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おたふとのブログ一覧

2018年05月31日 イイね!

キモオタの小満2018・初版



風薫る五月…も過ぎてしまいましたが、新緑美しい季節だと思います。
僕は相変わらずアニメやエロゲばかりのどんよりとした灰色の季節ですが。

そんな陰惨とした僕の日々に鮮やかさをもたらしてくれる、みんともさんとのお泊まりオフ会。
僕はこのために鬱屈とした毎日を過ごしているようなものです。

僕がみんともさんと一緒にどこか出かけるとなると、まるで僕の人生を物語るかのようにお天気に恵まれることが少ないのですが、今回も怪しい気配。

全国的に曇りのち雨で降水確率40%、翌日は完全に雨の予報。

みんともさんとの待ち合わせ場所に向かっている時も、雨は降ってはいないもののどんよりとした鉛色の空。

いつものようにお泊まりオフ会前の儀式も執り行っていましたので、待ち合わせ場所で待っていてくれたみんともさんの姿を見ただけで漏電状態でしたが、みんともさんと一緒にあらためて計画を練り直しました。

晴れたら景色のいいルートをドライブする予定でしたが、この様子だと天候の回復は望めないでしょうし、だからといって雨が降っているわけでもない。
でしたらあまり天候に左右されない場所にしましょうということで、当初の計画よりかなり長距離になるものの、行き先を変更して出発しました。

僕は車内という密室でみんともさんと2人ならばどこでもいいのですが…!
数年前までの僕はこんなエロゲから出てきたような理想どおりの女の子とドライブできるなんて妄想することさえあきらめていましたので…。

計画がうまくいきそうにないならば、それを見越した行動をする。
天候が悪そうならば、行き先を変える。

僕がそうした前向きな行動をすると嘲笑うかのように状況が変わるのも僕の人生。
車を走らせていると、空はどんどん晴れてきました。

でも「なんとかなるだろう!きっと晴れる!」と前向きに考えて当初の計画どおりに進めていたら雨が降りだしていたに違いないのです。
そんなことわかりきったことなのです。

そんなことがありつつ、最初に向かったのは、みんともさんが希望した神社。









全然知らなかったのですが、ここ、すごかったです。

神社に向かう道路が参道のようにまっすぐに伸び、その先に山上の境内に向かって鳥居がずらりと立ち並ぶ姿は壮観でした。

写真を撮っていたら下からカップルさんが上ってこられました。
男性はいかにも好青年なハンサムさん、女性は茶色の髪がくるんくるんのサングラス。

そのカップルさんが写真を撮ろうとしていたため僕達は邪魔にならないように場所を空けたのです。

写真を撮り終えた男性は「ありがとうございます」と、爽やかな笑顔でこちらにペコッと頭を下げてくれたのですが、女性のほうは「は?関係ねーしw」みたいな態度でずっと写真を撮っていました。

見た目も爽やかで周囲への気遣いもあり、僕みたいな見た目からして超キモオタの醜男にも礼儀を欠かさない男性なのに、なんでそんなケバくて傲慢そうな女と…と疑問に思いましたが、みんともさんも僕と一緒にいるとそう見られてることを考えると申し訳なくなりました…。







境内からの眺めも非常によく、こんな神社があるなんて知りませんでした。

拝殿でご挨拶して景色を眺めていたら、またしてもみんともさんのスキル【知らない人からすぐに話しかけられる】が発動。
ジョギング中に休憩していた様子の男性から話しかけられていました。

こういう時、ナンパ紛いに話しかけてくるウェーイな輩はサラリとかわしてくれるのですが、真面目そうな人にはちゃんと受け答えするどころか、職業柄でしょう、相手の話をどんどん引き出すのはコミュ障の僕にはすごい技術に思えます。

この神社の話に始まり、地域の話、災害による復興の現状、その方の思い出話まで、かなり長い間話しこんでいました。

その間、僕は会話に加わるでもなく、薄ら笑いでその様子を眺めていたのは書くまでもありません…。


次に向かったのは僕の希望で最近よく一緒に行ってもらっている駅探訪。

秘境駅というわけではないのですが、のどかな場所にあり、なによりその駅名から1度訪れてみたかった駅です。











とても趣きのある比較的新しい駅舎ですし、本来ならば豪華客車や普通電車が並んで見れたりする魅力的な駅なのですが、災害による被害のため、現在この駅の状況は思わしくありません…。

駅舎の横には近くの小学校で使われていたという鐘があり、その名も【夜明けの鐘】

僕の好きなサイボーグ009の主題歌【誰がために】の歌詞。
「闇追い払う、時の鐘。明日の夜明けを告げる鐘」のように、少しでも早くこの駅名のように夜明けの鐘の音を鳴らしてほしいと願います。











電車にはあまり興味がないみんともさんですが、「駅は面白いと思います」と言ってくれて、僕の駅探訪に嫌な顔1つせず一緒に行ってくれるのですが、その中でみんともさんが見つけた楽しみが駅ノート。

この駅にも駅ノートが存在し、過去のものはコピーしたうえにファイリングまでされて大切に保管されていました。

読んでいくと、訪れた人それぞれの思い出や、ここにもまたどうやって描いたのかきれいなイラストもありました。

しかも思い返すとどれも見覚えのある絵ばかりで、これまで訪れた駅にあった駅ノートにも同じ方々が描かれており、すごい情熱と行動力だと思います。

商売っ気がまったくなく、完全に趣味としてこういう形で足跡を残していけるのは素晴らしいと思います。

前回訪れた駅で駅ノートデビューしたみんともさん。ここでも記念に駅ノートに書き込んでいました。


その後、駅ノートを読んでいると、小型のバイクに乗った初老の男性が2人やってきました。

ツーリング中の休憩かなと思っていたら、ここでもみんともさんのパッシブスキルが発動。どうしてわざわざこの駅に来たのと話しかけられていました。

またしても会話を弾ませるみんともさんの横で、僕はやはり会話に加わることもできず薄ら笑いで佇んでいたのですが、その会話の中でこの方達が国鉄時代から勤め上げたOBの方達だと判明し、「おぉ…」と呻き声のような気持ち悪い声を発した僕に気を遣って、みんともさんは僕のほうへ会話を向けるようにしてくれました。

