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おたふとのブログ一覧

2017年05月18日 イイね!

キモオタの立夏2017・初版




風薫る五月。
五月雨は緑色という歌詞もありますように、新緑美しい季節はまさに夏も近づく八十八夜といった風情でしょうか。

そのようにいろんな言葉で言い表せられるように、この時期というのは夏を待ち焦がれる人々がいかに多いのかということが窺い知れます。

じっとしているだけで大量の汚汗が滝のように流れ落ちてくる超デブの僕にとっては地獄の季節ですが…。

そんな5月といえば、世間の皆様は大型連休であちこちに出かけられたと思いますが、そのGWに限らず、盆暮れ正月、僕の仕事は至って平日。
みんともさんもGW期間中は非常に忙しかったようなので、GW後に長距離ドライブと称して一緒にオフ会に行ってもらいました。

みんともさんとのオフ会の目的地はいつも相談して決めているのですが、みんともさんは自然と景色のいい場所が好きということ、僕は人ごみが苦手ということもあって山間部に行くことが多いのですが、今回は海のほう、岬を目指してみましょうということになりました。

待ち合わせ場所でみんともさんのCX-5に乗り換え、高速道路で数時間。
いつもそうですが、初めて立ち寄るSAは少しワクワクします。

インターを降りてすぐの観光案内所で所要時間や周辺の施設の情報を教えてもらい、目的地の岬を目指しました。

岬というのはどこもそうなのか勉強不足な僕にはわかりませんが、海岸線に沿って走る道は想像以上に細く小さく曲がりくねっていて、防波堤に打ち上げられる波しぶきを盛大に何度も浴びたり、点在する小さな港町の光景に目を奪われたりと、快適な海岸線ではない、リアルな海辺の町がとても新鮮でした。




途中にあった展望台。








狭いながらもかなり流れの速い海峡らしく、時間帯によると激しい渦潮が見えるそうです。

実はここに来るまでの途中に観光案内所で教えてもらった場所に2箇所ほど立ち寄ったのですが、いずれも閉鎖されていました^^;








ここが最初の目的地でした。
海辺から山のほうへ、うねうねと細く曲がりくねった道を続いて辿りつく岬の突端の灯台。








灯台の先は展望所になっていました。

僕はあまり…というか、こういう場所にはまったく来ないのですが、海に囲まれた場所にある灯台というのはとてもきれいに感じました。








展望所にはこういった鐘があり…。
眺めのいい場所にこういう鐘があるのはよく見かけますが、これってどれも同じ形なのは気のせいでしょうか。








岬の先端だけあって、視界いっぱいに広がる水平線。
他に人がいなかったこともあり、みんともさんは「ちょっと海に叫んでみていいですか?」と。
そしてみんともさんが叫んだ言葉というのが…

「海が好きー!」

その言葉はあのアニメのあのキャラクターのセリフ。竜之介ー!
リアルタイムで見ていた僕と再放送や映画で見たみんともさん。

風は強かったものの日差しが温かく、爽快な景色の中、かなり長い時間そのアニメのことをはじめ、しばらくここで話しこんでいました。
その中で、みんともさんがそろそろ車の点検時期なんですと教えてくれました。

僕は車の知識がまったくない事からディーラーのメンテパックを購入しているのですが、あれって点検時期になるとわざわざ電話やハガキで連絡してくれるんですね!

みんともさんもメンテパックに入っているらしいのですが、毎回ハガキで連絡がきたあと、担当者から電話があるらしいのです。
そのたびに試乗車を1日中貸してくれたり、色々なサービスをしてくれるのがとても嬉しいのだそうです。

しかし僕のとこにはハガキでも電話でも連絡がきたことがありませんw
代車なんて話も出ず数時間待たされ続けますし、サービスでなにかもらったことなどあるわけもなく…。
営業店で違うのか、担当者で違うのかわかりませんが、僕のようなキモオタ醜男を店舗に寄せ付けたくないんだろうと受け止めています…^^;










灯台を後にし、岬から内陸のほうへ戻ってきた途中にあった休憩所。
霞んでいたのが残念ですが、夏の青空だときれいな眺めになると思います。








上の休憩所から少し先に進んだ場所に芝桜が植えてあるのをみんともさんが見つけて寄ってみました。








一面に咲く芝桜は目に鮮やかなものでしたが、何故か僕だけ蜂に威嚇されました^^;
先に進もうとすると僕の目の前でホバリング。横に回ろうとしてもそのまま横に移動してきて通行を阻止。
スズメ蜂ではなかったようですが、みんともさんいわく、恐らく僕の体型から熊っぽく認識されたのでかないかと…。








蜂の妨害を大きく迂回することで避け、その先にあった展望台。
エメラルドグリーンの海もきれいですが、陸を削り取る青々とした海は美しくもあり、恐さも感じます。

本当はこの後もう1箇所予定していた場所があったのですが、各場所でのんびりとしすぎたせいか時間的に難しいと思われたため、この日の宿へ向かいました。








この日の宿は有名な観光地にある小さな温泉宿。
街中にあるので立地としてはイマイチでしたが、部屋に入ってみると2人で「うわあ…」と声をあげてしまいました。








まず、入ってすぐの部屋。
みんともさんはこの机を見て「マツダの形ですね!」と反応。
なんのことだろうと思いましたが、あの三角のマークのことでした。確かに似て…ると思います。








この部屋には音響装置が置かれていて、部屋の露天風呂でも音楽が流せるとわかったみんともさんは車にCDを取りに行きました。

みんともさんが流していたCD。








僕はジャズは…というか、音楽はアニソンばかり聴いてきてまったくもって疎いのですが、空間に広がるような音の響きがとても心地よかったです。








部屋の横は大きなガラス戸になっていて、その奥に内風呂と露天風呂が見えました。
ということはこの部屋は居間というより、入浴時の休憩スペースといった感じでしょうか。








とても広い檜の内風呂と、外の露天はツルツルとした材質で作られていました。
内風呂は浴槽だけではなく、部屋のほとんどが檜で造られていて、とてもいい香りでした。








そしてこの部屋には2階がありまして…。








2階が居間と寝室でした。
広い!豪華!
しかも「HULU」が導入されていて、いろんな映画も視聴することができました。

1階の敷地はすべてお風呂のため、2階は居住空間として。
2階建ての離れの部屋は予想以上に贅沢な造りでとても驚きました。

そんな贅沢な造りの部屋だったのですが、みんともさんがとても気に入ったのは…








階段の下の小さな収納スペース。
落ち着くのだそうです^^;

