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おたふとのブログ一覧

2018年10月24日 イイね!

キモオタの寒露2018・初版



突然の雨など1日の天気が変わりやすくなり、いよいよ秋へと移り行くようです。
超デブの僕もこの頃になってようやく朝晩過ごしやすくなったと感じますが、普通の方々にとってはすでに肌寒いのでしょうね。

秋から春にかけての僕の生き甲斐はみんともさんとのお泊まりオフ会。

去年は次から次に不運が続き、いよいよか…と覚悟するほど落ち込みましたので、今年はどうにか定期的に行けたら…と期待しており、今月は無事にみんともさんとご一緒することができました。

恒例の1週間前からの発電すれども放電せずの儀式を執り行い、いつものように過充電の状態で集合場所に向かい、みんともさんの姿を見て漏電するといういつもの状態で出発。

今回もまた自然の景色を堪能しながらドライブしましょうという計画でしたが…










ここ何回かのみんともさんとのお泊まりオフ会では僕にしては珍しく晴れに恵まれていたのですが、「ここは晴れていてほしい」という場所に行く時にかぎって曇らせるあたり、さすが僕だなと思います…。

たくさんの雲に覆われたうえに前日までの雨で霞も多く、とにかくうっすらと白かったです。








この辺りでライダーさん達が止まって写真を撮っていたのでつられて停車したのですが、やはり薄ら白い…。










目的地までの通り道でしたので寄ってもらいました。
この路線は先の地震の影響から一部の区間しか運行できていなかったのですが、最近全線復旧しました。

観光列車としての印象が強い路線ですし、素晴らしい景色の中を走る路線ですが、駅やそこを走る電車はそこに住む方々のためにあってこそだと思いますので、無事に復旧できてよかったと思います。










みんともさんのお楽しみの駅ノートもありましたが、いつもの駅ノート絵師さん達のイラストはありませんでした。










そして今回の目的地の1つである、みんともさんが希望した神社。
神楽の人形との一体化を試みるみんともさん。








もう1つみんともさんを喜ばせたのがQRコードでアクセスすれば声優さんの案内音声を聞けるというもの。もちろん僕にとっても嬉しい驚きでしたが。

神社でこういうのって珍しいんじゃないでしょうか。








この神社は本殿に向かって下りていくという、全国でも珍しい「下り宮」の1つなのだそうです。












拝殿と本殿と御神木。
かなり歴史の古い神社のようで、創建は紀元前にまで遡るそうです。

きれいに保たれていることから地域の人達から大切にされていることがわかりますし、周囲の静けさもあってか、厳かな雰囲気に満ちていました。








本殿横にあったちょっと変わった彫刻。
どういう理由で造られたものか気になります…。

この神社もそうですが、この辺りには土地柄なのか歴史的なものなのか「なにかある」みたいな雰囲気を持つ神社が多く、みんともさんは興味津々なようでした。








境内内にあった休憩所。
ここで声優さんの音声案内を聞いていました。

女性キャラの声を担当されているのが釘宮さんで、ふわっとした感じのキャラで話しているのですが、どうも釘宮さんの声を聞いているといつ罵倒されるのだろうかと期待してしまいます^^;

厳粛さの中にとても落ち着いた雰囲気を感じる神社だったため長居してしまい、この後の予定を飛ばしてこの日の宿に向かうことにしました。










宿に向かう途中で通った橋。
とても立派で趣きのある橋だったため停車して見物しました。

周囲にこれといってなにもない場所なのに、どうしてこんな立派な橋があるんだろう。








そしてこの日の宿に到着。
みんともさんが非常に気に入っていることもあり、3回目の宿泊になります。

グーグルマップにも道が載っていないような山深い場所の谷底にある温泉施設で、3回来て3回とも迷いながら辿り着きました^^;








以前にも書きましたが、本来は立ち寄りの貸切湯として利用されているとこに宿泊部屋をつけました的なとこなので、部屋に入るといきなり脱衣所です。










しかしお部屋はかなり立派!

wifi環境も整っていて、大型テレビでネットテレビも視聴でき、マッサージチェア専用の個室があったりして、かなり快適に過ごすことができます。








みんともさん大絶賛の理由の1つが部屋専用の大きなお風呂。

温泉宿の部屋付風呂って浴槽や洗い場が狭かったり、かけ流しといってもチョロチョロだったりすることが多いですが、本来は立ち寄り湯メインの施設であるためか、5人くらいはゆったりと入れる大きさ、源泉かけ流しの量も豊富、寝湯ができる浴槽の造りと、これに好きな時に好きなだけ入れるのは贅沢だと僕も思います。

お部屋はもちろん離れですし(僕にとってはこれがもっとも重要)、チェックアウトもお昼過ぎまでOK、受付で名前を言えば鍵を渡されるだけの放置具合、素泊まりとはいえこれだけの条件が整っていながらそんなに高くない宿泊費。

それはもうあらゆる設備を使いまくって堪能すべきですが…








秋の虫の鳴き声をBGMに、遠くの山の景色を眺めながらぼんやりとしていました…。

前回来た時は山に響き渡るヒグラシの声を聴きながら同じようなことしてましたね…。








夕食はスーパーで買ってきたお惣菜。

みんともさんと一緒にスーパーで買い物をしている時に「も、もしかして恋人同士とか、ふ、夫婦に見られたりして…!」と、悶々とした妄想を繰り広げていることは書くまでもありません。

みんともさんはそんな僕の妄想も意に介さず「レンジありましたよね?」と、チャカチャカと商品を選んでいましたが。








夜になると、ライトアップされた外の木々の影が障子に映って幻想的でした。

山の天気、それも秋の入口は特に変わりやすいと聞きますが、この日も夜から静かに雨が降り出し、明け方近くまで降る続きました。

翌日、チェックアウト時間が遅いことをいい事にお昼近くまで部屋に滞在しており、日が射して雨粒が乾いたみんともさんのCX-5は泥まみれになっていました…。


そして帰る前に1箇所立ち寄ってみることに…。








ここ、すごかったです…!

有名な場所ではありませんでしたし、正直あまり期待していなかったのですが、驚愕しました。
こんな場所があったとは…!














