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おたふとのブログ一覧

2020年02月16日 イイね!

キモオタの立春2020・初版




ニュース等によるとこの冬は超暖冬だそうで、なるほど確かに「寒いなあ」と感じる日がほとんどなかったように思います。
年が明けてからはとにかく雨ばかりでしたし、南極では20℃を記録したそうで、僕のような超デブになると日中は汗ばんだりしていました。

そんな気候の変化も部屋に引き篭もってエロゲばっかりやってる中年キモオタにはあまり関係ないのですが…。

そういう澱んだ日々に明るい陽射しを与えてくれるようなみんともさんとも今年になって会えておらず…前回のオフ会からするともう2カ月近く会えていませんでした…。

その間、悶々と苦悩しつつも昂ってしまう出来事があったりもしましたが、もう辛抱たまらん!という状態に陥りそうになった頃、ようやく一緒にお泊まりオフ会に行ってもらうことができました!

しかも、僕の悶々を知ってか知らずか、今回も2泊してもらえることに…!

時期的にも次は温泉宿に行きましょうという話はしていたのですが、さてどこに行きましょうかと連絡をしていたのですが、みんともさんが「今年はあまり温泉を堪能したような気がしないんですよね」と言っていたのです。

恐らくそれは気温があまり下がらず、湯舟に浸かった時の感動が薄かったせいじゃないかということになり、さらに例のウィルス騒動であちこちウロウロすることが憚られる状況でもありましたので、ならば今回のオフ会はちょうど気温が下がりそうな予報でもありましたし、宿に篭って温泉ざんまいにしましょうということになりました。

ずっと部屋でみんともさんと2人でいられるなんて僕としては願ったり叶ったり…いつもの「発電すれども放電せず」の儀式もきっちり執り行い、万全の状態…というかいつものように待ち合わせ場所にいるみんともさんの姿を見ただけで常時漏電の状態で目的地に向かいました。








まっすぐ宿に向かうつもりでしたが、チェックインまで時間があったので途中にあった展望台に寄ってみました。

景色を見ながら「晴れてたらきれいなんでしょうねぇ」みたいな話をしていると…どこから現れたのか、なれなれしくみんともさんに声をかけて体を触るという、まさにケダモノのようなオスが…。

いや、こんなふうに僕とのオフ会の途中でみんともさんがウェーイな輩やザ・DQNみたいな輩に声をかけられることはこれまでにも何度かありました。

なんせ一緒にいる男が僕みたいな「いかにも」な男ですから、ひどい時には僕の目の前で「俺達と一緒のほうがいいっしょ?」なんてこともありました。

でも、みんともさんはいつも「ありがとうございまーす♪」とか「すいませーん♪」みたいな感じであしらってくれたのですが、この時の輩にはみんともさんもメロメロになってしまって…。












「あんたどっから来たのー?」
「首輪しとるねー、ここの子なんー?」
すっかり夢中のみんともさん…僕も男ですから、いざとなったら体を張ってみんともさんを守ろうという気概だけはありますが、さすがに相手が悪すぎて引き下がるしかありませんでした…。

どうやらこの施設で飼われている猫のようで、この後にも黒猫が2匹現れて3匹に囲まれていました。

多くの観光客が立ち寄るせいか、とにかく人懐っこいようで、ずっとみんともさんの後をついてきてたんですが、それを見た施設の人が「あら?!へぇー!」と驚いていて、普段は人に寄っていくことなんてないそうなのです。

そんな猫達を「行くよ、あんた達!」と引き連れて行くみんともさんは、まさにニャンコ隊長のようでした。










施設の中に大きなブランコがあり、こういうのがあると「おー♪」と吸い寄せられていくみんともさん。

がんばって漕いでいましたが、さすがに大きくは揺れないようでした。

試しに僕も乗ってみたのですが、さすが100kg近い体重の僕、支柱がグラグラ揺れて「わわわわわ!」と、みんともさんを慌てさせてしまいました。








その後、途中のスーパーで食事を買い込み、いつも利用させてもらっている宿に到着。

みんともさんともよく話すのですが、温泉を中心に考慮すると、ここ以上に条件の良い宿がないんですよね。

素泊まりの宿なので食事は途中で買いこんでくるのですが、節分の時期だったこともあり、みんともさんが食料と共にこんなものを買ってきていました。










「豆まきしましょう!」と、お面を被り「鬼は外ー!」「福は内ー!」と、豆を投げるみんともさん。

ああ…こんな子がいつも家にいてくれたら楽しいだろうな…。

豆を回収した後は年の数だけ食べましょうという流れになるわけですが、みんともさんの約2倍の豆の数を見ると、あらためて色々と思い知らされ、申し訳ない気持ちが沸々とこみ上げたり…。








豆を買ってきていたということは当然恵方巻きも買ってきていて…。

となると、超デブキモオタ中年醜男の僕はいろんな食べ方をお願いして写真に撮ってしまうわけで…。










目的のお風呂。
この日は期待してたほどの冷え込みにはならなかったのですが、それでもいつも以上に浸かりまくりました。

そしてやはりどうしても朝方まで起きてしまっているわけですが、なにしろ今回の目的は宿に篭ること。

この宿はチェックアウトがお昼過ぎなのでギリギリまで滞在させてもらいました。

そうすると次の宿のチェックイン時間まで2時間足らず。まさに宿をはしごしましょうという計画だったのです。

というわけで次の宿に向かうのですが、途中で立ち寄った場所。







この辺りも昔は鉄道が走っていたようで、その路線が今は遊歩道として整備されており、この橋梁はその途中にあるもの。上を歩けるようになっていました。

周辺には大きな道路が走り、かつてこの一帯を鉄道が走っていたとは信じられない雰囲気ですが、当時の方達にとっては非常に重要な交通手段だったと思います。












さらに途中のちょっとした…渓谷というには小規模ではありましたが、整備された遊歩道がありましたので寄ってみました。

川あり滝あり大岩ありで渓谷美を抽出したような、小一時間程度の散策にはちょうどいい場所でした。










吊り橋の上からみんともさんが興味深そうに眺めていた流れ。

繰り抜いたように丸く削られているのが不思議だったようです。

小規模とはいえ、かなり深く削られた渓谷はけっこう迫力がありました。














遊歩道の先にあったのがこの大銀杏。
この辺りではけっこう有名なようで、この木いっぱいに色づいた葉がついた姿はさぞ壮大だと思います。

みんともさんはその樹の巨大さと、その周囲に融合しようとするかのように伸びる小さな木々が印象的だったようで、人間って小さいですねとしみじみ呟いていました。








そしてこの日の宿。

渓流沿いにある宿で、お部屋も川沿いの部屋を予約していました。










母屋から川のほうに下っていった場所にある離れのお部屋。

これぞ温泉宿といった和風のお部屋でしたが、部屋に入ってすぐに発したみんともさんの言葉が「炬燵がない…」

みんともさんは炬燵でゴロゴロすることを楽しみにしていたようでした。

確かに最近のお宅ではホットカーペットやエアコンでしょうからね。










部屋のすぐ横を川が流れ、窓の下は川といった眺めは旅情気分を盛り上げてくれます。

小さな小川じゃなくてけっこう流れの速い川なので眺めていてあきませんし、なにより小川のせせらぎ…ではなく、ザーっと勢いのある川の音なので、どれだけ大きな声を出そうとかき消されてしまう環境はとてもありがたいのです…。










