12月になってようやく冬らしくなってきた…と感じています。
超デブの僕にとっては寒いというより過ごしやすい季節になりました。
といっても、もうすぐ年の瀬なんですが…。
ハンドルネームを変えました。
以前のものは某ゲームのキャラからとったものなのですが、どうやらそれは海外の有名なミュージシャンの日本での表記と同じだったらしく、音楽好きなみんともさんからも「お好きなんですか?」と聞かれたことがありました。
そしてそのミュージシャンは普通のファンより熱狂的なファンが多いらしく、実はこれまでもそのミュージシャンが好きなのかというメッセージ等をいただいたことがありました。
その度に申し訳ないな、変えたほうがいいかなと思いつつ、せっかく使ってきたものだし…と考えていたのですが、今回3回目のメッセージをいただきましたので、これ以上その筋のファンの方の誤解を招かないように変更しました。
そんなことはともかく…。
かなり前のことになってしまうのですが、まだ秋が暮れようとしていた頃、みんともさんとドライブお泊まりオフ会に行ってもらいました。
今回は…前回のオフ会の行程の中で、アニメやゲームほどではないものの自分が鉄道好きでもあることもあり、みんともさんと一緒にいくつか駅巡りをしてもらいました。
さすがにこういうのはつまらないかもしれない…こんなのにつき合わせたらいよいよ愛想をつかされるかもしれない…と、いつも以上に不安でしたが、みんともさんはいつもどおりに優しく、楽しそうにしてくれて「電車にはあまり興味は持てませんけど、こういう駅は好きです」と、正直に話してくれました。
それはもう、僕にとって非常に、めちゃくちゃ嬉しいことだったのです。
みんともさんのような若くて可愛い女の子が、僕のような中年の超デブキモオタとアニメやゲームの話をしてくれるだけじゃなく、仲良くしてもらえるうえにこうして一緒にお泊まりオフ会までしてもらえる。
そのうえ、こうして一緒に駅巡りまでしてもらえて、楽しそうにしてくれる…。
容姿から性格から、僕が女の子に対して「こうしてほしい」「こうしたい」と、長年妄想し続けて完全に拗らせた願いをすべて叶えてくれる…。
本当にもう、あまりの惨めさからついにエロゲの世界に入り込んでしまったような感覚なのです。
そういう思いもあり、今回のオフ会の行く先を相談していた時に、以前から1度行ってみたかった駅に一緒に行ってもらえませんかというお願いをしてしまったのです。
ハッキリとした目的地はその駅のみ。
しかも場所が場所だけに、ほぼ移動時間のみに費やすことになり、みんともさんの大好きな温泉宿もない。
それでもみんともさんは「いいですよ~♪」と、快く承諾してくれました。
イケメンやDQN男ではなく、僕のような超キモオタにこそ優しくしてくれる。
本当にもう、僕のような惨めな超キモオタ男のためにエロゲから出てきてくれたとしか思えません…。
そして当日、いつものように待ち合わせ場所に向かい、いつものように待ち合わせ場所で待っていてくれるみんともさんの姿を見ただけで漏電しそうになり、みんともさんのCX-5に乗り換えて出発しました。
高速を下りて、目的の駅までの道が長いこと長いこと…。
それはそれで僕にとっては夢のような時間なのですが。
スマートフォンの電波も完全に圏外になりながらようやく辿り着きました。
難解な駅名と、秘境駅とまではいきませんがそれに近い雰囲気で、鉄道好きの間ではけっこう有名な駅。
周囲の雰囲気や駅舎の造り、昭和の雰囲気が色濃く残る、非常に風情のある駅でした。
駅舎の中にはこの地域の方達が可愛がっているであろう、駅員代わりの2匹のネコの寝床や餌皿があり、とても和ませてくれる雰囲気になっていました。
場所が場所だけに人の少ないひっそりとした駅であろうと予想していましたが、この駅から有名な観光地へ向かうバスが出ているらしく、僕達が訪れた時にもバス待ちのお姉様達が多数いらっしゃいました。
案の定、人懐っこそうなみんともさんが捕まり、僕達がこの駅を見るためだけに来たことを伝えると「そんなに有名な駅なの?!」と、一斉に写真を撮りに散らばっていってましたw