この日もやはり雲が多く、霞もひどかったのですが、よく晴れた日だったらどんなに素晴らしい景色だろうと思います。

周囲を取り囲む丘や森、その向こうにこの辺りの大きな山々がぐるりと一望できます。

この素晴らしさを写真に収めるセンスや技術の無さが悔やまれます。

みんともさんと一緒に「はぁ~…これはぁ~…」と、感嘆の声をあげるばかりでした。

いつか「この日は絶対に晴れる」という日に、ここに来ることだけを目的にしてもいいですねとみんともさんが言ってくれました。

何気ない会話ですが、僕にとってはまた一緒に来ようと思ってくれているんだなと、とても嬉しい言葉でした。


いつも書いてますが本当にもう…ですね。

本当なら僕みたいな超デブキモオタで低脳低学歴低収入の中年醜男が自分の年齢より半分近くも若くてかわいい女の子と一緒に旅行なんて、全額負担のうえに高額の謝礼金を支払うべきだと思うんですが…。


そんな鬱屈とした気持ちとは対照的に、雄大な山を彩る木々は秋の色をつけ始め、冬が近いことを告げているようでしたが、生命の息吹はまだ強く、数多くの虫達が飛び回っていた、そんな季節でした。

そんな秋が暮れないうちにまた一緒に出かけられるよう期待しながら、またエロゲと薄い本の日々を過ごしたいと思います。

Posted at 2018/10/24 02:09:15 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2018年10月04日 イイね!

キモオタの白露2018・初版



なにか更新したいと思いつつも、特にこれといったことがなく、約3ヵ月の放置。
せいぜい今年のコミケでお気に入りの作家さんの新刊の薄い本を買ったくらいで、あとは相変わらず部屋に引き篭もってエロゲな夏の日々でした…。
しかし、僕のような超デブキモオタ中年が不要に外出しても周囲の方の不快指数を上げるばかりですので、これは社会への貢献かもしれません。

そんな夏も過ぎ、朝晩涼しい日が増えてきて秋っぽくなってきたようですが…。

超デブの僕はそんなこと感じません!
まだまだ汚汗ダラダラです。

という、毎年この時期になると同じような文章を打っていますが。

ちょっと前のことになってしまうのですが、世間的には夏が終わりかけていた頃、久々にみんともさんとドライブお泊まりオフ会に行くことができました。

夏の間のみんともさんの多忙さはよくわかっているのですが、それでも一目見れるだけでもとみんともさんのお仕事現場を遠くから見に行ってモヤモヤ悶々としたりしましたが…。

そんなことするから気持ち悪いんですよね、わかってます…。

しかしさすがにみんともさんも色々と疲れた夏だったようで、今回の行き先も「静かでのんびりしたとこがいいです」というご希望でした。

いつもどおり一週間前から発電すれども放電せずの儀式を執り行い、久々に会えたみんともさんの姿を見ただけで漏電状態になりながら向かった先は…。













駅巡りです…やはり僕の趣味に付き合わせてしまいました…。

山奥にある秘境駅というわけでもないのですが、駅舎とホームに向かう階段が特徴的な駅でした。












駅巡りに付き合ってくれるみんともさんのお楽しみの駅ノート。
この駅もまたどうやって描いたのか、とても上手なイラストが多数あり、みんともさんもメッセージを書き込んでいました。

イラストの他にもたくさんの書き込みがあり、様々な人の思い出の綴られた駅ノートは読んでて飽きません。


そういったわけで今回もまた駅巡り…をするわけなのですが、目的はそれだけではなく、静かできれいな景色を見ながらのんびりとドライブすること。

その2つを同時に楽しめるのが今回行ってきた清流に沿って走る鉄道路線…に沿って走るコースなのでした。

本当なら美しい川の流れを見ながら電車で行きたいところなのですが、時間的に厳しいので…。

それでも深い山の中を流れる清流沿いの道はとても気持ち良いものでした。











路線を追いかけるように車を走らせ、途中で面白そうな駅に寄ってみるわけです。

ここは危うく見落としそうになる駅でした。










ここでもまた駅ノートにメッセージを書き込み、ご満悦のみんともさん。

この駅もまた趣き深いものがあると思うのですが、ここに来る途中の道が特に印象深いものでした…というのが…









沈下橋を渡って行くのでした。
そんなこと知らなかったのでかなり驚きましたし、ちょっと恐かったです^^;

みんともさんも非常に驚いていましたが、「帰りは私に運転させてください!」と興奮していました。














その沈下橋の横から川原に下りれそうだったので下りてみるわけです。

とてものんびりとした、時間がゆるやかに流れていくような雰囲気でしたので、川を眺めながらまったりと話しこんでいました。

「できればこういう場所で夏を過ごしたいですねぇ」というみんともさん。

きれいな景色だけでなにもない場所なのですが、そういう場所で季節を楽しめるのはもしかして贅沢なのかもしれません。





そして僕達がおっかなびっくりで渡った沈下橋は大きなトラックが何台も渡って行って、さらに驚きました。

のんびりしすぎたため、お昼時を過ぎてしまっていましたが、この辺りで昼食にすることに。

せっかくの旅行ですし、ちょっと贅沢したり、スローカフェみたいなオサレなお店にするべきなのでしょうけど…









昼食はこれでした。

この辺りにこれがあると知って、昼食には是非これを食したいと思っていたのですが、さすがに若い女の子にこれは…と思って予めみんともさんにお伺いしてみたところ…

「あれがあるんですか?! 食べたいです!」と、かなり喜んでくれたのでした。

なんでも、好きだったアニメに出てきたようで、1度見てみたかった、食べてみたかったそうなのです。












大喜びでお金を投入し、その出来上がりの早さに「すごいすごい!」と喜び、おいしいですねぇ♪と、ご満悦なみんともさん…。

こんなにかわいくて若い女の子が350円のうどんでこんなに喜んでくれるなんて本当にありがたいというか…。










高台にあるホームを見上げるちょっと変わった駅。
入口を見つけるのがちょっと大変でした。










駅へ渡る橋で川を眺めていたら電車がやってきて、すかさず手を振るみんともさん。
窓際の席の方がみんな振り返してくれてみんともさんは大喜びでした。









終着駅。なかなか趣きのある良い駅舎。
駅舎の中には本当にちょっとしたお土産が並んでいたりして、電車の発車時刻が近づくにつれて少しずつ人が増えてきました。

といっても、片手で足りるくらいですが…。

みんともさんみたいな若い女の子が観光で来ていたのが珍しいのか、はたまた「すごいおばあちゃんっ子」と自称するみんともさんのオーラを感じたのか、それともやはりここでも「誰からでもすぐに話しかけられる」というみんともさんのパッシヴスキルが発動してしまったのか、地域の方であろうおばあさんから話しかけられていました。

