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おたふとのブログ一覧

2021年11月07日 イイね!

キモオタの霜降2021・初版




朝晩はこんな超デブの僕でも冷え込みを感じるようにはなりましたが、日中はやっぱりすぐに汚汗まみれになるキモオタ豚男な僕です。

約半年ぶりに行くことができたみんともさんとのお泊まりオフ会から、今度は一か月もあけずに…またみんともさんと会うことができました。

お泊まりオフ会の帰り道でさえ、すぐに戻ってみんともさんに会いたい僕にとっては数週間でさえ長く感じてしまうのですが!

なんせ前回、4日間にわたってさんざん…だったのに、その帰り道の段階ですでにみんともさんのことを思い出していつでも放電準備完了の状態になりながらの運転でしたし、家に帰ってからも僕の意思とは別の意思を持った生き物のようになっていましたからね…^^;

しかし、これだけ僕の発電棒はみんともさんのことを求めているのに、やっぱり他の3次元の女の子にはまったく反応しないんですよね…2次元美少女にはすぐに反応しますが^^;

そんなことはともかく!

いつものように儀式は執り行い、今回のお泊まりオフ会はドライブ…ではなくて、列車のスタンプラリーでした!

しかも、鉄道趣味のある僕じゃなくてみんともさんのほうからの希望だったのです。

これまでのお泊まりオフ会で僕の鉄道趣味に付き合わされてきたみんともさんですが、イヤな顔ひとつせず、いつも楽しそうに一緒に行ってくれました。

その様子はまさに根暗で虐められている肥満児の鉄オタの小学生男子が、近所の優しくて母性の強い憧れのお姉さんに連れ添われて来て、「この路線は〇〇系の電車が…」などと興奮気味に説明する男の子に対し「そうなのね、詳しいね、すごいね♪」と優しい笑顔で接してくれてるような様相ですが…。

そんな僕の鉄道趣味に付き合ってくれる中で、みんともさんは「駅」というものに興味を持ってくれたのです。

そしてあるお仕事で渡された硬券の切符を懐かしいと感じたようで、このスタンプラリーをやってみたくなったようなのです。

僕にとっては理由や行き先はなんでもいいんです。みんともさんと一緒にいれれば!

でも今回は鉄道絡み。
エロゲから出てきたような女の子と一緒に鉄道趣味の旅行ができる…しかも泊まりで…

こんな女の子とこんなことできるなんて、妄想さえしてなかったことです…。
毎日辛くて仕方なかった、あの頃の僕に伝えたい…「将来、こんなお姉さんとこんなことできるから、今は耐えるんだ」と…。

そんなことはともかく!

本当はすべて電車で行くべきなんでしょうけど、路線の状況や時間的なことを考えると厳しすぎる。
ということで、往復の切符を購入して、車で回りましょうということになりました…結局ドライブですね、みんカラだからこれでいいんでしょうが。





この路線の始発駅…の新幹線側!
新幹線も停車する駅なので駅舎も近代的なのですが、周囲はとても閑散としていました。

ここでスタンプラリーの用紙を入手して出発!
そんなに多い駅数でもないし、長い路線でもないので、お昼過ぎくらいには終わるだろう、そしたら後は宿でいっぱい…なんて考えていましたが、今回もまたみんともさんの「誰からでもすぐに話しかけられる」スキルが発動しまくり、想定外のことまで起きたので、予定よりはるかに時間がかかりました。











全部の駅を書くわけにはいかないので、印象的な駅だけ。

とてものどかな景色の中に建ち、周囲の風景と調和した古い駅舎。
「きれいなとこですねぇ」と、みんともさんも和んでいたのですが…!

こんなとこでまさかという方々と遭遇し、詳しくは書けないのですが、みんともさんもちょっと焦ってました。












駅名と共に、駅舎の前の大きな樹が特徴的な駅。
ホームにカマキリがいたので近づいてカメラを向けると…。

カマキリと目が合うのはそういうふうに見えるだけ、と言いますが、こっち見てますよね。
















みんともさんが特に印象的だったという駅。
民家のような駅舎、手作り感あふれる駅名板、非情に趣のあるホームの風景。

写真を撮っているとみんともさんのスキルが発動。
どう見ても通りかかっただけのおばあさんがみんともさんに話しかける。

強烈なおばあちゃん子であるみんともさんは嬉しそうに会話が拡がる。長時間話し込む。この地域にお嫁においでと勧誘される。
※以前も何度かこの流れがありました。

しかしそのおかげでこの辺りの歴史を教えていただきました。
もともと鉱山を主要とした路線だったことは知っていましたが、やはり当時は非常に栄えていたそうで、その頃の様子を実際に過ごしていた方から聞くことができるのは現実味があります。

時代の流れで各地域の旺盛が移り変わるのは仕方のないことだと思いますが、その時代の歴史の面影をなんらかの形で残していってほしいと思います。

しかし、こういう気さくな方と話していると必ず聞かれるのが、どこから来たのと「どういう関係?」
この年齢差だけじゃなく、風貌や雰囲気が違いすぎますから、どうしたって夫婦や恋人同士には見られないでしょうからね…。
今回も「インターネットで知り合った友人同士です」と切り抜けていました。いや、事実みんカラに登録してたからこんな関係になれたんですからね…。










幹線沿いにあって道の駅も近い駅。
ということで、もう少し賑わっているかと予想していましたがそうでもなく…。

そしてまたしてもここで。
電車が来たので写真を撮って戻ってみると、今度は交流館に集まっていらっしゃったおじいさん達にみんともさんが捕まっていました。

おじいさん達と言ってもやはり男性陣の集まり。
この地域の話から次第に話題はみんともさんの容姿や超ミニスカの格好、そして僕との関係や夜のことまで…!
「いや~、おいも若かったらねぇ!」「こげんお姉ちゃんじゃったら兄ちゃんも止まらんやろ?!」

みんともさんもこれがDQNやチャラ男だったら、いつものように淡々と「ありがとうございます」で流すのでしょうが、相手がおじいさん達なので恥ずかしそうにしながらも楽しそうに話していました。