そしてこの宿を選んだ理由がこの部屋付の半露天風呂。

僕のような超デブが入っても余裕の広さの岩風呂で、なんといってもすぐ横を川が流れ、それを見ながら温泉に浸かるというのは格別のものがありました。

これを独占できて、好きな時に好きなだけ入っていられるというのはなんとも嬉しいことです。








この日の宿も素泊まりのつもりだったのですが、僅かな金額追加で食事付になる特別プランがあったのでそれを予約していました。

小額の追加だから御膳やちょっと立派な定食くらいでしょうねと話していたのですが、非常にたくさんの料理が出てきて、なんと超デブの僕がいながら食べきれずに残すという事態に。

みんともさんも「無理です、もー苦しいです」と、食べすぎたようで…








部屋に戻ってしばらく行進してましたw

そうこうしている内にすっかり夜も更けて、山間部は期待どおりにかなり冷え込んでくれました。

今回の最大の目的は温泉に浸かりまくること。
やはり寒ければ寒いほど温かい温泉のありがたみが増すというもの。

僕のような超デブでも外に出れば瞬時に鳥肌がたつ寒さでの温泉は体の芯まで温まり、まさに極楽気分でした。

そして風呂の外をザーザーと流れる川も、暗闇に目が慣れてくるとぼんやりと白く浮かび上がり、少し不気味な感じさえしました。

みんともさんの言う「昔の人が川をあの世とこの世との境目と考えたこともわからなくないですね」ということがよくわかりました。

真夜中に暗い山中で川を眺めるなんてことはありませんし、風呂に浸かっているという現実が安心感をもたらしてくれるようで、ああだこうだ言いつつ、生きてる以上は現世に固執してるんだなと実感した時間でもありました。





そしてまた夜が明けるまで寝ることができず、朝方の白んだ景色を湯舟の中で眺めていました。

少し眠って、朝食。
宿の朝食ってなんであんなにおいしいんでしょうね。

朝食が終わるとあとはチェックアウトになるわけですが…宿を出るとあとは帰るだけなので、またこれでしばらくみんともさんに会えなくなるのかと思うとなかなか…。

寝不足なこともあって帰りは余裕をもって超安全運転で車を走らせるわけですが、やはりみんともさんは途中で眠ってしまい、僕も時々眠気が襲ってくるのですが、横を見るとみんともさんの寝顔と露わなふともも…これで眠気は吹き飛びます。

前にも書いたかもしれませんが、みんともさんは目も口も静かに閉じて体も動かさず、まさに死んだように眠るので時々心配になります。

そして解散場所ではいつものように何度もお礼を言いつつ寂しさを隠しきれない僕に「また行きましょうね♪」と言ってくれて、見えなくなるまで見送ってくれました。

僕の帰路はいつも汚らしく涙を流して泣きながら帰っているのですが、今回は温泉に浸かりすぎたせいか急激に疲労感が出てしまい、途中のPAで仮眠して帰りました。


というわけで…。


どうにか冷え込んでくれたおかげで「極寒の中で温泉に浸かりたい」というみんともさんの目的は達成できたのでよかったです。

僕としても宿をはしごしたような状況だったことで、みんともさんと2人っきりの時間が多かったので嬉しかったのですが…そのぶん寂しさも増しますね。

なので、できればあまり期間が開かないうちに、またどこかに一緒にお泊まりオフ会に行ってもらえたらと思います。

Posted at 2020/02/16 04:20:32 | コメント(2) | キモオタの二十四節気 | 日記
2019年12月21日 イイね!

キモオタの冬至2019・初版




少しずつ師走の雰囲気がしてきました。
しかし雰囲気だけはあるのですが、ここ数日の気温のほうはまったく冬っぽくなく、年中ミートテックを装着している身にとっては辛いです。

そんな温かい気温の中、今年最後になるみんともさんとのお泊まりオフ会に行くことができました!

クリスマスから年明けしばらくまでみんともさんは忙しくなることもあり、今回も2泊してもらえることに。

1週間前からみんともさんの画像や動画を見ながら発電すれども放電せずの恒例の儀式も執り行い、数日前から常時漏電状態、当日は大変な状態でした…この時期は上着で隠しやすいので助かります…。

そして待ち合わせ場所でみんともさんの姿を見た瞬間からもう、完全に別の生き物のように反応しまくりで…最初の頃からずっとこうで全然慣れませんね、この辺りがさすがキモオタだと思います…。


最初に向かったのは前回のオフ会で大混雑に巻き込まれて断念した、本来の目的であった場所へ。





廃線となった路線を観光鉄道としてトロッコ列車で走ろうというもの。

近くの著名な観光地と少し離れた場所ですし、森や山の中をのんびり行けると思ったのですが…










我々以外全員チャイニーズ…約束事のようにほぼサングラス。
こんな辺鄙な場所にまで…。

待合所に入った瞬間から「あ…しまった…」と…。
大声で喚き散らし、喫煙所でもないのにタバコを吸い、サービスで置いてあるポットのお茶を次々に自分達のペットボトルへ移し…。
それはまさに深夜の洗車場に集まるDQNそのもの。

偏見はよくないと思いますが、実際に目の当たりのするとですね…。
これまでにもあちこちで遭遇し、あまりにも不遜な態度も何度となく見ましたし…。

みんともさんとのオフ会で某有名温泉地に行かないのは「あそこはもはや日本じゃないですから…」という、みんともさんの経験談からなのです。

列車が走り出すとさらに大声になり、こちらの迷惑省みず自撮り棒片手に動き回る…。
僕達は隅のほうで小さくなってうんざりしていました…。










高い鉄橋の上で一時停止し、運転士さんがシャボン玉を飛ばすと彼らはさらに発狂。
写真を撮っていたらどけと言わんばかりに押しのけられました…。

本来ならば静かな雰囲気の中、トロッコの車輪の音を聞きながら周囲の山々の景色をのんびりと楽しめたはずなのですが、早く戻ってくれと思わずにはいられませんでした。

ちなみに、この後の便の乗客は日本の老夫婦の2人だけ…羨ましい…。
降車する時にみんともさんが「大変やったね、また違う時に来てね」と運転士さんから話しかけられていました。








その集団と一緒に移動したくなかったため逆のほうを見てみると、廃線時に使われていた車両が車庫に展示保存してありました。

鉄道趣味のある僕としては嬉しかったですし、みんともさんにとっても珍しいようでした。







TR-100形になるのでしょうか、初めて見る気がします。
展示用として装飾されている様子もなく、車内は廃線時の雰囲気が色濃く残っていました。

「この電車を使ってどこかに通ったりとか、移動手段として利用していた人達がいるんですよね…」と、みんともさんは在りし日のこの車両の姿に思いを馳せているようでした。










対面座席に座ってしばらく話していたのですが、こういう座席や内装は僕の世代にとっては馴染み深く、懐かしいものがあるのですが、僕がみんともさんくらいの年齢の頃、目の前にこんな女の子が座って僕と話してくれるなんて想像もしていませんでしたね…。