相手がおばあさんだったこともあるのか、まるで呼びかけられた子犬が尻尾を振って寄っていくようにおばあさんの隣に座ってあれこれと会話を弾ませていました。

途中でおばあさんのご友人も加わり、すっかり気に入られた様子のみんともさんは「ここにお嫁に来ない~?」と口説かれていました。

みんともさんが地域のおばあさんからその言葉を言われているのを聞いたのはこれで2回目。

即ち…。

僕はおばあさん達からも「そういう相手」ではないと見られているということですね…^^;


改札でおばあさん達を見送ったみんともさんはとてもご機嫌でした。

これで行程は終了となり、この日の宿であるここから少し離れた温泉街に向かいました。





けっこう歴史の深い温泉地なのですが、さほど温泉街の雰囲気を感じない場所でした。

今回の宿泊は大きな大浴場を備えた観光ホテル。
そこそこ広いお部屋でしたし、他の部屋から離れた角部屋というのが色々ととてもありがたかったです…。

この日の夕食は地元のお店、居酒屋にしましょうと話していたのですが…。

僕は超デブキモオタ醜男といっても一応、男です。
しかもみんともさんよりずっと年上です。

いつもはオロオロとみんともさんに「ど、どのお店にしましょうか…」と相談していたのですが「今日は僕が選びます!」と、無理して男らしくしようとしたのです。
そして「ここにしましょう!」と、選んだ居酒屋に入ったのです。

僕みたいな超デブキモオタ醜男がそんな人並みなことをしようとしてもうまくいかないということは、これまで何度も経験してきたのにまったく懲りてないんですね、僕は。

店内でみんともさんに何度も謝り「早く出ましょう」ということになり、勝手に運ばれてきた料理もきっちり会計に乗せられていました…。

お店を出て何度も謝る僕に怒るでもなく「まあまあまあ♪」と慰めてくれて、結果、全国どこにでもあるファミレスで「こっちのほうが安心ですね♪」と、嬉しそうにしてくれて…。

本当に情けないかぎりです…なんでこんな惨めな豚男にこんな子が…。


そんな情けなく、惨めな気持ちでホテルに戻りましたが、そんな状況であっても…。
いつものように気づけば朝になっていました…。


翌日は僕が昔から参加している、同年代のキモオタ同士達の非常に小規模な集まりがあり、同士達の達ての希望でみんともさんも一緒に行ってもらいました。


今回のお土産!





なにか地域のお土産を買おうと話していたのですが、これといってなにもなく…。

ということで、途中の駅の広告にあったフリー切符と終着駅の入場券を2人分購入しました。

この路線のイメージキャラクターを用いた絵柄が選べたのですが、みんともさんは手を振り返してくれた方々が乗っていたという理由で、その電車のデザインを購入していました。

いつの間にか駅のスタンプを押してきていて驚きました^^;


そういったわけで、夏の間はまったく会えることができないのは毎年のことですが…。
今年の秋~冬にかけては去年のようにならないよう、できるだけ一緒にお泊まりオフ会に行けるように祈るばかりです。

やはりみんともさんとこうして一緒の時間を過ごせるということは、僕にとってなによりの出来事なんだと実感します。

Posted at 2018/10/04 18:44:42 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2018年07月19日 イイね!

キモオタの小暑2018・初版



すっかり夏…です…。
ジリジリと照りつける日差し、うだるような熱気。

夏…ですね…。

この時期になるといつも書いていますが、夏という季節は僕のような超デブキモオタにとっては毎日が拷問です…。

なにも動いてないのにダラダラと噴出する汚汗…。

僕のような超デブの汗ですから、イケメンのそれのようなサラリとした美しいものではなく、なんだかドロドロと脂ぎっていそうな汚汁といった感じです…。

ただでさえうだるような暑さなのに、僕のような者が汚汗をダラダラと垂れ流している姿は気持ち悪いことこの上なく、周囲の方達の不快指数を不要に上げないように家に引き篭もっているべきなのですが…。

それでも外出する理由は、みんともさんとのドライブお泊まりオフ会のためです…!

色々とイベントが増えてくる夏休み期間になると、みんともさんはお仕事で飛び回って激務になって僕なんかの相手などしてられない状況になるので、なんとかその前に、と…。

今回も僕の趣味に付き合ってもらうつもりで計画をたてていたのですが、平成最後の夏は最悪の幕開けになり、今回のオフ会の目的地だった地域も少なからず被害を受けており…。

「いくら道路が復旧したとはいえ、被害に遭った地域に観光気分で行く気にはなれません。もう少し時間を空けてからお金を落としに行きましょう。」

というみんともさんと一緒にあらためて計画を立て直し、せっかく梅雨も明けたことだし夏っぽい場所に行ってみましょうということになりました。


そしていつものように、オフ会の1週間前から自己発電して放電寸前で止めて充電して…を繰り返し、過充電ぎみになるという儀式を執り行い、当日の早朝からみんともさんとの待ち合わせ場所に向かいました。

けっこう久しぶりだったこともあり、みんともさんの姿を見ただけで放電しそうになって漏電しまくる…ということもいつもどおりでした…。





途中の道の駅でみんともさんが買った植物。
このまま車内で育てるつもりなのだそうです。

外は暑いものの、珍しく晴れたこともあり、夏になって色濃くなった景色を堪能しつつ、今回の目的地である渓谷へ。





橋を渡って渓流沿いの遊歩道に入っていきました。
数十分で帰ってくるコースもあったのですが、「せっかくだから全部行きましょう!」というみんともさんの希望でフルコースを巡ることにしました。