去り際に近くの珍しい見どころを教えていただけましたが、なにしろこの時点で予想より3時間以上オーバー。
行ってみたくはありましたが、今回は先を急ぐことに。










映画にも使われたという駅。
なるほど、駅舎の古めかしさや周囲の光景など、非常に雰囲気のある駅でした。

こういう駅にはみんともさんが駅舎訪問についてきてくれる理由の一つ「駅ノート」がありそうでしたが、見つけられませんでした。












大きな温泉街の名前がついた駅で、観光で使用する目的の駅だろうから、人も多いんじゃなかろうかと思っていたら誰もいなかった駅。

駅舎の大きさや絵の展示、ホームから見える大型宿泊施設などを見ると、休日はけっこう賑わうのでしょう。










もっとも難所となった駅。
なにしろ駅舎がないので車が入れないのです。

車をコンビニに置かせてもらって歩いて行ったのですが、やはり超デブ。
わずかな距離を歩いただけで汚汗まみれになりながらたどり着きました。

そんな汚汗まみれの僕を見ても優しく微笑みながら「汗びっしょりですねー♪」と、自分のタオルやハンカチで僕の汚汗を拭いてくれるみんともさん…。

こんな超デブのキモオタ中年の汚汗なんて、女の子にとっては硫酸並に危険で気持ち悪いことこのうえないはずなのに…。

道路の横の細道がホームに向かう通路。
小さな待合小屋。白線の意味を成さない狭さ。
驚きの駅でした。

しかし、こんな小さな駅でも利用している方がいるということを、通路脇に置かれた自転車が物語っていました。








ゴールの終着駅!
やはり達成感がありましたので、まるで勇者が地域住民を困らせている魔物を退治してきた証のごとく、往復分の切符とスタンプシートを提示したところ、反応が薄い…。

そして「…あ!」と、思い出したかのような顔をして事務室に記念品を取りに行ってくれました。

…やっぱりやる人少ないんだろうなぁ…。





その記念品。
乗車記念証と記念切手シートと硬券の切符集。
みんともさんはこの切符集がお目当てだったそうで「うわあぁ~♪」と、目を輝かせていました。

そしてこの日の宿であるホテルにチェックインし…いつもなら部屋の写真を撮ったりするのですが…そんな余裕はありませんでした…!


ということで、本来ならちゃんと電車を使ってやるべきだと思うのですが、もし電車でやってたら…
停車から電車を降りて路線橋を渡って改札を抜けてスタンプを押して戻ってくる…ということを1分くらいで行わなければならず…。
そんなこと超デブのキモオタ中年にできるはずもなく。

しかし、いつかみんともさんと一緒にのんびりと電車に揺られながら旅行してみたいなと思います…。

そしていつもならまたしばらく会えない…はずなのですが…今回はまた近い内に一緒にお泊まりオフ会に行ってもらえそうです…!

またたっぷりと溜め込んでおかなければ…!

Posted at 2021/11/07 17:14:59 | コメント(0) | キモオタの二十四節気 | 日記
2021年10月24日 イイね!

キモオタの寒露2021・初版




出た時は寒かったのに帰ってきたら寒かった。

どういうことかと言うと…ついに、ついにその日がやってきたのです。
ついに!ついに!みんともさんとお泊まりオフ会へ行くことができたのです!






※また無駄に長くなってしまっているので、ここで引き返したほうがいいと思います…。


みんともさん自身のお仕事が非常に忙しかったこと、コロナ禍、僕の定期的な検査入院。
いろんなことが重なり、すでにもう半年以上ずっと会えていませんでした。

そうなるともう、どんどん悲観的な気持ちになっていくわけです。
いつかは身を引かなくてはいけない時がくる、そう覚悟はしているものの、できるだけ長く、願わくば永遠にこの関係が続かないものかと、どこか期待しているわけで。

しかし、会えない期間が長くなるほど、そんな期待値もどんどん下がっていき、悲観的な考えばかり浮かんできます。
自分より半分近く若い女の子…それも見た目から中身まで完全に理想どおりで、その容姿や性格や雰囲気はまさにエロゲから出てきたような女の子。
そんな女の子がこんな超デブの中年キモオタなんかとこんな関係になってくれるなんて、やはりエロゲの中の出来事なわけで。

やはりみんともさんは僕の重度の妄想が作り出した幻だったのではないか。
これだけ会えていないと、みんともさんもそんな非現実的なことから解き放たれてしまって、現実の世界に戻ってしまうのではないか。

そんなことばかり考えている中、みんともさんとのLINEのやり取りや、時々話してくれる電話(今はテレビ電話があって助かりました)が心の支えでした。

そして夏が過ぎ、コロナ禍の規制も一旦緩和され、みんともさんは長期のお休みがとれるようになったらしく「久しぶりにどこかご一緒しましょう!」と…。

ついに…!ついに…!やっと…!やっと…!
情けないことですが本当に涙が溢れ出てしまいました。

行きたいところは相談するでもなく、すぐに決定。
日程を決めて、その日を待つばかり。
そして久々に執り行う恒例の儀式、1週間前からみんともさんの画像や動画で自家発電し、放電寸前で停止する行為を完遂し、当日を迎えました。

いつもなら待ち合わせ場所に向かう間、ただでさえこんな超デブのキモオタ中年と一緒なのに天候まで悪かったら申し訳なさすぎる…と、発電棒を漏電させながら天候のことなど心配していたりするのですが、今回はそんな余裕ありませんでした。

漏電どころではなくなっている状態のまま、ただひたすら、一刻も早くみんともさんに会いたいと、そればかりでした。

そして待ち合わせ場所で待っていてくれたみんともさんの姿を見つけると「本当にいた…本当にあの子と…!」と、頭の中は緊張と興奮で混乱しながら発電棒は自我を持って勝手に動き出しそうなほど超反応。
「ご無沙汰してますねぇ♪」と、その笑顔と声だけでもう危険な状態。

なんせこの半年以上。
1日平均3回、休日になると5回以上の僕の自家発電活動において、そのほとんどの発電材料はみんともさんの画像や動画だったのです。

いつもなら観光気分でどこかへ立ち寄ったりするのですが、今回ばかりはなるだけ早く宿泊場所へ…!