この宿は食事は提供しない素泊まりを基本とする宿でしたが、素泊まりにしてはちょっと高いなと思っていた宿泊費も納得の贅沢さでした。

その代わり、持ち込みはもちろんですが、いわゆる店屋物を各部屋で自由に注文してよいらしく、いろんなお店のメニューが置いてありました。

当初は近くの居酒屋で地元の名産でも食べる予定だったのですが、みんともさんはこの部屋をそうとう気に入ったようで、「ここに住みたい」「もう出たくないですねぇ」と言っていましたので、夕食は店屋物ですませました。
僕としてもそのほうがいろいろと好都合でしたので…。

この日は霞んでいたものの「晴れてはいないけど曇りでもない」くらいの天気でしたし、翌日も晴れのようでしたので、久々に天候に恵まれてよかったと思っていたのですが、深夜から明け方近くにパラパラと小雨が降り、チェックアウトの時はみんともさんのCX-5をはじめ、他の宿泊者の方達の車も黄砂コーティング+小雨仕上げ+きっちり乾燥で無残な姿になっていました^^;
やはり、どうあっても絶対に雨は降らせたいようです^^;

しかしその雨のせいか、翌日は前日よりも霞は晴れていたようでしたので、まずは宿の近くにあった展望所へ。










山から海へ向かう一帯が見渡せる素晴らしい景色でした。
宿のあった町は坂道が多く、そのどれもが同じほぼ方向・勾配で、扇状地ということを非常に実感できる町だったのですが、それが視覚的によくわかる眺めでした。

あまり知られていない場所かと思いましたが、けっこう多くの人が訪れていました。








次に訪れた場所はみんともさんが強く希望したこの場所。








けっこう急な坂道を上っていくと、少しずつただならぬ雰囲気に。








なんとも荒々しい風景のこの場所は活火山。
このすぐ後ろには小さいながらもその火口が見えるのです。








これだけ近くで火口を見たことは初めてでした。
今噴火したらどうなるだろうと考えるとなんとも恐ろしかったです。

いわゆる大自然の美しい景色というもののほとんどは激しい火山活動の結果によるものでしょうし、その力は人類の英知など太刀打ちできないものでしょうから、以前みんともさんが話していた「自然の景色を見て美しいと感じる心はもしかすると畏怖なのかもしれない」ということもよくわかります。

この場所はみんともさんが毎週欠かさず視聴しているという某国営放送の地理番組で紹介された場所で、みんともさんはそれを観て「行かねば」と思ったらしく、人気番組だけあってその影響か、かなり多くの方が訪れていました。

この後は特に予定もなく、ドライブがてら遠回りしながら高速の入り口に向かっていたところ、ちょっと変わった形の山が目に入りました。
卓状台地というのでしょうか、山のほうに近づいていくとどうやら頂上は公園になっているようで、それは面白そうだということで頂上を目指すことに。

勇んで向かったはいいものの、CX-5の車幅では厳しい山道を対向車が来ないように祈りつつ頂上に向かいました。
ここの運転はみんともさんだったのですが、i-dmの点数を落とさなかったのはさすがでした。











頂上に到着。
まるでカルデラ台地のような、期待どおりの絶景でした。

駐車場から下りると平坦な頂上を利用して一帯が公園のようになっていました。
ここの敷地に入った時からすぐに目につき、これは恐らく…と思っていたら、予想どおり「あー♪」と大きく反応して他には目もくれずみんともさんが向かったのは…










大きなブランコがあったのです。
なるほどこの景色の中でのブランコはさぞ爽快だと思います。








空に飛んでいくみんともさん。
かなりはしゃいで漕いでいました。

それでも安全のためか大きく揺らすことはできないようでしたので、倍以上の体重の超デブの僕なら大きく漕げるかと思いましたが、やはり無理でした^^;

ブランコで遊ぶなんていつ以来でしょうか。
小さい頃もそうだったように思いますが、この景色のせいか、ずっと漕いでいられるほどに楽しい気持ちでした。

そうして遊んでいると、公園の職員らしきおばさんが「あそこで休んでいかれませんか」と声をかけてくれました。








おばさんが案内してくれたのはこの建物。
景色を見ながら休める休憩所のようでした。

なんでも有名な建築デザイナーの方が設計されたものらしく、なるほどちょっとオサレな感じの建物。








眼下に広がる景色を見ながら、山間の谷には川が流れ、それが大きな川に繋がり、それぞれの川に沿って人が住み、平野部に広がっていくという、人の町の成り立ちがよくわかりますねと、そんなことを話していました。

そして外では時期柄、鯉のぼりがいくつか気持ちよさそうに風に泳いでおり、その鯉に向かってみんともさんが…








「カープ優勝!」

なるほど^^;
そういえばチケットが取れないことを非常に嘆いていました。

予定外で訪れた場所でしたが、とても緩やかで穏やかな空気が流れていて、今回の行程の中でも非常に充実した時間になりました。

あまりにのんびりとした雰囲気だったためか思いのほかけっこうな時間を過ごしており、この後は最初の待ち合わせ場所へ戻りました。

今まではみんともさんの住む地域の近くで待ち合わせしていたのですが、今回からは僕の住む地域の近くまでみんともさんが来てくれることになりました。

僕の体調や家計に配慮してくれてのことだと思いますが、そもそもこんな若くてかわいい女の子が僕みたいな超デブキモオタ中年醜男と一緒に旅行してくれるのですから、旅費はもちろん、それに加えて高額の謝礼金を払ってもおかしくないと思うのですが、「折半じゃないと行きません」と言われています。

せめて食事代だけでもと何度も交渉して、ようやく「じゃあお土産を1つだけ買ってください」という状況です…。しかも僕に選択権はありませんので、いつも安いお菓子を選ばれてしまいます。

そんな状態なのに、待ち合わせ場所まで気を遣わせてしまってるという…。
本当に情けなく、頼りなく、気持ち悪いブタ野郎だと思います…。

そういう心持ちではありますが、みんともさんとお別れの時はやはりどうしようもなく「早く会いたい、次はいつ会えるだろうか」という自重できない薄汚い気持ちでした。

そんな僕のキモい心情はともかく…。

かなり霞んではいましたが、久々に晴れた日にドライブ旅行ができて本当によかったです。
やはり晴れた日のドライブは非常に気持ちのいいものですが、これからの時期、僕はじっとしていても汚汗が流れ落ちてくる、周囲に不快感を撒き散らすばかりの存在になってきます…。

そんな僕にもイヤな顔ひとつせず優しく接してくれるみんともさんと早く次のお泊りオフ会に行けることを心待ちにしています。

Posted at 2017/05/18 03:34:22 | コメント(2) | キモオタの二十四節気 | 日記
2017年04月22日 イイね!

