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おたふとのブログ一覧

2019年06月05日 イイね!

キモオタの小満2019・初版




元号も変わり、令和にも慣れてきた感じがしています。
元号なんて合理的じゃない、まさに老害の云々とワカモノの間でよく目にしましたが、確かに合理的ではないかもしれませんが、数十年での時代の節目があるというのは良いことじゃないかなと思ったりします。
立ち止まって振り返ることって大切なことだと思うんです。

老害といえば最近の交通事故でご老人による事故が取り上げられることが多いですが…。

とても許されない件が多いですが、我々もいつかそうなるのですし、特にここはみんカラですから車好きで運転に自信のある方が多いみたいですし、そういう方々が年寄りになった時「自分は大丈夫」と言い張らずに素直に免許を返納できればいいのですが…。

弱い者を叩くのは人間の性ですが、いつかは自分もその立場になるということは忘れないでいたいです。


なんて、低学歴・低収入・底辺層の超デブキモオタ中年醜男が人並みなことを言ったつもりになってますが。


そんなことはともかく。


新しい時代になっても、日々エロゲとエロマンガという惨めな日々が変わるはずもなく。

そんな陰惨な毎日の中での眩いほどの希望といえばみんともさんとのお泊まりオフ会。

なかなか都合が合わずに前回からかなり時間が経過してしまいましたが、先日ようやく一緒に行くことができました。

しかし、いつもはお泊まりオフ会と称してお互いのCX-5で行き来するドライブ旅行なのですが、今回は車での移動ではなく電車。

目的地は、みんともさんが特に思い入れがあるという町でした。

なんでも、みんともさんのご両親が大好きな映画の舞台となった町なのだそうで、みんともさん曰く「内容と共にその風景に強烈に魅了された」らしく、これまでにも何度か訪れたことがあるそうなのです。

僕でも観たことがあるくらい有名な作品ですが、みんともさんにとってはまだ生まれる前の作品ですし、むしろ僕のほうがそれらの作品の直撃世代だと思います。

僕より半分近く年下のみんともさんがそれらの作品を大好きだということに驚きと共に妙に嬉しくなり、いつか一緒に行くことができればいいなと考えており、今回の旅行の計画に当たり、その町に行ってみたいと提案してみたのです。

いつもは僕のイロイロな要求をイヤな顔ひとつせず「いいですよー♪」と聞き入れてくれるみんともさんですが、今回ばかりは「う~ん…」と考え込んでいたようで…。

みんともさんから提案されたのが…別行動…。

いや、わかります。むしろそれが普通です。
自分より半分近く年上の超デブ中年キモオタなんて一緒に歩きたくないでしょうし、これまでにも様々な場所ですれ違った人達から奇異の視線を受けたり、あからさまに「で、お前はこの子のなんなの?」みたいな扱いをされてきました。

特に思い入れがあるという町でわざわざ僕みたいな醜男と一緒に行動する必要はありません。

とはいえ、そう自覚してはいるものの、やはりショックなことには変わりなく…。

しかしみんともさんの説明によると、この町は箱庭みたいな狭い町の中を迷路のように道が繋がっているから「どこかで会うかも…」と思いながら別々に歩き回ったほうが面白そうだから、ということでした。

そして最終的には時間を決めてその日の宿で待ち合わせましょうということでしたので、確かに面白そうかもと思ってみんともさんの案に従うことにしたのです。





そして当日。
今回は地理的にお互い電車のほうがいいでしょうということで、それぞれ時間をずらして現地に到着しました。

ドライブ旅行ではないものの、1週間前から発電すれども放電せずの儀式も当然執り行っていましたし、この町を舞台にした映画もしっかり観てきました。

その映画の感想を書きたいところではありますが、異常なほど長くなりそうなので自重します…。
ただ、僕の世代ならばテレビなどで1度は視聴したことがあると思われ、当時はなんとなく観ていたものをあらためて観てみると、涙がホロホロと溢れてきました。
もちろん感動してしまったということもあるのでしょうが、それ以上に、なにか、どうしようもない郷愁感に包まれてしまったように感じ、感受性の塊のようなみんともさんが大好きだという理由もわかるような気がしました。













前もってロケ地マップなどを参照して行きたい場所を見当つけていたのですが、どういうわけか駅前から海のほうへふらふらと向かってしまいました。

なんか、なんというか、映画の冒頭部でも語られていましたが、初めてくるのに何故か懐かしいと感じてしまいました…なんでしょうね、これ。








海沿いにデベデベと歩いてみたら、見覚えのある場所が!
あの作品から何十年も経過しているのにほとんど変わらないのですね。

対岸との間を行ったり来たり。
映画の中と同じように、常に地元の方達やお仕事の方達が利用していました。








思わず乗ってしまいました。運賃はなんと60円。
普段の僕ならば遠くから眺めているだけのはずですが、こうして「乗ってみよう」という行動に出たことに我ながら驚きました。








対岸から見る町並み。
なるほど、箱庭的と言われるのもよくわかります。








船で戻ってきた後は商店街の中をうろうろしてみました。

本当はみんともさんと会えそうな場所を予定していたのですが、こうして思いつきでウロウロしていることに更に我ながら驚き、とても不思議な気分でした。










商店街から少し外れると、住宅地へ向かう階段の途中に踏み切りがあり、それはまるで商業地との境界線のようでした。

こういうのってけっこうあったりするのか、それともこの町独特のものなのかなと思い巡らしながら歩き周っていました。








やや!あの坂は…!

