は何処かにぶつかるのではないかと
脳内だけで妄想を繰り返していた。

悶々と考えていたが、やってみないことには埒が明かない
行動あるのみだと決心し、
サーキット（茂木）のドライビングレッスンを受けてみた。

まずはクルマは止まれれば安全と考え、ブレーキングの講義に参加した。

当時の自分には価値観が乏しく結構な値段の様に思えた。（今は安いように感じる）
結婚して、寮暮らしから社宅に移動したが家計は一層厳しく
クルマの練習のために出費なんて無理っぽかった。
そこで、練習に参加するにあたって理解してもらうため嫁を連れていった。

サーキットを走るのはロードスターを購入して５年後のこととなる
要は意外にめんどくさがりで踏ん切りが付かなかっただけなのだが・・・

ブレーキングの講義は面白かった。
実習もおもいっきりブレーキが踏めて楽しかった。
タイヤがこんなにグリップがあるものかとも思うし、
簡単に滑ってしまうものかとも思った。
とっても新鮮で発見と言うか、新しい疑問が色々と生まれて来た。

だらだら走っていただけではこんな疑問、生まれて来なかったと思う。
ブレーキを踏んで止まるだけなのに奥が深い。
クルマの運転をなめていた。
自分の知識のなさ、幼稚な思い込みが恥ずかしく思えてきた。

嫁も少し理解したようでサーキットでの練習に家計を割いてくれそうな雰囲気となった。

クルマの練習が出来る環境を少しでも向上できたことは大きな進歩だった。