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イイね!
2020年10月21日

キモオタの寒露2020・初版



久々の記事になります。

超デブの僕にとって地獄の季節もようやく過ぎ去り、朝晩はすっかり冷え込むようになったようですが、僕は変わらず汚汗を滲ませています。

この夏は世間ではこれまでに経験のない状況下でしたが、僕の夏は相変わらず部屋に籠ってエロゲかエロマンガざんまいでした。

こんなキモオタ肥満中年が無暗に出歩いて世間様の不快指数を不必要にあげないよう、外出といえば出退勤と通院のみでした。

基本的にみんともさんとのお泊りオフ会以外はそういう生活ですから、そんな状況がかれこれ3カ月以上…即ち、もう3カ月以上もみんともさんと会えていなかったのです…。

時々はメールや電話で連絡をもらえるのですが、こうも長く会えないと、やはりあの子は僕の妄想が生んだ幻だったんじゃないかとか、本当にエロゲの世界と混同してしまっていたんじゃないかとか、現実感がなくなっていくんですよね。

いやいやそんなことはないと現実的になるも、それはそれで長く会えないとみんともさんも冷静になって距離を置かれたり、とうとうちゃんとした男性と付き合うことになるんじゃないかとか…。

いや、いつも書いてるように、いつかは身を引く覚悟はあるものの、実際モテることも固定ファンがけっこういることも知ってますので、基本的に不安しかないんですよね。かわいいし、絶対いいお嫁さんになるってわかる子ですし…。

そんな鬱屈とした日々に耐え続けた夏が過ぎ、ついに、ついに、みんともさんとお泊りオフ会に行けることになったのです!長かった…本当に…。

恒例の、1週間前からみんともさんの動画や画像を見ながら発電して放電寸前で中断するという儀式も拷問のようで、1日中ずっとみんともさんのことを考えてしまって常時発電準備が整って漏電している状態で、日に日に近づくオフ会予定日が非常に待ち遠しく、みんともさんの存在と関係が現実なんだと確認できるような、それでいて再びエロゲの世界に突入していくような日々でした…。


そしていよいよ当日…!今回はけっこう長距離になることもあったのですが、なにより一刻も早くみんともさんに会いたい気持ちから早めに待ち合わせ場所に向かいました。

そうやって早めに出たというのに待ち合わせ場所ではすでにみんともさんが待っていてくれて、その姿が見えた途端に心のほうは「ああ…本当にいてくれた…!」と泣きそうな感じになるのですが、下のほうは別の生き物のように制御不能になっていました。

「お久しぶりですね~♪」と、こんな可愛い子がこんな超デブのキモオタ中年に屈託のない笑顔で話しかけてくれるだけでありがたいというのに…今回もまた僕の要望どおりの恰好(超ミニスカ+ニーハイのブーツ)で来てくれていました。

それに対して僕はといえば久しぶりということもあり、心も体も別のとこも緊張しまくりでしたが、みんともさんは前と変わらず柔らかい会話で僕の話を誘導してくれたり、途中の道の駅で楽しそうにしてくれたり、年齢こそ僕より半分近く歳下ですが、相変わらず年上のお姉さんと年下のダメな男の子といった感じで、僕の緊張も1部分以外は少し和らぎました。








途中の道の駅で展示されていたヘラクレスオオカブト。さすがに大きくて驚きました。
みんともさんが遊んでいる「どうぶつの森」に出てくるようで「本物を見れた」と嬉しそうでした。

そしてようやく最初の目的地へ。












今は廃線となった路線にかかっている橋梁。

以前この地域を訪れた時に、かつてこの辺りを走っていたこの路線のことを知り、その路線そのものや景色に魅了されて「今度はもう少し先まで行ってみたいですね」とみんともさんと話していたのです。

みんともさんとしてはこうしていつも僕の鉄道趣味につきあってくれてるわけですが「うんうん、そうなんですね♪」と、まるで年下のダメな男の子をあやすような感じで話を聞いてくれます…。














その橋梁のすぐ手前に小さな廃駅がありました。
三角屋根のかわいらしい駅舎で、中にはまだ古くない時刻表があり、廃駅となってそんなに時間が経過してないことがわかります。

地理的にこの駅を利用する人が多かったとは思えないのですが、駅のすぐ近くに小さな商店の跡があったことから、確かにこの駅はこの地域の方々が利用していたことが窺えました。