渓流を横に見ながら遊歩道を歩いていくのですが、渓谷ということもありみんともさんは「涼しいですねぇ♪」と言っていましたが、僕はすでにシャツが変色するほど汚汗まみれでした…。










いくつか川のほうに下りていける場所もありました。
幻想的な感じさえする、CMなどで使われていそうなとてもきれいな場所がいくつもありました。








この日はひどい猛暑だったのですが、川の水はとても冷たくて気持ちよかったです。
何度となく手を水に触れていて、川遊びしたそうなみんともさん。










中にはかなり迫力のある滝もあったりして、間近で見れる場所でちょっと怖そうなみんともさん。










かなり開けた場所にくると、まるでそうするのが当然とばかりにサンダルを脱いで水遊びを始めるみんともさん。

ここにくるまでにも何度も水を触っていましたから、遊びたくて仕方なかったんでしょう、とても楽しそうにしてくれてよかったです。










青い空と濃い緑のコントラストがとてもきれいで、そんな景色の中で川辺でのんびりと遊ぶなんて、なんだかこの年齢になって初めて「夏休み」みたいな気分を感じました。

学生の頃はずっと虐めに遭っていたこともあり、僕にとって夏休みは1カ月も学校に行かなくてすむ救済期間みたいなものでしたからね…^^;

そのため夏休みの思い出は、家計の補助のためにやっていた朝夕の新聞配達がひどく暑かった、くらいしかありません…。

早朝でもすでに明るく、重い配達袋を持って汗ダクになって配り終えて、すっかり鳴き出した蝉の声を浴びながらラジオ体操に向かう子供達とすれ違いながら帰る。

そんなくだらない記憶もどういうわけか他の季節よりも色濃く脳裏に焼きついているから夏という季節は不思議です。

「ずっとこうしていられますねぇ♪」というみんともさんの言葉どおり、ずいぶん長い時間、川辺に座って景色を眺めながらのんびりとみんともさんと話していました。

僕にとっては貴重な「夏休みっぽい」思い出になり、多くの人が夏になると外に繰り出す理由もわかるような気がしました。










最後はこの橋を渡って駐車場に戻っていきました。

駐車場に戻った僕は汚汗で別の色になったTシャツを車内で着替え、汚汗を吸ってじっとりぎっとりとしたタオルを新しいものと取替えました…。

そんな僕を汚物扱いせず、いそいそと着替えやタオルを渡してくれたり、僕の汚汗を吸いまくって廃棄処理されてもいいほどのシャツやタオルを「ちょっと干してからなおしましょう」と、大切な愛車なのに車内に広げて乾かそうとしてくれるみんともさん…。

こんな年下の女の子にここまでさせて、本当に情けない豚野郎だと自分でも思います…。

ここの渓谷があまりに気持ちよかったことから、のんびりしすぎて宿のチェックイン時間が近くなったので、この後は宿に向かうことにしました。










宿に向かう途中で立ち寄った展望所。高台で開けた場所だったからか、とても風が強かったです。

雲が多かったですが、僕にしてはよく晴れていてとてもきれいな景色でした。








今回のお宿に到着。

グーグルマップにも道が記されてないほどの谷底にある温泉宿で、かなり迷いました…。
実はみんともさんのお気に入り宿だったりします。

離れのお部屋に専用の露天がついた「専用露天風呂付離れ」みたいなものは多いですが、ここはどちらかというと「宿泊部屋付露天風呂」といった感じなのです。

というのも、普段は立ち寄りの貸切風呂として使われていて、そこに宿泊用の部屋をつけましたよ、みたいな…。








なので、部屋に入るといきなり脱衣所です。

普通の温泉宿の部屋のつもりで入るとけっこうインパクトあります^^;

通常は横のドアに鍵がかけられていて、宿泊利用の場合、その鍵を渡してもらえる、と…。

そう書くとなんだか取ってつけたようなお部屋な感じがしますが…








かなり立派!すごい!

しかも大型テレビで NETFLIX や HULU など複数のネットテレビを観ることができました。
ということは、wifiも快適な速度で繋がります。








小上がり和室みたいになった場所には人をダメにしそうな座椅子があり、立派な双眼鏡まで準備してあり、山の景色を眺めることができました。








中でもみんともさんを特に喜ばせたのが、このマッサージチェア。

この部屋は別室の小部屋になっていて、テレビまで設置してあり、マッサージされながらテレビ観賞という至福の時間を過ごせるようになっていました。








本来は立ち寄り専用の貸切風呂として使われているだけあり、洗い場も広く、お風呂も檜造りでゆったりと入れる広さ。

しかも寝湯ができるようになっていて、これがあると本当に極楽気分なんですよね。

源泉かけ流しというだけじゃなく、注湯もケチケチせずに贅沢に注がれていて、とても贅沢な気分になれました。

これだけの設備ですから、やれ大型テレビで映画鑑賞だ、やれマッサージを受けながらテレビ観賞だとやりそうなのですが…








テレビもつけず、ぼんやりとここに座ってヒグラシの声を聞きながら薄暗くなっていく景色を眺めていました。

ヒグラシの鳴き声って、知ってはいますが、あんなにたくさんの鳴き声が聞こえるのって町中じゃないんですよね。

それが暮れていく空と共に周囲の山々に響き渡ってなんとも物悲しく聞こえ、「日暮し」なんてうまく名付けたものだなと強く感じました。

そして、これだけ設備の整った立派なお部屋なのですから、夕食もそれはそれは…








途中のスーパーで買ってきたお惣菜でした。
純粋な温泉宿じゃないから食事の設定がないんですよね。

受付も「はいどーぞー」と、鍵を渡されるだけですし、食事は持ち込んでいいから自分達の好きにしろーというスタンスですし。

みんともさんは、そのほったらかされ具合がいい!ということで大変気に入っているようなのです。
お部屋もきれいですし、お風呂も堪能できますし、なにより食事がつかないというのは安上がり…!