国鉄時代のいろんなエピソードを聞けてやや興奮気味の僕にうまく会話を流してくれるみんともさんは、まるで通訳か司会者さんのようでした…というか、さすがそういうお仕事の子でした。

先輩方を見送り、「すごいなぁ貴重な話を聞けたなぁ」と、興奮がおさまらない僕に「よかったですねぇ♪」と、みんともさんも嬉しそうにしてくれました。


そしてこの後は僕の運転でこの日の宿に向かっていたのですが、前の車を挟んだ1台先にどうもおかしな車が…。

前の車が左折していって、その車の姿がはっきりと見えた途端、助手席のみんともさんと一緒に「あーっ!」と声をあげてしまった車というのが…。







初めて見ました。

みんともさんはすごいすごいとはしゃいで写真を撮ったり、前方に身を屈めてピースサインをしたりしていました。

「これで世界デビューですねっ!」と、楽しそうなみんともさん。
2~3kmくらい追走する形でしたので、いずれ僕が運転していたみんともさんのCX-5がグーグルマップに登場するかもしれません…!

そんなことがありつつ、この日の宿に到着。
高原の森の中にあるお部屋でした。













部屋の中は奥行きがあり、とても広く、ミニキッチンや大きなベッドソファ、森に面したテラスなどがあり、かなりオサレな雰囲気…。

こんな部屋に僕みたいな中年の超デブキモオタがいるのは違和感しかありません…。

みんともさんと一緒にテラスで森を眺めていたところ、子供の猪がドッドッドッと駆けていくのが見えて驚きました。

こんなオサレな感じのお部屋ですから、夕食ももちろん…。





途中で寄ったスーパーのお惣菜でした。
素泊まりじゃないと泊まれる金額ではなかったですので…はい…。

こういう部屋に泊まって夕食がスーパーの惣菜なんて、みんともさんくらいの若い女の子だとすごく不機嫌になりそうだと思うのですが、宿の豪華な料理よりも、スーパーでの買出しや焼き鳥屋での夕食などのほうが楽しそうなのでありがたい限りです…。

僕としても、みんともさんと一緒にスーパーで一緒に買い物をするなんて、色々と妄想が捗りますので…はい…。


夕方から翌日にかけて雨になることが確実だった天気予報ですが、深夜になってもその様子はなく、明け方になってようやく雨の音が聞こえはじめました。





かなり本降りになったので翌日はどこにも行かず、途中までは高速に乗らずにのんびりと下道をドライブしながら最初の待ち合わせ場所へ。

いつものように何度もお礼を言って、みんともさんの「また行きましょうね♪」の言葉に涙ぐみ、雨だから車の中にいてくださいとお願いしたにも関わらず、外に出て僕の車を手を振って見送ってくれるみんともさんの姿が見えなくなると、これまたいつものように汚涙が溢れ出し、「ありがとう…本当にありがとう…」と、汚涙にむせび、気持ち悪く呟きながら帰路に着きました。


というわけで…この時期、超デブの僕は常時汚汗にまみれた状態だったことも、途中でみんともさんに話しかけてくれた男性達から「…で、キミはなんでこの子と一緒にいるの?」みたいな奇異の視線を浴びていたことも、書くまでもありませんが!

毎年夏場はみんともさんはお仕事が多忙になってくるため、できればその前にもう1度どこかに行ってもらえたらと思います…。

Posted at 2018/05/31 05:19:04 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2018年04月17日 イイね!

キモオタの清明2018・初版




嬉しさのあまりなのか、いつも以上に不必要に、ダラダラと無駄に長くなりました。
どういうわけかこの記事を読んでやろうという酔狂な方、どうぞお時間のある時にしておいてください。

あと、今更気づいたことなのですが、僕はこのブログをスマホではなくパソコンで見ることを前提に作っているんだということに気付きました…。

スマホから読んでいただいてる方、読みにくかったらすいません…。




新年度特有の新しい季節への高揚感も日常の感覚になってくる時期でしょうか。
僕の日常はいつも怠惰な日々を過ごすだけですが。

そんな泥沼の底のほうで蠢くように過ごす僕の日々の中での大きな楽しみといえば、みんともさんとのお泊まりオフ会。
しかし、前回の記事で書きましたように、もう3ヶ月以上もみんともと会えていませんでした。

それがようやく、ようやく、一緒に行くことができました。
いつものように1週間前からみんともさんの画像や動画で自己発電しても放電させないという儀式は執り行いましたが、前日なんてもう常時発電状態で本気でどうにかなりそうでした。

そしてついに予定の日。
待ち合わせ場所に向かう僕はまるで初めて一緒に行ってもらった時のように落ち着かず、運転しながら何度となく呻き声を発していました。

待ち合わせ場所ではやはりみんともさんは先に来て待っていてくれて、本当に久々にみんともさんの姿を見た僕は涙ぐんでしまいました。
そんな汚涙にむせびながらも、ただでさえすでに漏電しまくりだったのでみんともさんの姿を見るともうすぐにでも放電しそうになっていたのが相変わらずそういう面だけは異常なほど…いや、だからこそ超キモオタなのでしょうけど…。

本当に久しぶりだったということもあり、みんともさんもちょっと緊張していた感じがしましたが、ただでさえみんともさん以外の女の子とまともに話したことさえない僕はそれ以上に緊張しており、いつも以上に挙動不審でした。