「当時この地域に住んでた人達は駅からの帰り道にあのお店に寄ってたんでしょうね」というみんともさんの言葉に強いノスタルジーを感じました。

人の生活の雰囲気を残しながら川辺の森の中にひっそりと佇み、時間が過ぎゆくのをただ待っているかのような、以前訪れた時に行った廃駅もそんな感じでした。












さきほどの廃駅を起点に、線路跡が遊歩道になって橋梁に続いていました。

これほど大きな近代の建築物なのに周囲はとても静かで水鳥の鳴く音だけが響いていて、とても印象的な空気感でした。
















橋梁を渡った先には線路が残っており、森の深くへと続いていました。

これがもうすごい雰囲気でみんともさんも「これはすごいですねぇ…」と飲み込まれているようでした。

「なんだか過去に続いているみたいですね」というみんともさんの言葉そのものでしたし、僕にとっては今いるエロゲみたいな世界が続いていくような、とても不思議な雰囲気でした。





そんな廃線跡でドラクエウォークに興じるみんともさん。

そしてこの日の宿へ。












この日の宿はここ…というか、これでした。
「寝台列車ということですよね?!」と、みんともさん大喜び!

廃線となったこの路線を実際に走行していた電車を宿泊施設として改装したもので、以前訪れた時にこの宿を見つけて「いつか泊まりに行きましょう!」と話していたのです。














中に入ると電車の面影が残りまくっていて、みんともさんは僕より喜んでいたかもしれません。

トイレが乗降口に造られていたのは驚きました。

そしてなによりこの宿を選んだ理由は…。








運転席がそのままなのです!
これ!このためにこの宿を選んだ!














いやあ、嬉しかったですね、気持ち悪くはしゃいでしまいました。

計器類や操作系統もそうですが、両替機にめちゃくちゃ反応してしまいました。

そんな僕を見て気持ち悪がったりせず「よかったですねぇ♪」と見守ってくれるみんともさん…。

僕より半分近く歳下の女の子なのですが、立場が完全に逆ですね、学校で虐めに遭っている年下の男の子を連れてきたお姉さんみたいです…。








僕の鉄道趣味や駅巡りに付き合ってくれる中でみんともさんが見つけた楽しみ「駅ノート」

なんとこの車内の中にもあり、みんともさんもコメントを書き込んでいました。

今回は時間をかけて読めることもあり、学生時代にこの電車で通学していた方や、この鉄道の建設に携わった方、若い頃にこの地域に住んで数十年ぶりに訪れた方、さまざまな人がさまざまな想いを抱えてこの宿を利用したんだなと思うと、非常に感慨深いものがあり、みんともさんも「こういう思い出に触れさせてもらえるのがいいんですよねぇ…」と、想いを馳せているようでした。

そしてこういう形式の宿ということは、実質、離れの部屋と一緒!
誰の目につくこともなく、どんなに大きな声を出しても大丈夫…!
もう、もうですね…どれほどの滾りを溜め込んできたかと…!

そんなふうに、この電車の宿でのいろいろを楽しみにしていたのですが…!


この日は休日。
宿の横は廃駅を利用した温泉施設になっていて、観光の方や近隣の方々が次から次に大勢やってきて駐車場は常に満車状態。

その方達にとってもやはりこの宿は珍しいのか、じっくりと外を見て回ったり写真を撮ったりしていて、なんというか…僕達は見世物状態のような…。

だからといってカーテンを閉めるのも無粋な感じがしましたし、鍵だけは締めましたが…

僕としてはあれだけの儀式を終え、目の前でこんな格好のみんともさんをずっと見て耐えてきたわけです…いつもなら宿に着いて部屋に入るなり理性が崩壊して、もうそれしか考えられない動物と化してしまうのですが、さすがにこの状況では…!

なので、悶々としながら僕の一部は完全に別の生き物のようになっており、もはやエロゲやエロマンガの触手のようでした…。








その後いろいろありましてようやく夜になり、みんともさんが持ってきたスピーカーで youtube の電車の音を流しながらボードゲームで遊び、夜行列車気分で夜が更けていきました。

そして外がうっすらと明るくなってきた頃にようやく少し眠ることにして、翌日を迎えました。


この日の最初の目的地は、近くにある山の展望所。

CX-5で行くには厳しそうな道でしたが、それでもどうしても行ってみたかったのです。

そして予想以上に狭い道を予想以上に多い対向車と譲り合いながら予想以上に長いこと上ってようやく駐車場らしき場所にたどり着きました。










断崖の山肌が物々しい、とても険しい山。

カーブの先にこの山が「ヌッ…」と見えた時はみんともさんと2人、車内で「うわあああぁぁ!」と声を挙げてしまいました。

そして駐車場の少し先に展望所らしき場所への上り口があったので行ってみたら…
















圧巻でした!