ところで、のんびり歩いているように書いてますが、この日は真夏日。
そんな中を僕みたいな超デブがおびただしい汚汗まみれになってカメラ片手にウロついてるわけですから、傍目にはさぞおぞましかったと思いますし、それは自分でも自覚できました…もう、尋常じゃないほどの汗の量でしたし…。

特に「ゆったりとした時間が流れるこの町で…のんびりと自分探し…」みたいな、タピオカやマカロンを主食としてそうな女子の方からあからさまに不快な顔をされましたし。
※道の写真を撮ろうとしていたら後ろからその女子の方が来ていたので「あ、お先にドウゾ、ブヒュヒュ…」と道を譲ったら「うわぁ…なんか言葉話してるんだけどぉ…」みたいな。


















ここだけは行っておきたかったし、みんともさんも訪れるだろうからタイミングよく会えないかなと期待して行った神社。

「ああ、ここだぁ…」と、やはりちょっと感動しました。
階段の上には小ぢんまりとした社殿があり、とても親しみやすい雰囲気。
その地域のご鎮守様としてはこれくらいがちょうどいいのかもしれませんね。










この日最後に立ち寄ったのがこの神社。
とてつもなく巨大なクスの樹に圧倒されました。

ここも映画やアニメ、いろんな作品の舞台となった場所です。
確かに良い雰囲気。


とうとうみんともさんと遭遇することはありませんでしたが、夕方に差し掛かってきたので宿に向かうことに。

食事がないので食料を買っていかなければならないのですが、これがかなり難儀しました。
結局駅前のコンビニまで戻ることに。

食料をリュックに押し込み、宿に向かうのですが…前もって場所は地図で把握していて、坂と階段を上っていくことはわかっていたのですが、とんでもない勾配が延々と続き…「宿に着けばまりのさんに会える」の一心で上りましたが、宿に着いた時にはもう、汚汗まみれどころではなく、完全に茹で豚状態でした…。

みんともさんは先に宿に着いていたようで、そんな汚物状態の僕を見て気持ち悪がるでもなく「大変でしたねー」と汚汗を拭いてくれたり、冷たい飲み物を用意してくれたり、着替えを用意してくれたりと本当にもう…。

満身創痍で宿に着いたにも関わらず、みんともさんの姿を見た途端に漏電気味になってしまう僕のキモさも我ながら本当にもう…。

それはともかく、ひとまずシャワーを浴びてようやく落ち着くことができました。









この宿は空き家を改築したもので、みんともさんがどうしてもここに泊まりたいと強く希望した宿でした。

その理由が、テラスから水道が一望できる景色。
この景色を見ながら過ごしてみたい、この町で生活してるような気分になりたい、ということでした。

この町に住む人にとってはいつもの景色なのでしょうけど、外から来た者にとってはとても印象的な景色。

みんともさんは何度も窓やテラスからこの景色を眺めていて、その姿はなんというか、戻ることのできない故郷の景色を遠くから眺めているかのような雰囲気で、その場に僕なんかがいていいのだろうかと申し訳ない気持ちにさえなりました。

ふと我に返ったかのように「ずっと見ちゃいますねー♪」と、いつものみんともさんになるのですが、それでもしばらくすると引き寄せられるかのようにその景色を眺めていました。

そんな姿を見ていると、なんだか遠くに感じてしまい不安になってしまうのですが、そんな気配を察してくれたのか「あ、写真撮りますか??」と、ぱっと笑ってくれましたので、いつものように…。















いつもならば宿に着いた途端にリミッターが壊れて制御不能になってしまうのですが、さすがに今回ばかりは邪魔をしちゃいけないような気持ちになり、テレビもなにもつけず、鳥の声や行き交う船や電車といったこの町の音を聞きながら、この日に行った場所や感想を話していました。

それでもずっと抑え続けることなどできるはずもなく、結局明け方まで眠らずに…でしたが…。









夜になると町の灯りが水道に反射して、朝日が水道を照らす明け方も、それぞれとてもきれいでした。


そして2日目。予定をたてない…という計画。
今回は同じ宿で連泊にしており、観光気分であちこち観て回るよりも、なにもせすにただ過ごしてみたいというみんともさんの希望でした。

というわけで、朝から今日の分の食料を買いに行くついでに町の中を散歩してみました。









地図を見ず、道が分かれたら面白そうなほうに歩いてみる。
そしてまた道が分かれたら今度はじゃんけんで決めてみる。

歩き疲れたら景色を見ながら休んだりして、時間を気にせず歩きまわりました。













ここでみんともさんの「誰からでもすぐに話しかけられるスキル」がいかんなく発揮され、古い建物を見上げていたり、道の分岐で立ち止まっていると、通りがかりの地域の方からすぐに「この家はね…」「この道はね…」と、すぐに話しかけられていました。

小柄でかわいらしい童顔、柔和で笑っているような表情、恐らくそういったところが他者の警戒心を緩ませるのでしょう。

そして職業柄というのもあるのでしょう、そうやって話しかけられるとすぐに会話の糸口を掴み、あれこれと色々な話を聞き出す術に長けており、観光地としての表面的な話ばかりではなく、実際にこの町に暮らす人々の実情や感情、イメージばかりを追い求めて外から来る人達との軋轢、そういったことまで興味深そうに聞き出していました。

そしてどうやらそれこそがみんともさんが知りたかった内情のようで、様々な問題点を熱心に聞いていました。

おそらくですが、思い入れのある場所だからこそ、きれいな上澄みだけを見て判断するのではなく、もっと深くまで知り、そのうえで「大好きな場所」と言いたかったのではないかと…。

「愛とか夢とか希望とか絆とか、そういう重い言葉を軽々しく口にする人ほど信用ならない。」

そんなみんともさんの性格を考えると、きっとそういうことなんだろうなと思います。



















歩き回っているとやがて住宅地を抜けて商業区域に出ましたので、食料を探すことに。

しかしさきほどの地元の方からのお話で、いわゆるスーパー的なお店がないことがわかりましたので、この日もコンビニで食料を買い込み、部屋に戻ることに。

来た道を戻るのはなんとなく面白くないので遠回りしてロープウェイを経由して戻ることにしました。













展望台から景色を眺め、部屋のほうへ歩いていく途中で猫と遊んだりしながら戻りました。

みんともさんは無類の猫好きなのですが「やぁん、ねこちゃあん♪」な、ネコ好きな私ってカワイイよね?な、ネコ好きアピールゆるふわ女子ではなく「ネコじゃありません。猫です。所詮獣です。」と言い切る猫好き女子なので、「おい!」と話しかけてました。

どうやら触らせてくれそうだとわかると「今日は暑いな!」みたいな口調で話しかけながら撫で、写真の三毛猫などは人相…というか猫相は悪いですが、みんともさんの愛撫に「うっひ~!」みたいにヘロヘロになってました。

みんともさん曰く「ネコちゃんネコちゃんって優しく撫でるより、マッサージみたいにしてやったほうがいいんですよ」と。

確かに喉を鳴らしながらもっとしてくれって感じでヘロヘロになってました。
それにしても猫の喉鳴らしってずいぶん久しぶりに聞いた気がします。


ずいぶん長い時間歩き回っていた感じだったのですが、部屋に戻った時はまだお昼ちょっと前。
書くまでもなく汚汗まみれになっていた僕に「シャワー浴びますか?」と、僕がお風呂で汚汗を流している時間に昼食の用意をしてくれていたみんともさん。

僕は常々みんともさんのことを彼女どころか今すぐにでもお嫁さんになってほしいと書いていますが、こういう何気ないことが僕にとってどれほど…!