それでもみんともさんはいつものように優しく穏やかに接してくれて、初めての頃もこんな感じだったなと思い起こされました。





途中で立ち寄ったSA。相変わらず楽しそうにしてくれます…。

目的地に向かうまでこの冬のことを話していたのですが、みんともさん自身はその気になれば一気に手の届かない存在の人になれたはずだったのに「そういう気持ちはまったくないです」と一蹴しようとしたけど、なにしろ本人の意思の届かないところで話が大きくなっていたようで、みんともさんも非常に疲弊していたはずなのに、僕のことばかり気遣って話してくれていました。

みんともさんは幼く見える容姿とは対照的に非常に母性の強い子だということはわかっていますが、自分より半分近くも年下の女の子にこんなに優しくしてもらってなんとも情けない…というこの状態も、これまでと変わりないことで安心もしました。

そして最初に向かったのが…





鉄道好きの間では非常に有名な駅。

アニメやゲームに加えて実は鉄道好きという重い症状を明かし、さすがにこれはどうだろうと思っていた駅探訪。

でも、できればみんともさんと一緒に行ってみたいという想いから、これまで何度かお願いしたところ、みんともさんもけっこう楽しんでくれたということもあり、これまでいくつか一緒に行ってもらったのです。

そしてこの駅は実は前回のお泊まりオフ会の時に「次はここに一緒に行ってほしいです」とお願いしていた駅。

それから何度も予定をたてるものの、ことごとくダメになったのがこの冬。

そして今回、ようやく一緒にお泊まりオフ会に行けそうになり「どこか行きたい場所はありますか?」と聞いたところ、みんともさんが「じゃああの駅に行きましょう」と言ってくれたのでした。

















秘境駅として有名な駅なのですが、実際はすぐ近くに民家があり、国道も走っていますので、この駅に行くことはさほど困難ではありません。

秘境駅と言われるのは非常に山深い場所にあるということもあるのでしょうが、やはりここは駅ですから電車で来るべき場所。
しかし、時刻表を見ればわかりますが、電車で来るのが非常に困難だということが秘境駅と呼ばれる主な理由ではないかと思います。














鉄道好きの間で有名な駅ということで、たくさんの駅ノートがあり、近隣の方でしょうか、筆記用具と共に大切に保管してありました。

どうやって描いたのか美麗なイラストや思い出を綴っている方もあり、それぞれの人がそれぞれの想いでこの駅を訪れたのだなと考えると感慨深いものがありました。

みんともさんもなにか書きたいと駅ノートデビューしていました。














この駅で面白いのはたくさんの駅ノートだけではなく、どなたが置いていくのか、いろんなコメントが書かれた石達です。

1つ1つが会話をしているようなものもあり、なんだかこの駅の駅員さん達のような存在で楽しませてもらいました。








ここに止まる電車は非常に少ないのですが、通貨する列車はそこそこあり、僕達が滞在していた時も列車がやってきました。

中川家の弟さんのモノマネのように「ばぼなく!電車がばいりばす!」という放送のあとやってきたのが【にちりん】。

僕は俄然テンションが上がり、カメラを構えて撮影していたのですが、偶然にもみんともさんのCX-5と787系の2ショットが撮れました。

そしてそのまま駅から去っていく様子を撮影しようと向きを変えたら…








みんともさんが列車に向かって手を振っていましたw

「男の人が振り返してくれましたよ!」と、嬉しそうなみんともさんでした。

この後も駅ノートを読んだりしながら、なんだかんだで1時間半くらい滞在していました。
なんにもない駅なんですが、静かさのせいなのか妙に居心地がよかったんですよね。








この駅から次の目的地までの運転はみんともさんの順番だったのですが、この道がまあ本当にきれいな景色の連続でして…。

カーブを抜けるたびに違う風景を見せてくれる景色に、運転しながら「おー♪」「すごーい♪」と、大喜びのみんともさん。

よく晴れた夏の日は殊更に美しいでしょうし、きれいな川原が続く景色はきっと懐かしい気持ちにさせてくれることでしょう。

正直僕は景色どころではありませんでしたが…。












途中で立ち寄った道の駅…の近くにあった展望台。自分の車を指差すみんともさん。

ダム湖の隣にあった道の駅で、なかなか迫力があり、こういう場所で最近流行りのドローンなんかで上空から撮影するとさぞきれいだろうと思います。










次の目的地はこの場所。ここも僕の要望で一緒に行ってもらいました…。

ここも鉄道好きの間ではけっこう有名な場所で、断崖のような恐ろしささえ感じる絶壁に掘られたトンネルから列車が出てくる様は圧巻なのです…実際に来たのは初めてですが。

ここの景色だけでもなかなかのものがあるのですが、せっかくだから列車が通過する様子を見たい、撮りたい。みんともさんは手を振りたい。










次の列車の通過時間までけっこう時間があったので、少し下流にあった沈下橋で遊んでいました。

そろそろかもですねと鉄橋のほうに戻っていたらトンネルのほうから音が…!

「き、来ましたよ!」と、走り出すみんともさん。
いかにも文系のおとなしそうな女の子といった容姿と雰囲気なのに意外に運動神経の良いみんともさんはヒールにも関わらず早い早い。

「ブヒッ…ブヒッ…ブヒーッ!」と、走っているつもりの僕。
超デブキモオタという見た目どおりでドベドベと動く僕はスニーカーにも関わらずどんどん置いていかれる。

素早く位置につき、列車に向かって手を振る準備を整えるみんともさん。

そのみんともさんと列車を撮ろうと後ろに回りこもうとする僕。








間に合いませんでした。
辛うじてみんともさんの帽子は入りました…。

「振ってくれました!振ってくれました!」と、興奮するみんともさん。
「ブヒッ…ブヒッ…」と、ちょっと走っただけなのに汚汗まみれで息切れしている僕。

それにしても…今回だけのことではありませんが、鉄道にはまったく興味がないのにこうして一緒に行ってくれるだけじゃなく、楽しそうにしてくれて本当にありがたいです…。














次の目的地はみんともさんの希望で訪れた稲荷神社。

そこそこ大きくて名のあるお稲荷さんらしいのですが、この日は参拝されている方は少なかったです。

それぞれ1個ずつ交通安全のお守りを買ったり、千本鳥居をのんびり上ったりしてみました。

この春は桜の開花も早く、気温の高い日も多い春のおかげで、僕はTシャツ姿で歩いてるだけで汚汗が噴出しまくっています…。










そして今回のお宿がこちら…。
オサレというかかわいいというか…みんともさんはともかく僕のような醜男が来るにはあまりにも場違いすぎて、圧倒的違和感との戦いでした…。