僕としてもみんともさんと2人でスーパーで買い物なんて、色々想像してしまって嬉しくてたまりませんしね。

そして深夜になり、遠くの空が明るくなって来た頃に朝風呂に入ってようやく眠りにつきました。
チェックアウト時間も遅く、お昼までいていいので、みんともさんとのオフ会にしてはけっこう眠れました。

いつもほとんど寝ないか、寝ても長くて2時間くらいですからね^^;

そして翌日もとても晴れていましたので、遠回りしてドライブしながら帰ることにしました。













この時期のこの地域はどこに行っても本当に美しい景色が広がってとても素晴らしいです。

どこに行ってなにをするでもなく、この景色の中で車を走らせているだけで…というよりも、この時期のこの地域においてはドライブこそが最高の楽しみ方だと思います。本当に飽きません。


しかしいつまでもいるわけにもいかず、高速に乗り、みんともさんとお別れする解散場所では相変わらずみっともなく半泣きになりながらみんともさんを見送り、帰り道はまたしばらく会えないのかと溜息ばかりでした^^;

毎年のことですが、みんともさんはイベントが多くなる夏休みになると非常に激務になり、長期出張のような状態が続いて、またしばらく会えなくなってしまうので…。

なんかもう、年齢差だけじゃなく、男女まで逆転してしまっているような感じですね^^;


それはともかく。


僕にとっては、この年齢になって人生で初めての「夏休み」っぽい経験になったような気がします。

色彩の強い、強烈な色を放つ自然の景色、焦げ付くような陽射し。
今まではそれがとても厄介なものに感じ、どうしてみんな夏になると行動的になるんだろうと思っていましたが、そんな普通の感覚も少しわかった気がします。

みんともさんには普通の人達が当たり前に経験する様々な初めてのことを与えてもらっていますが、今回もまた貴重な体験になりました。

今回のお泊まりオフ会で見た景色は、僕のあらたな、そして良い思い出としての夏の記憶として、色濃く脳裏に焼きついたと思います。


そう、夏が…来たんですね…。





なんて気取って終わろうとしてますが、現在の僕は「今度はみんともさんと海に行ってもらいたいけどさすがにそれは無理だからせめてこういう…」という、相変わらずな状況です^^;




Posted at 2018/07/19 04:56:55 | コメント(3) | キモオタの二十四節気 | 日記
2018年05月31日 イイね!

キモオタの小満2018・初版



風薫る五月…も過ぎてしまいましたが、新緑美しい季節だと思います。
僕は相変わらずアニメやエロゲばかりのどんよりとした灰色の季節ですが。

そんな陰惨とした僕の日々に鮮やかさをもたらしてくれる、みんともさんとのお泊まりオフ会。
僕はこのために鬱屈とした毎日を過ごしているようなものです。

僕がみんともさんと一緒にどこか出かけるとなると、まるで僕の人生を物語るかのようにお天気に恵まれることが少ないのですが、今回も怪しい気配。

全国的に曇りのち雨で降水確率40%、翌日は完全に雨の予報。

みんともさんとの待ち合わせ場所に向かっている時も、雨は降ってはいないもののどんよりとした鉛色の空。

いつものようにお泊まりオフ会前の儀式も執り行っていましたので、待ち合わせ場所で待っていてくれたみんともさんの姿を見ただけで漏電状態でしたが、みんともさんと一緒にあらためて計画を練り直しました。

晴れたら景色のいいルートをドライブする予定でしたが、この様子だと天候の回復は望めないでしょうし、だからといって雨が降っているわけでもない。
でしたらあまり天候に左右されない場所にしましょうということで、当初の計画よりかなり長距離になるものの、行き先を変更して出発しました。

僕は車内という密室でみんともさんと2人ならばどこでもいいのですが…!
数年前までの僕はこんなエロゲから出てきたような理想どおりの女の子とドライブできるなんて妄想することさえあきらめていましたので…。

計画がうまくいきそうにないならば、それを見越した行動をする。
天候が悪そうならば、行き先を変える。

僕がそうした前向きな行動をすると嘲笑うかのように状況が変わるのも僕の人生。
車を走らせていると、空はどんどん晴れてきました。

でも「なんとかなるだろう!きっと晴れる!」と前向きに考えて当初の計画どおりに進めていたら雨が降りだしていたに違いないのです。
そんなことわかりきったことなのです。

そんなことがありつつ、最初に向かったのは、みんともさんが希望した神社。









全然知らなかったのですが、ここ、すごかったです。

神社に向かう道路が参道のようにまっすぐに伸び、その先に山上の境内に向かって鳥居がずらりと立ち並ぶ姿は壮観でした。

写真を撮っていたら下からカップルさんが上ってこられました。
男性はいかにも好青年なハンサムさん、女性は茶色の髪がくるんくるんのサングラス。

そのカップルさんが写真を撮ろうとしていたため僕達は邪魔にならないように場所を空けたのです。

写真を撮り終えた男性は「ありがとうございます」と、爽やかな笑顔でこちらにペコッと頭を下げてくれたのですが、女性のほうは「は?関係ねーしw」みたいな態度でずっと写真を撮っていました。

見た目も爽やかで周囲への気遣いもあり、僕みたいな見た目からして超キモオタの醜男にも礼儀を欠かさない男性なのに、なんでそんなケバくて傲慢そうな女と…と疑問に思いましたが、みんともさんも僕と一緒にいるとそう見られてることを考えると申し訳なくなりました…。







境内からの眺めも非常によく、こんな神社があるなんて知りませんでした。

拝殿でご挨拶して景色を眺めていたら、またしてもみんともさんのスキル【知らない人からすぐに話しかけられる】が発動。
ジョギング中に休憩していた様子の男性から話しかけられていました。

こういう時、ナンパ紛いに話しかけてくるウェーイな輩はサラリとかわしてくれるのですが、真面目そうな人にはちゃんと受け答えするどころか、職業柄でしょう、相手の話をどんどん引き出すのはコミュ障の僕にはすごい技術に思えます。