それはともかく、前日と同じように、テレビもつけず、音楽も流さず、町の音を聞きながら食事を摂り、テラスでコーヒーを飲みながら、みんともさんが最近はまっているというボードゲームでのんびり遊んだりしていました。





なんという緩やかな時間。
無駄な時間を過ごすという贅沢。
「贅沢ってお金じゃないですよ」という、みんともさんの言葉をまたしても実感させられたわけです。

そのまま特になにをするでもなく、ボードゲームをしてみたり、ボーッと景色を眺めていたり、昼寝したり、陽が落ちてお腹がすけばご飯を食べて…。

不思議なことに、色々と予定をたててあちこち見て周るより、こうしてなんにもしない時間を過ごした時のほうが印象に残ってるんですよね。

そしてそのまま夜になり、朝になり…いつもは部屋を出る時、今回のみんともさんとの旅行ももうすぐ終わりだなという寂しさがあるのですが、今回はそれとは違った妙な寂しさがありました。

いつもなら「また来ましょうね!」と、はしゃいでくれるみんともさんもどこか物憂げでした。

そんな様子を見てると「もう会えないんじゃないか…」という不安に駆られ「マ、また一緒にど、どこか行ってもラえたら嬉しいなぁ!」などと、無理に明るく振舞うと「もちろんですよ♪」と、いつものみんともさんに戻ってくれてよかったのですが…。


それでも、解散場所である駅に着き、みんともさんに見送られながら電車に乗り、自宅への帰路の間、いつもと違った寂しさに包まれていました。

家に帰り、次の休みに再び映画を観てみました。

作品の終盤、それまでまったく喋らなかった父親の言葉。

「きっと昔の…素敵な想い出があるんだろう。父さんは母さんの全部を気に入ってもらったんだからな。その想い出も大切にしてあげたいと思う。」

「お前、ひとを好きになったことがあるか? 好きになれ。思いっきり好きになれ。その人の喜びも悲しみも、みんなひっくるめて好きになれ。」

もう、涙がとまりませんでした…。


いや、しかしそもそもみんともさんはお嫁さんどころか彼女でさえもありませんが。
いや、僕としては彼女どころか今すぐにでもお嫁さんに…!
いや、もうこの辺にしておきます…。


そしてこれを書いてる今はもうすぐ梅雨入り。
その後にはまた夏がやってきます…。

夏の間はみんともさんに会うことが叶いませんので、どうにかその前にどこか一緒に行ってもらえたらと思います。






Posted at 2019/06/05 06:00:43 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2019年03月29日 イイね!

キモオタの春分2019・初版



世間ではいよいよ春めいた雰囲気が漂ってきています。
節目を迎える人が多いせいか町の雰囲気も活気が感じられます。

つまり、冬が終わったということです…。
これからまたしばらく超デブの僕は汚汗を垂れ流すことになるのです…。

周囲の方達の不快指数を不必要に上げないためにもできるだけ汚部屋に篭っていなければなりません。

いや、それは年がら年中いつものことですが。

そしてちょっと前のことになるのですが、暖かくなる前に温泉を堪能しておきましょうということで、みんともさんとお泊まりドライブオフ会へ行ってきました。

いつものように1週間前から発電すれども放電せずの儀式を執り行い…とサラッと書いてますが、これは1日3回の自己発電がデフォルトの僕にとってはかなりの苦行で、2日目からはほんのちょっとの刺激で漏電状態になり、4日目辺りからは蓄電のあまり常時膨張気味だったりします。

そんなことはともかく、いつものようにみんともさんとの待ち合わせ場所に向かい、目的地へ車を走らせました。

前回が雨でしたので今回は晴れていてよかったのですが…晴れてはいるもののとにかく霞がひどく、白々とした景色が続いていました。


今回最初に向かったのは、みんともさんが見てみたいですと希望したこの場所。









とても大きな岩…というか、巨石。
いわゆる石舞台のようで、はるか昔にはここで豊穣を願う神楽が舞われていたとか。
なるほど、いかにもみんともさんが興味を惹かれそうな場所です。









石の上からは麓の田畑が見えたのですが、いかんせん霞が…。
しかし当時もこうして麓の村が見えたのでしょうし、ここで豊穣を祈願していたというのもうなずけます。

なんでも一説では足利尊氏もこの場所で祈願したらしいのですが…
「そういうのは疑うよりもそう思ったほうが面白いですよ」というみんともさん。確かにそのとおりです。
そう思うとよりいっそう神秘的でもありますし、深みが出ます。

そして周囲の景色や山々を感慨深げに眺めていたみんともさんが突然…!





「今日は…このまま霞んだままであろう…」
さすがこういう場所なだけあり、天啓を受けたようでした…!

などとふざけていましたが、その啓示は本当のこととなり、この日は1日中世界が白かったのです…。

そんな悲しい天啓を受け、次の場所へ。










巨大な奇岩が競うように立ち並ぶ場所。
ここは先ほどの場所からすぐ近く…のはずだったのですが、ここへ抜ける道がことごとく通行止めになっており、かなり時間をロスしてしまいました。

そのため、本当はもっとじっくりと見て周る予定だったのですが、外から眺めるだけにして次の場所へ。








次の目的地は山頂の展望台。
そこへ向かう手段がこのリフトだったわけですが…。

普通の方々ならばスキーやスノボでリフトなんて乗り慣れているでしょうが、僕は初めてだったのです。

それを察してくれたみんともさんが見本を見せようとしてくれたのか「先に乗りましょうか?」と言ってくれたのですが、さすがに女の子を先に行かせるわけにはいかないと僕が先に乗りました。

僕のような運動神経の欠片もない豚男がそんな意地を見せようとしたら、うまく乗れずに転倒することが期待されますが、思いのほかすんなりと乗れてよかったです。

しかしこれだけの急勾配。
正直ちょっと怖さもあったりして、後ろから聞こえるみんともさんの「すごいですねー♪」という楽しげな声に「ソ、ソウデスネ、ハ、ハハ」みたいに空笑いで返すことしかできませんでした…。

そしてこれだけの急勾配を上ってきたのですから、山頂の展望台からの眺めはさぞ…!














