これまでにも何度か書いていますが、停車中や一時駐車時はもちろん、洗車中でさえヘッドライトを消さないことがどういうふうにカッコイイのか理解できない僕はみんカラにいるべきではないと思います。
僕の住む地域は民度が大変低いことで有名な地域ということもあるのか、洗車機で洗っている最中でさえヘッドライトを消さないのがルールのようで、拭き上げの時でさえ消したらカッコ悪いみたいで、薬剤が乾いてムラになるのではないか、バッテリーが上がってしまうのではないかと心配になってしまいます。
それも何台か…ではなく、ほとんどの車がそうなので、やはりそういうのがカコイイのだと思います。
考えてみると、この地域ってやたら高級車や外車が多いんですよね…賃金が低い地域なのに皆さんどうやって生活しているんだろう…。
そんなことより!
前回のみんともさんとのお泊まりオフ会から約1ヵ月しか待たずに、今月もみんともさんと一緒にお泊まりオフ会に行くことができました!
今回もまたお気に入りの宿で特になにもしないで過ごすことが目的。
天気予報は雨。僕にとっては好都合。
宿から出ない理由になるから。
だからいつものように1週間前からの恒例の儀式を執り行い、はちきれそうな状態で当日を迎えました。
初日はかなりの雨でした。
「どうせ降るならしっかり降ってくれたほうが雨を楽しめます」
確かにそのとおりです。
しかし最近の軽自動車は本当にすごいですね。
高速で運転を代わってもらいましたが、エアコンをつけた状態でも問題なく加速してくれます。
以前僕が運転していた軽自動車は高速となるとエアコンを切るのが必須で、そのうえで
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」というエンジン音がすごかったですからね。
そして、いつもの宿。
ここのところ月1くらいのペースで訪れることができて嬉しいです。
宿に着くなり管理人さんが敷地内で採れたという椎茸を持ってきてくれました。
大きい!肉厚!
茸類が大好きなみんともさんは大喜び。
なんとなく宿の周囲を散歩。
自然豊かな場所だからでしょうか、雨の匂いが街中で感じる石の匂いとは違う感じがしました。
宿に戻って陽が暮れて辺りがすっかり暗くなっていることにさえ気づかずに…だったため、遅い時間に夕食。
今回は久しぶりにすき焼きにすることにしていました。
「男の人を台所に立たせるなんて!」と、相変わらず手伝わせてくれないみんともさん。
今はそんな風潮じゃないみたいですよと反論しても「だから余計に、なんです!男の人は偉そうにふんぞり返って待っててください!」と怒られる始末。
ご奉仕好きのM娘さんであることに加えて時代劇好きで昔気質な面も多々あることがそうさせてるのかもしれません…。
準備が整い、みんともさん指揮によりすき焼き開始!
僕の家でも本当に時々ですがすき焼きにすることがありますが、いかんせん老いた母と2人なので、最初から煮た状態で味も薄いんですよね。
以前、みんともさんから最初に簡単にお肉を焼いて食べるという食べ方を教えてもらって、あまりのおいしさに本当に驚きました。
そして今回もめっちゃくちゃにおいしくて、ご飯がすすむすすむ。
いただいた椎茸は囲炉裏で焼きました。
味が濃くてものすごくおいしかったです…これが自然の椎茸か…!
食後はメイドさんになってもらって…
バレンタインが近かったので、メイドさんがチョコタルトを作ってくれました。
「子供でも作れるようなキットですよ…」と、みんともさんは言っていましたが…
40年以上、母親以外からのチョコレートなんてもらったことない身分の僕からすると、女の子がチョコレートを作ってくれるなんてエロゲでしか体験してなかったことなわけで…。
みんともさんから初めてもらったチョコレートなんて、もったいなさすぎて数ヶ月部屋に飾ってましたからね…。
そしていつものように明け方まで…の翌日。
雨があがったこともあり、ちょっとだけドライブに出かけてみました。
※みんカラというサイトで車に加工処理をするという愚行はお許しください…。
公園みたいな場所をちょっとだけ散歩。
小1時間ほどで宿に戻りました。
宿に戻って昼食の準備をしてくれるみんともさん。
安いのにやたらとおいしいハンバーグとお高めのレトルトカレー。
外の景色を眺めながら食べていたら、見慣れない動物が歩いていて…。
たぬき?!犬?!イタチ?!ハクビシン?!まさか熊…!と騒いでいましたが、アナグマでした。
初めて見ました…写真に撮らなかったことを後悔してます…。
この宿の魅力は色々ありますが、やっぱりこの環境だと思います。
本当に静かで人の気配がまったくない。
今回、みんともさんは難しそうな本を読んでいました…。
本当に多趣味、多才な子だと思います。
あと、ここには和室の部屋もあるんですよね。
これだけの広さですし、なにか室内で遊べるものがあったらいいのですが…。
寝室から出られる場所には秘密基地めいた、ちょっとしたテラスのような…こういうのなんて呼ぶんでしょうね?
「タバコ吸うのにちょうどいいスペースでしょ?」と管理人さんは仰っていました。
僕達はタバコは吸わないのですが、コーヒーを持って座ってみると、なんだか本当に秘密基地気分でした。
ついでに、洗面台は2箇所に4つ、トイレは2つあるんですよね。
贅沢に全部使ってもいいのでしょうが「清掃が楽になるように」と、それぞれ1つしか使わないようにするみんともさん。
こっちは金払ってるんだぞと自分の都合だけを押し付けるのは傲慢ですもんね。
それでも、チェックアウト前には洗面台もきっちり拭きあげるのがみんともさんなんですよね。
この日は風もなく、季節的に虫の声もなく、夜になると完全な静寂でちょっと怖いくらいでした。
遠くに騒がしそうな街の灯りが見えて、日常とは完全に隔離された場所だとあらためて実感できる時間でもあります。
2日目もみんともさん指揮によるすき焼き!
…相変わらず良い肉を僕が多く食べられるようにしてくれます…。
夕食後は明け方近くまでそれはもう、それはもう…!
翌日、チェックアウトの際、もはやお約束になっている管理人さんとみんともさんのお喋りが小一時間。
宿を出る時には「いってらっしゃい!」になってます…。
最近、貸別荘的な宿が増えてきて、いろいろ見てみるのですが、料金や環境などの条件でここを上回るようなとこがないんですよね。
帰りの道中は、お互いに見つけた宿の情報を話していましたが、そのすべてが「それならいつものとこがいいですよね」という結論でした。
時間に追われず、日常の景色から完全に隔離されて、建物の雰囲気もよくて、設備も整い、管理人さんのお人柄もよく、しかもお安い!
「もうお家賃を払いに行ってる感じですね」と話しながら解散場所に到着。
また会えなくなるのか…と、毎日でも会いたい僕は寂しさがこみあげるばかりでしたが「また行きましょうね!」と言ってくれたみんともさんの言葉を希望とし、また鬱屈とした日々をやり過ごしたいと思います。