けっこう山の中にある宿でしたので、周囲は緑に囲まれてウグイスの声と風が草木を揺らす音しか聞こえない本当に静かな場所でした。

ひどく霞んではいましたが展望もよく、吹きぬける風が超デブの汚汗にまみれた体にはとても気持ちよかったです。












部屋はコテージ形式でした。
部屋の前にもベンチが設置してあり、こんなに静かで緑に囲まれてたら部屋より外にいたいですね、とみんともさん。

僕としてはこんなに静かだと心配なことが多かったのですが、この日の宿泊客は僕達だけのようでしたので安心しました…。

ベンチに座ってしばらくボーッとしていたら野性の鹿が3匹遊びに来て「鹿です!鹿ですよ!」と、大喜びのみんともさん。

写真に撮ろうとカメラを構えたら逃げていきました。












そして食事。

量も多くなくとてもシンプルでしたが、生粋の貧乏舌の僕でもわかるくらい、めちゃくちゃおいしかったです。

「種類を増やしたり趣向を凝らして結果手抜きが増えるよりも、潔く種類を減らしたりシンプルにして手を抜かないほうがいい」

仕事でいわゆる食レポや各地の温泉宿に宿泊することが多いみんともさんも絶賛していました。

テレビでよく見る食レポなんかの「本当においしい時とそうじゃない時」の見分け方を教えてもらい、僕はしきりに「本当においしい時」をしていたそうです。

特にステーキがもう…思い出すだけでも涎が出るほどおいしかったです。

僕があまりにおいしそうに食べるからと、みんともさんが半分分けてくれました…何度も書きますが、自分より半分近くも年下の女の子なのに、僕のほうがずっと年下な感じです…。


食事が終わって、オーナーさんがコーヒーとデザートを持ってきてくれました。

そしてここでもやはりみんともさんの「誰からでも話しかけられやすい」スキルが発動したようで、当たり障りのない会話に始まり、かなり立ち入った話から好きな野球の球団の話まで、他のお客さんがいなかったせいもあるのでしょうが、1時間以上ずっと話しこんでいました。

その間、もちろん僕は挙動不審ぎみに薄ら笑いで眺めているばかりでしたし、恋人同士には絶対に見えないであろう、みんともさんとの関係を聞かれるんじゃないかとヒヤヒヤしていました…。







部屋に戻って、3ヵ月以上も会えなかったうえに、いつもの儀式として1週間前から過充電していた僕がどういう状況だったかは書くまでもありません…。


深夜過ぎから風が強くなりだし、明け方にはパラパラと音が聞こえだし、朝になる頃には外は暴風雨になっていました。


僕が来たのにずっとお天気なわけがありません。
予定ではこの日も行ってみたい場所があったのですが雨だと意味がない場所でしたので、以前この辺りに来た時に立ち寄ったお店でみんともさんがお土産を買いたいとのことで行ってみたら…。








改装中…。

雨も弱まらなかったので、高速をのんびり走りながら帰ることにしました。

さすがにみんともさんは途中で寝てしまったので、起こさないように慎重に運転して最初の待ち合わせ場所へ。

お別れする時はいつものように寂しさがこみ上げてきましたが、今回はそれよりもやっと会えたという喜びと、これまでとまったく変わらないみんともさんの優しさに安堵していました。

何度も何度もお礼を言う僕に、「また行きましょうね♪」と言ってくれるみんともさんの言葉が本当にありがたくて…。

それでも見送ってくれるみんともさんの姿が見えなくなった後はやっぱり涙が溢れてくるんですけどね…。


そういう感じで、この冬は柄にもなくかなり気落ちしてしまい、ずっと沈んだ気分のままでした。
そんな中、こうしてみんともさんと一緒に出かけられたことで、ありもしない希望に気持ちが明るくなりました。

また、今度は何ヶ月もあかないように一緒に出かけられることを…期待しないように過ごしたいと思います。

Posted at 2018/04/17 04:15:31 | コメント(2) | キモオタの二十四節気 | 日記
2018年04月09日 イイね!

キモオタの最近の日常 早春 2018・初版



ずいぶんと久しぶりに記事を書きます。
こちらでは桜もすっかり葉桜になり、春の陽気で汚汗が噴出しています。

いろんな方からご心配いただくメッセージ等をいただき、なにか書かねば…と思いつつも、極端に暗いことは書きたくないということもあり、なかなか書けずにいました。

ということは、気持ち的にかなり落ち込むことが続き、あまりにも気分が沈んでいたのです。


以前から書いていますように、僕は幼少の頃からずっといじめられていましたし、築き上げた地位や守るべきものもありませんので、少々の辛いことなら耐えられる自信はあったのですが…。

僕がそんなに落ち込むことなんてみんともさんのことくらいなのでして、実際そのとおりなのです。

実は前回の記事で書いた時以来、みんともさんとのお泊まりオフ会と称した長距離ドライブ旅行に出かけられていません…。

予定は何度もたてたのですが、その度に積雪による通行止めが発生し、中止せざるをえないこと2回。

そして3回目の時、この時も積雪の影響で道路状況は芳しくなかったのですが、なにしろみんともさんに会いたくてたまらなかった僕は会って話せるだけでいいからと、タイヤチェーンまで装着して出発したのですが…。