この神社の話に始まり、地域の話、災害による復興の現状、その方の思い出話まで、かなり長い間話しこんでいました。

その間、僕は会話に加わるでもなく、薄ら笑いでその様子を眺めていたのは書くまでもありません…。


次に向かったのは僕の希望で最近よく一緒に行ってもらっている駅探訪。

秘境駅というわけではないのですが、のどかな場所にあり、なによりその駅名から1度訪れてみたかった駅です。











とても趣きのある比較的新しい駅舎ですし、本来ならば豪華客車や普通電車が並んで見れたりする魅力的な駅なのですが、災害による被害のため、現在この駅の状況は思わしくありません…。

駅舎の横には近くの小学校で使われていたという鐘があり、その名も【夜明けの鐘】

僕の好きなサイボーグ009の主題歌【誰がために】の歌詞。
「闇追い払う、時の鐘。明日の夜明けを告げる鐘」のように、少しでも早くこの駅名のように夜明けの鐘の音を鳴らしてほしいと願います。











電車にはあまり興味がないみんともさんですが、「駅は面白いと思います」と言ってくれて、僕の駅探訪に嫌な顔1つせず一緒に行ってくれるのですが、その中でみんともさんが見つけた楽しみが駅ノート。

この駅にも駅ノートが存在し、過去のものはコピーしたうえにファイリングまでされて大切に保管されていました。

読んでいくと、訪れた人それぞれの思い出や、ここにもまたどうやって描いたのかきれいなイラストもありました。

しかも思い返すとどれも見覚えのある絵ばかりで、これまで訪れた駅にあった駅ノートにも同じ方々が描かれており、すごい情熱と行動力だと思います。

商売っ気がまったくなく、完全に趣味としてこういう形で足跡を残していけるのは素晴らしいと思います。

前回訪れた駅で駅ノートデビューしたみんともさん。ここでも記念に駅ノートに書き込んでいました。


その後、駅ノートを読んでいると、小型のバイクに乗った初老の男性が2人やってきました。

ツーリング中の休憩かなと思っていたら、ここでもみんともさんのパッシブスキルが発動。どうしてわざわざこの駅に来たのと話しかけられていました。

またしても会話を弾ませるみんともさんの横で、僕はやはり会話に加わることもできず薄ら笑いで佇んでいたのですが、その会話の中でこの方達が国鉄時代から勤め上げたOBの方達だと判明し、「おぉ…」と呻き声のような気持ち悪い声を発した僕に気を遣って、みんともさんは僕のほうへ会話を向けるようにしてくれました。

国鉄時代のいろんなエピソードを聞けてやや興奮気味の僕にうまく会話を流してくれるみんともさんは、まるで通訳か司会者さんのようでした…というか、さすがそういうお仕事の子でした。

先輩方を見送り、「すごいなぁ貴重な話を聞けたなぁ」と、興奮がおさまらない僕に「よかったですねぇ♪」と、みんともさんも嬉しそうにしてくれました。


そしてこの後は僕の運転でこの日の宿に向かっていたのですが、前の車を挟んだ1台先にどうもおかしな車が…。

前の車が左折していって、その車の姿がはっきりと見えた途端、助手席のみんともさんと一緒に「あーっ!」と声をあげてしまった車というのが…。







初めて見ました。

みんともさんはすごいすごいとはしゃいで写真を撮ったり、前方に身を屈めてピースサインをしたりしていました。

「これで世界デビューですねっ!」と、楽しそうなみんともさん。
2~3kmくらい追走する形でしたので、いずれ僕が運転していたみんともさんのCX-5がグーグルマップに登場するかもしれません…!

そんなことがありつつ、この日の宿に到着。
高原の森の中にあるお部屋でした。













部屋の中は奥行きがあり、とても広く、ミニキッチンや大きなベッドソファ、森に面したテラスなどがあり、かなりオサレな雰囲気…。

こんな部屋に僕みたいな中年の超デブキモオタがいるのは違和感しかありません…。

みんともさんと一緒にテラスで森を眺めていたところ、子供の猪がドッドッドッと駆けていくのが見えて驚きました。

こんなオサレな感じのお部屋ですから、夕食ももちろん…。





途中で寄ったスーパーのお惣菜でした。
素泊まりじゃないと泊まれる金額ではなかったですので…はい…。

こういう部屋に泊まって夕食がスーパーの惣菜なんて、みんともさんくらいの若い女の子だとすごく不機嫌になりそうだと思うのですが、宿の豪華な料理よりも、スーパーでの買出しや焼き鳥屋での夕食などのほうが楽しそうなのでありがたい限りです…。

僕としても、みんともさんと一緒にスーパーで一緒に買い物をするなんて、色々と妄想が捗りますので…はい…。


夕方から翌日にかけて雨になることが確実だった天気予報ですが、深夜になってもその様子はなく、明け方になってようやく雨の音が聞こえはじめました。





かなり本降りになったので翌日はどこにも行かず、途中までは高速に乗らずにのんびりと下道をドライブしながら最初の待ち合わせ場所へ。

いつものように何度もお礼を言って、みんともさんの「また行きましょうね♪」の言葉に涙ぐみ、雨だから車の中にいてくださいとお願いしたにも関わらず、外に出て僕の車を手を振って見送ってくれるみんともさんの姿が見えなくなると、これまたいつものように汚涙が溢れ出し、「ありがとう…本当にありがとう…」と、汚涙にむせび、気持ち悪く呟きながら帰路に着きました。


というわけで…この時期、超デブの僕は常時汚汗にまみれた状態だったことも、途中でみんともさんに話しかけてくれた男性達から「…で、キミはなんでこの子と一緒にいるの?」みたいな奇異の視線を浴びていたことも、書くまでもありませんが!

毎年夏場はみんともさんはお仕事が多忙になってくるため、できればその前にもう1度どこかに行ってもらえたらと思います…。

Posted at 2018/05/31 05:19:04 | コメント(1) | キモオタの二十四節気 | 日記
2018年04月17日 イイね!