キモオタの清明2017・初版




今年の春は桜が満開になる直前から連日の雨と強風で、うららかな春の景色を楽しめなかったのではないでしょうか。
みんカラで桜の写真をアップロードされている方の写真を拝見すると全国的にそうだったようで、せめて1日くらいは春爛漫といったお天気になってほしかったです。

といっても僕は毎年、なにかの歌のように春を眺める余裕もないキモオタブタ醜男なのであまり関係はないのですが。

そんな春のある日、やっと、本当に久々にみんともさんとドライブお泊りオフ会に行ってもらえました!
もう、どれほど待ち焦がれたことか…。悶々としすぎてどうにかなりそうでした。
いや、どうかしてるのはいつものことなのですが、さすがに今回はもう。

桜が満開の時期…は過ぎていましたが、まだ散り始めのはず…ということで、今回は桜を見に行きましょうということになりました。
たくさんの人で溢れる桜の名所的なところではなく、ゆっくりと眺めていられるような、自然の中にある桜がいいですねということで、いつものように早朝に出発し、みんともさんとの待ち合わせ場所に向かったのですが…。

あまりに久々すぎて、待ち合わせ場所にいたみんともさんの姿を見ただけで暴発、大漏電しそうになりました…。
いや、みんともさんの姿を見るだけでいつでも発射オーライの小漏電が続くのはいつものことなのですが、さすがに今回はもう。









途中の道の駅にて。
この時の天気予報は当日、前日、翌日、すべて晴れマークがドン!と表示されておりました。


ついに降水確率0%で雨を降らせることに成功しました!


これはもはや能力ですね、なにかに活かせないかなと楽しそうなみんともさんでしたが…
僕としてはみんともさんみたいな若くて可愛い女の子を僕のような中年の超デブキモオタ醜男と一緒に行動させてしまって、さらに桜を見に行こうとしているのにこんな天気では本当に申し訳なく…。

途中で晴れたりすると思いますよ、というみんともさん。
確かに遠くの空にかすかに青色が見えましたのでそう期待することにしました。








目的地に到着。雨はやみましたが、曇り空…。
でも、桜はまだ残っているようで安心しました。

というのも、実はここに来る前に最初の目的地に向かったのです。
「桜公園」みたいな、桜の名前を冠する場所でしたし、案内図にもたくさんの桜の木があったので、さぞや壮観だろうと思っていたのですが、すべて散りきって完全に葉桜だったのです。
期待していたのでショックも大きく、もしかしてすでにどこもこの状態かも…と不安になっていたのでした。







ここの宣伝の謳い文句では「千本以上の桜が~」とあったのですが、どう見てもそんなにあるとは思えず…。
それでもけっこう人も多かったですし、なにかしらのイベントが催された形跡もありましたので、満開時はきれいだったのでしょう。

遊歩道の途中に東屋がありましたのでそこに座って久々に面と向かってゆっくりと話すことができました。
ネトゲで一緒に遊んでもらっている時に話してもらったりしていましたが、やはり表情が見えると嬉しいです。

以前、みんともさんがまだみんカラでブログを書いていた時の記事で、みんともさんが梅を見に行った時のことを書いていました。
その中でみんともさんが「なんて美しいんだろう」と表現したものは盛大に咲く梅の花…ではなく、割烹着のまま赤ちゃんを抱っこして散歩に来ていた若いお母さんが、赤ちゃんが梅の花に反応する顔を見ながら微笑む表情でした。

そしてみんともさんは、梅や桃や桜といった春の花が木に咲くのは冬の間に寒さで丸くなった人々の背中を伸ばすためかもしれないと書いていて、この若さでなんという感性なんだろうと非常に感銘を受けたのです。

みんともさんご本人は「あ~、書きましたねぇ」くらいでしたが^^;

そうして話してもらっている間に少しでも天候が回復しないかと期待していましたが、相変わらず空は雲で覆われていましたので別の場所へ向かいました。








またしてもこういう場所に…。
正直、嬉し恥ずかしの様子のみんともさんの反応を楽しむためです…。










でも、ちゃんと由来や歴史のある場所だからでしょう、たくさんの方が参拝に来られるようです。








みんともさん、興味津々。

ところで、ここに来る途中で新型のCX-5が追い抜いて行きました。
僕は初めて見たのですが、みんともさんはいつものようにディーラーの担当さん直々のお誘いで、丸1日試乗車を貸してもらったそうです。
乗り心地や内装などは確かに新型のほうがよかったそうですが、見た目がピンとこない、やっぱりこの子が1番カッコイイ、だそうです。
ちなみに僕はディーラーの担当が変わったことさえ連絡がありませんでした^^;

この場所に来た後はホテルのチェックイン可能時間くらいでしたので、この日の宿であるホテルに向うことにしました。

僕としてはもう、一刻も早く、1分でも早くチェックインしたくてたまりませんでしたが、ホテルに向っている途中で思わぬ場所を見つけてしまいました。








思いがけない場所でほぼ満開状態の桜が!
みんともさんが「おぉ~♪」と反応しましたので、立ち寄らないわけにはいきませんでした。










とてもきれいな状態で咲いていたのですが、ほとんど人もおらず、ゆっくりと眺めていられました。

川沿いに設置されていたベンチに座って桜を眺めていたのですが、満開の桜を眺めているとどういうわけか感傷的な気持ちになります。

普段、道や花壇に咲いている花に目がいくことはあっても、いつの間にか枯れていたりなくなっていたりしてあまり気に留めないのですが、どうして桜だけは開花を待ち焦がれたり、散っていくと残念な気持ちになるんでしょうね、みたいな話をしていました。

刹那的な美意識が打ち上げ花火に例えられることと似たようなもので、わずかな間で一気に花を咲かせ、わずかな間で散ってしまう、その散り際もまた桜吹雪となって美しい。
それは日本人が美徳としてきた在り方と同じだから遺伝子に刷り込まれているんでしょうね、特に散り方という点で。

そういうことをたいして思案もせず答えてくれるみんともさん。
背も小さいし童顔だしおとなしそうだし優しそうだし、確かに文学少女という印象はあるのですが、この若さでそこまでの感性があるなら、またブログとかやってほしいなぁ^^;

静かな場所でしたので思いのほかゆっくりと過ごしてしまい、ホテルが中心街にあったこともあり、この後は大渋滞に巻き込まれてしまい、チェックインした頃は夕方をとっくに過ぎている時間でした。








チェックインして部屋に入ったあとの僕はもう…。
夕食は近くの居酒屋にでも行って地元の名産を食べましょうとか言ってたのですが、僕にはもうそんな余裕もなく。

最近、僕が唯一友人と呼べるN君に連絡すると、いつもは遅くとも数時間内に返事があるのですが、翌日過ぎまで電話も繋がらず返事もないことがあり…。
その時は何故かみんともさんとも電話が繋がらず…そういう嫉妬心がいつも以上に拍車をかけたのだと思います…。
結局、食事をするという思考を持てる理性もないという有様でした^^;
いや、そういうことはいつものことなのですが、さすがに今回はもう…。