このことは思い出したくもありませんので、詳細な状況は書きません…。

ぶつけられた相手は改造車。運転手もいかにもそういう車に乗っていそうな輩。

逃げなかっただけマシだったのかもしれませんが、僕の容姿を見るなり「なんだ、こんな奴かよ」と態度を一変させたのをよく覚えています。

改造車に乗って他人の車を威嚇して仲間だ絆だと酔って喜んでいるような人間が誠意のある行動を見せるはずもなく、現在まったく連絡がとれない状況で泣き寝入りです。

警察への連絡や対応もあり、結局この時もみんともさんに会うことはできませんでした。

車もこのままというわけにもいきませんので修理しなくてはいけません。

相手は先ほど書きましたように対応する気は一切なし。修理費用は10万近くかかりました。

僕くらいの年齢の一般的な方達でしたら、懐は痛むでしょうが支払いに苦労することはないと思いますが、僕のような底辺層の虫ケラにとってどれだけの痛手だったか…。

やはり僕のような生活レベルの者がこういう車に乗ってはいけないんだなと痛感しました。

僕にとっては信じられない出来事、まさにエロゲの世界に連れて行ってくれたような車なので、壊れるまで乗るつもりでしたが…やはり次に買い換える時期がきたら分相応に中古の軽自動車にしようと思います。

そんなことが続き、僕はずっとみんともさんに会うことができずにいたのですが、僕が唯一友人と呼べる存在のN君はその間も何回かみんともさんに会うことができたようで…。

みんともさんも非常に心配してくれていたのですが、みんともさんもお仕事のほうで大きな変化が生まれたらしく非常に大変そうで、いよいよ手の届かない存在になりそうな雰囲気で、ついに現実世界に引き戻されるのかなと、そのことがさらに気分を沈ませていました。


季節が変わって積雪の心配もなくなり、みんともさんとお泊まりオフ会に行きたいと切望するものの、なにしろこの冬は必要な出費に加え不慮の出費も多く、旅行などはとても…。

しかし、いつかこういう日がくることは覚悟していたはずだと自戒する日々でした。

と言いつつも、こういう状態の僕を心配してくれたみんともさんはこれまで以上にメールや電話などをしてくれますので、「まだだ!まだ終わらんよ!」な期待も大きいのですが…。

でも、いつかは身を引かなければいけない、あきらめなければいけない時がくる。
あらためてそのことを重く覚悟しなければいけないと思い知らされました。

その時はできればきちんとした形で…と思っていますし、なによりそれはできれば、永遠に、ずっと先であってほしいと思っていますが…。


そんな暗い気持ちの超デブキモオタ中年醜男がどういう日々を過ごしているかというと、やはりエロゲーです…。

前から何度も書いている、CM3D2の続編的なCOM3D2が発売されたのです。
正式なタイトルを記入すると、みんカラの検索で真っ当な情報を得ようとする方々に多大なご迷惑をおかけすることになるのでCOM3D2と書きます。

前作と同じように、唐突にメイドクラブのオーナーになって自分好みのメイドさん達を調教育成しようという、まったくこれだから2次元ってなんて素晴らしいんだろう、なエロゲーです。

ゲーム内容をみんカラで書いたところで場違いにも程がありますので控えますが、ひととおりクリアしたので、いよいよ本命のメイドさんを作成して雇用するわけですが…。





やはり、こうなるわけです。
プロフィールは自動作成されるのですが、「ま、まさに…!」という感じになりました。








メイドさんとして雇用した後は、ご主人様とメイドとなるわけで、そういった面も楽しめるわけですが…。












今回は、本来のメインであるエロ要素よりも、メイドさんをアイドルにしようというストーリーがやたらと力を入れて作られていて、ダンスシーンなんて本当によく動いて驚きました。

自分好みに作成した女の子キャラが歌に合わせてかわいらしく踊り回るのを見ているのはなかなか良いです。エロゲーらしく、ダンスシーンでも脱衣させることもできますしね…。

これでダンスシーンを見ていると…

こんなことやって喜んでる40代の男って僕くらいだろうな…。

という思念が襲ってきそうになりますが、「いや、N君がいた」というカードを切って振り払っています。

いずれにしろ、エロゲーで自分の意中の女の子をイメージしたキャラを作成してるなんて、気持ち悪いことこの上ないのは自覚してます…。

しかし、このCOM3D2はアニメ調です。
いくらみんともさんをイメージしたところで、雰囲気はあるけどリアルさはありません。

こうもみんともさんに会えない日々が続くと、どうしてもリアルな幻影を求めてしまうわけです。

そういったわけで、実は最近はCOM3D2よりもイリュージョンさんのリアル系エロゲー【プレイホーム】でみんともさんの幻影に逃避してるのです。







みんともさんの写真を見ながら調整に調整を重ね、ほぼ完璧です。
N君ともお互いが作成したみんともさんを見せ合いましたが、N君も認めるほどの完成度。

やはり本人をイメージしたアニメ調のキャラより、本人を再現するべく作成したリアル系のほうが今の僕には…。










こうしてみんともさんとのオフ会を思い出して、せめてゲームの、エロゲーの中でだけでも、と…。


我ながら本当に情けない。


おまけにここはみんカラです。最低です。でも、僕はこういう汚物的なヒトモドキなのです…。


そういった感じで相変わらずみんカラにはまったく相応しく内容ですが、とにかく、僕にとってこの冬は辛さばかりで新しい季節の訪れと共に僕の気持ちもようやく雪解けなのかと期待したいです。

ですが、そういう時に足元をすくわれる運命なのは自覚していますので、けして楽観的にならないよう過ごしていきたいと思います…。


Posted at 2018/04/09 07:12:51 | コメント(2) | キモオタの日常 | 日記
2017年12月30日 イイね!