今回は過去最長、4泊してもらえることに…!
僕の目的はただ1つでしたし、みんともさんもあまりに忙しかったせいか「とにかく日常から切り離されたい」とのことでしたので、何度か利用させてもらってすっかりお気に入りになっている宿に連泊して、とにかくなにも考えずに過ごしましょうということになったのでした。











1番近くのお店まで車で20分という山奥の中の広大な敷地にぽつんと建つ1棟貸し切りの宿泊施設。
チェックイン時に管理の人に挨拶すると、本当に誰1人すれ違うことさえないのです。









過剰なサービスはありませんし、しませんが、あるものは好きに使ってくださいという、山奥に1棟だけの貸し切りで放置してもらえる。
こういう場所しか無理だったのです。

なので、チェックインしてから翌日のお昼近くまでは食事も摂らず、寝ていません。なにかを食べる時間さえもったいなかったのです。

翌日のお昼くらいに僕もみんともさんも気絶するように眠って、夕方暗くなり始めた頃に目が覚めて、ようやく少し理性が戻った感じでした。

さすがにお腹がすきすぎていたので、早速食事の準備。
今回も途中のお店で4日分の食材を買い込んできていました。





囲炉裏での火熾しもだいぶ慣れてきました。
適当に炭を放り込んでガシガシ風を送ればいいコンロやグリルと違って難しいんですよね。







この地域のお店の食材はとにかく安くておいしい。
囲炉裏で焼物という雰囲気も相まって非情に美味です。

その翌日。
ずっと部屋に篭もっていてもよかったのですが、少しお出かけしてみましょうということになりました。

以前から書いていますが、みんともさんは「誰からでもすぐに話しかけられる」という特性があります。
恐らく小柄で童顔で人畜無害そうな愛らしい顔立ちという小動物的な印象があるからだと思われますが、この日はそれがいかんなく発揮されました。

まずはなにかのCMで有名になったらしいトンネル跡があるようでしたので、そこに行ってみることに。





山際の道に突然現れました。
ここの鉄道を通そうとしていたのでしょうか、普通のトンネルの形と違って、かなり独特の印象がありました。









少し異様な印象さえあり、薄暗くなる時間帯だとちょっと怖いのではないでしょうか。
ここに鉄道を通そうとしていたということは、この地域にそれだけの生活があったということなのでしょう。
これまでにも廃線跡など見てきましたが、時間旅行の入口に立っているような不思議な気分になります。

で…。

僕とみんともさんはトンネルの端で写真を撮ったりしていためけっこう離れていたのですが、そこへ後からやってきたライダーさんがみんともさんに話しかけていました。

「な、なにか話してる…」と、焦りながらも恐る恐るトンネルの向こう側で話しているみんともさん達のほうへ歩いていったところ、僕のほうをチラと見ただけでみんともさんと話し続けるライダーさん。

僕がみんともさんの近くに来ると「あ、じゃあ一緒に行ってみますね、ありがとうございます!」というみんともさんの言葉に「え?!」という感じで僕を見て「え?あ、そうなんですか?…じゃあ…」と立ち去るライダーさん。

どうやらすぐ近くの橋のことを教えてもらっていたようで、よかったら案内がてら一緒に行きましょうか…ということだったらしいです。

そこに僕のような豚男が近づいてきても…そりゃこんな子とこんな超デブ中年キモオタが一緒に行動しているとは思われませんよね…。

そしてライダーさんに教えてもらった橋に行ってみることに。











立派な二連の石橋。
これは確かにすごい。堂々とした構えです。

しかしこの橋はそこじゃなく、時間帯によっては橋の影と光が合わさってハートマークに見えることが有名らしく、その時間帯が近かったようでけっこうな人数が見にいらっしゃいました。





↑わかりにくいと思いますが、そういうことらしいです。

そして写真を撮るために橋下に降りて戻ってきてみると、老夫婦と話し込んでいるみんともさん。
老婦人とはいえ、旦那様と共にとても品のある方で、みんともさんも楽しそうに話していましたが「ところでどういうご関係なの?」と、直球で聞いてくるあたり、さすがだな、と…。
容姿や雰囲気だけじゃなく、なにより年齢差もありますからね…。
「良い友人です」とみんともさんがにこやかに答えると「そうなのね、色々あると思うけど仲が良いことが1番だからね」と、色々察してくれたようですが、とても和やかに話すことができました。
「ああいう方が仰ると重みがありますね」とみんともさん。

そして宿に戻ろうとしたのですが、走り出したところですぐに道が逆だと気づき、方向転換。
少し走っていると、前を走っていた白い軽自動車が脇道に入ったのですが、すぐに出てきてみんともさんの車を追いかけてくるかのように接近。
なんだろうと警戒して先に行かせようとしたら軽自動車も止まって人が降りてきました。

煽ったと勘違いさせるようなこともしてないし、なんだろうと思っていたら、降りてきたのはにこやかな老紳士。

「橋を見に来たんじゃろ?他にもいろいろあるけんこれを見てみんね」と、新品の観光パンフレットを渡してくれました。
「え!これを渡すためにわざわざですか?!」
「うん、さっき道間違えたりしよったけん、橋ば見にきたんじゃろうねと思うて追いかけた。せっかくやけん色々見てまわって!」

みんともさんと2人「なんてご親切な!」と、おおいに感激し、せっかくだからと教えてもらった橋に行ってみることに。











苔むした姿がなんとも趣きのある石橋。
すぐ近くを幹線道路が走り、その道が開通されたため使われなくなったのでしょう、忘れ去られたようにひっそりと佇んでいました。
橋の横に滝があり、周囲の雰囲気と共に非情に風情がありました。

「うわあ…これはいいですねぇ…」と、みんともさんもその情趣に心奪われるといった様子でした。









橋の風情も素晴らしかったのですが、橋のたもとにあった木もすごかったのです。
最初はただの倒木かと思ったのですが、根本を見てみると、横向きに生えているのです。

長く伸ばした枝はずいぶん先のほうまで伸びていて、途中で見失うほどでした。
ここまで枝を伸ばすのにはたしてどれくらいの年月がかかったんだろう。
橋の姿と共に、時の流れを感じずにはいられない場所でした。

ではそろそろ宿に戻りましょう…と車を走らせていたのですが、途中にあった工芸品のお店にみんともさんが興味を示し、立ち寄ってみたところ…。

他にも複数のお客さんがいらっしゃったのですが、店主らしき若い男性が熱心にみんともさんに話しかけてくるのです。

自分が何故この仕事をしているのか、仕事に対する熱意や意義、作品に対する思い、将来の展望…
当然ながら僕の存在など眼中にない様子で、とにかく熱心にみんともさんに語っていたのです。