翌日はチェックアウトギリギリになってしまいましたので、ホテルを出た頃にはお昼近く。
さすがにお腹がすいていましたので、僕でも気軽に入れるであろうラーメン屋さんに。





空腹ということもあったのでしょうが、期待以上においしかったです!
思えば、みんともさんとラーメン屋さんに入るのは初めてでした。

この後はみんともさんを送っていく途中でなにか面白そうな場所があったら寄ってみましょうと話していたのですが…。








帰ろうとするとようやく晴れてくるあたり、さすが僕だな、と…^^;

さて、本当に久々のお泊りオフ会でしたので、少しでも、できるだけ長くみんともさんと一緒にいたかったのですが、翌日は朝からお仕事のみんともさんを遅く帰すわけにもいかず…。

みんともさんとのお泊りオフ会も、もう何回も一緒に行ってもらっていてさすがに慣れていいとは思うのですが、本当に久々でしたのでかなり辛かったです^^;
いや、別れ際が辛すぎるのはいつものことなのですが、さすがに今回はもう。

こんな中年の超デブキモオタ醜男がそんな状態になっても気持ち悪さが増すだけだということは自覚してますが、そんな僕に「また一緒に行きましょうね♪ね?」と慰めてくれるみんともさんは初めてオフ会に行ってもらった時のみんともさんが思い起こされ、泣きそうでした^^;

そしていつものように自宅へ戻る高速では涙と鼻水で、醜さと汚さと気持ち悪さと~、でした。

とにかく…。

ここ半年で色々とありましたが、またみんともさんと一緒にオフ会に行けるようになって本当によかったです。
できるだけ長く、でもいつかは潔く身を引く覚悟も忘れずに、また一緒に行ってもらいたいと思います。

Posted at 2017/04/22 06:28:09 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2017年02月12日 イイね!

キモオタの立春2017・初版




日本各地が寒波に襲われていた頃。
テレビでも周囲でも寒い寒いと言われてた中、これくらいの日が続けばいいなと思っていた超デブの僕です…。
快適というわけではないのですが、あれくらい寒いほうが汚汗が出なくて快適なんですよね^^;

そしてちょうどその頃、みんともさんとドライブお泊りオフ会へと一緒に行ってもらいました。

ここのところみんともさんとのオフ会では雨ばかりでしたが、みんともさんからの年賀状に書いてあった「some people feel the rain, others just get wet.」の言葉と、コメントをいただいた方からの言葉を受け、雨なら雨の風情を楽しもうと意気込んでいたのですが、そう思っていたら晴れるあたり、さすが僕だなと思います。

しかし、せっかく晴れたものの、前日まで雨と寒波に襲われていて気温が上がった日だったため、景色は水蒸気で霞んでいるあたり、さすが僕だなと思います。

いつものように日が昇る前にみんともさんが住む地域へ。
待ち合わせ場所でみんともさんのCX-5に乗り換え、平日だというのに妙に交通量の多い高速をサービスエリアでのんびりしながら数時間かけて走り抜け、最初に向かった先はある神社。




高速のインターを下りてすぐ。
周囲を田畑に囲まれた場所にありました。








社務所らしきものもなく、ひっそりとしていましたが、放置されて荒れている様子はありません。
そしてここはちょっと変わった神社なのです。








この神社がどういうものか、これを見れば一目瞭然。
拝殿の横にどうだといわんばかりに鎮座しておられました。
男のソレをこういった道祖神的に祀ってあるとこってけっこう多いと思うのですが、それらの多くは直立的に造られているものが多い中、これはある意味かなりリアルです…!








本殿のほうを覗くと、やはりソレを模ったものが多く奉納されていました。
みんともさん、興味津々。








次に向かったのはこの神社。








先ほどの神社とは違って社務所もあり、参拝に来られている方もけっこういらっしゃいました。
ここはどういう神社かというと…










やはりこういうモノが…。
実は先ほどの神社と小さな川を挟んで対になって建てられているらしく、一説によるとあちらが男神、こちらが女神なのだそうです。
その説によると男神のほうが日本のラスプーチンとも例えられる道鏡さん、女神のほうが当時の女性天皇の考謙天皇とされるらしく、そう考えると色々と納得できます。

それだけだとなんだか俗物的な紛い物の感じもしますが、境内はとても静かでのんびりとした空気が漂う、とても良い雰囲気の神社でした。

みんともさんはこの2つの神社をとても気に入ってくれたようで、社務所で変わったお守りや手拭を嬉しそうに買い込み、その時に神社の方に熱心にお話を聞いていました。
容姿のせいもあるのでしょうが、こういう、相手に警戒心を抱かせないというか、誰からも話かけられやすく、気に入られやすいオーラはすごいなと思います。

そのお話を横で聞いていると実はかなり歴史の深い神社のようで、地元の人達にも大事にされているらしく、いろんな説話もあるようでした。
そのほとんどが道鏡さんの淫蕩ぶりに由来するものが多かったのが微笑ましいというか^^;

そしてそういうものまで神様として祀ってしまうあたり、当時の日本のおおらかな気質が感じられます。
「我を崇めよとか救いたまえみたいな宗教より、なんでもかんでも神様にしちゃう神道のほうがよっぽど健全だと思います」というのはみんともさんの意見。

神様:「なんかみんなが神様って言うから神様らしいけど別にすごい力を持ってるわけじゃないし、願い事があるなら自分でがんばりなさいよ、こっちはなにもできないんだし。だから願掛けとかされてもなにもできないけど、とりあえずなんか、みんなで仲良く笑って暮らしてればなんかいいことあるんじゃないの?」

人間:「でもあいつら一応神様らしいし、日本の神様って怒るとメチャクチャするから、とりあえず酒(お神酒)と女(巫女)と芝居やダンス(神楽)で機嫌取っておこう。」

というのが、みんともさんの講釈による神道らしいですw
お賽銭や絵馬も「神様である俺達になんかしてほしいなら、ほれ、なんか持ってこいよ」ということらしく、お布施とかお気持ちなんて上等な言葉で包むよりなんとも人間臭いというかわかりやすいというかw

そういうこともあってか、神社で拝殿に向って手を合わせて拝んでる人も多いですが、みんともさんは神社にお参りする時は「こんにちは~♪」と挨拶してますw

もしかして神社で神様として祀られて願掛けされている、例えば代表的な菅原道真公も、合格祈願とかされながらもしかしたら「いや…そんなこと言われても自分でがんばってよ…」と思っているかもしれませんねw
故に、神社とは「~ますように」と願掛けしに行くものじゃなく、「~します」と報告しに行くものらしいです。