キモオタの年末2017・初版



駐車時にギラギラに眩しいヘッドライトを点灯させたままにしておくのはどういうカッコよさなのかわからない超キモオタの僕です。

さっき、年末の掃除に向けてトイレの芳香剤を取り替えようとしたらひっくり返しました。ぬるぬるです…。

もう年の瀬ですね。

みんともさんの言葉を拝借すると「お正月はめでたいばかりで、年末の情緒のほうが好き」という、僕も同じです。

その前にクリスマスがありまして、毎年のことではありますが何事もなく終わりました。もう40年以上連続ですね。

以前にも書きましたが、僕くらいになるとクリスマスの時期に「今年もまた1人か…」なんて気持ちは微塵もなく、できるだけカップルさん達の邪魔にならないように心がけるばかりです。

そんな自分へのクリスマスプレゼントというわけではありませんが、最近購入したモノ…。





【激マン!マジンガーZ編】です。

マジンガーZなどのスーパーロボットはキモオタとしてもちろん好きなのですが、2次元美少女達に向けるほどの熱意があるわけでもありません。

じゃあ何故これを買ったかというと、アフロダイAのデザインです…!





永井先生はこれまでもマジンガーの派生マンガでそれぞれアフロダイのデザインを変えていますが、今回のこれはもう、僕としては最高です!もちろん性的な意味で!

まあ…まともなマジンガーファンやまともな永井先生のファンの間では酷評されているようですが…。

そもそも僕がこうなった…2次元美少女達に夢中になる大きな切欠の1つは永井先生の作品だったわけで…。

いまだに1日3回は自家発電して放電しないと落ち着かないくらいの僕ですから、思い返してみても幼少期にはすでにもうそっち方面への興味や情熱が尋常ではなく、女の子のエッチなシーンがあるマンガを探しまくっていました。

その中でも当時のコロコロコミックに連載されていた永井先生の作品の中で、見開き半ページで描かれた女の子の裸が強烈に脳裏に焼きつき、「この人のマンガをもっと読みたい!」と、永井先生のマンガを探しまくりました…。

それがやがて月間マガジンに連載されていた【いけない!ルナ先生】によって完全に拗らされ、己に都合よく思い描く理想の女の子像というものが構築されていったのです。


いつものことながら、みんカラでなにを書いてるんでしょうね。
これだけではさすがに気持ち悪すぎるので、少しはまともそうなモノを…







現在エピソード8が公開中ということもあり、先日のみんともさんとのオフ会でちょうどスターウォーズの話になったのです。

こんな超キモオタですが、けっこう好きなんです、スターウォーズ…。

みんともさんは年齢のわりにかなり詳しくて驚いたのですが、どうやらお父さんの影響らしく小さい頃からよく観てたと…みんともさんよりお父さんの年齢に近い僕は複雑な心境でした…^^;

そういうこともありまして、先日僕が唯一友人と呼べるN君と2人でゲーセンに立ち寄ったところクレーンゲームの景品として展示してあったのを見て、オフ会の時に話した熱も冷めておらず欲しくなったのです。

しかし、そうそう簡単にゲットできるものでもなく、3回で落ちなかったらやめようと思ってやってみたら2回で落ちてくれたのです。

美少女フィギュアだらけの僕の部屋だと、どこに飾っても違和感を放つのが最大の難点です^^;


やはり車に関係したことではありませんでした…。


そして年の瀬を迎えて…。


色々な事情を抱えた片親の貧乏な家庭に生まれ、幼少の頃から虐められ続け、性欲だけは人数倍のクセに抗う気骨もないまま、低学歴低収入の超デブチビブサキモオタとしてアニメやゲームの美少女達に夢中になり、エロゲやエロマンガで塗り固められた女の子に対する妄想を拗らせ続け、なにも大きな変化もなく40年近く。

そんなウジ虫みたいな豚男が人生で1度くらいと生意気にもCX-5という3ナンバーの車を購入し、長期ローンに毎月ブヒブヒと圧迫される中で己の身分もわきまえずみんカラに登録。

車を趣味とすることはそれだけ余裕のあることであると、あらためて世間との格差を思い知らされる中、自分とほぼ同時期にCX-5を購入した模様の若い女の子を発見。

その容姿と文面から伝わる性格に、すっかりあきらめていた3次元の女の子への願望が再燃、ファン登録して毎日その子のページを訪れるもイイネもコメントもできず、ひたすらその子の画像を見て妄想する日々。

しかし、あり得ない場所であり得ないタイミングで本人と遭遇、ずっと妄想してきた子はまさに容姿も性格も自分のことを棚に上げて己の都合よく思い描いた、エロゲの中にしか存在しないような理想の女の子。

それから僕が長年拗らせてきた、女の子に対する妄想や願望をすべて叶えてもらえました。

それからの日々はまさにエロゲの世界に迷い込んだような夢のような世界を過ごさせてもらいましたが、今年になって僕自身にも、みんともさんとの間にもN君が、大きな変化がありました。

もし僕とN君が逆の立場だったとして、こんな女の子が自分達みたいな救いようのない超キモオタにも優しくしてくれる…むしろ自分達みたいな惨めな男にこそ優しくしてくれる女の子だと知ったら気になって仕方ないでしょうし、自分と同じような境遇で過ごしてきた友達がこんなかわいい女の子とこんなことしていると知ったら、そりゃもう羨ましくて悔しくてたまらないでしょうから、僕もN君の気持ちはよくわかります。

でもそれも、みんともさんが僕とN君にもたらしてくれた、これまでの惨めな人生が救われるような大きな変化に比べれば些細なことと感じます。





これはみんともさんに初めて遭遇した時に撮らせてもらった写真の中の1枚。

みんともさんとも何度も会ってもらい、お泊まりオフ会と称して何度も旅行に行ってもらっていますが、いまだにみんともさんの前ではこの写真を撮らせてもらったあの時の感覚のままで、緊張しっぱなしですし、みんともさんの姿を見るだけで放電準備状態になってしまいますし、どうしてこんな子が僕なんかと…と、不思議な感覚になります。

僕もN君も、いずれはみんともさんの前から潔く身を引くんだという覚悟はしていますが、できればそれが来年、再来年、願わくばそのずっと先であってほしいと思います。


そんなわけで…。


年末という雰囲気はどうしても感傷的な気分になるんでしょうねw

酔狂にも友人申請していただいている方、どういう理由かこんな気持ち悪いブログに定期的に訪れてくださっている方、どうぞご自愛なさって、来年もお変わりなくお過ごしください。

Posted at 2017/12/30 05:26:05 | コメント(1) | キモオタの日常 | 日記
2017年12月27日 イイね!