すごい迫力で圧倒されて恐いくらい…いや、恐かったです。
ここまで断崖だらけの山肌って初めて見たかもしれません。

山頂の木があれほどハッキリ見えるということは、頂上の幅というか、なんと言うのでしょう、きっとものすごく狭いんじゃないかと…!








この展望所自体がとても高い場所にあるようで、それがわかるとさらに恐さが増しました。

恐る恐る写真を撮っていると、反対方向の山を見ていた様子のみんともさんが「あ!」と驚嘆の声を挙げました。

何事かと思ったら…「あれ、鳥かと思ったら…人です…!」と…!










な、なんてことを…ロッ●●ライミングというものでしょうか。

確かにそういうことをするには適した山なのかもしれませんが、小心者の僕は見てるだけでゾッとしました…!








「せっかくこういう場所に来たんですから…」と、ここでもドラクエウォークに興じるみんともさん。

あまりの景観に圧倒されてけっこうな時間を費やしてしまいましたが、この日の予定はこの場所だけ。

あとはこの日の宿までのんびりとドライブしながら向かいましょうということにしていました。










途中の大きな橋の側にあった道の駅に立ち寄ってみました。
国道にかかる鉄橋としては最大級…らしく、水面まで140m近くあるとか。

で、この道の駅でこうして写真を撮ったりお土産を買ったりしていたのですが…

この日も休日。休日の景色のいい道の駅。
ということは、やはり駐車場の一部を占拠してるんですよね、集会してるチームだかクラブの人達が。

そしてこの時はバイクの人達がひどすぎて…

明らかに僕と同年代やその上の代であろうおじさんやおばさん達がですね、敷地内にカスタムしたバイクを乱雑にとめてその周りの地面に座り込んでタバコをふかして…。

それが百歩譲って悪そうな感じの人達だったら、まあそうだろうなと思うのですが、みなさんとてもそんな感じには見えず、どちらかというと僕のほうに近い容姿のおじさん達で…。

なんでしょう、10代の頃に不良や暴走族に憧れてたけどできなかったから今やってます的な…

なんというかですね、いい年したおじさんやおばさん達が集団でバイクに乗って中学生みたいに息巻いてるのって、本当に痛々しいと思うんです…。

僕みたいな超デブ中年キモオタでさえそう思うんですから、もう少しこう…はい…。


そんなことがありつつ「今日はまだ余裕ありますよね!」と、その先のお土産屋さんに寄ったりのんびり食事をしていたら、あっという間に宿のチェックイン時間が近くなりました。

前日のこともありましたし、いつものことですが僕としてはすぐにでも宿の部屋に入りたかったので…!
















この日の宿はみんともさんのお気に入りの温泉宿。
朝晩は冷え込むようになってきましたし、この場所は山間部ですからさぞ冷えるだろうと期待していたのですが、あまり冷え込まず…。

それでも久々の温泉はやはり気持ちのいいものでした。












そして夕食。
普段、恋敵であるN君以外とは人付き合いのない僕がまともに外食するのってみんともさんとのオフ会の時だけなんですよね。

もちろんおいしかっただけじゃなく、あまりにきれいな炭に驚きました。

メインの焼物である肉になると「私は1つでいいですから」と僕に食べさせたがるみんともさん。

そして僕が食べると「おいしいですか?よかったですねぇ♪」と嬉しそうにしてくれます…。
(何度も書きますが、みんともさんは僕より半分近く歳下です…)

そして何度も温泉に出たり入ったりして翌朝を迎えました。





宿の朝食って夕食よりおいしいと思います…。

睡眠不足なうえに天候が崩れたこともあり、この日はゆっくりと帰るだけにしました。

途中のSAで仮眠したりしながら解散場所に着くと、一気に寂しさが…。

しかし、やっと会うことができたという現実と、みんともさんも「また温泉ざんまいしましょうね!」と言ってくれたこともあり、寂しさはあれど、オフ会まで抱えていた不安感はなくなりました。

あらためてみんともさんに何度もお礼を言い、穏やかな気持ちで帰っていましたが、30分もすると「会いたい…」と泣きそうになっていましたので、また早く一緒にどこかに行ければと願うばかりです。


gotoの影響でいろんな場所が多くの人で賑わっており、それはそれでちょっとうんざりするなと思いましたが、じゃあその前の大陸人や半島人ばかりだった頃を考えるとずいぶんマシだなと思います。

実際、観光施設や道の駅でのサングラス率の低さに安心しましたし。
ちょっと前まではサングラスをかけて大声で喚き散らす連中ばかりでしたからね…。

いつどうなるかわかりませんが、できるだけ日本人が旅行をする状況が続き、その中でみんともさんとまたお泊りオフ会に行ければと思います。

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Posted at 2020/10/21 04:28:26

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