ま、まあ、この山にとってこの展望台はオマケみたいなものですし…。

展望台の周囲が簡単な庭園みたいになっていましたので少し散歩してから下りることにしたのですが…。








当然、下りる時もけっこうな角度なわけです。
「お~♪」という、みんともさんの楽しげな声に「オ、オオー、ハ、ハハ…」と、またしても空笑いでしか返せませんでした…。

そして駐車場に戻ってきたところ…!








両脇にガッチリとト●ラーが!
こないだブログに書いたばかりでなんとタイムリーな。
みんともさんも「早速ですねぇ」と驚いていました。

白い大型の車なんてわざわざ隣に停めるために枠からはみ出してるじゃないですか…。








ちなみに前方の駐車スペース…。








せっかくなので記念写真を撮って次の目的地へ。














次は某古代遺跡に似ている…らしい風景の場所。
言われてみればそう見えないこともない…ような…。

そう見えるか見えないかよりも、ここをそう見えると考えた発想がすごいですと言うみんともさん。

しかしけっこう有名な場所なようで、僕達の他にも常に誰かが立ち寄っていました。
















次にやってきたのが滝。
落差80m以上ということでけっこう期待していたのですが…。

もっと近くから見ることができる場所もあるようだったのですが、そこへ向かうであろう道は通行止めになっていました。

滝そのものよりも周囲の断崖のような岩壁のほうが印象に残りました。

何故か観音様がいらっしゃいましたのでご挨拶するみんともさん。
















そして今回の宿へ到着。
いつも行ってる宿でもよかったのですが、たまには違う宿を…ということでこちらにしました。

この辺りの主要な道路沿いとはいえ山中にある宿の戸建ての離れで、部屋に車を横付けできて便利なのですが…。

建物は新しくてきれいなのですが、なんというか、箱だけきれいにしてみましたみたいな、痒いところに手が届かないというか…。
温泉宿としてはちょっと趣向が違うのかなという感じでした。

お風呂もマンションのような内湯だったり、一応、露天形式ではあるのですが、木塀に囲まれていていまいち開放感がなく、ヒノキの浴槽もかなり小さく…。

なによりとても残念だったのが、ここは素泊まり宿なので持ち込み歓迎と謳っていたのに「ゴミは全部持ち帰ってください」と…。

キレイでオサレな見た目にこだわるあまりに中身はスカスカという感じでした…。

それでも、僕にとってもっとも重要な「離れ」であるため安心していたのですが、離れであるにも関わらず隣の部屋の物音や声がけっこう聞こえてきたので非常に落胆していたのですが…。

山の天気は変わりやすいもので夜から夜明け近くにかけて豪雨になったので救われました…。









そしていつものようにほとんど眠らずに翌日…。
この辺りにかつて走っていた鉄道路線で使われていた機械や資料を展示した簡単な鉄道資料館があったので、僕の希望で寄らせてもらったのですが…。

仕方ないので外に置いてあった転轍機や信号機を見るだけでした…。












さきほどの資料館の近くに滝があったので寄ってみたのですが、これが思いのほか見事な滝でした。
前夜に降り続いた雨のせいで水量も増していたようで、かなりの迫力。

この滝に落ちるまでの川の流れも見ることができましたし、今度から近くに来ることがあったら寄ってみましょうと話していました。


そしてこの後は、ほぼ一睡もしてないこともあり、超安全運転で解散場所に帰りました。

その道中で「次は○○に行ってみたいですね」みたいな話をするのですが、楽しそうに話してくれるみんともさんに「ああ、次もまた一緒に行こうと思ってくれてるんだな…」と、僕としてはかなり幸せな時間だったりします。

反面、みんともさんとお別れしてからの時間は「本当にまた一緒に行けるんだろうか…」という不安に苛まれる時間が続くわけですが…。

ともあれ、時期的に温泉の季節ではなくなってきて、超デブの僕はまた汚汗を垂れ流しながらの行程になると思いますが、また一緒にどこかに行けますようにと、今回の旅行でのみんともさんの写真や動画を見ながら自己発電の毎日です…。
Posted at 2019/03/29 04:44:13 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2019年02月27日 イイね!

キモオタの雨水2019・初版




今日の洗車場はDQNがいなくて落ち着いて洗えました。


煽り運転のニュースが飛び交う最近ですが、50km制限の道を意図的に10~20kmくらいで走行するのはなんと呼ぶのでしょうね。

というのも、僕の住む地域の話なのですが…。

深夜帯に信号待ちで車が止まっててその後ろにつけると…信号が青になっても進まない、ようやく進んでも10~20kmくらいでノロノロ走る。

だいたい7割くらいの車がそんな感じなのです。

地方の、さらに田舎特有の、人に親切にしたり道を譲ったりすると自分が下と認めることになると感じ、わざわざ嫌がらせをして自己顕示するような人が多い地域ですから、恐らく後ろの車がイライラしていても俺様速度は譲らないというマウント行為なのでしょうけど…。

僕としては飛ばしたくない人間ですので車間を空けて同じくらいのスピードで走るのですが、2~3kmも走るとさすがに飽きるようでスピードを上げて走り去っていきます。

ああいうのって何運転と呼ぶのだろう…。


さて。


今年の冬は北の地では猛吹雪になる一方、南の地は温かかったりして、日本みたいな小さな面積の中でこれだけ違うのはちょっと不思議ですね。

超デブの僕は冬が1番動きやすい季節なのですが、だからといってアクティヴになるわけでもなく、部屋に篭ってエロゲ三昧なのは年中変わりません…。

そんな僕が唯一アクティヴになることといえばみんともさんとのドライブお泊まりオフ会。

冬が終わる前に温泉を堪能しておきましょうというということで、今回はここに行こう、あそこに行こうと計画していましたが、天気予報はずっと雨…。

ここ何度かのみんともさんとのオフ会では晴れの時が多かったのでおかしいなと思ってはいたのですが。

当日の天気予報も全国的に雨。
僕の住む地域でもすでにぱらぱらと雨が落ちてきていました。

それでも少しは持ち直さないかと淡い期待を抱きながら、みんともさんとの待ち合わせ場所へ。
もちろん1週間前からの「発電すれども放電せず」の儀式は欠かしていません。

そしてみんともさんとの待ち合わせ場所に着くまでに何度か雨を通り抜けたため、今回はもうどこにも行かずに宿で温泉を堪能しまくることにしましょうということになりました…。