おば…お姉様達を見送り、しばらく駅舎の中にあった駅ノートに目を通していました。
すごいクオリティのイラストなど、それぞれの年代の方が、それぞれの理由でこの駅を訪れ、それぞれの思いを書き綴っていらっしゃり、みんともさんはとても感慨深げに読みふけっていました。
中でも、戦後の引き上げ時にこの駅から故郷へ戻ったという方が、その時以来、数十年ぶりにこの駅を訪れたという書き込みには、超キモオタの僕にもなにかこみ上げてくるものがありました。
以前から行ってみたかった駅にみんともさんと一緒に行って、その駅で写真をたくさん撮らせてほしい…。
最初はそんな不埒な動機でしたが、思いがけず味わい深い時間を過ごすことができ、みんともさんも来てよかったですと言ってくれました。
近くになにか面白そうな場所はないかと探して来てみたのがここ。
周囲をたくさんの風車に囲まれた山の中にある喫茶店でした。
お店の窓からも風車が見える中、みんともさんはオムライス、僕はカレーを食べました。
これがオシャレなカフェだったら僕のような超デブキモオタなんか違和感ありまくりで非常に居心地が悪かったと思いますが、オシャレというより小ぎれいな静かなお店でしたので、のんびりと過ごすことができました。
そしてお店を出て車に向かっていると、みんともさんに話しかけてきた男が…。
みんともさんと一緒に出かけた先で改造車集団のDQN男やチャラい感じの男がナンパ紛いにみんともさんに話しかけてくることが時々あり、その度に僕は「あっちに行ってしまうのではないか…」と不安になるのですが、みんともさんは無難にあしらってくれるのでホッとするのですが、それはそれでDQN男から逆恨みされそうな不安に駆られて足早に立ち去るようにしているのですが、この時の男性は年配の紳士的な男性でしたので、みんともさんも足を止めて楽しそうに立ち話を始めました。
話を聞いていると、この男性は風車の研究者らしく、この日はこの辺りの電力施設の調査に来ていたようでした。
そのことがわかると俄然食いつくみんともさん。どうやら以前から風車に興味があったようで、あれこれと質問していました。
やっぱり…みんともさんの職業柄ということもあるのでしょうが、感性の豊かさに加えて基本的に頭がいいんでしょうね…横でニヤニヤしながら話を聞いているだけの僕と違って、質問に対しての回答を踏まえたうえでの質問へと、どんどん話が膨らんでいっていました。
「こんな若い女性からこんなに熱心に質問をされたのは始めてだよ!」と、研究者の方もみんともさんのことを気に入ったようで、お店の先にある風車ポイントをいくつか教えてもらいました。
すぐ真下まで寄れる場所もあり、さすがにその巨大さに圧倒されました。
みんともさんは蟻から見ると人間がこれくらいでしょうかと言っていて、コンバトラーVなどのスーパーロボットはこれくらいだろうか…と考えていた僕が恥ずかしくなりました…。
この日の宿は場所が場所だけに宿泊施設が非常に少なく古いホテルになってしまいましたが、宿泊客も少なく広い部屋にクラスアップしてもらえました。
夕食は途中で買ってきたコンビニのお弁当で、周囲になにもないおかげで部屋に滞在するしかないのですが、僕としてはそのほうがいいので…。
翌日は帰るだけの予定だったのですが、途中で見つけた公園に寄り道。
やたら大きいクスの木があり、1本で1つの森を構成しているようでした。
その後、いつものように僕のせいでほとんど寝させてあげることができなかったみんともさんが助手席で眠るのを起こさないように待ち合わせ場所に戻り、みんともさんに見送られてまた泣きそうになりながら帰ってきました。
というわけで…
かなり時間が経ってしまった出来事で、実はつい先日もみんともさんと2泊のお泊まりオフ会に行ってもらってきました。
後日その事も書きますが…やはり…みんともさんに対する僕の想いは慣れたり倦怠するどころかますます強くなるばかりです…。
どう考えても、この先、こんな、エロゲから出てきたような女の子なんて絶対に現れないでしょうし…。
そんなことではダメだと自覚も覚悟もしてはいるのですが、難しいですね。
という、クリスマス間近の超キモオタでしたw