キモオタの清明2018・初版




嬉しさのあまりなのか、いつも以上に不必要に、ダラダラと無駄に長くなりました。
どういうわけかこの記事を読んでやろうという酔狂な方、どうぞお時間のある時にしておいてください。

あと、今更気づいたことなのですが、僕はこのブログをスマホではなくパソコンで見ることを前提に作っているんだということに気付きました…。

スマホから読んでいただいてる方、読みにくかったらすいません…。




新年度特有の新しい季節への高揚感も日常の感覚になってくる時期でしょうか。
僕の日常はいつも怠惰な日々を過ごすだけですが。

そんな泥沼の底のほうで蠢くように過ごす僕の日々の中での大きな楽しみといえば、みんともさんとのお泊まりオフ会。
しかし、前回の記事で書きましたように、もう3ヶ月以上もみんともと会えていませんでした。

それがようやく、ようやく、一緒に行くことができました。
いつものように1週間前からみんともさんの画像や動画で自己発電しても放電させないという儀式は執り行いましたが、前日なんてもう常時発電状態で本気でどうにかなりそうでした。

そしてついに予定の日。
待ち合わせ場所に向かう僕はまるで初めて一緒に行ってもらった時のように落ち着かず、運転しながら何度となく呻き声を発していました。

待ち合わせ場所ではやはりみんともさんは先に来て待っていてくれて、本当に久々にみんともさんの姿を見た僕は涙ぐんでしまいました。
そんな汚涙にむせびながらも、ただでさえすでに漏電しまくりだったのでみんともさんの姿を見るともうすぐにでも放電しそうになっていたのが相変わらずそういう面だけは異常なほど…いや、だからこそ超キモオタなのでしょうけど…。

本当に久しぶりだったということもあり、みんともさんもちょっと緊張していた感じがしましたが、ただでさえみんともさん以外の女の子とまともに話したことさえない僕はそれ以上に緊張しており、いつも以上に挙動不審でした。

それでもみんともさんはいつものように優しく穏やかに接してくれて、初めての頃もこんな感じだったなと思い起こされました。





途中で立ち寄ったSA。相変わらず楽しそうにしてくれます…。

目的地に向かうまでこの冬のことを話していたのですが、みんともさん自身はその気になれば一気に手の届かない存在の人になれたはずだったのに「そういう気持ちはまったくないです」と一蹴しようとしたけど、なにしろ本人の意思の届かないところで話が大きくなっていたようで、みんともさんも非常に疲弊していたはずなのに、僕のことばかり気遣って話してくれていました。

みんともさんは幼く見える容姿とは対照的に非常に母性の強い子だということはわかっていますが、自分より半分近くも年下の女の子にこんなに優しくしてもらってなんとも情けない…というこの状態も、これまでと変わりないことで安心もしました。

そして最初に向かったのが…





鉄道好きの間では非常に有名な駅。

アニメやゲームに加えて実は鉄道好きという重い症状を明かし、さすがにこれはどうだろうと思っていた駅探訪。

でも、できればみんともさんと一緒に行ってみたいという想いから、これまで何度かお願いしたところ、みんともさんもけっこう楽しんでくれたということもあり、これまでいくつか一緒に行ってもらったのです。

そしてこの駅は実は前回のお泊まりオフ会の時に「次はここに一緒に行ってほしいです」とお願いしていた駅。

それから何度も予定をたてるものの、ことごとくダメになったのがこの冬。

そして今回、ようやく一緒にお泊まりオフ会に行けそうになり「どこか行きたい場所はありますか?」と聞いたところ、みんともさんが「じゃああの駅に行きましょう」と言ってくれたのでした。

















秘境駅として有名な駅なのですが、実際はすぐ近くに民家があり、国道も走っていますので、この駅に行くことはさほど困難ではありません。

秘境駅と言われるのは非常に山深い場所にあるということもあるのでしょうが、やはりここは駅ですから電車で来るべき場所。
しかし、時刻表を見ればわかりますが、電車で来るのが非常に困難だということが秘境駅と呼ばれる主な理由ではないかと思います。














鉄道好きの間で有名な駅ということで、たくさんの駅ノートがあり、近隣の方でしょうか、筆記用具と共に大切に保管してありました。

どうやって描いたのか美麗なイラストや思い出を綴っている方もあり、それぞれの人がそれぞれの想いでこの駅を訪れたのだなと考えると感慨深いものがありました。

みんともさんもなにか書きたいと駅ノートデビューしていました。














この駅で面白いのはたくさんの駅ノートだけではなく、どなたが置いていくのか、いろんなコメントが書かれた石達です。

1つ1つが会話をしているようなものもあり、なんだかこの駅の駅員さん達のような存在で楽しませてもらいました。








ここに止まる電車は非常に少ないのですが、通貨する列車はそこそこあり、僕達が滞在していた時も列車がやってきました。

中川家の弟さんのモノマネのように「ばぼなく!電車がばいりばす!」という放送のあとやってきたのが【にちりん】。

僕は俄然テンションが上がり、カメラを構えて撮影していたのですが、偶然にもみんともさんのCX-5と787系の2ショットが撮れました。

そしてそのまま駅から去っていく様子を撮影しようと向きを変えたら…








みんともさんが列車に向かって手を振っていましたw

「男の人が振り返してくれましたよ!」と、嬉しそうなみんともさんでした。

この後も駅ノートを読んだりしながら、なんだかんだで1時間半くらい滞在していました。
なんにもない駅なんですが、静かさのせいなのか妙に居心地がよかったんですよね。








この駅から次の目的地までの運転はみんともさんの順番だったのですが、この道がまあ本当にきれいな景色の連続でして…。

カーブを抜けるたびに違う風景を見せてくれる景色に、運転しながら「おー♪」「すごーい♪」と、大喜びのみんともさん。

よく晴れた夏の日は殊更に美しいでしょうし、きれいな川原が続く景色はきっと懐かしい気持ちにさせてくれることでしょう。

正直僕は景色どころではありませんでしたが…。












途中で立ち寄った道の駅…の近くにあった展望台。自分の車を指差すみんともさん。

ダム湖の隣にあった道の駅で、なかなか迫力があり、こういう場所で最近流行りのドローンなんかで上空から撮影するとさぞきれいだろうと思います。










次の目的地はこの場所。ここも僕の要望で一緒に行ってもらいました…。

ここも鉄道好きの間ではけっこう有名な場所で、断崖のような恐ろしささえ感じる絶壁に掘られたトンネルから列車が出てくる様は圧巻なのです…実際に来たのは初めてですが。

ここの景色だけでもなかなかのものがあるのですが、せっかくだから列車が通過する様子を見たい、撮りたい。みんともさんは手を振りたい。










次の列車の通過時間までけっこう時間があったので、少し下流にあった沈下橋で遊んでいました。

そろそろかもですねと鉄橋のほうに戻っていたらトンネルのほうから音が…!