しかし…まだ若いのにそういうことに詳しいみんともさんの感性には本当に驚かされます。

神社の雰囲気を堪能しつつ、実は色々あったので次の予定をいくつか飛ばして、宿に向かう道をドライブしながら目に付いたところに寄ってみましょうということに。








展望所という看板を見つけ、向かってみた場所。
カルデラ地帯を視界いっぱいに感じられる素晴らしい展望でした。

ちょうどこの展望所の前にあったお店で食べたなんとかサンドがとてもおいしかったのですが、そのお店がアメリカンでオサレな感じのお店だったので、中年の超デブキモオタの僕は違和感ありまくりで緊張してしまい、せっかくおいしかったのに写真を撮ってませんでした…。












宿に向う近くで見つけた展望所。
荒々しい火山が遠くに見える丘陵地帯を見渡せる神々しささえ感じる素晴らしい場所でした。
もっとスカッと晴れていればもっと気持ちのいい眺めだったと思います。








そして今回の宿へ。
山奥の…ではないですが、周囲になにもない静かな場所にある温泉宿でした。












敷地の中には小さな川や滝が造られており、水しぶきが凍って花のようになっていて、みんともさんは大喜び。










母屋に併設された談話室。
薪ストーブにもちゃんと薪がくべられ、パキパキと薪が割れる音だけが響くとても落ち着きのある部屋でした。
読書好きでもあるみんともさんは「こういうとこで1日中本を読んでいたいですね」と絶賛でした。








この宿はすべての部屋が独立した離れの部屋に専用の露天風呂がついた部屋でした。
離れの部屋じゃないと色々と不都合というか…はい…。








部屋は純和室の1室だけでしたので、食事の間に係の方が布団を敷きにくるということ。
ということは貴重品はもちろん、見られたら恥ずかしいものは隠しておかないといけません。








部屋の窓からは簡単な庭と部屋付の露天風呂が見えました。








前回のオフ会で宿泊した宿の部屋付露天があまりに良すぎたこともあってずいぶんシンプルに感じましたし、2人でいっぱい…というより僕が入るとかなり狭くなるくらいの広さでしたが、これはこれで風情があってよかったです。
かけ流しでしたし、湯船いっぱいのお湯に入ってザバーッと豪快に溢れ出すのは、とても贅沢な気分です。
ただ、みんともさんに加え、そこに超デブの僕が入るとお湯が半分くらいになりましたが^^;








こちらは宿の大露天風呂。
野趣に富んで広々としていましたしけっこう深い洞窟風呂がありましたが、諸般の事情により早々に退散。












そして夕食。
一般的な温泉宿の侘び寂びを感じるそれとはちょっと違って、見た目のインパクトに注力した派手目な盛り付けと献立でした。

それは何故かというと…

宿に入った時からなにか違和感を感じていたのですが、ああ、なるほどと…。

まず宿の部屋にはそれぞれ花の名前がつけられているのですが、それぞれの部屋に番号札がかけられていました。
勘の良い方ならこの時点でお気づきだと思います。

つまり、外国人宿泊客の獲得に力を入れている宿である、と。
その外国人というのも、その国の文化や雰囲気を楽しもうとする西洋の方々ではなく、おかまいなしに自分達の要求を押し通そうとするお国の方々…。

先ほどの宿の露天風呂から早々に退散したのも、洞窟風呂の中から大騒ぎしている声が聞こえてうんざりしたため^^;
通路ですれ違う時も、譲り合うわけでもなくこちらにどけと言わんばかりの不遜な態度。
以前宿泊した宿では西洋の方がいらっしゃって、すれ違う時にも「Hi」と挨拶してくれて、ある程度英会話のできるみんともさんと楽しげに話していたのですが…
他の迷惑を顧みず、集団のほうが強い、騒々しいほうが強い、自分達が楽しければよい、というのはなんだかどこかで…。

宿としても経営していかなければならないでしょうから仕方ないことだと思いますが…
以前訪れたある有名な観光地も、もはや日本人のほうが少ないほどあちらの国々の方で溢れており、地元の方が「国内の方がもっと訪れてくれればこんなことにはならないんですけどね…」と寂しそうに呟いていたことが思い出されます…。

そういう残念なこともありましたが、部屋は1つ1つが離れの部屋でしたので、そこが救いでした。

そしてこの日は極寒の日でもありましたので、温泉がまあ気持ちのいいこと。
立ち上る湯煙が月明かりに照らされてとても風情がありました。

しかしやはり睡眠時間は1~2時間になってしまい、朝食をいただいた後、チェックアウト時間ギリギリまで部屋にいました。

前日の「明日は昼前から雨」という天気予報どおり、どんよりとした灰色の空。
でも、もしかしたら途中で晴れるかも…と思い、大きな滝のある渓谷に行ってみました。










大自然の荒々しさが感じられる豪快な場所でした。
やはりこういう、落ちたら確実に無事ではすまないな…という場所は恐いですね。

付近を散歩しながら、ちょっとくらい晴れないかなと期待していましたが、ついにポツポツと雨が降り始めました。
本格的に降ってきたら帰りの高速が霧に包まれて非常に時間がかかってしまうため、あきらめて帰ることにしました。

僕はいくら遅くなってもかまわないですし、できるだけ長くみんともさんといたいのですが、そのためにみんともさんの帰りが遅い時間になってしまうのはあまりに申し訳ないので…。

そして気持ちを切り替えて、さあ帰りましょうと車を走らせていると途中からスカッと晴れてくるあたり、なんとも僕らしいなと…。
やはりそういう運命なんでしょうね、僕は^^;

そして今回みんともさんが買った自分用のお土産がこちら。





神社で買った「そういう形」のお守りや、大人の駄洒落や都都逸が書かれた手拭い。
袋にも男性のソレがしっかり印刷してあったりして、とても嬉しそうでしたw

そしてもう1つ、みんともさんがついに自白してくれたのが…





実はくまもんが大好きなようで、途中の道の駅で見つけたくまもんのエプロンを、迷いに迷った挙句、抑えきれずに購入してしまったようですw

「実はずっと前からかわいいと思ってて…」
みんともさんによると、こういうキャラクターを「かわいいー♪」と、言葉にするのが自分の中で許せなかったらしいです…^^;

実際、このエプロンが置いてあったコーナーではくまもんの歌がずっと流されていて、みんともさんは何度も歌に合わせて「くまもんもんもん♪」と無意識に口ずさんでしまったようで、そのあと「あ…」という感じになっていましたw

そういえば以前、くまもんのTシャツやグッズを購入していた時も「ご当地のキャラクターグッズを買うことが復興支援の資金に直接役立つはずです」と、もっともらしい理由を言っていたのもそういうことだったんですね^^;


そんなわけで…

今回のオフ会は非常に寒い日であったため、いつものように汚汗まみれになることはありませんでしたが、この冬ももうすぐ終わって超デブには辛い時期になってきます…。
なんとか春になる前にもう1度、一緒に出かけてもらえたらと強く願います…。

Posted at 2017/02/12 05:17:53 | コメント(4) | キモオタの二十四節気 | 日記
2016年12月27日 イイね!