キモオタの大雪2017・初版



せっかくのブログ、日記なのですから、もう少しこまめに更新しようと思いつつも、もう年の瀬。僕のことですから更新したところで車に関係ないことばかりでしょうけど…。

今月に入って寒さが厳しくなってきた頃、今年最後になるであろう、みんともさんとのお泊まりドライブオフ会に行ってもらえました。

みんともさんもクリスマスシーズンになるとまた忙しくなるそうで、今のうちに休みを消化したいということで今回は2泊してもらえることになりました。

となると、今回はちょっとだけ遠くに行けるかもしれない…ということで、僕からお願いが…。

最近のオフ会で、僕がアニメやゲームだけではなく実は鉄道もちょっと好きという、ただでさえ超デブチビブサキモオタなのに、その属性を更に悪化させる趣味があるということを自白し、僕が1度行ってみたかった駅に一緒に行ってもらって写真を撮らせてほしいという、非常にキモいお願いまで快く受け入れてくれただけではなく、こういう駅巡りは楽しいとまで言ってくれたみんともさん。

ただでさえみんともさんみたいな女の子が中年の超デブキモオタと仲良くしてくれるだけじゃなく、数十年かけて拗らせた女の子に対する妄想や願望をすべて叶えてくれているのに、鉄道趣味にまで付き合ってくれて…本当、なんでこんな女の子が存在するのか、やはり悲惨な中年超デブキモオタのためにエロゲから出てきてくれたとしか思えません…。

そんなみんともさんのご厚意に甘え、今回もまた駅巡りを中心にお願いしたところ、その地域周辺はみんともさんが好きなアニメの舞台となった地域でもあるようで、前から1度行ってみたかったんですと、とても喜んでくれました。

やはり…僕はエロゲの世界に迷い込んでいるのかもしれません…。みんともさんくらいの女の子が、こんな何の取り得も無い低学歴低収入の中年超デブキモオタの要望をなんの見返りもなく受け入れてくれるなんて…。


そんな僕のキモい心情はともかく。


1日に3回は自家発電している僕がいつものように1週間前からみんともさんの画像や動画で放電寸前での過充電を繰り返し、当日早朝に自宅を出発し、みんともさんとの待ち合わせ場所へ。

すでに放電準備状態ですから、待ち合わせ場所でみんともさんの姿を見ただけで漏電気味になるも、みんともさんのCX-5に乗り換え、高速を抜けて目的地へ。

今回は大きな川沿いの道を進むルートで、まず最初の予定の駅へ向かったのですが、事前に調べた情報どおり、離合不可能な狭い道が数キロ続き、CX-5の車幅ではギリギリの場所もあり、対向車が来ないよう祈りながら辿り着きました。




最初の予定地の駅。














ここは僕が行きたかったというより、みんともさんの好きなアニメに出てきた駅。

「ああ!ここです!」と、みんともさんはとても嬉しそうで、その姿を見れただけでも来てよかったと安堵しました。

しかし…「ニャンコ先生のぬいぐるみ持ってくるの忘れました…」と、そこはショックだったようでした。












先ほどの駅からまた狭い道を進んだ先にある駅。

ここは僕が行ってみたかった駅の1つで、駅舎もないほど小さい駅ですが、ホームから眺める川の景色がとても美しいらしいのです。

そういう場所に僕が行くということは雨か、良くて曇りで、この日もやはり曇っていましたのでその雰囲気は伝わらないと思いますが…。

でも、桜の咲く季節の晴れた日ならば、それはもう素晴らしい景色になると思います。










途中で案内看板を見つけて立ち寄ってみた場所。

いかにも伝説の装備とかが隠されていそうな雰囲気の洞窟の中には神社がありました。

場所が場所だけに只ならぬ気配が漂う雰囲気があり、まさに神域といった感じがありました。








次に立ち寄ったのが、この地域では有数の観光地であろう鍾乳洞。












そこまで大きな鍾乳洞ではなかったのですが、内部は常温ということもあり、超デブの僕は汚汗をダラダラと垂れ流してブヒブヒ言いながら歩き周りました…。














周辺を探していた時に見つけた神社…。
こういう場所に一緒に行ってもらってちょっと恥ずかしそうな様子のみんともさんを見るためです…。
手水舎代わりの蛇口にすごく反応してくれて、非常に嬉し恥ずかしな感じでした…。

この神社もかなり辺鄙な場所にあり、神社の横を流れる川の景色がとてもきれいでした。











僕が是非行ってみたかった鉄道記念館…の横にあった機関車庫。
この重厚さがたまりません。

記念館ではみんともさんは退屈だろうと不安でしたが、珍しそうに見て回ってくれて、記念切符を買って楽しそうにしていてくれました。













そしてこの日の宿であるホテルへチェックイン。

そこまで観光で賑わう地域じゃないためか値段の割りに年季の入った宿しかなく、このホテルもかなり古い建物でした。

しかし、部屋へ入ってみるとこの広さで、思わずフロントに部屋を間違えてないか確認してしまいました。

サービスでグレードアップしてくれたらしいのでよかったのですが、窓からは川の景色が一望でき、贅沢な気分になれました。








周辺には辛うじてコンビニがあったので、夕食はコンビニかなと思っていましたが、みんともさんの希望で地元の小さな焼き鳥屋さんへ。

職場主催の酒宴で全国チェーンの居酒屋には行ったことがありますが、交友関係は友人のN君しかいない僕は「友達と飲む」なんて機会もなく、恥ずかしい話ですがこういう焼き鳥屋さんに入ったのは初めてでした…。