まあ…ぶっちゃけ僕にとってはそのほうが嬉しかったり…はい…。

宿に向かう道中もぽつぽつと雨が落ちてきましたが、途中で一箇所だけ寄ってもらいました。











特になにがあるという駅ではないのですが…。

以前、この辺りの景色が某青春切符の広告に使われて、1度行ってみたいと思っていたのです。

まさか自分よりも半分近くも年下の可愛い女の子とこんな形で一緒に来ることができるなんて…今更ですが、当時の僕には妄想こそすれど想像はできませんでしたね…。









なにもない駅ではありましたが、のどかでのんびりとした雰囲気の良い駅でした。

これまでにもみんともさんには僕の鉄道趣味につき合わせてしまって、こういう駅にも何度も一緒に行ってくれたのですが…。

普通の女の子なら僕みたいな超デブ中年キモオタ醜男と一緒に行動するだけで地獄でしょうし、ましてそんな奴とこんな駅に来てもつまらなそうにして当たり前だと思うのですが、みんともさんはいつも楽しそうにしてくれるんですよね…。

すれ違う人達やその場で話した人達からの「なんでお前が?」みたいな視線や雰囲気も常に感じますし、いつものことながらなんでこんな子が存在するのか…やはりエロゲから出てきたとしか…。

なんて、また暗い感じになってしまっていますが。

みんともさんは構内に踏み切りがあることを珍しがったり、ホームの先で線路が1つになって森に吸い込まれていく景色を気に入ってくれたようで、いつものように「連れてきてくれてありがとうございます♪」なんて、本当に僕はもう…。










今回の宿もみんともさんお気に入りの宿で、今年はすでに4回目。
いつも迷ってしまいますが、今回はちょっと間違っただけで辿り着けました。

谷の下にある宿ですので「こっちで合ってるんだろうか…」という道を進んでいくのです。

宿にチェックインすると同時に本格的に雨が降り始めたので良いタイミングでした。












今回のお部屋。
通常は戸建ての立ち寄り湯として使われていますので、離れです。
離れ。僕にとってこれはすごく重要なのです…!

みんともさんは寝室の狭さが屋根裏部屋みたいですねと喜んでいました。








そしてお風呂。
加水なしの源泉かけ流し…ではありませんでしたが、ボタンを押すと1時間ドバドバとお湯が出続け、それが10回、つまり10時間分お湯が出ます、とのこと。

そのためいつでもお湯が溜まっているわけではなく、出る時にはお湯を抜いて入る時にお湯を入れる必要がありますが、なにしろ5分もあれば満杯になりますし、そこからさらに1時間くらい出続けるのですから、常時新しいお湯に入れ替えられるというわけです。しかも10回分も。

おまけにこの広さですから体を伸ばしてもどこにも支えませんし、じゅうぶん堪能できました。

窓の外は森になっており、夜になると外の木が簡易的にですがライトアップされていました。
温泉に入りながら雨に濡れる木の幹や枝、その葉や草を見ているのはちょっと幻想的な気分でした。

雨は夜通し降り続いて朝になっても止むことはなく、離れ+雨音ということで僕にとってはとても好都合で暴走しまくりで、結局一睡もすることはありませんでした…。


翌日。
どこかに寄れたら寄りましょうと話していましたが…





途中の道もこの状態ばかりで、寝てないこともありましたし、超安全運転でゆっくり帰りましょうということになりました。

みんともさんとのお別れ場所になって、毎度のことながら寂しさがこみ上げてくるのを抑えられませんでしたが、みんともさんは雨の中、傘を差して僕の車が見えなくなるまで見送ってくれていました。

なんであんな子がいるんだよ、なんで僕なんかとこんなことしてくれるんだよと、寂しさと情けなさでいろんな感情の入り混じったキモい汚涙を流しながら帰りました。

最近特になんですが、今度はいつ会えるんだろうか、もう会えないんじゃないかという不安が大きいんですよね…まったく情けなくて気持ち悪い醜男だと思います…。

そんな今回のお泊まりオフ会でしたが、今回は嬉しいお土産というか…!





バレンタインが近かったのでいただきました!

40年近く、母親以外からもらったことのなかったチョコレート。
義理とはいえ初めてもらった女の子はみんともさんでした。

初めてもらった時は嬉しさのあまり部屋に飾ってしまい、賞味期限ギリギリに食べようと思っていましたが、もったいなくて結局食べないまま飾り続けていました。

それを知ったみんともさんから怒られてしまったので翌年からは素直に食べるようにしています。

そして今年もいただけたのですが、それ以外に喜ばしいことが…。

「Nさんにも渡しておいてください」と、N君の分も預かってきたのです。

ということは、僕はみんともさんから直接いただくことができましたが、N君は僕経由…恋敵としてこの差は大きい!

まあ…自分達より半分近くも年下の女の子から義理のチョコレートをもらってこんなに喜んでる僕達なんてどっちもキモくて大差ないのですが…。


そんな感じの今回のオフ会でした。
Posted at 2019/02/27 05:04:47 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2019年02月02日 イイね!

キモオタの大寒2019・初版



その地域の民度って高速のインター周辺、特に降り口でわかると思いませんか?
ちなみに僕の住む地域のインター周辺は常に大量のゴミが散乱してます。


さて、すっかり年も変わりましたが、日々相変わらずアニメとエロゲという怠惰な毎日を過ごしています。

今年の冬は冷え込む日はあったりするものの、比較的暖かい冬なのかなと感じています。
いかんせん超デブが感じることなので本当はそんなことないのかもしれませんが。

そんな底辺層の豚の生活の中で唯一彩りを与えてくれる、みんともさんとのドライブお泊まりオフ会も前回から約2カ月…。

なかなか都合が合わずに年を越してしまい、またしても絶望的な気持ちになりつつありましたが、ようやく行ってもらえることができました。

年齢を重ねるにつれ体力や感性は衰えていくものでしょうけど、いまだ日に3回の自己発電が欠かせない僕のことを考えると、もしかするとキモオタという人種は老化が遅いのかもしれません。

男の顔は履歴書だという言葉も聞きますし、確かに同年代の方々と比べてキモオタは若く見えると思います。

結婚し、子を儲け、家庭を守るために様々な重圧や責任を背負いながら生きてる方々に対し、常に女の子に対する妄想ばかりを抱えて過ごしている我々のような人間の老いが早いはずがありません。

なんだか話が違う方向に向かってますが…。

とにかく、みんともさんと会えるのは2カ月ぶり。
いつもみんともさんとのオフ会では1週間前から「発電すれども放電せず」の儀式を執り行っていますが、今回は特に辛かったです…。

そんな中で今回はもしかしたら2泊してもらえるかもしれないということでしたので、それはもう、それはもう…!