みんともさんもお仕事柄、話を展開させるのに長けていますので、ますます話に熱が帯びる男性。
僕はもちろんのこと、他のお客さんにも目もくれず、みんともさんに何度もお茶を出して語り続けていました。

かれこれ1時間ほど経過して、さすがにみんともさんが話を切り上げようとすると、裏に個人的な連絡先が書かれた名刺を渡されていました。

「すいません…悪い人じゃなかったから、なかなか話を切れずに…」と、申し訳なさそうなみんともさん。
小一時間ほど出かけるはずでしたが、宿に戻ってきた時にはすっかりお昼も過ぎていました。

宿に戻ると食事の仕込みを始めるみんともさん。







「さすがに4日間も焼物ばかりはなんでしょうから、なにか食べたいものはあります?」との質問に、いろいろと思案しましたが、以前作ってもらったビーフシチューとオムライスをお願いしていたのです。

スポーツでも芸術でも仕事でも、なにかしら道具を使う作業は、その道具を持った様子だけでその人の経験が見て取れますが、料理においてはそれが殊更顕著な気がします。

本人は「あまり得意じゃないです」というわりに、てきぱきと複数の作業をこなしていくみんともさん。

そしてようやく本来の目的であった「この環境でなにも考えずダラダラ過ごす」ことになりました。




本を読んだり…




ぼんやり景色を眺めたり…




明るいうちからお風呂に入ったり…




ボードゲームで遊んだり…




途中で買ってきたケーキを食べたり…











前日に仕込んでおいてくれたシチューを使ってオムライスを作ってくれたり…
世の男性は彼女やお嫁さんのこういう姿を当たり前のように見れているんでしょうね…




夜になると人の暮らす町と完全に切り離された環境というのが、より感じられます。
深夜にデッキに出たりすると、真っ暗で虫の鳴き声しか音がない中、横の草原で獣が動き回る音が響いてちょっと怖かったりします。




次の日もまた本を読んだり…

大袈裟じゃなくて、本当に誰もいないし来ない場所なので、自然の音しかせず、とても静かなのです。
風が通り抜けていく感覚とか、スズムシやコオロギは昼間から賑やかに鳴いていることがよくわかります。




また景色をぼんやり眺めたり…




またボードゲームで遊んだり…






夜はswitchで遊んだり…

とにかくそんなふうに、残りの時間は特になにもせず過ごすことができました。

僕としては半年以上会えなかったみんともさんにようやく会えて、こうして少しでも長くみんともさんと2人だけの時間を過ごしたかったので、とても充実したオフ会になりました。




最終日、名残惜しそうに景色を眺めるみんともさん。

解散場所へ向かう時は「またしばらく会えないのか…」という気持ちになるので、どうしても落ち込みぎみなのですが、解散する時に「今年はけっこうお休み取れそうなので、いろいろご一緒してくださいね!」と言ってくれて…!

それがどんなに嬉しいか…でも帰り道はやっぱり「ああ!好きだ!好きだ!本当に大好きだ!」という感情でいっぱいになり、汚涙を流しながらの帰路でした。

とにかく、ようやくみんともさんに会うことができました。
心のどこかで半信半疑になっていたみんともさんという存在も、本当に存在したということにどれだけ安堵したか。

いつか身を引かなければいけない時がくる。
その覚悟はあるけど、願わくばそれはずっと先であってほしい。できれば永遠に。
そんな気持ちをあらためて痛感したオフ会でもありました。

そして、オフ会に出かけた時はまだ暑いくらいだったのに、帰ってきた時は肌寒く、わずか5日の間で季節は少し進んでいたようです。
また季節が変わらないうちに一緒にお泊まりオフ会ができればと日々願うばかりです。
Posted at 2021/10/24 01:52:14 | コメント(0) | キモオタの二十四節気 | 日記
2021年05月03日 イイね!

キモオタの穀雨2021・初版



コロナ騒動がこんなに長引くとは想像していませんでした。
世情は民主主義やらどこ吹く風のようになり、なんだかそれがスケープゴートになって本質的なものが見失われているようにも見えますが、低学歴低収入の社会の底辺層に蠢く虫のような僕が考え及ぶはずもなく。

そういう小難しい話はさておき、ちょっと前のことになりますが、みんともさんと一緒にお泊まりオフ会に行くことができました。

当初は天気予報が曇りや雨だったため一緒に駅巡りをしてもらうつもりでしたが、日程が近づくと天気予報が一変。
どうやら晴れそうですねということになり、目的地や宿を変更したのでした。

そしていつものように…1週間前からみんともさんの写真や動画を見ながら、発電すれども放電せずの儀式を執り行い、漏電状態で当日を迎えました。

もうですね、いつもこんなこと書いてますが、数日前から僕の発電棒は異常な状況で、みんともさんとの待ち合わせ場所に向かっている時などはこのまま放電するんじゃないかという状態ですし、待ち合わせ場所でみんともさんの姿を見るともう、別の生き物のようにみんともさんを求めまくるのです…。

我ながら気持ち悪いと思いますが、超デブの中年キモオタらしいとも思います。

そしてみんともさんのCX-5に乗り換え、最初に向かったのは…








とても立派な石橋。
現役の水路橋なのだそうで、みんともさんが1度見てみたかったということでやって来ました。










休日になると橋の途中から盛大に放水される行事もあるようですが、この日は平日ということもあり、橋の上の通路も封鎖されていました。残念。

みんともさんは興味津々といった様子で、橋が造られた経緯や歴史に見入っていました。

橋そのものもすごいけど、何故この場所に、どういった理由で、どうやって造られたのか。

表面的なものより、本質的なものに価値を求めるみんともさんの希望により、次はこの橋へ続く水路の基へ行くことになりました。










そしてやってきたのがこの施設。
水道局とかが機械的に管理しているわけではなく、自然の力をそのまま利用しているようです。

最初はこの設備であんな大きな橋へ供給できるのだろうかと思いましたが、円の中から大量の水がどんどん溢れ出てくる様は静かながら迫力もあり、自然の力の怖ささえ感じました。