トロッコ列車の途中で通過した駅。
今はもう廃駅となっているのですが、車で行けそうだったので来てみました。

残念ながらホームの中に入ることはできなかったのですが、この駅のすぐ横にはさきほどの鉄橋がありました。

かつては東洋一の高さを誇っていたそうで、さすがに迫力がありました。








調子に乗ってさらにその先の廃駅に行ってみることにしたのですが、詳しい場所がわからない…。

小さな集落を抜けたその先にある、車で来ちゃいけないような道を進んで、たぶんこの辺じゃないかなという場所の近くに車を停めて徒歩で探しに行きました。










車を停めた場所から少し先の道を下ったところに線路と駅舎を発見。

廃駅といっても地元の小さなお祭りなどで使われることがあるようで、朽ち果てた様子はありませんでした。

駅舎も線路もホームもちゃんとあるのですが、ここに入ってくる電車や利用する人はもうない。

文明の形跡がしっかり残ってるのに利用されている気配がないというのは、なにか独特の美しさがありますね…というのはみんともさんの言葉。

確かに秘境駅と呼ばれる駅とはまた違った独特の雰囲気がありました。












この駅は深い山奥にあるわけでもないのですが周囲に民家はなく、それでもこの場所に駅が作られたということは利用する人達がいたということ。

現在は大きな道路も出来ているようですが、廃線になる前にこの駅を利用していた人達にとって、もう電車が来ないというのは寂しいものでしょう。








駅舎の中を見ていると、みんともさんが「あ!」と発見した駅ノート。

読んでみるとけっこう書き込みがあり、つい最近の書き込みもありました。

「やっと来れた」「どうしても来たかった」という書き込みも多く、みんともさんは「これからも訪れる人がいる駅なんですね!」と、嬉しそうでした。












そしてこの日の宿。

以前も利用させてもらったことがあり、特に山深い場所にあるわけでもないのですが、本当に静かな場所でみんともさんが非常に気に入った宿なのです。

各部屋の外観や中庭の雰囲気から、どこか古い西欧の田舎の景色にも見えます。海外なんて行ったことありませんが。










外観は西欧風でも部屋の中は畳だったり。

「この小ぢんまりとした感じがいいんです」というみんともさん。

確かになんとなく小屋っぽいですし、セレブでスウィーツでラグジュアリーなホテルよりも温泉宿を好むみんともさんらしいと思います。








夕食の時間まで山間の澄んだ空気の中で散歩ついでにドラクエウォーク。

みんともさんがやってるということで僕も遊んでいるのですが、日頃出歩くことのない僕はみんともさんとかなり差がついてます…。










この宿を選んだ目的の1つがこの夕食。
ラーメンやうどんなどの軽い外食さえ控えるほど貧乏人の僕にとってはなにを食べてもおいしいのですが、それでもここの食事は量は少ないですが別格だと思います。

特に珍しかったり凝った料理があるわけでもなく、野菜などもただの温野菜なのですが、ドレッシングをつけるのさえ躊躇するほどおいしいのです。

そしてとにかくメインのお肉。これが本当にもうおいしくて…。

僕には縁がありませんが、一流店のステーキなどは顎が落ちそうなのでしょうね。

そんな僕を見て「おいしいですか?おいしいですか?」「じゃあ半分あげます♪」と嬉しそうなみんともさん。

思い出すだけで涎が出ます。本当においしかった。

そしてこの宿のもう1つの目的がオーナーさんとの会話。

ただでさえ知らない人から話しかけられやすいみんともさんですが、オーナーさんとは趣味が合うようで、前に来た時も趣味の話で盛り上がっていました。

オーナーさんも覚えていてくれたようで、またしても会話に花が咲いていました。

まあ…僕はその様子を気持ちの悪い薄ら笑いを浮かべて見ているだけですが…。










部屋に戻って、みんともさんお気に入りのボードゲームで遊びました。

僕が勝ったら3分間おしゃぶりしてもらう、僕が負けたら3分間おしゃぶりさせてあげるというルールでした…。



異様なほど静かな山中の小屋でボードゲームというのはなかなか雰囲気があって盛り上がりました。

深夜過ぎに外に出てみると静寂に包まれる中、隣の森で獣が動き回る音だけが聞こえました。

恐らく鹿か猪なんでしょうが、かなり恐かったです…。


そしてさすがにこの季節だと日の出が遅いこともあり、まだ夜だと思っていたら時計は朝方。

周囲がほんのり明るくなった頃に少しだけ眠りました。


翌日。
天気がよかったこともあり、前回の反省を踏まえてこの日の予定は「なにもなし」

この日の宿に向かって雄大な景色を眺めながらのんびりドライブと寄り道。















なにしろこの辺りはどこも景色がいいですから車を走らせているだけで楽しいですし、地図を見ながら「次どこに行きましょうか」とか「さっきのとこ寄ってみません?」のように、時間に追われることなく気ままに動けるのも気持ちに余裕ができていいですね。








CX-5で来るにはかなり困難な、とある山頂に来てみました。

ここからは周囲を(ほぼ)360°見渡すことができるのです。












この地域を代表する2つの山が同じくらいの距離で見え、その間に広大な森林が平坦に拡がっているのが見渡せます。

こういうのってかなり独特だと思うんですけど、どうなんでしょうね。

今回はあの2つの山の周囲をウロウロしていたことになります。












冬だというのに温かい日だったおかげで、雄大な景色を長い時間眺めていることができました。

大きな目印と視界を遮るものがないおかげで、地図と照らし合わせながら見るのがとても面白かったです。

ちょうどいい時間になったのでこの後はこの日の宿へ。








もはや年に数回訪れている温泉宿。
「迷ったらここですよね」と、みんともさんも非常にお気に入り。
グーグルマップにも載ってない道を進んだ先にありますが、もう道に迷うことなく行けます。








本来は立ち寄り湯の施設として使用されていることもあって、部屋に入ってすぐに脱衣所というのは宿泊のつもりで来るとなかなかのインパクトです。












お部屋のほうは相変わらずきれいで快適。
大型テレビにネットテレビにwifiにマッサージチェア用の小部屋、電子レンジも冷蔵庫もあって、宿泊費もそんなに高くないのです。

最近ある方のブログでガンダムネタを多く見かけていましたので、連邦の女性兵士の試作軍服をですね…。










そしてなにより部屋のお風呂!いつでも好きなだけ入り放題!
完全かけ流しではありませんが、ボタン1つでものすごい量のお湯が出ます。

体を伸ばしてもゆっくり浸かれますし、寝湯もできますし、やっぱりここの宿は素泊まり専門とはいえ様々な好条件が揃ってます。

なにより全部離れですからね…僕にとってはこれが重要なので…はい…。








そしてまた眠らずに朝を迎えてしまったのですが、外を見てみると深い霧に包まれていました。

この後、天気予報どおり雨が振り出してきたので、宿のチェックアウト時間がお昼までということもあって、さすがに少し眠ってから帰りました。

帰りは雨と霧の中での走行でしたのでけっこう時間がかかり、解散場所でもある最初の待ち合わせ場所に着いたのは夜になってしまいました。

これから年明け過ぎまでみんともさんはイベント続きで激務の日々になり、またしばらく会うことができず、今回は2泊してもらえたこともあり、別れ際の寂しさはそうとうなもので…。

今回に限ったことではないですが、もう何度となくこのまま連れ帰りたいと…さすがにできませんが。

「また来年もご一緒しましょうね♪」と言ってくれたみんともさんの言葉を胸に、半泣きになりながら帰路に就きました。


というわけで、今年もみんともさんとのお泊まりオフ会に何度か出かけることができました。
僕にとってなにより大切なことですし、いまだこのエロゲの世界に迷い込むことができています。

できれば来年もまた何回も…叶うことならずっと…しかしそれはみんともさんにとっては良いことではないだろうし…だからといって…という、毎年末の恒例の葛藤を繰り返すわけですが。

それでもやっぱり来年もみんともさんと会える機会が1回でも多くあればと願います。

Posted at 2019/12/21 06:44:16 | コメント(2) | キモオタの二十四節気 | 日記
2019年11月22日 イイね!