キモオタの大雪2016・初版



年末が近づいてきて、母から年賀状の作成を頼まれ、絵柄となる素材を探していると、いつの間にか2次元美少女のエロ画像を保存しまくっていることってよくあることだと思いますが、それはともかく、僕が子供の頃の冬といえば、寒い日にはつららができていたり、バケツの水が凍っていたりして、今よりもっと寒かった気がします。

近年の冬は日によってはとても暖かかったり、周りの人達が寒い寒いと口にする日でも「まあ寒いかな…?」くらいに感じるのは僕が超デブだからという理由だけではないのかもしれません。

そして今年の冬の中でも少し暖かい日、みんともさんとオフ会と称して長距離ドライブ旅行に行ってもらいました。

僕は年末年始も平常勤務ですし、みんともさんも仕事柄クリスマスや年末年始はお仕事が特に忙しい時期なので、その合間を縫ってという感じになりました。

当日は雨こそ降っていませんでしたが、どんよりとした鉛色の空。
いつものように陽も上りきらない早朝に出発し、みんともさんとの待ち合わせ場所からみんともさんのCX-5で移動開始。
SAで休憩を挟みながら数時間高速を走り抜け、まず向かったのは広域農道。





西側の入り口近くにある展望所。平野が広がり、遠くの市街地まで見渡せる眺めの良い場所でした。

この道は、ある伝説のライダーがここを走った時に、その景色を非常に気に入ったそうで、そのライダーの名前を冠した名前がつけられています。

もちろん僕のようなキモオタブタ野郎がそういうライダーのことを知る由もないのですが、非常に景色の良い道だということをネットで知り、みんともさんとドライブしてみましょうということになったのです。

そういう道路ですから、バイク好き・車好きの方にとっては聖地的な道路なんだろうなと思っていましたが…





休憩所の地面を見るとこの状態。
これでもほんの一部で、一面この状態でした。
だいたいどういう人達の所業か想像に難くないですが…。

休憩所はかなり残念な感じでしたが、このコース自体は適度な曲がり道とアップダウン、なにより流れてくる景色がとても素晴らしい道でした。

しかし、農道ということでのんびり走れるかと思っていたのですが、震災以降この道が主要道路になったようで、大型トラックなどかなりの交通量でした。










東側の入り口近くの展望所。
ここもすごい景色でした。天気がよければもっとすごいと思います。

僕達の他にも多くの人が立ち寄っていましたし、火山地帯であることを見せつけられるかのような荒々しく雄大な風景に圧倒され、しばらく見入っていました。

ちなみに、ここの看板の支柱はバイクの部品で造られているようでした。









上の展望所から下に見えた施設。
どうやら野外音楽堂みたいな感じでした。

書くまでもなく僕はライブなどに行ったことがなく、せいぜい地元のアニメショップに声優さんのイベントを見に行ったくらいなのですが、趣味や仕事でこういう場所に関わりの深いみんともさんはとても興奮していました。

確かに広いステージの後方に雄大な山がそびえるロケーションは見ているだけで気持ちの良いものでしたし、こういう場所でのんびりと音楽を堪能できたらとても良いリフレッシュになりそうです。

上の画像の右のキャラはみんともさんが一緒に遊んでくれているPSO2というネトゲでみんともさんが使っているキャラです。
わざわざスクリーンショットを撮らせてもらってこういうことするからキモいんですよね…。
オフ会の時のみんともさんの服を僕がお願いしてるのはこういう理由だったりします…。








途中で立ち寄った道の駅で。おばあちゃんっ子のみんともさん。
横の広場でご年配の方々がゲートボールに興じているのを眺めながら「老後はこういうとこで暮らしたいですねぇ」と言っていました。








けっこう大きな規模の道の駅で、大きな水車があったりしましたが…








それよりも鯉のほうが気になるみんともさん。








次に向かった場所は牧場の中にあり、駐車場からこの門を通って行った先にありました。
完全に牧場の中ということで門の入り口では消毒液が設置してあり、しっかり除菌して入りました。









すぐに着くのかと思いきや、坂道をけっこう上っていかなければなりませんでした。
そしてここになにがあるのかというと。












めちゃくちゃ大きい杉の大木!
大きさといい形といい、恐いくらいでした。

「なんか動き出しそうですねぇ…」というみんともさんの言葉を聞いて、この大木の枝が触手みたいに動いてみんともさんをエロアニメみたいに…とすぐに想像して危うくなるあたり、相変わらず重症のキモオタです…。

そんなキモい妄想はともかく、周辺の空気も凛としていましたし、異形とも思える大木の雰囲気もあって、不思議な感じのする場所でした。

この辺りで頃合の時間でしたので宿に向かいました。
僕としては一刻も早くみんともさんと宿に入りたいので、いつも宿の受け入れ時間直後にチェックインできるようにしています…








今回の宿はここ。
山の中にある宿で、母屋から離れた場所にある戸建のお部屋でした。














玄関があったり、居間、和室、寝室、台所、ちょっとした茶室や庭まであって、完全に一軒家のようでした。
部屋のすぐ横には小さいながらも水量の多い川が流れていて、とてものんびりとした雰囲気でした。










そして、檜の内湯と、みんともさんのお目当ての川沿いの露天風呂。
部屋付のものなので、自分達だけでこの環境を独占できるのですから贅沢です。








そして夕食。
山の幸がたくさん盛り込まれた、「山の宿ならこれが欲しい」というものが揃ってとてもおいしかったです。

しかし…どの宿でもそうなのですが、僕はみんともさんが仲良くしてくれるまでこういった料理にはまったく縁がなかったせいか、味の良し悪しなどわかるはずもなく、どれも非常においしく感じます。
そんな僕を見ながらみんともさんは「おいしいですか?じゃあこれもあげますね♪」と、色々と分けてくれるのですが…

みんともさんは体が小さいから小食なのだろうと思いますが、特上のメインの品まで「いいですよ~♪」と分けてくれて、僕が食べるのを「おいしいですか?おいしいですか?」と嬉しそうに聞いてきてくれて…。