この設備の横に大きな川が流れていて、その川から先ほどの設備に水を引いているようでした。
そして各地域に均等に水が行き渡るように仕切り石で工夫をしている、と。

しかし本当によく考えられています。
やはり頭のいい人というのは時代を問わず存在するのですね。

水道なんてなかった時代に水というものがどれほど重要なものだったか、ということがよくわかります。










用水路を通って先ほどの橋や地域に流れていくのですね。

みんともさんは用水路というものに強く惹かれるものがあるようで、ずっと見ていられるし、とても落ち着きます、と言っていました。

以前もわざわざ用水路を見に行ったりしてましたもんね。


この後は予定していた宿へ向かったのですが…。

ここがもう、非常に強烈で…。
「ちょっと無理ですねぇ…」ということになり、翌日の予約もその場でキャンセルし、急遽お気に入りの宿へ連絡して翌日の宿泊をお願いしました。

中にはそんな残念な施設もあるんでしょうが、ここはちょっとひどすぎました…。

そして翌朝まで起きていたこともあり「こんなとこ早く出ましょう」ということで、翌日は早朝にチェックアウト。

この日も快晴だったこともあり、気を取り直してドライブすることになりました。







僕たちのお泊まりオフ会にしては珍しく、雲1つない快晴。
ただでさえ素晴らしい景色だらけの中を爽快にドライブすることができました。












時々立ち寄る広場。
広々とした草原の穏やかさと背景となる荒々しい火山の対比が美しいです。

初夏のような陽射しで、山の緑の色も匂いも濃いものでした。














先ほどの場所からほぼ反対にある峠。
ここからの眺めは圧巻です。

こんな荒々しい場所でも歴史は深いようで、みんともさんは最近この辺りの歴史を調べることが多いそうです。














ちょっと離れて隣りの連山へ。
一直線に走る道路が気持ちいい場所でした。

本来は飛行実験などに使用される場所のようで、こんな場所で大空を飛べたらどんな気持ちでしょうね。

飛行機が飛び交う時代になっても空への憧れは変わらないんですね、と言うみんともさん。

この先、果たしてヒトが意のままに空を飛べる時代がくるのでしょうか。














そしてこの地域を襲った大きな震災がわかる場所へ。
非常に多くの方々が訪れていました。

崩壊した大きな橋と新しく作られた大きな橋。
崩壊した橋の一部はそのまま残されています。

あんな大きなものを一瞬で破壊する自然の驚異。
こんな場所にあんな大きなものを作る人類の英知。
どちらも恐ろしいです。










そして急遽予約した宿へ。
これで山の周囲を1周りしてきたことになります。

相変わらず素敵な対応と素晴らしい展望。
怖いくらい静かな中で景色を眺めながら、この地域の名物でもある御弁当屋さんのお弁当を食べました。

朝からなにも食べてなかったので、景色の良さも加味されて非常においしかったです。








素晴らしいとこだらけのこの宿ですが、お風呂に入りながら景色が眺められるのもいいのです。

下手な温泉よりよっぽど満足できますね!と、みんともさんも絶賛。














そして夕陽を見ながらテラスでバーベキュー。
この宿に宿泊した時は残念ながらいつも雲が多くてよく見えなかったのですが、この日は山に沈むきれいな夕陽がしっかり見えました。

僕みたいに40年近く女の子とまともに話したことさえなかった中年の超デブキモオタが、真面目そうな可愛い女の子がちょっとえっちな格好をしてくれて、こうして2人きりで夕焼けを見ながらバーベキューしてるなんて…。

これはどうにも現実感がなく、やはりエロゲの中に迷い込んでるんだろうなと、あらためて、つくづく、しみじみと感じました。










夕食の後は部屋でボードゲーム。
恐ろしいほど静かなので、コン、コンとボードに駒を置く音が妙に落ち着くのでした。








さすがに明け方前には眠ってしまいましたが、翌朝。
「戻らないといけないんですねぇ…」と、朝の陽光に映る森林を見ながら黄昏るみんともさん。

こういう、日常とは完全に切り離された場所は現実逃避には持ってこいですが、徐々に現実に戻っていくのが辛いんですよね。

そういう意味では観光地とかのほうが気持ちの切り替えがやりやすいのかもしれません。
そのためか、帰路の車内での会話はどこか日常的なものが多いような気がします。

そして解散場所でみんともさんにお礼を言い…次に会えるのはいつでしょうねと…。

予想どおり、帰宅して数日で緊急事態が云々の騒ぎになり、またしても不穏な雰囲気に。

「別に関係ないし。自分がよければよくない?」という、休日の道の駅やSAを無駄に占拠したり集団になって息巻いたりするようなことを良しとしない子なので、またしばらく会えないんだろうなと思います…。

でも、「早くどこか行けるようになればいいですね」という言葉を支えに、また不要不急の外出を控える日々を過ごしていきたいと思います。


いや、休日でも基本的に部屋に篭もってエロゲやエロアニメざんまいな僕にとっては普段どおりではあるのですが。
Posted at 2021/05/03 03:41:12 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2021年03月23日 イイね!

キモオタの啓蟄2021・初版




冬来りなば春遠からじ、ということでいよいよ春っぽくなってきました。
天気の良い日は春の陽気で暖かい日も増えてきました。

ということは、僕のような超肥満体の豚男は早くも汚汗が流れ落ちてくる日が増えてきた、ということです…。

春の訪れと共にコロナ禍の閉鎖された空気も若干緩和されてきて、これを油断と取るべきか難しいところですが、少なくとも世間は少し明るい雰囲気になったと思います。

蜜となりそうなお店で飲食を共にする交友関係もなく、基本的に部屋にこもってエロゲざんまいの僕にとってはあまり変わらない日常なのですが。

そんな僕の日常の中で数少ない、そしてとても貴重で重要なみんともさんとのお泊まりオフ会。

結局今年は温泉に行けずじまいでしたが、それでも何度か会えていたのは本当に嬉しいことでした。

そして今回。大自然の中で春を感じてみましょうということで一緒に行ってもらえました。

今回も2泊してもらえることに!
いつものように1週間前からみんともさんの画像や動画を見ながら発電すれども放電せずの儀式を執り行い、待ち合わせ場所へ向かいました。

そしてみんともさんのCX-5に乗り換え、最初の目的地に到着!