キモオタの小雪2019・初版




前回の記事に書いた電脳空間で生活する日々を送っています。
僕のような男が不必要に出歩いても周囲の人から嘲笑されたりDQNの標的になるだけですし、誰にも迷惑をかけず、惨めな気持ちになったり危険なことになることもない電脳空間というのは、世間にとっても僕にとっても良いことだと思います。

そんな僕が遠出する理由といえば老いた母親を実家に連れていくことくらいですが、もう1つの大きな理由がみんともさんとのお泊まりオフ会。

そのみんともさんとのオフ会も前回予定していたものが体調不良で中止…。

悔しさや悲しさ、いろんな負の感情が入り乱れ、体調不良に加えていつものように1週間前から発電すれども放電せずの儀式も執り行っていましたので、いろいろないろいろがひどいものでした。

しかし今回は、ちゃんと予定どおり一緒に行ってもらえることができました!

しかも、前回のことで僕の気持ちを慮ってか、2泊してもらえることに!

もう、いつも以上に悶々に悶々を重ね、いつもの儀式も非常に辛く、5日目くらいからはおかしくなりそうなくらいでした。

待ち合わせ場所で待つみんともさんの姿を見た途端に僕の夢工場が別の生き物のようになり、鎮まれボクの宝物状態でした。


そんな下種なボクの感情はともかく…。
当日は珍しく天候に恵まれ、そのことでなにかしっぺ返しがあるんじゃないかと不安になるのが僕のような劣等人種。


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※今回かなり長くなってしまいました。
読んでやろうという酔狂な方は何卒お時間のある時に…。

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今回もいつものように事前に目的地やルートを相談していたのですが、今回は別の目的も加わりました。

そして最初に向かったのは…。










この壮大な滝!
こんな場所にこんなすごい滝があるなんて驚きました。










上のほうから見下ろすこともでき、柵もないので本当にすぐ近くまで行くことができましたのでちょっと怖かったです。

滝の上のほうは傾斜も穏やかで水の流れもゆったりとしたものなので、そのギャップにも驚きました。

しかしこの滝に来た本当の目的は…








ドラクエウォークのお土産でした!

みんともさんが遊んでいると聞いて僕も遊び始めており、じゃあ今回はついでにお土産巡りもしましょうということになったのでした。

そして次に向かったのは…








紅葉の名所と名高い城跡!
こちらはドラクエウォーク目的ではなく、せっかくの秋だしちょうど見頃かもしれないということで寄ってみたのです。
















広大な面積と立派な石垣からかなり大きなお城だったんだろうということが想像できます。

これにお城まであったわけですから、当時の技術でこれを造りあげるなんて途方もないことだったのではないでしょうか。








天守跡近くにあった滝廉太郎の銅像。
滝先生に敬意を表してハンマーサイン(というらしいです)をとるみんともさん。

超ミニスカ+オーバーニーというみんともさんの格好はいつも僕がお願いしているのですが、音楽好きのみんともさんは上のTシャツはバンドや音楽関連のTシャツをよく着ています。

これまで立ち寄ったお店などでそれが切欠となって店員さんと話し込んだりしていることもあり、この日は「マノウォー」というヘビーメタルのバンドのTシャツを着ていました。

そのマノウォーのファンの人がこのハンマーサインというポーズをとるらしいのですが、どうして滝廉太郎のところでそのポーズなんですかと聞いたら、滝廉太郎が作曲した「荒城の月」はハードロックやジャズと繋がりがあるらしいのです。

それを詳しく書くとかなり長くなってしまうので省きますが、あらためて、普段はそっちの世界にいる子なんだなと感じました…本当に音楽に造詣が深い。

しかしみんともさんとしては曲そのものも重要ですけど、荒城の月は歌詞がカッコイイんですよ、と。

なるほど。

最近の流行歌を「歌詞が小学生の作文みたいで…」と、まったく聴かないみんともさんらしい感覚です。

『「あなたに会えなくて寂しいの~♪」みたいな歌詞って「砂糖は甘いよね~♪」って言ってるようなもので、気持ちや情景、それをどういう言葉でどう表現するか、日本は昔からその文化を追求してきたはず』

まったくそのとおりだと思います…本当にみんともさんの感性ってすごいです。

こういう話をしていると、僕なんかが一緒にいていい子とは思えませんが、優しく甘えさせてくれるお姉さんみたいに受け入れてくれて、僕より半分近くも年下とは思えないんですよね^^;

みんともさんは「年上の男の人にタメ口なんてとんでもないです!」と言ってくれて、今でも普段はお互い敬語なんですが、いつからかすっかりウジウジした暗い少年と、優しく甘えさせてくれるお姉さんみたいな関係性になってます…。







紅葉の見頃にはちょっと早かったようですが、さすがに名所として有名な場所なだけあって多くの人が訪れていて外国の観光客の方も多かったのですが、西洋人の人達がなにもかけてないのに比べて、日本人含めたアジア系の人達のほとんどがサングラス。

道の駅や観光地などで老若男女問わずサングラス姿の人をよく見かけますが、非日常の時間だから気が大きくなるのもわからないではないのですが、なにも紅葉を見に来てまでサングラスをしなくても…自分で違和感を感じないのだろうかと不思議でたまりませんでした。








そして1日目の宿。
年に1度は訪れたいという、みんともさんお気に入りの宿。
みんともさんの言葉を借りれば「世の流れに迎合せず、余計なこともせず、基本的なことに手を抜かない。」

言われてみれば確かにそのとおりで、例えばこんな山奥の宿なのに通路や部屋に蜘蛛の巣ひとつなかったり、通路脇にあるお茶のサービスも使ったらいつの間にか片付けられていて常に新しいものが補充されていたり。

よく見かける「当館ではこんなサービスが!」みたいな宣伝文句は一切なく、必要最低限。しかしその必要なものに関しては妥協しない、みたいな。

それになにより…日本語以外の文字がないんですよね。これ意外に重要だと思います。








母屋にある地酒のサービスも片隅に控えめに置いてあったり。
「お1人様1口だけです」みたいな無粋な記載がないのも、提供する側とされる側の信頼があってこそでしょうね。








広大な敷地にわずかなお部屋。
今回のお部屋は1番奥にあったお部屋でした。

駐車場の状況から、この日の利用客は恐らく我々のみ。
それなのに、母屋から1番近い部屋じゃなく、遠い部屋を準備する。
こういうところも宿の心意気が伝わります。








やっぱり和室は落ち着きます。
みんともさんはコタツに大喜びでした。








お部屋にはテラスがついていて、きちんと清掃が行き届いているだけじゃなく、景観にも気配りを感じました。

自然に囲まれた場所だから草木が無造作に生い茂り…でも仕方ないと思うのですが、手前の銀杏が目立つように、でもあくまで自然に剪定されていました。

風が木々の葉を揺らす音や遠くで流れる小川の音しか聞こえず、本当に静かで落ち着きます。










こちらは寝室。
みんともさんは寝室の窓が「ちょうどいいです」と気に入ったようでした。

普段広い場所でのお仕事が多いせいか、狭い空間が好きなようなんですよね








そしてみんともさん大絶賛の部屋つきの内湯。
もちろん源泉かけ流しですし、浴槽が大きい。
なにより内湯がある小屋の雰囲気。
それまで「温泉宿といえば露天風呂!」だったみんともさんを内湯好きにしたお風呂です。


なんて落ち着いた感じで書いてますが…。


前回のオフ会の予定が直前で中止になったことにより僕の悶々は倍増、加えていつもの発電すれども放電せずの儀式も1週間前からきっちり執り行っておりましたので、僕がどういう状況だったか…。