「き、来ましたよ!」と、走り出すみんともさん。
いかにも文系のおとなしそうな女の子といった容姿と雰囲気なのに意外に運動神経の良いみんともさんはヒールにも関わらず早い早い。

「ブヒッ…ブヒッ…ブヒーッ!」と、走っているつもりの僕。
超デブキモオタという見た目どおりでドベドベと動く僕はスニーカーにも関わらずどんどん置いていかれる。

素早く位置につき、列車に向かって手を振る準備を整えるみんともさん。

そのみんともさんと列車を撮ろうと後ろに回りこもうとする僕。








間に合いませんでした。
辛うじてみんともさんの帽子は入りました…。

「振ってくれました!振ってくれました!」と、興奮するみんともさん。
「ブヒッ…ブヒッ…」と、ちょっと走っただけなのに汚汗まみれで息切れしている僕。

それにしても…今回だけのことではありませんが、鉄道にはまったく興味がないのにこうして一緒に行ってくれるだけじゃなく、楽しそうにしてくれて本当にありがたいです…。














次の目的地はみんともさんの希望で訪れた稲荷神社。

そこそこ大きくて名のあるお稲荷さんらしいのですが、この日は参拝されている方は少なかったです。

それぞれ1個ずつ交通安全のお守りを買ったり、千本鳥居をのんびり上ったりしてみました。

この春は桜の開花も早く、気温の高い日も多い春のおかげで、僕はTシャツ姿で歩いてるだけで汚汗が噴出しまくっています…。










そして今回のお宿がこちら…。
オサレというかかわいいというか…みんともさんはともかく僕のような醜男が来るにはあまりにも場違いすぎて、圧倒的違和感との戦いでした…。








けっこう山の中にある宿でしたので、周囲は緑に囲まれてウグイスの声と風が草木を揺らす音しか聞こえない本当に静かな場所でした。

ひどく霞んではいましたが展望もよく、吹きぬける風が超デブの汚汗にまみれた体にはとても気持ちよかったです。












部屋はコテージ形式でした。
部屋の前にもベンチが設置してあり、こんなに静かで緑に囲まれてたら部屋より外にいたいですね、とみんともさん。

僕としてはこんなに静かだと心配なことが多かったのですが、この日の宿泊客は僕達だけのようでしたので安心しました…。

ベンチに座ってしばらくボーッとしていたら野性の鹿が3匹遊びに来て「鹿です!鹿ですよ!」と、大喜びのみんともさん。

写真に撮ろうとカメラを構えたら逃げていきました。












そして食事。

量も多くなくとてもシンプルでしたが、生粋の貧乏舌の僕でもわかるくらい、めちゃくちゃおいしかったです。

「種類を増やしたり趣向を凝らして結果手抜きが増えるよりも、潔く種類を減らしたりシンプルにして手を抜かないほうがいい」

仕事でいわゆる食レポや各地の温泉宿に宿泊することが多いみんともさんも絶賛していました。

テレビでよく見る食レポなんかの「本当においしい時とそうじゃない時」の見分け方を教えてもらい、僕はしきりに「本当においしい時」をしていたそうです。

特にステーキがもう…思い出すだけでも涎が出るほどおいしかったです。

僕があまりにおいしそうに食べるからと、みんともさんが半分分けてくれました…何度も書きますが、自分より半分近くも年下の女の子なのに、僕のほうがずっと年下な感じです…。


食事が終わって、オーナーさんがコーヒーとデザートを持ってきてくれました。

そしてここでもやはりみんともさんの「誰からでも話しかけられやすい」スキルが発動したようで、当たり障りのない会話に始まり、かなり立ち入った話から好きな野球の球団の話まで、他のお客さんがいなかったせいもあるのでしょうが、1時間以上ずっと話しこんでいました。

その間、もちろん僕は挙動不審ぎみに薄ら笑いで眺めているばかりでしたし、恋人同士には絶対に見えないであろう、みんともさんとの関係を聞かれるんじゃないかとヒヤヒヤしていました…。







部屋に戻って、3ヵ月以上も会えなかったうえに、いつもの儀式として1週間前から過充電していた僕がどういう状況だったかは書くまでもありません…。


深夜過ぎから風が強くなりだし、明け方にはパラパラと音が聞こえだし、朝になる頃には外は暴風雨になっていました。


僕が来たのにずっとお天気なわけがありません。
予定ではこの日も行ってみたい場所があったのですが雨だと意味がない場所でしたので、以前この辺りに来た時に立ち寄ったお店でみんともさんがお土産を買いたいとのことで行ってみたら…。








改装中…。

雨も弱まらなかったので、高速をのんびり走りながら帰ることにしました。

さすがにみんともさんは途中で寝てしまったので、起こさないように慎重に運転して最初の待ち合わせ場所へ。

お別れする時はいつものように寂しさがこみ上げてきましたが、今回はそれよりもやっと会えたという喜びと、これまでとまったく変わらないみんともさんの優しさに安堵していました。

何度も何度もお礼を言う僕に、「また行きましょうね♪」と言ってくれるみんともさんの言葉が本当にありがたくて…。

それでも見送ってくれるみんともさんの姿が見えなくなった後はやっぱり涙が溢れてくるんですけどね…。


そういう感じで、この冬は柄にもなくかなり気落ちしてしまい、ずっと沈んだ気分のままでした。
そんな中、こうしてみんともさんと一緒に出かけられたことで、ありもしない希望に気持ちが明るくなりました。

また、今度は何ヶ月もあかないように一緒に出かけられることを…期待しないように過ごしたいと思います。

Posted at 2018/04/17 04:15:31 | コメント(2) | キモオタの二十四節気 | 日記

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