いつもの超ミニスカじゃないのには理由がありまして…。
今回、途中で違う車両に乗り換えることになっていたのです。
車両のタイプを考慮すると、とてもいつもの超ミニスカのようなふとももやお尻が見える格好では無理だったのです…。








その車両というのがこちら。
道交法では馬は軽車両扱いらしいのです。
だから馬の免許もあるとか。

今回どこに行きましょうかと話している中でみんともさんが「馬に乗りたいです」と言っていて。
それも、街中にあるようなところじゃなく、自然の中を馬に乗って闊歩したいとか。

そういった理由でここになったのでした。
おそらく、最近みんともさんが夢中の「ウマ娘」の影響もあったと思われます…。








車両の準備ができるまで牧場の犬と戯れるみんともさん。
猛犬注意と書かれていましたが、人懐っこすぎる犬で足元に寄ってきて「撫でろ」と言わんばかりにゴロンと。
みんともさんは大喜びで「うしゃしゃしゃしゃ!」としていて、猛犬とは程遠いような。
施設の方のお話によれば「動きが雑すぎるから」ということらしいです。








そしていよいよ騎乗!
この施設は馬に乗って草原や丘陵を歩き回れるもので、施設の方が馬を引いてくれるわけではなく、引率の方はいるものの、自分で馬に指示を与えていくのです。

よって、最初に実技指導みたいなものがあると思いきや、ざっと説明されただけで「いってらっしゃ~い!」と…!

みんともさんはお仕事で何度か乗馬の経験があるらしいのですが、僕にそんな経験があるはずもなくとても焦ってしまいましたが、とてもよく訓練されたおとなしい馬でしたので僕のような者でも安全に乗ることができました。

とはいえ、慣れないうえに運動神経の欠片さえない僕は、馬に乗るみんともさんの姿を撮ろうと意気込んで持ってきていたカメラなど取り出す余裕もなく、スマホのカメラで撮影するのがやっとでした。







しかし、雄大な景色の中を馬に乗って歩き回るというのはなんとも悠然とした心持ちで「大空と大地の中で」など口ずさみたくなるような気分でした。

雲っていたのが残念ですが、新緑が芽吹いた頃はとても美しい景色の中を歩き回ることになるのでしょう。

約1時間ほど歩き回り、馬を降りると、先ほどまでののんびりとした気持ちはどこへやら、足がガクガクしてまともに歩けない状態。

「最初はそうなりますよねぇ」とおかしそうに笑うみんともさんは平気な様子でした。
乗馬って乗ってるだけですが、体幹などの面で実はけっこう運動量があるらしいです…。
日頃の運動不足がモロに出てしまうわけですね。








休憩がてら近くのお店で昼食。
ここでみんともさんが僕に見せるためにスマホのウマ娘を起動したところ、音量設定を変えるのを忘れていたようで店内に響き渡る「サイゲームス!」

みんともさんが慌てて音量を下げていたところ、隣の席にいたバイクのツーリング仲間らしき男性グループから「え、やってるんですか?」と話しかけられ、しばらく楽しそうに話し込むみんともさん達…と、それを薄ら笑いで遠巻きに見る僕…。

そんな僕に「えと、失礼かもしれないですけど、どういったご関係なんですか?」と、その内のお1人からど直球な質問をされるという…。

若くて可愛い女の子と、その半分近くも年上でキモオタ丸出しの超肥満の中年豚男…とても恋人同士には見えないのは自分でもわかっています。
もちろん僕としては恋人どころか今すぐにでもお嫁さんに…と願ってはいますが、いまだにお互い敬語ですし…。

「や、えと、ネットゲームの知り合いなんですよ^^;」と、みんカラの名前を出すのは避けたかったので、もう1つの事実なほうで答えると…

「え、じゃあオフ会なんですか?!」
「2人で?!」
「いつもなんですか?!」
「うわ、本当にこんなことあるんですか!」
「いいなぁ!羨ましすぎるでしょ!」

みたいな感じで矢継早に質問され、最終的に僕のような奴とこういう関係になってるなら自分(達)なら絶対イケる!
といった雰囲気でどうもみんともさん狙いのようになり「よかったら僕達とご一緒しませんか?(ただし僕は除外)」みたいな感じになってきたので、逃げるように退散しました。

みんともさんとのオフ会の途中でみんともさんがナンパ紛いに話しかけられることはこれまでにも何度かあり、そのいずれも所謂DQNというか俺って悪いぜ?みたいなわかりやすい人種だったのですが…。

この時の人達は見た目の雰囲気は僕と同種の人種の人達っぽかったですが、やはり最近の若い世代のオタクというのは明るい人達なんですね…。

ちなみにみんともさんは道の駅で改造車やバイクの集団が占拠しているのを見て「うわぁ…」と引いていました。

秩序のある集まりならいいですけど、いい年齢して集団になって息巻いて周囲に迷惑かけてるのは痛々しくて見てられません…という意見は僕も大いに同意します…。








お店を後にして地元のスーパーみたいなとこで食材を買い込み、本日の宿へ到着。

みんともさんが非常に気に入って強く希望したこともあって前回と同じ宿です。
僕はみんともさんとお泊まりできるならどこでもいいですし、ここは僕もとても気に入っていたので再訪となりました。

前回来た時には仕事熱心な犬がお出迎えしてくれて、みんともさんに妙に懐いて一緒に散歩したりしたこともあり、みんともさんもそのことを楽しみにしていたのですが…。

予約をする時に犬君のことを聞くと、残念なことにその犬君は亡くなってしまったのだとか…。

みんともさんに伝えると非常にショックだったようですが「行ってから知るより事前に教えてもらってよかったです」と言っており、まず最初に犬君のお墓参りに行きました。














相変わらず良い雰囲気の環境と部屋。
諸事情で写真を撮った時系列がバラバラです…。

ここは素泊まり専門で室内に洋風の囲炉裏やきれいなキッチンが完備されていることもあり、食材は自分達で持ち込んで調理する必要があるので、先ほど書きましたように途中にあった地元のお店で食材を買い込んできたのですが…。

このお店があり得ないほど安くてみんともさんがとても驚いていました。
恐らく地産地消を目的としたお店だったと思いますが「だとしても安すぎですよ!」と。

しかもそれが全部めちゃくちゃおいしいのです。
お肉なんかは普通の1000円以下のパック売りのお肉も信じられないほどおいしかったですし、ちょっとだけ贅沢をしましょうと買った1500円のステーキなんて、これまで食した中で1番と言っていいくらいおいしかったのです。

お米はみんともさんが持ってきてくれたのですが「こんなに違うのはきっと水がいいんですよ」と。

「この地域の人はこれが普通だと思わないでほしい!」「町のほうだったら倍以上しますよ!」と憤慨していました。

そういった理由もあり、なによりみんともさんが準備してくれたということもあり、実は最近僕は厄介な病気のせいで食事制限をしていたのですが、リミッター解除で食べまくりました。