そのせいで夕食の時間に遅れてしまいました…。








そして夕食。山の宿らしく山の幸を使った料理がたくさん。
奇をてらいすぎて情緒がなくなるようなものもなく、1つ1つ丁寧に作られていました。

…というのはみんともさんの感想でして、普段の生活において外食をする機会なんてまったくない僕にとってはどれも珍しく、おいしいものばかりです。








お待ちかねの川魚の塩焼き。
みんともさんが一緒に旅行に行ってくれるようになって初めて食べて以来大好きになりました。




とはいえ僕が身を取ることに四苦八苦していたら「どうぞ♪」と、みんともさんがきれいに取ってくれました…情けない…。








メインのお肉。非常に美味でした…。
「私は1つずつでいいから後は食べていいですよ♪」というみんともさん…。

これらだけではなく、お米も自家精米の新米を使っているらしく、とてもおいしくて何度もおかわりしてしまいました。

僕がこういう料理にあまりにも縁がないためいちいち感激するせいか「おいしいですか?おいしいですか?」「じゃあこれあげますね、これも!」と、取り分けてくれたり「おかわりいります?」と、何度もご飯をよそってくれたり、お茶を入れ替えてくれたりと楽しそうにお世話してくれるみんともさん…。

こんな年下で小柄で童顔で年齢よりずいぶん幼く見える女の子なのに、年下の駄目な男の子を世話するお姉さんみたいで…。

いや、駄目な男なのは間違いないのですが、僕はこんな中年の超デブキモオタ醜男ですから、嬉しさよりも申し訳なさのほうが…。


それでも部屋に戻ればそういう気持ちや理性も瞬時に崩壊してしまうあたりが我ながら本当にもう、40年近く拗らせ続けたキモオタだなとつくづく思うのですが…。

結局いつものように明け方に1~2時間ほど眠っただけで、チェックアウトの時間ギリギリまで…でした。


そして翌日。前日にも増して素晴らしい快晴。





宿の朝食ってなんであんなにおいしいんだろう…朝からご飯を4杯もおかわりしてしまいました…。

宿を出てしばらく車を走らせていると周囲の山々が見事に色づいていて、この日の目的地は決めてあったのですが、あまりの良い天気と美しい景色に、この地域をドライブしてたほうがいいんじゃないかと話していました。







僕の写真の腕前では伝わりませんが、ここだけじゃなく、山々が本当にきれいでした。

そう…話していたとおり、本当にこの辺りをドライブしておけばよかったのです…。

しかし目的地辺りもきれいでしょうし、行ってみましょうということになったのですが…。








とりあえずの目的地。
みんともさんはお仕事が何度か来ているらしいですが、僕は初めてでした。

非常に神秘的な風景だということは知ってたのですが、ちょっと立ち寄って違う目的地に向かうはずでした。

しかし、紅葉シーズンということもあってか、周辺は大渋滞。
引き返そうにも戻れず、結局数キロ先の駐車場まで誘導されることに。

さすがに往復5キロ近く歩くのはどうでしょうねと相談し、今回は見送ることにしたのですが、来た道を戻っているとメインの場所に1番近い駐車場の警備員さんが「今1台空きましたよ!どうぞどうぞ!」と熱心に案内してくれたので、無視するわけにもいかず駐車場へ。

でも、主要箇所のすぐ近くの駐車場だからパッと行ってすぐに戻れるだろうと思っていたら、さすが主要箇所付近、車が来ようとおかまいなしの、もはや歩行者天国。

ソロソロと車を動かしてやっと駐車場に入り、遊歩道に入ってみると大混雑。





メインの滝が見える場所を三脚を立てた人達が占拠し、その間からどうにか見ようとする人達が立ち止まり、混沌としてました。

その中で、三脚を畳んで強引に場所を移動しようとした人が僕と強くぶつかり、その瞬間は「あ、すいませ…」と言おうとしたようですが、僕の容姿を見て「チッ」と舌打ちしてあからさまに不快な顔をされました。

僕の容姿を見て自分が上だと判断するのは仕方ありませんし、よくあることですし、実際事実でしょう。

しかしこの人物に対して言わせてもらうならば…


いや、あなた僕と同種の人間ですよね?


という容姿と雰囲気でした…わかりあえるはずなのに…。








そんな大変な状況でここにやってきた理由は…ドラクエウォークのお土産のためでした。

当初は15分ほど立ち寄って、サクッとお土産を取って次の目的地に向かう予定だったのですが、結局2時間くらいかかりました。

大きく予定が狂って時間的に本来の目的地に立ち寄る余裕がなくなったため、この日の宿へ向かうことに。










この日の宿に向かっている途中で遠くの山から噴煙が上がっているのが見えました。

外から遊びに来る我々にとっては珍しいものが見れたという感じですが、ここに暮らす人達にとっては厄介なことなのだろうと思います。










この辺りに来た時にはいつも立ち寄っていた駅。

今回は立ち寄る予定はなかったのですが「このままでは混雑に巻き込まれに行っただけになってしまう」ということで寄ってみました。








みんともさんは早速駅ノートにメッセージを書き込んでいました。

もともとは僕の鉄道趣味につきあってもらっていたのですが、みんともさんも駅ノートという楽しみを見つけてくれて楽しんでくれているようで嬉しいです。








この日の宿は以前宿泊した時に、その立地環境にみんともさんがとても感激していたコテージ。

周囲を森や草原に囲まれた中にあり、民家もなく、1番近くのお店まで車で20分かかるという環境。








コテージのテラスからの眺めが圧巻で、森林の向こうに遠く見える街を見ながら「ああ、自分は今あそこにいないんだな」という、みんともさん流に言うと「世間から切り離された感覚」になります。

人工の音がまったくなく、聞き慣れない動物の声や風が通り過ぎる音しか聞こえず、そんな中で景色を眺めるだけという、能動的に時間の無駄遣いを選択する贅沢。

たいした苦労もないクセに「癒される」なんて言葉は使いたくありませんが、この時間は本当にそれを実感します。














そしてみんともさんのもう1つの楽しみ、蒔ストーブ。
さすがに山の中だけあって夜間・早朝はかなり冷え込みましたので、この独特の温もりは心地よかったです。

揺らめく火の動きと蒔の割れる音はなんとも心が落ち着くようで、ずっと見ていられるような気がします。








和室には蒔ストーブを模したファンヒーターがあり、みんともさんはひどく欲しそうにしていました。












小屋の奥のほうにはお風呂と寝室があり、どちらからもテラスと同じ景色が見えます。








この時期のドラクエウォークで開催されていたイベントで「ここなら1位が取れるかも!」ということで、コテージの近くをちょっと散歩。

さすがにこんな山奥でやってる人はいないようで、僕もみんともさんもそれぞれ1位を獲得することができました。 ※参加者それぞれ1人








このコテージのテラスからはきれいな夕焼けが見える…らしいのですが、今回は前回よりもさらに雲が多く、途中で見えなくなりましたので早めに夕食の準備をすることに。








夕食のために下ごしらえをするみんともさん。
「切るだけですから」とは言うものの、その手際の良さや手馴れた感じは料理をしない僕が見ても料理上手ということがわかります。

台所で作業する女の子…その姿に見とれて僕がどういうことを妄想していたかは書くまでもありません。

そんな気持ち悪い妄想をする僕に「そろそろ火を入れてきてください」と言われ、しどろもどろになっていると「小さいのから大きなのに…」「空気が入るように…」と教えてもらいました。