そして初日の夜、僕はどこにいたのかというと…。








某県の格安ビジネスホテルにいました…。

というのも、今回は僕が昔から時々参加してる極小規模の集まりがありまして(車関係などではなく、僕と同類の同士達が集まる惨めでキモい小さな集まりです…)、そこにみんともさんが来てくれることになったのです。

しかし僕とみんともさんではそこに向かうまでの距離も時間も違いすぎることや、なにより僕とみんともさんの関係を悟られないために、みんともさんは車で、僕は公共交通機関を使って現地に向かうほうが都合がよかったためこうなったのでした。

そして翌日、集まりでの色々を終え、みんともさんと待ち合わせたのが…








この駅でした。
1度来てみたかったこともあり、別の駅まで同士の方に送ってもらい、電車で着きました。














ホームのすぐ下が海ということもあり、まるで海の上にあるような駅でした。

また、たくさんの黄色いハンカチが並べられていて、風になびく様子が天気の良さもあってとてもきれいでしたし、なんでも最近ではインスタで話題になっているとかで、僕達が滞在している時も男性が写真を撮りに来ていました。


ところで今回、みんともさんはかわいらしいガマ口財布を首からさげていたのですが…。

「やい魔王!」「カ~ンちゃん、わしゃかなわんよ~」のハクション大魔法の財布みたいだと思っていたら…「邪神ちゃんです」というみんともさん。

まさにジェネレーションギャップですね…。







参考画像。魔王と邪神ちゃん。
よく見ると魔王のそれはポシェットみたいになってますね。

しかし魔王にしろ邪神ちゃんにしろ、ギャグアニメの魔界キャラは財布を首からさげているのがスタンダードなんだろうか…。

いずれにしろ、若い女の子が執着しそうな高価なアクセサリーをつけるのを好まないみんともさんらしい装飾品だなと思います。

そして距離と時間の都合でこの日の予定はひたすら移動。














高速を使ったほうが早かったのですが、せっかくだし安かったこともあってフェリーを使うことにしました。

みんともさんは追いかけてくる鴎に餌をやりたかったみたいですが、すでにおば様方が賑やかにバラ撒いていたので展望デッキに出てみました。

ちょっと寒くはありましたが、この日は本当に天気がよかったこともあって青い空と海がとても気持ちよく、その青さの中の白い鴎が非常に映えました。
















フェリーを降り、数時間車を走らせて辿り着いたこの日の宿。

みんともさんがとても気に入っている温泉宿です。

「これで合ってるんだろうか…」という道の先にある、山の中のひっそりとした宿です。

広い敷地の中に母屋や離れの部屋が点在し、それを繋ぐ通路が回廊のようになっています。

離れじゃないと色々とまずいので…はい…。













そしてお部屋。

ベッドが置いてあるものの、純和風の落ち着いた部屋に冬の温泉宿にあってほしい炬燵。

部屋の外にはテラスもあり、山の景色を眺めることができました。








みんともさんの1番のお目当てがこの部屋付の内湯。

露天や内湯、部屋専用のお風呂がついた宿はたくさんありますが、ここが1番好きとのこと。

部屋に繋がるように作られた、古い木造の風呂小屋いっぱいの大きな石風呂。

「湯気が天井からポタリと背中に~♪」の歌のように、時折背中に落ちてきます。ビバノンノン。

そういった情緒が溢れるこのお風呂は確かにみんともさんが好みそうな感じです。












宿には展望風呂があり、ケーブルカーを使って上っていきました。

展望風呂からはその名の通り、辺りの山々や丘が見渡せる素晴らしい眺めでした。

ゆったりと温泉に浸かりながらこの景色を眺めていられるのは、なんとも贅沢な気分でした。












今回は久々の食事付でした。その内容にみんともさん大絶賛。

山の宿の食事として「これは欲しい」というものが揃っていて、奇をてらいすぎない落ち着いた創作料理。

近年の色々な事情が取り巻く中、こういう「わび・さび」を感じさせる料理を出してくれるのは嬉しいです。

焼き物の炭も造りものかと思うほどきれいなものが使われていたり、お茶もきちんと葉が使われて鉄瓶を使っていたり、そういうどうでもいい部分でも手を抜かない。

通路の脇に置かれたサービスのお茶も常時温かく、いつの間にか取り替えられている。

週に2日きちんと休営日を設けている影響もあるのでしょうか、「良いものは手間がかかる」ことをきちんとやってくれる素晴らしい宿だと思います。








翌朝、陽が昇る前に再び展望風呂へ行ってみました。

やはり朝方はかなり冷え込んでいて、そのぶん温泉が気持ちよく、遠くのほうで雲海が発生しているのが見えました。








朝食。すべて非常においしかったです。

ご飯もたいへんおいしく、超デブらしく4杯もおかわりしてしまいました。












翌日まず向かったのが、いつも訪れているお気に入りの場所。

いつも雲が多かったり霞んでいたりとイマイチでしたが今回はスッキリ!

完璧ですねとみんともさんと喜び合いました。














今回1番驚いた場所がここ。

ここを目的地にしていたわけではないのですが、突然現れた景色に驚いて声を挙げ、思わず車を止めて見入ってしまいました。

荒々しくも雄大な山とその中腹を縫うようにして走る道路が見える眺めは神々しささえ感じました。





こういう場所に来ると昔の人はどんな気持ちで眺めていたんだろうと考えてしまうというみんともさん。

確かに車や道路なんてなかった時代、山や海は神様が住む場所とされてきたのもわかります。














こちらは以前訪れたことのある展望所。

帰ってからわかったのですが、先ほどの場所とはちょうど正反対の場所になるようです。

平野が広がる向こうに大きな山。この辺りがそういう地形だとよくわかる場所の1つです。

崖のように突き出た道路が印象的でした。
















こちらもお気に入りの場所。

大きな風車が立ち並ぶ丘と広大な景色を眺められるはずなのですが…ここに来る時は決まって霞みがひどく、この日もそうでした。

しかし、以前の震災で羽が取られていた風車も修復されていたようで嬉しいことでした。


ところで…この展望所も先ほどの展望所もそうだったのですが…
タバコの吸殻が投げ捨ててあるのがやたらと多い…

この道は景色もよくカーブも多いことから、そういう連中がよく訪れるらしく、走っている時に煽られたこともありますし、この近くの有名なコースの休憩所にもたくさんの吸殻が捨てられていました。