そしてやっぱり朝方近くに就寝して、ゆっくり起きた翌日。

陽が差してとても気持ちよさそうでしたので朝食の前に草原を散歩しました。









その後、ボードゲームで遊びながら地元のお店で買ってきていた手作りのケーキを食べていた時に、前日にあるおもちゃを買ってきたことを思い出しました。










この地域に来る途中のSAで見つけて「懐かしい!」となって買ってしまったものです。
僕にとってはとても懐かしいものでしたが、みんともさんは知らなかったようで…男女差というより世代差でしょうね…。

そして早速草原で飛ばしてみることに。














なんか、思い出の中のグライダーはすごく遠くまで飛んでいる記憶があるのですが、思っていたより飛ばない…。
最近はこんなものなのか、それとも目線が高くなったせいなのか。

それでもみんともさんにはとても面白かったようで、何度も飛ばしては拾いに行き、また飛ばしては追いかけ…と、まるで子犬のようでした。

風を受けると高く旋回するのが気に入ったようでした。
















この宿の水は近くの水源から引いたものらしく「この地域の食材がおいしかったり、家から持ってきたお米がこんなに味が違うのは水がいいからだと思います!」というみんともさんの主張を確かめに、その水源へ。

水源から流れる川はすごい透明度で、地域の方々が水を汲みに訪れていました。

観光地化されている気配もなく、地域の方々が大切に守ってきたことがわかる様子で、水を汲んだ後はお社にお賽銭を入れてお礼をしていました。

僕達も少しもらって帰りましょうと順番を待っていると、高齢の方が数個の20Lタンクに水を汲んで運ぼうとしていたのでみんともさんと一緒に手伝ったら「こういうとこなんですよ♪」とみんともさんが褒めてくれました。

僕達の前にいた金髪カップルは早くどけよと言わんばかりでしたからね…。
















水源の帰り道、以前訪れたことのある公園があったので行ってみました。

奇妙に剪定された植木、ありあまるほど違和感を放つ七福神、統一感のない銅像達と、相変わらず独特の雰囲気を醸し出していました。

みんともさんが落書き帳を見つけて、早速書きこんでいました。
他の方々の書き込みを読むと、やはりみなさん困惑していた様子。










よくわからない公園ではありますが、とても静かでのんびりとした空気の漂う良い場所だと思います。

ベンチの横には小さな桜の木についたつぼみが花を咲かせようとしていました。

「お花見で賑わう名所よりも、こういうとこで静かに咲いてる桜をのんびり眺めていたいですね」と言うみんともさん。

もう少し遅く来ていたらさぞきれいだったでしょうし、お弁当でも持って遊びに来たらとても良いお花見になっていたと思います。












宿に戻って食事の後は、本を読んだりゲームで遊んだり…。

みんともさんが読んでいる本は、前回の時にみんともさんが買ってきていたもので「こんなの読まなくても無意識でしてくれてますから」と、僕が取り上げたのですが、「絶対持ってきてくださいね!」と言われて持ってきたのでした…。

なんでも、本の中身じゃなくて、この本自体に関わる嬉しいこと

(twitterでこの本を持ってるまりのさんのエッチな絵を描いてもらった)

があったらしいのでした。

ゲームは最近みんともさんがアニメもゲームも夢中になっているという「ウマ娘」

みんともさんがはまっていると聞いて僕も視聴したのですが…とても熱いです。
みんともさんが言うように、萌えじゃなくて燃えな作品だと思います。

そして僕もゲームを始めてみて…いかんせん課金する余裕がないのですが、それでも面白いです。
スマホゲームにあるまじきクオリティだと思いますし、ウマ娘達が激走している様子は「〇〇タン萌え~」よりも「いけ!がんばれ!」となります。


そしてまたしても朝方まで…という感じで外が明るくなりかけた頃にようやく就寝。








誰もいない、なにもない、時間が緩やかに流れる場所…のはずなのですが、2日なんてあっという間でした。

「帰らなきゃいけないんですよねぇ」と、とても名残惜しそうなみんともさん。

「次は一か月くらい遊びに来られては?」という管理人さんの言葉に「じゃあもう住ませてください!」と答えていました。

できるなら是非僕もそうしたい…その時はみんともさんも…というか、みんともさんと一緒に住めるならどこでも…!

そしてものすごく後ろ髪を引かれながら帰路に着きました。

ちなみに、みんともさんが「お家に買って帰りたいです」と、食材を買い込んだお店に立ち寄って帰りました。


そしていつものように解散場所でみんともさんに何度もお礼を言って、僕の車が見えなくなるまで手を振ってくれるみんともさんの姿がサイドミラーから消えると…。

感謝と寂しさでいつものように汚涙が溢れ、しかしそれでもハンドルの真下の隆起は剛直を極め、早くもみんともさんに会いたいと心も体もいろんな汚液を溢れさせるのでした。







そんなわけで、春真っ盛り、というわけではなく、春が始まったことを感じる中でのお泊まりオフ会でした。

春を感じる内にまたみんともさんに会えたらいいなぁと思います…。

Posted at 2021/03/23 02:03:31 | コメント(0) | キモオタの二十四節気 | 日記
2021年02月08日 イイね!

キモオタの大寒2021・初版



年が明けて約1ヵ月以上過ぎました。
冷え込んだり温かくなったり、この頃は春の陽気さえ感じさせられ、節分やバレンタインのイメージが違うものになってきました。

これまで(エロゲの中で)数多くの女の子からバレンタインのチョコをもらってきた僕ですが、そのイメージは雪の降る寒い日に、手袋とマフラーをして頬を赤くした女の子から息を白くしながらもらっていた印象なのですが、最近の気候だと薄手のカーディガンとか着てそうです。