とても母性の強い慈悲深い性格の女の子だということはよくわかっているのですが、自分の年齢の半分近くも若い女の子からこういうふうに扱われて、つくづく己の威厳の無さに情けなくなります…。

じゃあそういうふうに扱われるのがイヤかというと、めちゃくちゃ、とても嬉しいし、そんなみんともさんに甘えまくりなのですが…


夜になって部屋の露天に入っていた時、当然ながら辺りは真っ暗闇で、うっすらとした月の明かりと夜のしじまに川の流れる音だけが聞こえる中、湯船に浸かりながらぼんやりと川や森を眺めていました。

真夜中に川の近くで森を眺めるということは、普通なら体験しないことでしょうし、川を挟んだ向こうにある森はなんだか違う世界のように感じて、昔の人達が川というものを様々な区切りに感じていたこともわかるような気がしました。

また、川のしぶきがぼんやりと白く光るように見えたりして、そんな中で森を見ていると、昔の人達が夜というのはヒトの世界ではないと考えていたことも理解できる気がしました。
それでもこうやって湯船に浸かりながら、達観するかのように眺めていられるのは、自分が安全な場所にいるという安心感があるから。

やはり自然というものは遠くから眺めるものであって、共存なんて考え方はおこがましく、ヒトの住む世界とは分けなければいけないのかもしれません。

以上、すべてみんともさんからの受け売りですw








そしていつものように翌朝までほぼ一睡もできませんでしたが、翌日はいつものようにこういう天気でしたので、いつものようにSAで遊びながらみんともさんとお別れして帰路に着きました。

みんともさんとお別れして帰り道で考えることもいつものように…。

やはり僕みたいな超デブの見るからにキモオタな中年男とみんともさんみたいな若くて可愛い女の子が一緒に歩いていたりすると自分でも不釣合いなことは自覚できますし、すれ違う人達から奇異の視線を感じますし、DQNっぽい男からはあからさまに「なんでお前なんかと?!あ?!」みたいな態度をとられたり、僕といるのがあまりに不自然なせいか、目の前でナンパまがいに話しかけられることもありますから、みんともさんに対して本当に申し訳なく、情けなく…そんな思考で溜息ばかりの帰り道でした。

冬休みに入るとみんともさんは仕事が非常に忙しくなることもあり、またしばらくはみんともさんに会えることはないと思います。

今年もこんな低学歴低収入の超デブキモオタ醜男にイヤな顔ひとつせずとても優しくしてもらえましたし、色々なことを叶え、受け止めてもらえました。

また来年も…と思いますが、この先、みんともさんが想いを寄せる男が現れたら自分はその時点できっぱりと身を引くんだということを肝に銘じつつ、それができるだけ先であることを願いつつ、また来年も仲良くしてもらえたらと思います。


ところで、今回のオフ会はクリスマス…というより、みんともさんの誕生日が近かったこともあり、プレゼントを用意してお渡ししました。

僕からみんともさんへのプレゼントは「3000円以内じゃないと受取拒否」と言われていましたが、今年の僕の誕生日に高そうな財布をいただきましたし、その前の年もまさに豚に真珠なプレゼントをいただきましたので、これでは不公平すぎますと抗議したところ「3000円台までならOK」という譲歩案をいただけましたので、悩んだ挙句、ちょっと変わったアロマディフューザーを渡しました。





とても喜んでくれて早速部屋で使ってますと写真を送ってくれたのですが…
僕は女の子はブランド物や貴金属をあげたほうが喜んでくれると思いますし、そのほうがプレゼントっぽいと思っていましたが、あっけらかんと「興味ないです」「そういうの欲しい時は自分で買います」と言われました。

恐らくみんともさんは僕の家の経済状態に気を遣ってそういうことを言ってくれているんだろうと思いますが、チラリとそのことを伝えると珍しく憤慨した様子で「私になにをあげようかと考えてくれて、その時間を使ってくれたこと、どうしてそれを選んでくれたのかということが伝わるほうがよっぽど嬉しいんですよ」みたいなことを、柔らかくお説教されたこともありました…。

その言葉は本当のことだとは思いますが、それでもやはり、自分だけ高い物をもらっておいて返せないというのは心苦しいものがあります。
そもそも僕みたいな男ならみんともさんみたいな女の子とは、話をするだけでもお金を払わないといけないと思うのに。

書いている内にまたそんな暗い気持ちになってしまいましたが、また来年もみんともさんと仲良くしてもらえる年であればと思います。

というわけで、いつものように湿り気たっぷりの内容になってしまいましたが…。

今年一年、どういうお気持ちか、酔狂にも僕のブログを訪れて記事を読んでくれた方々、奇特にもコメントまで書いていただけた方々のお気遣い、本当にありがとうございました。
どうぞ皆様が良い新年を迎えられますように。

Posted at 2016/12/27 04:39:21 | コメント(3) | キモオタの二十四節気 | 日記
2016年12月16日 イイね!

キモオタの立冬2016・初版





少し前のことになりますが、新型のCX-5が発表され、現行のものは生産停止になったというニュースを読みました。
マイナーチェンジもありましたが、ついにか…という寂しさがあります。

新型の画像も見ましたが、確かに洗練されててかっこいいと思いますし他の車よりも惹きつけられるのですが、現行のCX-5を初めて見た時のような強烈な印象はありませんでした。

みんカラに登録したおかげで僕の人生をとても大きく変えてくれた出会いがありましたし、CX-5を買わなければみんカラに登録することもありませんでした。

そういう運命的なことを運んできてくれた車ですし、ローンもたんまり残ってますし、できるだけ長くこの車に乗っていくつもりですが、それでもいつかは買い換えなければならないでしょう。

正直な話、大きな病を抱えた母と僕の2人だけでボーナスなしの安月給で家計や医療費の支出を行っている低学歴・低所得・無能の僕がローンを組んでまで手を出していい車ではなかったと思っていますが^^;
カスタムに費やす余裕なんてありませんし、みんカラに登録してるクセにどノーマルです。

そんな状況ですので、もし次に買い換えることがあるなら軽自動車かデミオだろうなぁと思っています。

そういうことを考えていた時期、ディーラーさんがリアカメラの白化をやっと認めてくれたので交換してもらいに行った時、店内でボサーっと待っていたら購入してからお会いしてなかった営業担当の人が珍しく顔を出してくれました。

挨拶もそこそこに早速次の買い替えのことについてあれこれと勧めてきました。
「車検を出す前に来ていただいてたら…」とか言ってましたが、納車後1度も会ってなかったですし、そもそも車検であんな金額を提示しておいて、こういう時だけずいぶん虫のいい話だと思いましたが、あちらもお仕事でしょうからね。