僕はタバコは吸いませんが、最近の喫煙者に対するバッシングはどんどん激しくなって、まるで魔女狩りのような集団ヒステリーみたいな状況になっていて恐いなと感じており、さすがに喫煙者の方が気の毒だと思っていたのですが…

こういう惨状を目の当たりにすると、喫煙者は罰せられるべきだとまで思ってしまいます。

第一、よくこんな環境に捨てられるものです。

これで山火事になるかもしれないなんてことさえ想像できないから車を改造してイキがって相手を選んで煽りまくってこんな場所で俺カッコイイでタバコをポイ捨てできるんでしょう。

改造車も喫煙者も自ら進んで自分達の居場所をなくしていってることが理解できない思考能力の欠如という共通点もありますね。

僕みたいな底辺層のキモオタ豚野郎からでさえそう思われるのですから、非常に残念な生物です。














そしてこの日の宿は前に利用してとてものんびりできたコテージ…の別の部屋。

南フランスの田舎の家をイメージした建物らしく、僕にはさっぱりイメージできませんでしたが、かわいらしい建物だなということくらいはわかりました。

部屋の中は寝室となるロフトがついており、さすがにこの時期の山間部の冷え込みは厳しく、ここを選んだ理由の1つである蒔ストーブの柔らかい暖かさと音が非常に心地よかったです。












そして今回こそと期待していた部屋のベランダからの夕陽でしたが…今回も雲に覆われていました…。

しかしそれが逆に山と山の間に太陽が沈んでいくような幻想的な眺めを演出してくれました。

それを見ながら「世界が終わるような景色ですね…」と呟くみんともさん。願わくばそれが本当であったら!地球最後の日にこうしてみんともさんといられたら!








夕食はコテージに準備してあるホットプレートで焼肉と焼きそば…を作ってもらいました。

「切って焼くだけを料理とは…」というみんともさんですが、それでもみんともさんの手料理には変わりなく、手際よく野菜などを切り分けていく様子を色々なアレな感情を抑えつつ眺めたり動画に撮ったりしていました…我ながらキモすぎると思います…。

食材を買いに立ち寄ったスーパーで買った肉が、あの値段であの量で売られている肉とは思えないほどおいしかったことから思わず夢中で食べてしまい写真を撮り忘れて、最後に作ってくれた焼きそばの写真だけでした。

ところで普通のご家庭はこういったホットプレートをお持ちなんですよね…みたいなことを感じたり。








こちらはみんともさんが立ち寄ったSAで見つけて思わず買ってしまったというお土産・サガ。

こんなのがあるんですねと僕もテンションが上がりました。














夕食後、星空を眺めに外を散歩したついでに…。

遠くに見える街の灯りが日常の生活にいないことを感じさせてくれました。

みんともさんは2階部分に置いてあった蒔ストーブ型のファンヒーターを非常に気に入ったようで、買って部屋に置きたいと色々と調べていました。










そして翌日。
さすがに明け方になって少し寝ましたが、出発前に辺りを散歩していたら奇妙な像がある広場を見つけ…。

犬の像はまだわかるのですが、七福神像は子供が見たらトラウマになるのではないかと…。

どういう意図で造ったんでしょうねとみんともさんもとても不思議がっていました。


この日も天気は良さそうでしたのでどこかに寄ろうかとも思いましたが、2日間ほとんど寝ていない状態でしたのでさすがにまっすぐ帰ることにしました。


というわけで、実は1度書いた記事を確認してみたら、あまりにも長すぎたうえに僕のキモい感情が迸りすぎていたので、かなりはしょって書き直しました。


久々にみんともさんに会えて、しかも2泊もしてもらえましたので、2日間とはいえずっと一緒にいられたわけですから、解散時は寂しさのあまりまた半泣きになってしまい、帰り道は深いため息ばかりでした。

こんな夢のような時間もいつかは…と覚悟はしているものの本当に耐えられるのか自信がありませんが、それでも受け入れなければならない時が来るんでしょう。

その時まではまだまだみんともさんのご厚意に甘えていたいと思います。

Posted at 2019/02/02 05:54:18 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2018年11月24日 イイね!

キモオタの立冬2018・初版



ようやく朝晩過ごしやすくなってきました。
といっても、普通の方にとってはすでに冷え込んでいるのでしょうけど…。

なかなか秋っぽくならないなと思っているとすでにもうすぐ12月。
ここ数年はずっとそんな感じなような気がします。

そしてちょっと前のことになるのですが、みんともさんと一緒に「そろそろ秋も深まってきたはずだし紅葉を探しに行こうオフ会」に行ってきました。

いつものように1週間前から儀式を執り行い、みんともさんとの待ち合わせ場所へ向かって目的地へと高速を走りました。

以前のオフ会から1ヵ月と空いてないのですが、毎日でも会いたい僕としてはもう何ヶ月も会ってないような感覚です…。


今回は秋の色に染まる景色を見ようという計画で、目的地の天気予報では晴れマークでしたので期待していたのですが、目的地に近づくにつれて空は鉛色になっていきました。

ここ何回かのみんともさんとのオフ会では珍しく晴れていることが多かったので不思議だったのですが、今回はいつもどおり天候に恵まれず。
「私達が行くからにはこうじゃないとですね!」と、みんともさんも言っていました。

そして最初の目的地へ到着。



この先にある遊歩道的な道を進んで行った先には…。












下調べで写真で見てはいたのですが、目の前にすると非常に神秘的な雰囲気に驚愕しました。

みんともさんもとても驚いて非常に興奮した様子で「ここ絶対回復できるとこですよね!」と、恐らくRPGにおける神秘の泉みたいな場所と感じたようです。

僕は僕で道に迷ってここに辿り着いたら天女や妖精的な美少女が水浴びをしているとこを目撃して、そのままアレがコレして…というR18な展開を想像してしまいましたが…。

そんな僕のキモい妄想も含め、ここは確かに訪れた人それぞれに色々な想像を抱かせる場所だと思います。



ここを立ち去る時にみんともさんが名残惜しそうに「そのうちここもインスタに見つかっちゃうのかなぁ…」と呟いていました。

というのも、以前みんともさんと一緒に訪れた、なにかヒトが立ち入ってはいけないような空気さえ漂う神社がインスタでとても話題になったようで、僕達が訪れた時には駐車場さえなかったのに、今では大きな駐車場が造られ、平日だというのにたくさんの人で溢れていたのです。