そんなこの1ヵ月だけで様々なニュースが飛び交い、濃密な新年の幕開けだったように思います。

中でも緊急事態宣言の発令…。
こうなることは誰しも予測できたことなのにこうなってしまったこと、普段政治に興味を示さない人達まで議論を交える。

僕みたいな下級どころか底辺層に蠢く虫みたいな物体には分かり得ない原因や理由があるのでしょう。
それはもしかするととても簡単なことかもしれませんが。

しかしそんなことより身近な問題。
僕にとってはまた長い間みんともさんに会えなくなってしまうのかと落胆しました。

こういう時に「は?関係ないし。自分が楽しければオッケー!ウケル!」ではなく「過度な自粛は必要ないけど空気は読みたいですね」なのがみんともさん。

しかしこの時期は休みが合わせやすいこともあり、僕としてはなんとか会いたかったですし、みんともさんもどこか行きたいですねと言ってくれていました。

みんともさんと2人で色々と思案しまして「自分達以外誰とも接触しない」ことを主題として計画を立て、その結果、今回のお泊まりオフ会は「山奥にぽつんとあるコテージに篭る」ということになりました。


そして当日。
食料は前日にみんともさんが買っておきますとのことだったので、みんともさんとの待ち合わせ場所へ直行。

みんともさんのCX-5に乗り換え、いつもならばSAやPAに立ち寄りながら目的地に向かうのですが、今回は宿へ直行。








数時間かけて到着。
山奥の草原の中にぽつんと建つコテージ風の宿です。










車を停めると仕事熱心な犬がお出迎え。
雄だったからか、やたらみんともさんに懐いてずっとついて来たので一緒に周囲をパトロール。

人と動物が同じ方向を見てる写真ってなんかいいですね。








夜に撮ったので時間の流れがバラバラですが、お部屋の中。

かなり広いお部屋でした。










窓側にカウンター席があったりして、宿泊施設にしてはちょっと変わった造りでオサレな感じだったのですが、もともとはカフェだったそうなのです。

そう聞くと「なるほど確かに」と思える造りでした。








このお部屋の魅力の1つ、洋風の囲炉裏!
行く前は「これはとても魅力的ですね!」と話していたのですが、後ほどこれに苦戦するのでした。








キッチン設備も充実。
食料もみんともさんが買いこんできてくれていましたし、心配なし!








トイレや洗面台も2つありました。
カフェだった時の名残りかもしれません。








いい感じの小部屋にある寝室。
秘密のテラスみたいなものもあってワクワクしました。










もともとは従業員さん達の休憩室だったのでしょうか、和室もありました。
2間もあって広い!










そしてこの部屋の最大の魅力がこのテラス。
目の前に広がる草原を独占できるのです。

誰もいない、誰もこない。
まさに世界から切り離された感じがしました。

しかも冬の山奥の高原だというのにとても暖かく、テラスに出ても陽射しが温かいくらいでした。


この素晴らしい環境でどう過ごすのかというと…!








本を読んだり…








周辺を散歩したり…
(みんともさんドラクエウォーク中)








テラスでコーヒーを飲みながらボードゲームしたり…。








夕焼けを眺めたり…山に沈む夕陽に手を振ってお別れするみんともさん。

「特になにもしない」のが今回のお泊まりオフ会のテーマなのでした。








陽が暮れて夕食の準備をしてくれるみんともさん。








その間、僕は囲炉裏の火を熾すわけですが…。

これまで、みんともさんが一緒にバーベキュー的なことをやってくれたおかげで炭の火を熾すことには若干慣れてコツもわかったつもりだったのですが…。

今回はコンロやグリルじゃなく、囲炉裏。
こんなに難しいものだったとは…。

コンロやグリルが何故あんなに点火、安定させやすいのか、ちゃんと考えられているんだなと実感しながら長時間かけてどうにか安定させることができました。








炭がようやく安定したので室内バーベキュー。

いかんせん火力が強くないので時間をかけて食べることになりましたが、今回は2泊、ゆっくり食べて遅くなっても心配ありません。








夕食後はみんともさんが持ってきたswitchで遊んだり…。

こうして女の子とチュッチュしながらゲームするのって夢のようで…。
世のカップルやご夫婦はいつもこんなことしてるのか…!








本を読んだりして夜が更けていきました。








みんともさんが持ってきていた本。

若林さんの本は意外でしたが、読みやすくて面白いらしいです。

こういう場所にくると読書好きのみんともさんはジャズなどの静かな音楽を流しながら本を読んでいることが多いのですが、今回は音楽はもちろん、テレビもつけることはありませんでした。


そしていつものように明け方にようやく就寝。

連泊なので何時に起きようと問題なかったのですが、思っていたより早い時間に目が覚めました。

前日は雲が多かったのですが、この日は雲1つない晴天!

前日以上に陽射しが温かい日でした。

そんな春の訪れを感じさせる陽気の下でなにをするかというと…








本を読んだり…








昼間からお風呂でゆったりしたり…








景色を眺めたり…








草原を散歩したり…








ボードゲームをしながら管理人さんからいただいたケーキを食べたり…








夕陽に赤く染まる草原を眺めたり…








夕焼け空のグラデーションに驚いたり…








前日の反省から早めに火を熾し、炭も増やして火力を強めた囲炉裏で焼いて食べて…








夕食後にボードゲームに興じたり…








switchで体を動かすゲームを中心に遊んだりして…

この日も予定どおり「特になにもせず」終わり、いつものように明け方に眠りに就きました。








翌日は雨。
この日は真っ直ぐ帰るだけでしたが、これで曇り、晴天、雨の景色を見れたことになります。

「なにもしてないのにあっという間でしたね」というみんともさんの言葉どおり、なにもしてないのにとても充実した時間を過ごせたように感じます。

きっとこれはみんともさんの言う「贅沢はお金じゃなくて時間の無駄遣い」ということなのでしょう。

「絶対また来ましょうね!」と言ってくれるみんともさんの言葉に「ああ、また一緒に行ってくれるんだな」と安堵しながら、解散場所に向かいました。

解散場所では相変わらず「これでまたしばらく会えないのか…」というみっともない感情に押しつぶされそうになりながら、みんともさんに何度もお礼を言って帰路に着きました。


2泊3日のお泊まりオフ会でしたが、接触したのは管理人さん1人だけ。
「特になにもしない」ことも含めて予定どおりの、非常に印象深いオフ会になりました。

また…近い内に行けたらいいなぁ…。

Posted at 2021/02/08 01:54:07 | コメント(0) | キモオタの二十四節気 | 日記

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チビ・超デブ・ブサイク・キモイ・コミュ障・低学歴・低収入の、これまで美少女フィギュアとかエロゲとか薄い本とかそっち方面にばかりお金を費やしてきた悲惨な中年オ...
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