しかし、そもそも僕はあからさまにお金を持ってないことがわかるからか、ひととおり金額を提示したあとは「ごゆっくりどうぞ」とどこかに行ってしまいました。

ごゆっくりというか、すでに2時間近く待ってるのですから、せめて代車をお借りしたかったのですが…結局3時間以上ひたすら待っていましたw

ディーラーとしてもこんな超デブキモオタの醜男を店内に置いておくよりもボロボロの代車でも与えて外に出しておいたほうがいいと思うのですが。

対照的にみんともさんはディーラーから「お渡ししたいものがありますので」と言われて行ってみたら展示会で余った物だとかでミニカーやカレンダーなどをもらっただけではなく、到着したばかりの車内のあちこちをビニールで包まれた試乗用のCX-3を1日貸してもらえたらしく、ドライブの写真と一緒に感想を送ってくれました。





僕としては「こ、この写真は誰が撮ったんだろう…」というほうが心配になりましたが、お兄さんだったらしくちょっと安心しました^^;

CX-3に対するみんともさんの感想は「すっごくよかった」「いろんな面においてちょうどいい」「理想的」と、大絶賛していました。
みんともさんは「次に買い換える時はその時の新しいCX-5」と言っていましたが、CX-3も候補になったようですw
デミオを借りたという時は欲しいとまでは言っていませんでしたので、やはり試乗って大切なんですね。

外観や内装が大きく変わり、いよいよ次の世代になる新しいCX-5。
なんせ新車で車を購入したことが始めてでしたので、なんだかちょっと寂しさを感じている最近ですw


話は変わって、先日、誕生日を迎えました。
といっても年齢的に嬉しい気持ちなどまったくなく、むしろ年々歳を重ねていくことが不安で仕方ないのですが^^;
18歳になった時はいろんな面で嬉しかったですけどねw それももう20年以上も前のことです。

もちろん誕生日当日は誰からもお祝いされることなく、黙々と夜勤を終えて帰宅しましたが。

しかしその数日後、みんともさんがわざわざ遊びに来てくれました。
といっても、いつものオフ会の相談で、誕生日ということもあって僕の部屋に来てほしいとお願いしたのですが…^^;

実はみんともさんが僕の部屋に来てくれたのは2回目なのです。

初めて来てくれた時なんて、自分の部屋に女の子が入るなんて生まれて初めてでしたし、その緊張と興奮は異常なものがありました^^;

部屋を埋め尽くすキモオタグッズをどうにか隠せないかと必死で考えましたが、とても隠しきれる量ではありませんでしたし、みんともさんのご兄弟も僕と同類の方々ということに期待して、ありのままの状態を曝け出すことにしました。

部屋に入ったみんともさんは積み上げられたフィギュアやエロゲ、散乱するエロマンガを目にしても特に引かれることなく「お兄ちゃんや弟の部屋もこんな感じです」と言ってくれました。
さすがに大きく印刷して何枚も貼っているみんともさんの写真に対しては恥ずかしそうでしたが…^^;

そういうふうにポスター代わりに何枚も貼っているみんともさんの写真や部屋のあちこちに飾ってあるみんともさんの写真を見た母は、みんともさんをアイドルの女の子だと思っているらしく、「あんたもやっと現実の女の子に目を向けてくれて安心した」と言ってました^^;

そのことは母にとってはかなり嬉しかったようで、事あるごとに「なんの歌を歌ってるのか」「どのテレビに出てるのか」と聞いてくるのでごまかすのが大変ですが…

みんともさんに会いたい一心ではありますが、交友関係もほとんどなく、遊びに出かけることも稀な、仕事以外はほぼ引きこもりの僕でしたので、さぞ心配していたのでしょう。

そんなこともありつつ、みんともさんが僕の部屋に来てくれたのは初めてではないのですが…
やはりこんな超キモオタ丸出しの部屋に若くて可愛い女の子がいるというのは違和感ありまくりで、しかもオタク界隈とは縁遠そうな、可愛くて童顔で小さくておとなしそうで真面目そうという、まさにオタク男が好みそうな女の子ですから、これはもう犯罪の雰囲気が…





そんな僕の緊張を意に介さず「なんかお兄ちゃんの部屋にいるみたいです」と、楽しそうにゲームで遊ぶみんともさんでした^^;
実際、兄弟仲も非常にいいようで、お兄さんや弟さんの部屋で一緒にゲームで遊ぶことも多いそうです。

そして誕生日だったということでプレゼントまでもらったのですが…





なんだか高そうな財布をいただきました…!
去年も僕にはまさに豚に真珠というプレゼントをいただきましたし、僕もそれなりのプレゼントを贈りたいのですが「3000円以内じゃないと絶対に受け取りません」ときつく言われています…。

ちなみにプレゼントは汚れたり傷つけたりするのが恐いので包装紙ごと大切に保管しています。
女の子からプレゼントをもらうなんて数年前の僕には絶対に信じられないことですし、それがエロゲから出てきたような理想そのまんまの女の子からですから、一生の記念なのです^^;





今まで使っていた財布がコレでしたからね^^;
さすがに見かねて買い与えてくれたのでしょう…

僕としては話をするだけでも許されないくらいの自分の半分近い年齢の若くて可愛い女の子にこんなことまでさせてしまって情けない限りです…。

とはいえ、「女の子に誕生日をお祝いしてもらう」という、僕にとっては「そんなのエロゲのイベントでしょw」ということを現実にしてもらってもちろん嬉しいという言葉では表せないくらいなのですが、やはり今もどこか夢を見ているような感覚なのです…。


そして最後に、最近購入してきたもの。





待ちに待った桜玉吉さんの新刊です。
お察しのとおり、僕はマンガといえばエロマンガ・エロ同人ばかりなのですが、それ以外で揃えている数少ないマンガ家さんの中のお1人です。

僕と同年代で小学生の頃に「ファミ通」を読んだことのある方ならば、この方の作品を目にしたことがあるかと…。

その頃からこの方のマンガに妙に惹かれるものがあり、現在でも大好きなマンガ家さんです。
ご本人がつげ義春さんに非常に傾倒なされていることもあって、妙に通じるものがあり、どなたにもオススメできる作品ではありませんが、基本的にはギャグマンガですので楽しませてもらっています。

そんな、最近の出来事でした。


Posted at 2016/12/16 03:22:08 | コメント(3) | キモオタの二十四節気 | 日記

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チビ・超デブ・ブサイク・キモイ・コミュ障・低学歴・低収入の、これまで美少女フィギュアとかエロゲとか薄い本とかそっち方面にばかりお金を費やしてきた悲惨な中年オ...
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