これがなんのことかと言うと…。








バーベキュー用の炭のことでした。

このコテージには専用のバーベキュー小屋が併設されており、今回はそこを使わせてもらうことにしていたのです。

というのも、前回宿泊した時に僕がバーベキューの経験がないことを言うと「じゃあ次来た時にやりましょう!」と、みんともさんが提案してくれたのです。

しかし、僕みたいな超デブ中年キモオタ醜男がバーベキューなどというDQNや陽キャの遊びなんてやったことがあるはずもなく、炭のつけかたさえおぼつかなかったというわけです。

四苦八苦しながらどうにか火がまわった…のかな?と思っていると、様子を見にきたみんともさんから「いい感じじゃないですか♪上手上手♪」と褒めてもらいました…。


バーベキューもそうですが…みんともさんには本当に色々な「初めて」を体験させてもらっています…。


もともと非常に母性が強い子だということもあるんでしょうけど、僕みたいな惨めな男相手だとそれが余計に発揮されるのでしょう、半分近くも年下なのにすっかり年上のお姉さんと年下のかわいそうな男の子みたいな感じになってしまっています…。

最初のほうは恵まれない惨めなキモオタへの奉仕や慈善活動みたいな感じでしたが、今やすっかりそんな雰囲気になってます…。

それはそれで(実年齢の逆転や差はともかく)血の繋がらない姉弟の秘密の旅行みたいな妄想が捗るので僕としては…ええ、はい…。








僕は炭に火をつけて物を運んだだけですが、準備が整い、完全な野外ではないので正確には違うのでしょうが、人生初のバーベキュー。

この辺りは牧場が多いせいか、スーパーのお肉や野菜でも驚くほど安くておいしいものばかりらしいです。

確かに僕みたいな貧乏舌でも、これはちょっと違うなと感じるほど柔らかくておいしい肉でした。

初バーベキューの僕は珍しさもあって焼く作業だけでも楽しかったのですが「どんどん食べてくださいね~♪」と、みんともさんがテキパキ作業するので、途中からは食べてばかりでした。

こういう、バーベキューのようなことを慣れた感じで調理や片付けをしていくみんともさんを見てると、僕と一緒にいる時こそ僕に合わせてくれてるけど、普段はあっち側にいる子なんだよな…ということを思い知らされ、申し訳ない気持ちになるのを懸命にかき消していました。

バーベキューなんて、ウェーイな人が多いみんカラの方々にとっては珍しいことじゃないんでしょうけど、僕みたいな男には無縁のことでしたので貴重な体験でした。












夕食の片付けを終える頃にはすっかり夜。

この日は満月だったようで、夜だというのに外は月明かりで明るい夜でした。

そしてここは周囲には民家もない森の中。

つまり、夜中に満月の下、コテージのテラスや外でどれだけ大きな声を出しても問題ないのです…。

満月は明け方になっても昼間の太陽のように空に浮かんでいました。










一部で非常に話題の某ヒートテック。
どうしてもみんともさんに着て見せてほしくてプレゼントしました。

「すごくあったかいです!」と、すごく喜んでくれて、そのままテラスから早朝の景色を眺めていました。


前日からあんなに…だったのに結局明け方まで起きていましたので、この日は天気が崩れることがわかっていましたし、お昼近くまで眠って、ゆっくりと安全に帰るだけにしました。

やはり2泊という時間を一緒にいるとコテージを出る時も寂しさや物足りなさが出てきて、結局またギリギリまで…。

帰路の途中、高速に入るとさすがにみんともさんは熟睡してしまったので、起こさないように、細心の安全運転で解散場所に向かいました。

もちろん僕も眠気がきたりするのですが、チラッと横を見ると、あのふとももがあるわけですから興奮で眠気が吹き飛びますし、寝顔を見たりするといつもの「こんな子が僕と一緒にいていいんだろうか…僕がいつまでも甘えっぱなしだと…」という、憂鬱な気持ちになり、眠気よりもそれらの考えのほうが勝ってしまいます…。

解散場所に近づくにつれて、今回は2泊してもらえたこともあって寂しさも倍増していましたが、あらためて何度もお礼を言い、年内にもう1度一緒に行けたらいいですねと言ってもらえました。

ああ、また次も一緒に行ってくれるつもりなんだなと安心しましたが、それでも帰りの車の中では寂しさのあまりずっと半泣きでした。









帰宅して翌日からはすでに「早く会いたい…」という気持ちばかりで、エロゲでオフ会の思い出を思い起こし、自己発電で悶々とする日々を過ごしています…。

今年中にもう1度一緒に行くことができればと期待しつつ、今年の冬を迎えます。

Posted at 2019/11/22 04:50:59 | コメント(2) | キモオタの二十四節気 | 日記
2019年09月30日 イイね!

キモオタの秋分2019・初版




朝晩涼しいなと感じる日が増え、ようやく秋が近くなったと思いたいのですが、日中はまだまだ汚汗がダラダラの超デブな僕です。

この夏も僕は長期拘束なことがあったりしましたが、基本的に周囲の人達の不快指数を不必要に上げないためにも、いつものように仕事以外はどこにも出かけずエロゲとエロマンガという、もう40年以上同じ過ごし方の夏でした。

みんともさんとのお泊まりオフ会という、僕がどこかに出かける大きな理由も、夏場はみんともさんが激務になるのでどこにも行けず…。

みんともさんに1ヵ月以上会えない…僕にとって夏はそれまで以上に辛い季節になっています。

しかも今年は夏を過ぎてもみんともさんのお仕事が落ち着かず、かれこれ2カ月近く会えていない状態でした。

そうなると、いつかそうなると覚悟はしているものの「このまま会えなくなるのかもしれない…」という不安が鎌首を擡げ、どんどん絶望的な気持ちになりつつありました。

しかしやっと、やっと、もう9月も後半になる頃、一緒に行ってもらえることができました。

いつものようにオフ会の1週間前からみんともさんの画像や動画で発電すれども放電せずの儀式を執り行い、待ち合わせ場所にいるみんともさんの姿を見た瞬間、2カ月ぶりということもあり、漏電どころか暴発しそうになりました…。

僕がそういう人間でどういう状態であるかをわかっていても「ご無沙汰してます♪」と、いつものように優しく接してくれるみんともさんの笑顔で理性が飛んでしまいそうでクラクラしてるのを必死で抑えつけてました…。


今回は夏場が予定以上に忙しくなったみんともさんの「静かなとこでなにもしたくないです…」という希望で、まだ夏の気配の残る海を見ながらのんびり過ごしましょうということになり、みんともさんの心の故郷、瀬戸内海に向かうことになりました。

せっかく瀬戸内方面に行くのですから海が見える場所をいろいろ予定していたのですが、渋滞や交通状況により、距離から想定される移動時間よりはるかに時間がかかり、全部は行けそうにないですねと予定を変更する中で「ここだけは行っておきましょう」と話していた場所に向かったのですが…