最初のほうこそ緊張しましたが、オサレなお店にいる時ほどの落ち着かなさはなく、僕にとっては貴重な体験となりました。








ほとんど眠れずに翌日。
チェックアウト後に窓から見えた川の中州を散歩してみました。
天候はこの日も曇り。

この日は今回の旅程の中で僕が1番行ってみたかった駅に向かいました。










僕がいつか訪れてみたいと思っていた、大畑駅。
秘境駅としてだけではなく、鉄道好きにはループ&スイッチバックがある駅として有名な駅です。航空写真で見るとよくわかります。

事前に調べた情報だと軽自動車じゃないと厳しいということでしたが、意外にスムーズにたどり着くことができました。














駅舎にはおびただしい数の名刺がお札のように貼られていました。

この駅舎に名刺を置いていくと出世するという噂があるからなのだそうですが根拠はなく、恐らくこの駅からスイッチバックで上っていく次の矢岳駅までの急勾配が出世を連想させるんじゃないかなと思います。

ただの工場作業員の僕は名刺など大それた物は持っていないのですが、みんともさんはせっかくですからと財布から名刺を取り出してどこに貼ろうか探していたら「あーっ!」と、みんともさんを驚かせたものが…








まるで本物かのような友人帖でした。

すごいすごいと大喜びのみんともさん、中を見て、訪れた人がちゃんと自分の名前を書いて挟んであるのを見てさらに感激して涙ぐんでいました。

この駅もまた、みんともさんのお気に入りのアニメ【夏目友人帳】の作中で、とても印象的な話の舞台となった駅なのでした。

僕はその作品はそこまで熱心に観たことはないのですが、作中に流れるどこか懐かしい雰囲気には少なからず心奪われ、この駅とその周辺には、まさにそんな気配が漂っていました。

古い木造の駅舎、静寂が音として聞こえてきそうな駅周辺の雰囲気、みんともさんも言っていましたが、まさに時間が止まっているかのような雰囲気で、とても味わい深い時間を過ごすことができました。




この後、次の矢岳駅に行ってみたかったのですが、大畑駅でのんびりしすぎたため時間的にちょっと厳しそうでしたので、次の場所へ。








次にやって来たのがこの駅。
日本で唯一駅名に「幸福」がつく駅なのだそうです。










出来て間もないのか改築されて間もないのか駅舎は新しく、入口には何故か本坪鈴がありました。








途中で寄った道の駅にあった銅像。
道中、この方の墓所を示す案内板がいくつかあり、みんともさんはとても気になっていたそうですw










この地域での最後の目的地が、みんともさんが是非行きたいと言っていたこの橋。

みんともさんは感慨深げにしばらく黙って眺めていました。

大きな川沿いに道が走り、町がある地域なのでこういった橋もいくつか見られ、それがこの地域独特の景色になっていました。

正直なところ、目的地以外にはそんなに期待していなかったのですが、常に大きな川と深い山々が視界に入ってくる景色はどこか郷愁を誘うようで、ゆるやかな時間の流れがとても心地のいい地域でした。



みんともさんもまた来たいですねと言ってくれましたが、ただ…もうちょっと条件が良い宿があればなぁ…と思います…。

この後はこの日の宿、もう1つの目的でもある温泉宿に向かいました。








この日の宿のお部屋は、宿の横を流れる小川沿いに建てられた離れのお部屋でした!
















いかにも温泉宿といった感じのお部屋と、部屋の窓のすぐ下には小川が流れ、お部屋の露天も川沿い。

そのお部屋の露天も部屋付にしてはかなり広く、大人が4~5人は余裕で入れる広さで僕のような超デブが入ってもゆったりと体を伸ばせましたし、なにより僕のような超デブが湯舟に浸かった時に豪快に溢れ出すお湯がなんとも贅沢。

しかもこの日はとても冷え込んでいましたので、芯まで冷えた体が温まっていくのが非常に気持ちよく、すぐ横を流れる川の音を聞きながらお湯に浸かっているとなにもかもがどうでもよくなる極楽気分になれました。

夕食はすき焼きに鯛の刺身盛りとすごく豪華だと驚きましたが、おや…?と思う箇所も多く、このクラスの宿としてはちょっと残念な感じでした^^;


そして前日に続きまたしてもあまり寝ることができず、外がぼんやりと青白くなってきた頃にようやく眠りにつきました。








朝食をいただき、チェックアウトして外へ出てみるとこの状態。

予定では帰る前にもいくつか周ってみるつもりでしたが、主要道路以外は完全に凍結していましたので、かなり寝不足だったこともあり、途中の道の駅で休憩しながら帰ることになりました。

助手席で眠るみんともさんを乗せ、待ち合わせ場所でもあった解散場所へ。

いつも思うのですが、みんともさんは異様に寝相がいいというか、目も口も静かに閉じたまま、まさに死んだように静かに眠るので、時々心配になって呼吸を確かめたりします^^;

そして解散場所で何度もお礼を言い、見送ってくれるみんともさんの姿が見えなくなった途端に、これで来年まで会えないのかと、深い溜息と涙がじんわりと溢れてきたのでした。


みんともさんをみんカラで見つけ、あり得ない場所であり得ないタイミングでご本人に遭遇し、そのご本人は超キモオタが自分の事は棚に上げて己に都合よく思い描く、まさにエロゲから出てきたとしか思えない理想の女の子そのままの子で、それから僕が40年近くかけて拗らせた女の子に対する妄想や願望をすべて叶えてもらい、惨めな超キモオタを救ってもらってきました。

今年は個人的なことが色々あり、N君とみんともさんのことも暗黙の了解になったりしましたが、それでもみんともさんは最初の頃と同じように優しく、楽しそうにしてくれました。

来年もまたみんともさんとできるだけたくさん会えればと願っています。

Posted at 2017/12/27 03:12:52 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記

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チビ・超デブ・ブサイク・キモイ・コミュ障・低学歴・低収入の、これまで美少女フィギュアとかエロゲとか薄い本とかそっち方面にばかりお金を費やしてきた悲惨な中年オ...
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