街中にある大きな神社ならばそれで良いと思うのですが、いかんせん静かな山の中にある神社でしたので、あの空気感がなくなったことがとても残念だったのです。








お気に入りの場所に寄ってみました…が、若干青空は見えるものの、やはり厚い雲に覆われていました。








走ってる途中であまりにも見事に赤く染まっていたので寄ってみたのですが、内側は青々としていました…。

せっかくなので記念写真を撮っていたのですが、みんともさんがなにかを探していると思ったら、葉を2枚拾い上げ、ボンネットに乗せて写真を撮っていました。



ああ、確かにきれいだなと僕も写真を撮っていたら…「あ!なんか私達みたいですね!」と…。

葉の大きさの対比で思わずぽんと出た言葉だと思いますが、僕にとってはその何気ない言葉がどれほど嬉しかったか…!








そうこうしている内にお昼時になりましたのでこのお店で昼食をいただきました。

駐車場に車を停めたらお店の中から大きな犬が出てきて、まずは運転席に、その次に助手席に、そしてついて来いとばかりにお店の入口まで案内してくれました。

動物は僕みたいな人間にも他の人と同じように接してくれるのでいいですね…。

みんともさんはオムライス、僕はカレーをいただいたのですが、めちゃくちゃおいしかったです。


昼食を取りながら外の様子を窺っていたのですが、やはり天候は回復せず…。

仕方ないので当初の予定とは別の場所に向かうことにしました。








車を走らせていると簡素な展望台がありましたので寄ってみました。

「いったいなにを展望するんだろう…」という展望台でしたが、遠くのほうに車やのぼりがあるのが見えましたのでそこに行ってみることに。














着いた場所の先にはどうやら滝があるようでしたが、けっこう歩かなければならないようで…。

残り時間のことを考えて滝には行かずに公園のようになっている場所を散歩したりしました。つり橋がけっこう揺れて面白かったです。










そしてここが今回想像以上に印象深い場所になった、宿泊したコテージ。

かわいらしい外観、整った設備、安いお値段。

そしてなにより…










ベランダからの眺めが圧巻でした。

近くのお店まで車で約20分ほどかかるような、周囲に本当になにもない高原だったのですが、ここまでの眺めだとは思いませんでした。

それほどの場所ですから恐ろしいほどに静かで、時折きこえる鹿の鳴き声だけが響く中、みんともさんは指笛を鳴らして山びこを楽しんだりしていました。

広大な森林の向こうに大きな街が見えて、海を挟んでそのさらに向こうの大きな山が見える。

それをこういう場所で見ていると、みんともさんの言葉ですが、まさにヒトの世界から隔離されたような感覚でした。
















この頃には天候も回復していましたし、方角からするときっと夕陽が素晴らしいのではないかということで、ベランダにあったハンモックに横たわったり、みんともさんが淹れてくれたコーヒーを飲みながら陽が落ちるのを待ったんですが…。

さあ夕焼けが始まったと思ったら、見事に陽が落ちる場所だけ雲が横たわったいて、なんとなく、きっとあの雲がなければさぞ素晴らしい夕陽なんだろうな、という感じでした…。










陽が沈んでくるとさすがに冷え込んできたのですが、このコテージのもう1つの魅力がこの蒔ストーブでした。

火をつけて激しく燃え盛り、やがてゆらゆらと揺らめく炎はいつまでも見ていられるようで、実際みんともさんと2人で黙ってその様子をしばらく眺めていました。












このコテージは隣に専用のバーベキュー小屋があって、そこでバーベキューを楽しめるのですが、後で掃除するのが大変なんじゃないだろうかということで、部屋にあったホットプレートを利用することにしました。

本当はササッと片付けるだけでいいんでしょうけど、お掃除する人が大変でしょうからと、いつもきっちり片付ける子なので…。

そしていつものことながら、みんともさんは「切って焼くだけですから料理じゃありません」とは言うものの、野菜などを手際よく切り分ける様子を見ていると、ちゃんと料理もできる子なんだなということがわかってますます…。








夜になると周囲は真っ暗で、遠くの街の灯りが見えると、ああいう場所から来たんだなと、ますます世界から隔離されているような気持ちになりました。

空を見上げると最初は星座もわかるのですが、目が慣れてくるとどんどん星が増えてきて、もはや星座なんてわからないくらいに星が見えました。

「もはや宇宙ですね…」というみんともさんの言葉どおり、どうにかすれば星雲とか見えるんじゃないかと思えるほどでした。





がんばって星空を撮ってみたのですが…ちゃんと勉強してくればよかったなと思います…。










深夜、夜明けと、いろんな時間帯でいちいちベランダに出て外の景色を見に行ってしまいました。

みんともさんとのお泊まりオフ会で夜通し起きているのはいつものことなのですが、今回はちょっと違う理由が加わっていました。


そして翌日、この日は帰るだけとなるとスカッと晴れるあたりがさすが僕だな、と…。

早朝にみんともさんと一緒に付近を散歩した後、せっかくだからとこういう記念写真を…。




この日はもう帰るだけだったのですが、帰路の途中の会話も滝や紅葉のことよりもこのコテージのことばかり話しており「また絶対行きましょうね!」と、みんともさんも非常に喜んでくれたようでした。

僕としては、また僕と一緒に行ってくれるつもりなんだなと、そっちのほうが嬉しかったりするのですが。


もちろんまた一緒に行くつもりなのですが、これから冬になってくることもあり、次はそろそろ温泉に一緒に行ってほしいなと思います。

去年が本当に落ち込んだだけに、今年はできるだけ多く…僕の唯一の友人であり、恋敵でもあるN君に負けないくらいに、ですね。

そんな、紅葉にはちょっとだけ早かった時期のドライブ旅行でした。

Posted at 2018/11/24 03:31:05 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記

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チビ・超デブ・ブサイク・キモイ・コミュ障・低学歴・低収入の、これまで美少女フィギュアとかエロゲとか薄い本とかそっち方面にばかりお金を費やしてきた悲惨な中年オ...
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