これでかなりの距離を迂回することになり、さらに大幅に時間が消失されました…。

しかし、今回は珍しく天候は快晴。
天気予報も太陽マークのみがどん!と表示され、降水確率も0%。

移動中も強い順光が山の陰影と色彩を強め、とてもきれいだったので期待していたのですが、目的地に近づくにつれてどんどん鉛色の空に…。

「私達が来たからには晴れさせやしませんよ!」と、みんともさんは楽しそうにしてくれるのですが、なんだか申し訳なくて…。












ようやく辿り着いた展望台。

瀬戸内海の多島美が一望できる素晴らしい景色…のはずでした。

でも、曇っていてもこれだけの景色なのですからすごいですよね。

なによりみんともさんがとても喜んでくれたのがなによりでした。

スマホで地図を見ながら「あれが○島であっちが○島で…」と、かなり長い時間眺めていました。












こちらは先ほどの展望台があった山頂から下りてくる途中の中腹にあった展望所。

少し下ったぶん、島々が間近に見えてなかなか迫力のある景色でした。

ここでもしばらく眺めていたらようやく太陽が少しだけ顔を出してクッキリとした景色に。

少しの時間でもきれいになってよかったのですが、その場所から離れようとすると晴れてくる僕の宿命を考えると、きっと明日はスカッと晴れるんだろうなと予想されました。














そしてこの日の宿。みんともさんが探してきて「ここがいいです!」と、強く希望した宿でした。

白で統一されたインスタさん受けしそうな意識が高すぎるお部屋に、僕のような中年の超デブキモオタ醜男がいるのはあまりにも違和感がありすぎました…いちゃいけない感がすごかったです…。

しかしなにより、オサレでスウィーツでセレブなホテルよりひっそりとした静かな宿を好むみんともさんがこういう部屋を希望するのは珍しいのですが、その理由はこのお部屋そのものではなく、この部屋が建つ場所なのでした。














目の前が瀬戸内海!
部屋の窓からもいっぱいに眺めることができました。

なんにもせず、ただひたすらにぼんやりと瀬戸内海を眺めて過ごしたい。
それがみんともさんがこの部屋を希望した理由でした。

荷物をおいて早々に途中のスーパーで購入した焼き鳥とビールを片手に海を眺めにいきました。

目の前の島は以前みんともさんと一緒に訪れたことのある島でした。














お部屋にはキッチンスペースがあり、なんだか店舗のようになっていたため、こういう…。

いざ部屋に来てみて、今回は着てもらうタイミングがないかもと思いましたが、持ってきててよかったです^^;


ここは小さな島でもあるため、無人島のような気分も味わえるのではないかという期待もありましたが、部屋の前の道路は島民の方々の生活道路のようで意外に人通りが多く、この島でこういう建物は珍しいようでみなさん部屋のほうを物珍しげに見ながら通っており、さらに部屋の窓が全面ガラスで外からは丸見えでしたので、なんだか晒し者のような…。

そういうこともあり、ほとんどの時間を外に出て海を眺めていたのですが、行き交う人達は皆挨拶を交わしてくれて、特に犬を散歩させている方が連れている犬が人懐っこいのばかりで、みんともさんは嬉しそうにじゃれていました。

その時に教えてもらったのですが、この島の犬のほとんどは猪を追う猟犬らしく、狩猟中に猪に腹を裂かれて命を落とす犬も多いとか…。

さらに普段はのんきに過ごしてぶくぶくと太っているらしいのですが、狩猟期間が近づくと餌を半分くらいしか食べないようになり、自ら摂生しだすとか…犬でさえそうなのに耳の痛い話です…。

確かに大きくて筋肉質の犬が多かったですが、嬉しそうにじゃれついてくる犬達を見てるとそんな命がけで仕事をするようには思えませんでした。

「わんちゃんも家族なの」と、わんちゃんわんちゃんとお座敷で飼われてキャンキャンとよく吠える甘やかされるだけの犬が多いことを考えると、なんだか胸の痛む話でした。

そういう話を聞いてみんともさんも衝撃的だったようで「お前絶対に無事でいるんだよ!」と、名残り惜しそうに抱きしめていました。








夕暮れから夜になり、瀬戸内の静かな波音を聞きながら空の色が変わっていくのを見ていると、なんだか世界から取り残されていくような、でもどこか寂しさとは違った、とても不思議な気分でした。









立派なキッチンスペースがあることを知らなかったので、夕食は途中で寄ったスーパーで買いこんできたお惣菜。

そして夕食後、外に出てみると、まさに降ってくるようなものすごい星空で、うっすらと天の川も見えました。

恐らくそれはとてもロマンチックなのでしょうが、「こわいですね」というみんともさんの言葉どおり、真っ暗な海から静かに聞こえる波音と山中に響き渡る虫の声の中、部屋を背にして空を見上げていると目にも耳にも人工物がまったく入ってこず、やはり夜という時間や山や海といった場所はヒトが立ち入っていいところではないんだなと思えました。










そしていつものようにあまり眠ることもできず、朝焼けを見に出てみました。

これだけ自然に囲まれた場所の朝の空気というのは格別なものがあり、「お散歩にいきましょう!」というみんともさんの気持ちもよくわかりました。

そのついでに、みんともさんが遊んでるというので僕も始めたドラクエウォークを…。


次第に陽が昇ってますます美しさを増していく瀬戸内の風景でしたので、帰るのがあまりに惜しく…。

「やっぱりこういうとこは最短でも2泊しないとですねぇ」というみんともさんの言葉どおりでした。

もっとゆっくりしたかったですが、帰りにかかる距離と時間を考えると早めに帰らざるを得ず、車窓から見える景色にいちいち視線を奪われていました。


そういった感じで、特になにをしたということもなく、ただただ瀬戸内海を見て過ごしていただけ。

なのにとても印象深く心に残っているのは、やはりあの風景のせいなのかもしれません。

「瀬戸内海の景色に強烈に魅了されている」というみんともさんの言葉が僕にもあてはまりつつあるのかもしれません。


最初の待ち合わせ場所である解散場所でみんともさんとお別れする時に「また行きたいですけど、今からの時期だと次は温泉ですね!」と言ってくれましたので、これからも一緒に行ってくれるつもりなんだなと…いつかあきらめなければいけない時が来るのはわかってるけど、まだ先になりそうだと安心して帰宅しました。

今年の秋と冬も、みんともさんとできるだけ長い時間を過ごせるようにできればいいなと思う、今回のオフ会でした。
Posted at 2019/09/30 03:08:33 | コメント(3) | キモオタの二十四節気 | 日記
2019年08月03日 イイね!

キモオタの小暑2019・初版




すっかり…蒸し暑く…もうすぐ8月ですもんね。

もうここ何年も日本は熱帯地方のような気候になったようで、梅雨などといった風情のあるものではなく断続的なゲリラ豪雨の時期といった感じになっている感じがします。

今年はその期間も長く、蝉が鳴き始めてようやく夏になったんだなと実感します。

超デブの僕としては早く過ぎ去ってくれないかなと思願うばかりです…。

毎年のことですが、僕のような汚物が迂闊に出歩いて周囲の方の不快指数を不必要に上げないように、自宅に篭ってエロゲざんまいで過ごすしかありません。

それは別に夏にかぎったことではなく、年がら年中そんな毎日ですが。

そんな超デブキモオタ中年の惨めな日々の中の唯一の希望、みんともさんとのお泊まりオフ会。

もうけっこう前のことになってしまうのですが、みんともさんは夏場は激務になって会えない期間が長くなるため、その前にどうしても会っておきたい、ということで一緒に行ってもらえました。

夏が近い時期でしたので、夏っぽい風景を見たいですねと話していて、真っ青な夏の海か青々とした夏の山のどちからということになり、当初は島に渡って海を眺めるつもりだったのですが、宿泊施設等の問題から山のほうに行くことになりました。

なったのですが、当日はやはり晴れることはなく、曇り…雨が降ってないだけマシですが…。

それでも僕の目的はとにかくみんともさんと会えること。

天候なんて関係ない…のですが、みんともさんみたいな女の子が自分の年齢の半分近くも年上の超デブキモオタ中年と一緒に旅行しなければならないのに、天気まで悪いと不愉快極まりないのではないかとオロオロしてしまうのですが、みんともさんはいつもどおり楽しそうにしてくれるので本当にもう…やはり惨めな豚男のためにエロゲから出てきてくれたとしか…。

それはともかく、最初に向かったのは以前訪れたことのある駅。

鉄道好きの間では有名な秘境駅なのですが、みんともさんは別に鉄道好きなわけでもなく、僕の趣味に付き合わせてしまっているわけで…。

それでも「いい雰囲気の駅でしたよねぇ♪」と楽しそうにしてくれたり、駅巡りの楽しみを見つけてくれたり、なんだかもう…。

小柄で童顔で幼い容姿に反して非常に母性の強い子なせいか、僕より半分近くも年下なのに、今やすっかりいろいろと問題を抱える困った男子小学生と、その子の要求を優しく受け入れてくれる年上のお姉さんという感じになってしまっています…。

正式なオタク用語で言うと「バブみ」って言うんでしょうか、まさにそんな感じです。
あまりにもそんな感じなので、気持ち悪くもまたそれに甘えまくってしまうわけですが…。情けないとは思いつつも…。

それはともかく、前に訪れた時にその駅までの道のりの景色がとてもきれいだったことを覚えていてくれて、あの辺りに行ってみませんかと言ってくれたのでした。

国道とは思えないほど山深く、きれいな川原がいくつも広がる川に沿った道の景色は色彩が強くなっていて、曇り空の下でもどこか夏を感じる美しい景色でした。

そんな道を横目に見ながら車を走らせ、駅に到着。













相変わらずとても静かで川の流れる音や鶏の声が聞こえ、駅とは思えない空気感でした。

こういった駅の魅力って、うまく説明できませんが「取り残された感」なのかなと思います。













駅巡りにつきあってくれるみんともさんが見つけた楽しみ、駅ノート。
駅ノートを切欠に知り合った方も増えたらしいです。

訪れる人はけっこう多く、前に来た時にみんともさんが書き残して以降も数多くのコメントやイラストがありました。

デジタルやデータで色々なことがすませられる時代、こういった手書きのメッセージはとても温かみがあって、短い文やちょっとしたイラストでもいろいろなものが伝わってきます。

いつものようにじっくりとコメントやイラストを読ませてもらっていましたが…どういうわけかホームに蝶が大量発生していて、じっとしてたら群がってきそうになるので早めに退散しました。














次の目的地に向かおうと車を走らせていたのですが、川沿いの景色がとてもきれいで、下りられるところを探して川原に下りてみました。

予定外の寄り道だったのですが、ここがあまりにも良い場所でみんともさんは大喜び。

空、山、鉄橋、沈下橋、おだやかな清流と、晴れていたら素晴らしいロケーションだったと思います。












ガマンできなかったようで、川に入って遊ぶみんともさん。
電車が鉄橋を通るたびに嬉しそうに手を振っていました。

ところで、ここに来る途中の鉄橋近くに1人の男性がカメラを持って立っていたのですが、あきらかに僕と同種の人間だとわかる容姿でしたのでいわゆる「撮り鉄」の方で、鉄橋を通る電車を撮っていたのでしょう。

その男性が僕達が川原で遊んでいるところを遠くから見ていたのは気づいていたのですが、いつの間にか川原にやってきていて、僕の後ろからみんともさんを撮影しているようでした。

僕が振り返ると「別に鉄橋を撮ってるだけだし」といった感じで、レンズはあきらかにみんともさんを向いてるのに知らん顔をするのですが、前を向くと何度もシャッター音が聞こえてきて…。

みんともさんもちょっとかがんだだけでお尻が丸見えになる格好ですし、今までもあきらかに僕と同じキモオタとわかる男性には好きに撮らせてくれていたので、言ってくれれば一緒に撮影できたのですが…。









思いがけずなんともゆるやかな空気の場所でしたので、沈下橋の端に座り、辺りの景色や鮎釣りをしている人を眺めながら鉄橋を通る電車に手を振ったりして、かなり長い時間をここで過ごしていました。

特になにをしていたというわけでもなく、ただただそんなふうに景色を眺めていただけ。

「贅沢はお金じゃなくて時間を無駄に使うことだと思います」というみんともさんの言葉どおり、なんとも贅沢で充実したのんびりとした無駄な時間でした。

そんなふうに予定外の場所で長い時間を過ごしていたため、この後はこの日の宿へ直行。

僕としてはもう、一刻も早く宿に入りたいわけで…ええ…1週間前から発電すれども放電せずの儀式もいつもどおり執り行っていましたし…。










そしていつもの温泉宿。

夏場に温泉はいかがなものでしょうと話していましたが、味気ないホテルに宿泊するよりは…ということでここにしました。

なんといっても山奥の離れの部屋ですし、僕にとってはそのほうがいろいろと好都合ですので…はい…。

みんともさん、すごく声が大きいんですよね、エロゲみたいにいろんな言葉を言ってくれますし、途中からは泣きじゃくるし、叫び声のような…そうさせてしまっているのは僕なのですが…。
















山奥なだけあって生命の息吹がすさまじく、たくさんの虫達の姿が見えましたが、部屋の中に出ることはありませんでしたし、お風呂は半露天みたいな感じでしたのでさほど気にならず、むしろ夏の山の雰囲気を感じることができました。

時期的にも夕焼けの時はきっときれいでしょうねと話していたのですが、気づけばすっかり暗くなっていて時計も21:00過ぎでした…。

そのままいつものように一睡もせずに翌朝を迎え、以前この辺りに来た時に訪れてみたものの、その時は休館日だった鉄道記念館に行ってみました。











中はこの辺りを走っていたという路線の記念館でした。

さほど多くのものが展示されていたわけではないのですが、今では道路が整備され、建物も立ち並び、ここに来るのもさほど大変なわけではないですが、当時の写真を見ると鉄道が重要な交通手段であったことが伝わってきました。

時間を遡ることができるならば、当時の様子を見てみたいものです。

みんともさんは手描きで書かれた時刻表や路線図を見て、当時の人のデザインセンスに驚いていました。










最後は前に来た時も訪れた滝へ。

「冬の滝は厳しさを感じるけど夏の滝は恵みを感じます」というみんともさん。

ああ、確かに!

夏になると滝の近くで川遊びをする人達が増えますが、きっとはるか大昔からそういう遊びをやっていたのでしょうね。

そして滝を見た後は解散場所へと帰ることになったのですが…。

みんともさんは夏場はかなり忙しくなることからしばらく会えないことがわかっていましたから、寂しさもいつも以上でした。

去年などは耐え切れず、遠くから見るだけでいいからと、みんともさんに内緒でみんともさんの仕事場までみんともさんの姿を見に行ったのですが、お仕事が終わってファンの人達と楽しそうに話しているみんともさんの姿を見たらどうしようもなく嫉妬してしまって、帰宅してからみんともさんの画像や動画で何度も何度も連続して自己発電してしまいした…。

…我ながら本当にキモいです…。

とにかく、超デブキモオタ中年醜男の僕にとって夏は地獄の季節ですし、みんともさんに出会って以来、夏が嫌いな理由も1つ増えました。

そんな夏が早く過ぎ去ってくれることを日々願いつつ、またエロゲとエロ同人な日々でやり過ごして、また一緒に行ってもらえることを待ちたいと思います。


Posted at 2019/08/03 05:07:14 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記

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